アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール

2019年02月24日

クリスマス。8。遠い記憶の日々の彼方に。。。

「もー、あんまり遠くまで行っちゃダメだぞー。リョウ。」

サン太を追いかけ、隣町まで行っちゃって、
三木龍馬は、祖父の龍之介に叱られてしまいました。

祖父のやっている
ブリーダーさんの、
お気に入りの、白いミニチュアシュナウザーの男の子に、サン太という名前を付けて、

遊んでいたら、
サン太がはしゃいで、追いかけていき、
二人は知らないあいだに、
隣町まで来てしまい。
ある、お金持ちの男の子と友達になり、

帰れなくなってしまったら、そこの、家の運転手さんが、
龍馬に、
だいたいの家の住所や、目立つ印になる建物やお店やさん
を聞いて、親切に近所まで送ってくれたのです。

御礼を申し上げますと、龍之介は、龍馬に、送ってくれた家を聞いたのだが、

ただ、お金持ちのおウチだった、としか、
名前を聞いてないので、

残念ながら、隣町のお金持ち、としか

わからなかったのです。

せっかく、お友達になれたのにね。。。


あまりに、楽しくって、時間がたつのを忘れて、

あの子に、名前を聞くのをわすれちゃったー。
でも、また、あの子に、会えるといいね、龍馬は、喜んでシッポをふるサン太に言いました。



クライド・フォレスター氏、少年時代、

クライド・フォレスター氏は、
フォレスター家の次男です、
長男、兄のオリバーとは、ひとまわりぐらい年齢が違っていましたが、弟のヒカルは年子でした。

クライド氏が、四歳
ヒカルは年子で、3歳ぐらい。。。

海外にばかりいるクライド氏と、厳しいエリート学校の寮にいる、兄のオリバーとは、距離があり、家政婦さん、お手伝いさん、
教育係などなど。。。

まだまだ、教育係は、他のフォレスター家の、奉公人や、従業員よりは、厳しいとは言っても

主人の子どもに対して、なので、知れていました。

だいたい、クライド・フォレスター氏の父親は、自分が厳しいので、

お金があるし、自分を棚にあげて、
人が良さそうな、
穏やかで親切で、安く使える従業員をケチなので、選り好みしていました。

昔だったので、
その頃は、
人手不足より、就職氷河期でしたし、今の時代より。人も、忍耐強くあったようです。

クライド氏は、次男ですので、
長男のオリバーのスペアみたいな感覚に親は考えていました。5歳から、

クライドにも、帝王学を学ばせる。
商売が大規模だし。。。
あの子はきっと。オリバーより、聡明だろう。

そんなことは、まだまだ5歳にもならない。小さな、親と距離を置いているクライドには知る由もなかったのです。

昔の時代で、もともと子どもの頃から、ほとんど親も家にはいないし。それが、クライドには
あたりまえでしたし、

よけいな情報が入らないように、テレビを父親が見せませんでしたから、

親子の団欒、なんてものは、クライド氏には、
ろくに、テレビも見せてもらえず、近所に友達もいないし。
そんなものが、あるとは夢にすら思いませんでした。

ただ、年子の弟のヒカルは絵が上手で、

絵ばかり描いていました。クライドは、絵心ないのですが、年が近く、この頃は、ほとんど一緒でしたので、

クライドは、ヒカルと仲が良く。

たまたま、ヒカルが昼寝をしていたあいだに、クライドが、

知らない男の子と友達になって、サンタクロースみたいな犬と一緒に遊んだ

と、クライドが言うので、ヒカルは、

えー、

クリスマス近いから、夢でも見たんじゃないの、犬のサンタクロース?

サンタクロースは、トナカイを飼ってるんだよー、と、笑いました。

ほんとにほんとに、サンタクロースみたいな顔した小さな犬がいた、と、幼いクライドは、いいました。





この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8585579
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック