あの日の記憶は、
長い間封印してきました。。。あまりにも多忙にすり切れて忘れていたかもしれません。
「つい最近は、、、サン太の夢を見たって言ってたけど。。。」三木龍馬氏は、
ミニチュアシュナウザー達が学校に行くと、奥様のローズ夫人がお茶を入れました。
今日は、お茶を入れ、ってより。抹茶をローズ夫人が立てました。
お茶は、日によりけり。コーヒーの時もあれば、ハーブティーの時もあるし漢方のお茶の時もあります。
だいたいは、三木龍馬氏が、今日の気分で
飲みたいものを、奥様のローズさんにリクエストします。
そして。。。時により。どくだみ茶だったりして。
どくだみ茶は、シュナ坊の赤ちゃんの時にシュナ坊が、クスリのお茶
と言って独特の味に嫌がっていました。
もちろん、シュナ坊には、
無理やり飲ませませんが、
冷蔵庫の
お茶と間違えて。。。
プギャー
オクス、オクス。
シュナ坊が泣く。
そんなこんな、何回も、あったかなぁ。
「どんな夢を見たのー?夢を見ても、おぼえてない事の方が多いかなぁ」
「あんまり、ボンヤリしておぼえてないけど、でも、ああ、、、命日だな、って。クリスマス近くになると。。。」
12月。クリスマス近くに、白いミニチュアシュナウザーの仔犬。サン太学校亡くなりました。
サン太は、お嫁さんを迎えたり、これから、三木センチュリオンで、暮らすつもりでした。
ある日。。。サン太が、突然三木家を飛び出したのです。
幼い
龍馬氏は、それがショックでした。
さらに、もっとショックな事が、
3日後、サン太は亡くなりました。
突然、見つかったと思ったら亡骸で。
冷たくなって帰ってきたのです。
それから、、、三木龍馬氏のおじいさん、三木センチュリオンの初代の龍之介は、白いミニチュアシュナウザーと暮らす事がなく、
龍馬氏の父親も、白いミニチュアシュナウザーと暮らす事がなく。。。
龍馬氏は、サン太の供養の為にも、また、
くよくよしていたら、いけない。
サン太に負けず劣らず可愛い白い子を暖かなファミリーに提供するお手伝いをしよう!
三木センチュリオンに白いミニチュアシュナウザーを迎えました。
神楽町小学校の用務員さんのミージイサンが、
三木センチュリオン出身のパピルス君と暮らしています。
来ては去る人も。。。
喜びも、哀しみも。
出会い、別れ。。
寄せてはかえす波のように。。。
繰り返し繰り返し。。。
「幼少時代ってさ、特に深い印象があった思い出だけ、点々と、なんとなーく、っておぼえてるぐらいなもんじゃろ。。。」
「まぁ、そうと言えば、そうですよね。。。オリョウさんは、いろいろ、、あるの?」
「サンタ、、、あの子が、行方不明になる前に。。。一緒に散歩してる時に、
確か、隣の町の大きな家に、サンタが迷い込んでしまって。。。それで、そこの男の子が、
迷路みたいな大きな庭の。。。そこの、わしと同じぐらいの、外国人の男の子が、サンタ、を捕まえてくれて。。。」
「あら、外国人、わたしもフランス人だけど、日本の生活が長くて。。もうほとんど日本人だけど、、、コミニケーション通じたの。。。?」ローズ夫人は、フランス人ですが、お父さんが、領事館の日本大使で、
物心ついた時にはすでに、日本暮らしでした。
「ああ、その子も、外国人だけど、日本生まれの日本育ち、ってみたいな事を言っていて、だから、ベラベラベラベラベラベラ外国人の男の子が日本語を喋るからボーゼんとしていて、笑われた
って記憶あるなぁと。
まさか、まさか。。、どうしよう言葉が通じないっ
と、外国人の男の子を見たら思ったんだけど。。。その子、すぐに日本語で、ベラベラと。。。だから、びっくりしたこと、おぼえてる。」
