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2019年02月22日

クリスマス。3。喫茶店、南風でのおしゃべりを。

IMG_3709.JPG「ジャドーウ」

ヴィーナスは、これから寒くなる下り坂な気候に逆らってアイスコーヒーをのんきにオーダーするミージイさんに言いました。

ヴィーナスは、珈琲は、香りから楽しむのがポリシー。暑い日にアイスコーヒーを飲む事はありましたが、暑い日にも、
エアコンをつけ、キンキンに冷えたお部屋で、ホッとな珈琲を嗜んだりもします。


珈琲サイフォンを買ったので、学校の帰りしな南風で、コーヒー豆を買う事はありましたが、

やっぱり、マスターのグーの入れるプロフェッショナルの珈琲には、とうていかないません。
南風の、お店のソソられる珈琲の香りも楽しみにやってきました。
もちろん、ヴィーナスは、ジュースも飲みます。

ヴィーナスは、ヒョイっと横から、シュナ坊のチョコパフェのバナナを食べてしまいました。


「ワッ、、、それ。僕のじゃん
いっくらヴィーナスがおごってくれても、おごってもらったものは僕のものだし、ついてきたらおごるからって、僕、ヴィーナスについてきたし。」

「シュナボーハ、コナイダ、ケーキノイチゴヲヌスンダカラダ
シュナ坊が、仕事で笑〜と打ち合わせに来たヴィーナスに出すケーキの苺を勝手に食べたからです。

福の神の家は、
冷蔵庫に、福の神タチバナのスイーツのお店のケーキが入っている事があり、

Free!の誰でも食べてよしのスペースにあるものは、食べても大丈夫ですが、

個人用。お客様用スペースにあるケーキを

シュナ坊が、見つけて、食べると怒られるので、苺や、チョコレートの飾りを盗んで食べてしまいました。

しめしめ。。。笑〜達は、わざわざ、ケーキの飾り付けまで、多分覚えてないぞー、

と、思いましたが、

来客が、ヴィーナスだったので、たまたま、ヴィーナスは、タチバナから、新作のケーキのデコレーションを、

相談されていて、

アレコレ、話していて。

ショップのただいま売り出し中のケーキなども、さすがデザイナー、見たらだいたい忘れません。記憶抜群

笑〜が出してくれたケーキを見て

「ア、、、アレー?
コレ、タチバナチャンノオミセデ。。。イチゴガアッタシ。チョコレートノカザリ、コッチノハ、アッタシ。。

「えっ?。。。。そ、そうなの??さ、さては、ボウズっ。」


笑〜は、シュナ坊を見つけ、耳を引っ張りました。

「エーン
ヴィーナスの馬鹿っ。わざわざ、言いつけるなんて、ヒキョーもん、裏切りモン

「ボウズっ、あんたは、冷蔵庫のタベルナを、わざわざ食べるし。赤福はお餅だけ抜いて、あんこだけにして知らん顔するし、」
おこリンボ
笑〜が、

プンスカしていました。

「お客様って、ヴィーナスじゃん、ヴィーナスなんか、お客様のうちに入らないじゃん
「メッ
公私混合しないのっ、ただいま、ヴィーナスは、お客様なの
ぎゅっと、笑〜は、シュナ坊のおしりをつねりました。

なんて。。。ことが、最近ありまして。

その。。。報復。


シュナ坊は、ヴィーナスのアーモンドやカシューナッツを、勝手に食べ始めました。

南風では、マスターが、名古屋生まれの名古屋育ちにて、名古屋の、喫茶店文化。

モーニング、ランチ、アフタヌーン。

午後2時半頃、ランチが終わると、ドリンクに、ピーナッツやナッツ類と、卵と、

後は、その日によって、小さなパンケーキや、小さなサンドイッチや、デザートなどなど、、マスターの気まぐれで出されておりました。

よそから来たお客様は、「ドリンクしか、頼んでませんよー、」なんて、人もおりますが。

結局、シュナ坊が、ヴィーナスの、ピーナッツを食べ始めたり、ヴィーナスが、

マスター、スプーンカシテヨ!と、勝手にスプーンを借りに来て、

シュナ坊のチョコパフェを半分ぐらいは、食べにかかりました。


シュナ坊も、ヴィーナスも、喫茶店に行くと、いつも、各自オーダーしても、どっちもどっち。。。
最後には、
お互いのを食べあうので、
どちらが、どっちをオーダーしたかどうでもよくなる状況でした。

ただ、シュナ坊は、コーヒー牛乳しか、コーヒーは飲めませんが、

「パピルスもなー、パピーちゃんと、呼んでいた子供時代が懐かしいな〜」

きゃっきゃっと、はしゃぐ。
シュナ坊と、ヴィーナスをながめて、
ミージイさんは、ため息をつきました。

白いミニチュアシュナウザーの
パピルスは、優秀なので、小学校を出ると
飛び級して。福の神の科学研究所に行ってしまったのです。

非常に。
喜ばしいことではありますが、

ミージイさんは、奥様をすでに亡くして、子どももいないので、

家ではひとりぼっち。

昼間は、定年後の生活。小学校の用務員さんのアルバイトで、大好きな子供達に囲まれてしあわせですが、

パピルスは、寮生活で、たまにしか帰ってこれないし。
パピルスが、ミージイさんに、
お金を仕送りしてくるので、ミージイさんは、パピルスのお金を使わずに貯金していました。

「パピルスにいちゃん元気」シュナ坊が、ミージイさんにきくので、

ミージイさんは、

「んー、最近帰ってこんよ。どーも、研究が忙しゅうて。
ウチの自慢のパピルスじゃがのー、三木んどこに、賢そうなこを、って。頼んだのが。。。間違いじゃったかのう。

ミージイさんは、幼なじみの、シュナ坊の元飼い主さんの、三木氏に、子どもがいないので、ミニチュアシュナウザーの男の子が欲しい、白くて賢そうなこが好み、と相談して、

パピルスが、やってきたのですが、

パピルスは、可愛いけど、賢くて優秀な自立心が高い犬の為、親孝行でしたが、

手がかからない寂しさもありました。

「バカな子ほど可愛いっていうけど、パピルスも、もっとアホだったらのう。

ミージイさんが、いうので、

「ジマンニシカキコエマセンガナー、」ヴィーナスが。あっけにとられます。

シュナ坊の元飼い主の。三木氏、三木のおジイは、シュナ坊が生まれる頃まで、代々、三木センチュリオンの、ミニチュアシュナウザーのブリーダーさんをしていました。

今はもう、休会しています。

三木のおジイの幼なじみや、友達は、家に遊びにきたりで、その影響で、

ミニチュアシュナウザーと暮らす人がたくさんいました。ミージイさんも、その一人です。

三木氏やミージイさんと、幼なじみな、お寺の住職の水谷和尚も、メグちゃんという、高学年児童のミニチュアシュナウザーの女の子がいましたので、シュナ坊は、

「アホなら、水谷和尚のメグちゃんと、パピルスを替えてもらえばいいじゃん。メグちゃん、そー、賢くみえないし、」と、シュナ坊がいうので、

マスターのグーが、

「わー、水谷和尚と、メグちゃんに言ってやろーっと。」。

「やめてよー、メグちゃん、怖いもん。メグちゃんに、馬の話しをしただけで、ちょっと顔が長めだから、怒ってくるし。」

「オコルワソンナモンアホハ、シュナボーダ

ヴィーナスが、さらにまたまた。呆れました。




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