コンコン。。。。
「はい、」
返事がしたので、笑〜と茶目コは、
虹のかけらが消えていきました病室のドアを開けました。
「あっ」
「白シュナ坊」
笑〜と茶目コは、病室のベッドにいるクライド・フォレスターさんと、病室にいる、
白いシュナ坊そっくりなパジャマ姿のミニチュアシュナウザーの男の子と、
お母さんらしきミニチュアシュナウザーの若い女性を見かけました。
虹のかけらのトナカイとソリに乗った虹のかけらのサンタクロースが、キラキラピカピカに輝くと、白いシュナ坊そっくりの男の子が、それを受け止めました。
「あ、あの、突然失礼します。。。うちの神楽小学校の生徒の作品の、虹のかけらのソリとトナカイとサンタクロースが、、、突然、このお部屋に入って行きましたので、」笑〜が言いました。
「あ、あら、あらまぁ、あなたは、福の神の笑〜さんと、えっ、あの、あの人気女優さんの茶目コさん、ですかっ、」
若いミニチュアシュナウザーの女性は言いました。
笑〜も、マスコミには超若い小学生の美少女オーナーとして顔が知れています。
「こんにちは、茶目コです、それ、私達の学校の生徒の作品です。実は、こないだも、私達の友達の、このミニチュアシュナウザー君そっくりなコアラ色のミニチュアシュナウザーの友達の、サンタクロースの惑星のかけらが、逃亡したんです。」
「えーえー、え、僕は、そのキラキラピカピカした、サンタクロース持ってるよ。金色のでしょう。クライド・フォレスターさんに貰ったんだ、」白いシュナ坊は、言いました。
「突然、わしに飛び込んできたから、この子にあげたんじゃ。盗んだわけじゃない、あの、サンタクロースが、勝手にわしのとこに来たんじゃ。」クライド・フォレスターさんは、言いました。
「果物の御礼に、この子、ひかるとクライド・フォレスターさんに御礼にとお見舞いに顔を出したんですが、、、その、金色のこないだの。サンタクロースも、その、コアラ色のミニチュアシュナウザー君のでしょうか、お返しした方が良いでしょうか、、、」
若いミニチュアシュナウザー女性は、恐縮して言います。
「いいえ、多分、惑星のかけらも、虹のかけらも、然るべき人の元へ還ったんです、シュナ坊には、私が説明します。」
笑〜が言いますと、
ひかるの持っていた虹のかけらが、キラキラピカピカに輝き、
「サンタクロースが、サンタクロースを彫るから、サンタクロースの役目をするんだよ。私は、サンタクロース。彫った人は、サンタクロース。。。だから、誰かを幸せにするんだ。。。」虹のかけらのサンタクロースが、
輝き言いました。
夢を見ているようでした。
虹のかけらも。惑星のかけらも、ヒゲがモコモコした、
どうやら。シュナ坊が、サンタクロースに間違えられたようでした。
シュナ坊は、多分他の形を彫ればよかったのでしょうね。。。
サンタクロースが、サンタクロースを彫るから、
他の人を幸せにするんだと、旅立ったのです。
そうだったの。。。
笑〜は、病院に入院している子供達にも、クリスマスパレードのプレゼントを贈ることにしました。
「シュナ坊そっくりね。。。」、
入院患者のひかるちゃんは、白いだけで年恰好も。まるで、シュナ坊そっくりです。シュナ坊は、ねずみ色と言われると真っ赤になって怒りだすので、
茶目コは、コアラ色のミニチュアシュナウザーと説明しました。
「サンタクロースが、サンタクロースになる、か。。。昨日ヴィーナスンチに、泊まってシュナ坊が、サンタクロースの虹のかけらを製作していたみたいだけど。。。サンタクロースを彫るからぴょんと、他の人んとこに行ってしまったのね、サンタクロースが、サンタクロースを彫る、って。ロマンチックだけど、、、」笑〜が言います。
「どうしよう、困ってるかなぁ、かわいそうに、その子」ひかるちゃんが言います。
「大丈夫、大丈夫。僕は君の元にいるし、君のもの。事情を知ったらシュナ坊は、サンタクロースになったと喜ぶさっ。
彼は、甘えん坊だけど、優しくて人がいいし、君も、シュナ坊へ、御礼に、彼の友達になるといいよ。」
虹のかけらは、キラキラピカピカに輝くと言いました。
「さぁ、金色のサンタクロースに、短冊を結んで、わたしが、もみの木の王様に結んで来てあげるからね。」
虹のかけらは、ひかるちゃんに、
金色のサンタクロースの惑星のかけらに、願いを込めて、と言いました。
ひかるちゃんは、ごめんね、僕に虹のかけらも惑星のかけらもくれた子、と、心の中で手を合わせると、
「サンタクロースに逢えますように、」と、短冊に書きましたので、
金色の惑星のかけらのサンタクロースに短冊を結ぶと、
虹のかけらは、ソレッ、と言って、二人乗りソリに、後ろに金色の惑星のかけらのサンタクロースを乗せ、トナカイとソリとともに、病室から出ていきました。
さて、神楽小学校では、シュナ坊が、ウワンウワン泣いています。
惑星のかけら虹のかけらに、嫌われたんじゃないか。。。。
もう、二度目ですから、担任の先生も、友達も救いようがありません。
すると、高学年の生徒がやってきて、
「大変、大変、大変。。。さっき、王様のもみの木に、惑星のかけらを縛りにみんなで、行ったら、こないだ、逃げた金色の惑星のかけらのサンタクロースが、あったので、お知らせに来ました、」
「えー、金色の惑星のかけらが、勝手に王様のもみの木に、、、」担任のセブン先生がびっくりすると、
「サンタクロースに逢えますように、ひかるって、願い事が書いた短冊に吊るされていたんですよっ。」
2019年03月21日
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