「不思議なことに、あまり人と会いたくない、ってもともと大人しくて、人見知りするララオちゃんだけど、トウサンオウさんから、お見舞いのお話しをいただいたら、
ララオちゃんが、ぜひ、会いたいって言ったの。」
ラブがにっこりしました、ララ尾くんは、入院してから、ずーっと知ってる人すら、友達も、いまは、ちょっと会えない、ごめんね、ってラブ姉ちゃん言って。
と、元気をなくしていたのですが、テレビの公開捜査の、苺ちゃんと、苺ちゃん発見の、Xさんから、お見舞いしたいと電話があった、トウサンオウさんのお話しをすると、
急に、ララ尾くんは、パッと顔を輝かせ、会ってみたい!!!と、言ったので、
あの、人見知りの、ララ尾くんが、
と、ラブがびっくりしましたが、少しでも、ララオちゃんの元気になりますように、と、言うことで、お見舞いを了承したのです。
「こんにちは、はじめまして。早く妹さんが見つかりますように、と孤児院の子ども達も、シスター先生もみんな、お祈りしてます。わたしは、教会の雑用のトウサンオウと申します、ララオちゃんも、早く元気になりますように。」トウサンオウが、いうと、苺ちゃんも、
「ハイ、これあげる、早く良くなって。妹ちゃん、見つかりますようにー。」苺ちゃんが、3つの四葉のクローバーと、積んできた優しいパステルカラーのお花をララオちゃんに、渡しました。
「わぁー、可愛い。ありがとう。僕、ララ尾。ふしぎ。急にどーしたんだろ。誰かに全然、会いたくなかったのに。会ったことない人達に急に会いたくなるなんて。。。」
付き添いのラブも、
「可愛いねー、苺ちゃんは。あたしも、妹が、芸能関係のお仕事もしてるし、テレビでも見てたよー、ララオちゃんも、おかげさまで、人に会いたくなかったのに、会いたくなって。それだけでも、感謝だわー。」
その時、ポテッと
グリが、ブルーのサプライズストロベリーを床に落としてしまいます。
「あー、いけねーっ。とっと、っとー。」グリがブルーサプライズストロベリーをさっと拾うと、
「なーに。それ?」ララオちゃんが、興味シンシンです。
「あー、これは、いい人が食べるとすーごく、甘〜い苺だよ。わたしが、金星で作ったの。地球では、効果はわからないけども、宇宙で食べると、良い、素敵な元どおりが、起きるのねー。」グリがいいます。
「僕、元どおり、はやくよくなりたいし、妹のちいちゃん、はやく戻ってきて欲しい。」
一目見て、ララオちゃんは、その青い苺に惹きつけられてしまいました。
ララオちゃんに珍しく、ものをねだるので、ラブがたしなめ、「それは、グリちゃんのよ。ララオちゃん、四葉のクローバーも、お花も、もらったでしょう。」
「あっ。。。いちおー、これは、この世にひとつしかないものなんだけど、作ろうと思えば、また作れるよ。。。」グリがいいます。
「実は、わたしが黄色いのと一緒に拾って、黄色いサプライズストロベリーは、あまりにお腹が減って、食べてしまいまして。黄色いサプライズストロベリーは、自分の思ってる、幸せ。望む幸せが、起きるの、で、僕は、おかげさま、命拾いしたのですよ。もう、それだけで、グリちゃんさまさま。。。」トウサンオウが、ハンカチで涙をぬぐいました。
「へー、グリちゃんって、そうゆうの、作るの?」興味シンシンに、ラブがいいます。
「わたしは、趣味はエンタテイメントです。いろいろ祝福のサプライズイベントグッズを作るのが大好きです。」と、いろいろなイベントに華を添えるサプライズグッズをあれこれや、話し、サプライズクラッカーのお話しもしました。
「えー、そうなんだー、きゃー。おっもしろい。わたしと契約しない?わたしは、恋愛結婚の福の神だから、
結婚式や、プロポーズを盛り上げれるわー。」
るんるん
結婚式は、いちだんと、エキサイティングに、ワクワクしないと!ね、ね、ねー、コラボしよー、ラブは、すっかりおもしろい事をプロデュースするグリが。大変気になりました。
「そうだ、その、ブルーサプライズストロベリーは、グリちゃん、あなたは、手ぶらでなんだ、というならララオちゃんのお見舞いにあげたら、どうです?」トウサンオウがいいます。
とりあえず、グリは、落としたので、失礼、と、ブルーサプライズストロベリーを、洗面所を借りて、洗いながら、
「えっ。この、ブルーサプライズストロベリーを??」
確かに、最初は、トウサンオウにあげよう、トウサンオウを元のファミリーさんに戻してあげよう!
と、考えましたが、トウサンオウさんは、それなら、苺ちゃんにあげようよ、だし。
かと言って、苺ちゃんが、元のファミリーに戻るのが、必ずしも、良い事とは、限りません。
逆に。傷つく場合もあります。
虐待されていた、捨てられた、親御さまが、お亡くなりになった、などなど。
これだけ、テレビ公開捜査、まであけっぴろげなオープンにしても、苺ちゃんの親御さまからの、連絡は、全くなしのつぶてですから。
「僕、、、青大好きだし、欲しいな。」
いつも。ララオちゃんは、自分のことより。妹のちいちゃんのことばかり。
そのララオちゃんは、初対面のグリに、ものをねだるとは!
2019年02月15日
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