「そうなんじゃな、」
またまた、奇跡的に冬の陽だまりの日があった。
最近は、天使やサンタクロースさえ、うろちょろしているんじゃないか。
こんな話は、誰にも言えまい。
クライドさん、クライドさん、クライドさん。。。夢うつつ。。。薬が効いてきた。。。
天使はココにいるよ。
いつも、僕は、あなたのソバで微笑むさ。
誰じゃ。。。。
誰じゃ。。
クライド・フォレスターさんは、目を覚まし、、、誰かの気配を感じたけれど、
キャピキャピした華やかなお菓子みたいな少女達の
お見舞いも、
白い小さなひかるちゃんも、病室を後にして。一人になって、
グッスリひと寝入りしたはず。。。
僕だよ。。。
ヒカル
行方不明になったヒカルが、幽霊になったのか?イヤイヤいや。。。違う。
ヒカルが、行方不明になったのは、ハタチぐらい。。。この気配は、少年じゃ。
Angels are always here.
天使はいつも、ここにいるよ。
あなたに。僕は見える??僕は、、、
あなたが僕に会えると信じてるから。
だって、
いままでは。
あなたに見えないだけで、
僕は、いつも
どんなときもあなたのそばにいるんだから。
賛美歌の様な音楽が聞こえてきて。。。
唄う様な少年の声が聞こえて。。
しかし、そこは、静寂のみ。
哀しくなるほどのひとりきり。。。
サンタクロースなんて、いいかげんにしろ、親の細工だ、私はあんなものは、くだらない子ども騙しだと思っとる、
クライド、お前は、チャラチャラと、クリスマスなんかに産まれおって。。。
年末年始の忙しい時に産まれやがって。
父親、ジェイ・フォレスターに、サンタクロースの正体をばらされ、否定され。、
クライドさんが、あっ、
雪
窓の外を見ると、白い小さな物が、
しかし、それは、雪ではなかった。
白い小さな羽根が、ゆっくりゆっくり天から舞い降りてきた。
クライドさんは、寒空、窓を開けた。
クライドさんの手のひらに、白い小さな羽根が、
Angels are always here.
にっこり微笑む様に舞い降りました。
2019年03月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8657989
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック