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プロフィール

2019年03月07日

さよならクリスマスキャロル。26。クライド・フォレスターさんの決意。。。

ゾクッ。。。。
実の
父親が、私の車を盗み、、事故にあい死んだ。
あの日のこと。。。それから。。。

ビアンカ院長先生は、想いを張り巡らせました。

そのショッキングな事件も、
お前が悪いんじゃない、お前は、被害者なんだよ。周りは
みんな、私のことをそう言って慰めてくれた。

「どう考えても、君は被害者だよ、気にする事ないさ!!それにしてもかわいそうに、ずーと悩んでたなんて。」医師の先輩たちも、しきりに気遣ってくれた。

マスコミも、、、私が敵対していた悪徳宗教団体は、世間を騒がせ、たくさんの被害者が出ていて、現実。

真実を伝えようと、張り込みをした
記者と、悪徳宗教団体の信者の反対家族が、2人殺害されたり、

私も、電車のホームから突き落とされそうになったり。。。

当時、同僚や先輩たちが、飲み好き、

製薬会社の担当の方も飲み好き。

わたしも、お酒はイケる口だったので、

新車の待ちを兼ねて、

電車通勤、飲んだらタクシーの形態の時期があった。。。


新車を買ったら、子ども達も乗せて欲しいとせがまれて、少しお酒を控えようかと

考えていたけれど。。。

まだまだ、接待が続く。。。

結果、それが命拾いした

街角の謎の老婆の

死神みたいなマントの。。。あれは、死神どころか、救いの神。。

だけど、私ではなく、父親が亡くなり、やはり、死神とも言える。。。

私は表彰されたりして、マスコミにも、新聞にも載り、、注目されていたので、それで、実の父親と母親に見つかり、金ヅルにされたりしたが。

マスコミに注目されていたため、亡くなった父親の悪事、脅迫、母親の悪事も記者が調べられ、ますます私は同情されることになったし、

悪徳宗教団体からの被害者救済活動も、マスコミで取り上げられ、私は英雄になった。。。

以来。。。相変わらず、占いや宗教団体は信じないものの、運命を信じる様になった。


幼い頃、小学校にあがるかあがらないかの頃に、優しい養父母に巡り会え、

たまたま、養父母の亡くした子供と自分が、同じ年で。。。男の子で、

養母はもう子供ができなかったし。。。

養父は、自動車整備士で、経理や事務を養母がおこなう商店で、

きっと、養父母は、自分に店を継いでほしかったのかもしれないけれど、

養父母の感謝の為にも勉強をがんばり、

医者になりたいならと、快く。ドクターになる事を心から応援してくれて。

結婚したら、妻の希望もあって、養父母と同居してくれたし。。。私の娘や息子も。可愛がってくれて。。。

私は、後天的な人間関係は恵まれすぎてバチが当たるほど恵まれてきた。。。

養父母にも、妻にも、教授、先輩たち、同僚たち。。。
子どもにも、男女2人も恵まれて、

娘は女医、息子は養父母の自動車整備士を継いでくれて。
2人ともに、
素直な子に育ち。

わたしにも、ライバル視をする輩や、
確かに、妬み足を引っ張る輩がいたけれど、、、それは、どこでも少なからずいるだろう。。

だけど。。。

あらゆることが、後になって、トラブルも含め、必要な出来事だったのか、

今思えば、偶然は、必然に。。

神のいたずらは、女神の微笑みに。。。


ビアンカ院長先生は、、相変わらず、偏屈なクライドさんの病室で、

独りでに話していた。

クライド・フォレスターさんは、「静かにしてくれ。入院する。入院すればいいんだろ、ヤブ。
誰ともあいたくない、個室にしろ、金はある。陰気臭い病人と同室にされたんじゃたまらんし。


やっと。クライド・フォレスターさんは、入院してくれる気になった。。。

ビアンカ院長先生は、実はもう少し話しを聞いて欲しいが、だけど、まず、

クライド・フォレスターさんを助けられることができるかもしれない事に希望が湧きました。

なんだか、この人には、精一杯な事をしてあげたいと思ったからです。

確かに、クライド・フォレスターさんは、

フォレスター一族、クライドさんの父親や兄を見捨てて自殺に追いやったかもしれませんが、、、

だけど、肉親だからと言って、肉親に苦しめられたり、殺したい感情になる事を、ビアンカ院長先生は、身に染みてわかっていました。


その実なまなましい死線と人生ドラマにぶつかる病院で、暴走族の子どもが瀕死になり、親を呼ぶ時に、親が呼んでも呼んでも来なかったりや、

早く殺してください!と、いう親すらいましたし、

遺産相続問題で、殴り合う兄弟で、警察を呼んだことも何回かありました。


だから、死ぬほど、嫌な目に遭わされたであろう、クライド・フォレスターさんが、

一方的に悪者とは思えない。奥深な因業を、ビアンカ院長先生は、感じずにはいられませんでした。






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