「私も、日本語を話すと、えっ、て、顔をされる事があるわね〜。」
ローズ夫人が、ほがらかに笑う。
雪のウサギをイメージした和菓子をローズ夫人が出しました。
海外ながら、和菓子も置いてあり、小物の様な美しい和菓子を、、というお店を見つけたのでした、
「や、やー、食べるのがもったいないねぇ
、。。」と、言いながら、三木龍馬氏は、
甘党ですので、和菓子をいただいています。
「食べなきゃ、もっともったいないわ。。。」クスクスローズ夫人が笑います。
「それで。笑〜ちゃんが言ってた、クライドさんって、あの大富豪のね、」
「お病気だそうね、お気の毒だわ。」
「クライド・フォレスターさんって、今も音鳴り町だけど、昔も、フォレスター家って、音鳴り町じゃよな。
音鳴り町で、お金持ちで、外国人で、わしと同じぐらいの年齢って。。。限られた男性じゃよな。。。
もしかして、もしかすると、、、とも。。」
「クライド・フォレスターさんは、犬が嫌いだ、みたいな話を、マスコミで、やってた、気がするわ。。。
それで、おぼえてるの、世の中には、確かに犬が嫌いだとか可愛いと思えない人って、いるの、って。」
「だよな、、、その子、サンタとたのしそーに。
僕は犬が大好きって言ってて。笑顔がやきついてる、それで友達になったし。
ま、名前も知らずに別れてしまったさ。そこの運転手さんが、お近くの目立つ目印まで送ってあげる、ってわしはサンタと、映画に出てくるような高級車で、送っていただいて、
だから、おぼえてるんじゃよ。いろいろあの日、、を。」
そうだ、しかし、クライド・フォレスターさんは、犬が嫌いだとか、
犬と暮らした事がないと、マスコミで。
それにしても、
あの、外国人の男の子との巡り会い。
さん太は、イタズラまぎれに音鳴り町に行き、幼い三木龍馬氏が、追いかけたのは
わかる。
ちょっと、好奇心に駆られてと。
しかし。。。
3日も行方不明。。あれは。。
あれは、どうして。
まさか、僕や三木家が、嫌になったから?
理由もなく家を出て。
そのことは、三木龍馬氏が、ずーっと心にわだかまり。
サンタとは、気持ちが通じていなかったのか?
三木センチュリオンが、嫌で家を出たのか?
2019年03月29日
2019年03月28日
さよならクリスマスキャロル。52。三木龍馬氏、神楽町へ。
「そうですか。。?あの、クライドさんの弟さんの残したスケッチ、そっくりな絵が、、、笑〜さんのご友人宅様にあったんですね。。。」
音鳴り病院のビアンカ院長先生に笑〜は、連絡をしました。
ビアンカ院長先生も、今やもうクライド・フォレスター氏の協力者です。
いや、もともとビアンカ院長先生は惜しみなくクライド・フォレスター氏を全面的にバックアップしてきました。
確かに、入院患者の、白いミニチュアシュナウザーの仔犬のひかるちゃんとの出会いで、クライド・フォレスター氏は、
だんだん人間が丸くなってきたようです。
最近は素直に、
病気の治療もきちんと受ける様になってきました。
「ハイ、ビアンカ院長先生も、お会いした事があると思われますが、うちの、シュナ坊、
ミニチュアシュナウザーの3歳ぐらいの男の子で、デザイナーのヴィーナス氏と一緒に
音鳴り病院へ、クライドさんを搬送連絡してお伺いした事があると思われますが、
その子の、元飼い主さんの三木氏という、
ミニチュアシュナウザーのブリーダーさんが、
お客様からいただいた絵が、全く、クライド・フォレスター氏の持っているスケッチブックの、絵のタッチそのものなんです!
あれは、クライドさんの弟さんの絵では?と、ビアンカ院長先生のパソコンにも、三木さんから送られた絵の写真を転送しますね、」
「クライド・フォレスター氏は、オープンに、弟氏の件を公開捜査したいと希望してます。
私も、クライドさんと話し合って、クライド・フォレスター氏のスケッチブックの中身をを拡散したいと考えてます。」
ビアンカ院長先生は、クライド・フォレスター氏の病状を担当するにあたり、
クライドさんの癌は、怒りの澱じゃないかと思う様になりました。
クライド・フォレスター氏の、本質が怒りと哀しみでは、あまりにクライドさんがお気の毒。。。自業自得だ、という人がいるかもしれませんが。。。
ビアンカ院長先生は、クライドさんの味方になりました。いつの日か、知らないあいだに、クライドさんに、
ビアンカ院長先生は、波乱万丈の半生を一人語りしていた時があった。。。それから、クライド・フォレスター氏は、
入院患者のヒカルちゃんにふれあった事も大きく、心をオープンに少しづつ少しづつと、開いてくれる様になっていった気がします。
わずらわしいかもしれませんが、
人はしょせん一人で生きられないし、人間関係の中で、喜びも哀しみも。。。
だから。やはり、ナチュラルで暖かな人間関係のふれあいが人は必要。。。
でも、それならそれで、まずは、自分が暖かな人間性に成長する、そういう事が。。。できるかできないかで、
人生は変わってくるんだよな。。。
わざわざ、人は待ってはくれないし。仲良くなるとか、友達になるって、
なろうとしてなるんじゃなくて。自然に気づいたらなるもんだし。
人は人でしか変われないし。。私はたまたま、、、捨てられた負い目はあったけれど、
たまたま。。。
たまたまと言っていいのかどうか。新しい家庭、義理の父や母に恵まれた。
ほんとに、たまたま。。。
私がもしも、義理の父や母の亡くなった息子さんと同い年でなければ、
もしかして、天涯孤独だったかもしれないし。
虐待されていたかもしれないし、いまこうしていないかもしれない。義理の父や母が、暖かな人間性だったから。
実の産みの
母親が、父親の気をひくための
道具のために産まれて、
使えないと知ったら、孤児院に捨てられたという出生も。。。
だからこそ、義理の父や母に巡り合った感謝になるから、人間なんて捨てたもんじゃないんだ。
残念ながら、義理の母親は、数年前に亡くなり、義理の父親は、90半ばを過ぎ長寿だけれど、認知症がはじまり、
この病院の付属の施設に入居している。
私は、仕事の合間に、義理の父親の顔を見に行くが、
たまに、私を誰だか忘れたり、思い出したり。。。
ビアンカ院長先生は、
笑〜からの電話を終えると、深いため息をつきました。
さ。義理の父親の顔を見に行ってこよう。
三木龍馬氏。
「ばあさん、準備して、久しぶり、神楽町に、、、みんなで行くかね、シュナ坊の誕生日もお祝いしたげなきゃな、なにがいいかな、あいつは。。。」
「あらあら、顔が、、まぁ、おじいさんたら、顔が緩みっぱなし!
笑〜ちゃんに、シュナ坊の誕生日ケーキを作ってあげたいって言ったら、ウチのキッチン使ってください、
どうですか、三木さん達、ウチにお泊まりになれば。と、笑〜ちゃんに言われたのよ、
でも、よそ様におじいさんと私と、ポポロや苺姫にコモモ、五人もいたら、いくらなんでも失礼だし、宿泊料お気持ち払いますって言ったら、
笑〜ちゃんが、えー、じゃあ、シュナ坊と、兄さん姉さんよつごが、一緒の誕生日だから、ケーキを一緒に作ってくだされば、と言われたんで、
あ、そうか、タチバナちゃんや、大蔵ちゃんや、よつごさん、シュナ坊の誕生日と一緒の日なんだわー、
もちろん、喜んで、なんなら、私が、お料理もしますから。って、言ったら、笑〜ちゃん喜んでくれて。」
笑〜の兄や姉の福の神の四つゴは、シュナ坊の誕生日と一緒の、12月14日です。
三木さんの奥様のローズ夫人は、カリスマ料理講師。
最近は。執筆や講演で、お料理は、家庭で作る事ばかりで、
もっともっともっとお料理をしたいんだけど、お料理教室も、海外に来てからまだはじめてないので、
おおいに腕を振るいたいと。。。
福の神、お料理の福の神タチバナのクライアントさんでもあり、美容の福の神笑〜のクライアントさんでもある、三木さんの奥様のローズ夫人。。。
お久しぶりに、神楽町に里帰りするのもあり、
福の神の家で、パーティを開く事になりました。ローズ夫人と、タチバナが、お料理をする事にし、
三木龍馬氏の神楽町の幼なじみの、神楽町小学校の用務員さんのミージイサンや、
水谷和尚も、来れたらくるかなー、と、声をかけてみる事にしました。
クリスマスパレードのホシノカケラ、不恰好なサンタクロースオブジェが、
白いミニチュアシュナウザーの、入院患者のひかるちゃんのものになり。
シュナ坊の、サンタクロースは、ワシが、今年は、えらかったシュナ坊。
三木龍馬氏は、シュナ坊に会い、シュナ坊のサンタクロースになる、と決めました。
正体はバレてもいい。
三木さん達は、
笑〜には、シュナ坊に、神楽町へ行く事は内緒にしてほしい。
サンタクロースになって、
プレゼントを届けに行くからね、
そうやって、シュナ坊に、こっそり
サプライズプレゼントを、しかける準備をしました。
音鳴り病院のビアンカ院長先生に笑〜は、連絡をしました。
ビアンカ院長先生も、今やもうクライド・フォレスター氏の協力者です。
いや、もともとビアンカ院長先生は惜しみなくクライド・フォレスター氏を全面的にバックアップしてきました。
確かに、入院患者の、白いミニチュアシュナウザーの仔犬のひかるちゃんとの出会いで、クライド・フォレスター氏は、
だんだん人間が丸くなってきたようです。
最近は素直に、
病気の治療もきちんと受ける様になってきました。
「ハイ、ビアンカ院長先生も、お会いした事があると思われますが、うちの、シュナ坊、
ミニチュアシュナウザーの3歳ぐらいの男の子で、デザイナーのヴィーナス氏と一緒に
音鳴り病院へ、クライドさんを搬送連絡してお伺いした事があると思われますが、
その子の、元飼い主さんの三木氏という、
ミニチュアシュナウザーのブリーダーさんが、
お客様からいただいた絵が、全く、クライド・フォレスター氏の持っているスケッチブックの、絵のタッチそのものなんです!
あれは、クライドさんの弟さんの絵では?と、ビアンカ院長先生のパソコンにも、三木さんから送られた絵の写真を転送しますね、」
「クライド・フォレスター氏は、オープンに、弟氏の件を公開捜査したいと希望してます。
私も、クライドさんと話し合って、クライド・フォレスター氏のスケッチブックの中身をを拡散したいと考えてます。」
ビアンカ院長先生は、クライド・フォレスター氏の病状を担当するにあたり、
クライドさんの癌は、怒りの澱じゃないかと思う様になりました。
クライド・フォレスター氏の、本質が怒りと哀しみでは、あまりにクライドさんがお気の毒。。。自業自得だ、という人がいるかもしれませんが。。。
ビアンカ院長先生は、クライドさんの味方になりました。いつの日か、知らないあいだに、クライドさんに、
ビアンカ院長先生は、波乱万丈の半生を一人語りしていた時があった。。。それから、クライド・フォレスター氏は、
入院患者のヒカルちゃんにふれあった事も大きく、心をオープンに少しづつ少しづつと、開いてくれる様になっていった気がします。
わずらわしいかもしれませんが、
人はしょせん一人で生きられないし、人間関係の中で、喜びも哀しみも。。。
だから。やはり、ナチュラルで暖かな人間関係のふれあいが人は必要。。。
でも、それならそれで、まずは、自分が暖かな人間性に成長する、そういう事が。。。できるかできないかで、
人生は変わってくるんだよな。。。
わざわざ、人は待ってはくれないし。仲良くなるとか、友達になるって、
なろうとしてなるんじゃなくて。自然に気づいたらなるもんだし。
人は人でしか変われないし。。私はたまたま、、、捨てられた負い目はあったけれど、
たまたま。。。
たまたまと言っていいのかどうか。新しい家庭、義理の父や母に恵まれた。
ほんとに、たまたま。。。
私がもしも、義理の父や母の亡くなった息子さんと同い年でなければ、
もしかして、天涯孤独だったかもしれないし。
虐待されていたかもしれないし、いまこうしていないかもしれない。義理の父や母が、暖かな人間性だったから。
実の産みの
母親が、父親の気をひくための
道具のために産まれて、
使えないと知ったら、孤児院に捨てられたという出生も。。。
だからこそ、義理の父や母に巡り合った感謝になるから、人間なんて捨てたもんじゃないんだ。
残念ながら、義理の母親は、数年前に亡くなり、義理の父親は、90半ばを過ぎ長寿だけれど、認知症がはじまり、
この病院の付属の施設に入居している。
私は、仕事の合間に、義理の父親の顔を見に行くが、
たまに、私を誰だか忘れたり、思い出したり。。。
ビアンカ院長先生は、
笑〜からの電話を終えると、深いため息をつきました。
さ。義理の父親の顔を見に行ってこよう。
三木龍馬氏。
「ばあさん、準備して、久しぶり、神楽町に、、、みんなで行くかね、シュナ坊の誕生日もお祝いしたげなきゃな、なにがいいかな、あいつは。。。」
「あらあら、顔が、、まぁ、おじいさんたら、顔が緩みっぱなし!
笑〜ちゃんに、シュナ坊の誕生日ケーキを作ってあげたいって言ったら、ウチのキッチン使ってください、
どうですか、三木さん達、ウチにお泊まりになれば。と、笑〜ちゃんに言われたのよ、
でも、よそ様におじいさんと私と、ポポロや苺姫にコモモ、五人もいたら、いくらなんでも失礼だし、宿泊料お気持ち払いますって言ったら、
笑〜ちゃんが、えー、じゃあ、シュナ坊と、兄さん姉さんよつごが、一緒の誕生日だから、ケーキを一緒に作ってくだされば、と言われたんで、
あ、そうか、タチバナちゃんや、大蔵ちゃんや、よつごさん、シュナ坊の誕生日と一緒の日なんだわー、
もちろん、喜んで、なんなら、私が、お料理もしますから。って、言ったら、笑〜ちゃん喜んでくれて。」
笑〜の兄や姉の福の神の四つゴは、シュナ坊の誕生日と一緒の、12月14日です。
三木さんの奥様のローズ夫人は、カリスマ料理講師。
最近は。執筆や講演で、お料理は、家庭で作る事ばかりで、
もっともっともっとお料理をしたいんだけど、お料理教室も、海外に来てからまだはじめてないので、
おおいに腕を振るいたいと。。。
福の神、お料理の福の神タチバナのクライアントさんでもあり、美容の福の神笑〜のクライアントさんでもある、三木さんの奥様のローズ夫人。。。
お久しぶりに、神楽町に里帰りするのもあり、
福の神の家で、パーティを開く事になりました。ローズ夫人と、タチバナが、お料理をする事にし、
三木龍馬氏の神楽町の幼なじみの、神楽町小学校の用務員さんのミージイサンや、
水谷和尚も、来れたらくるかなー、と、声をかけてみる事にしました。
クリスマスパレードのホシノカケラ、不恰好なサンタクロースオブジェが、
白いミニチュアシュナウザーの、入院患者のひかるちゃんのものになり。
シュナ坊の、サンタクロースは、ワシが、今年は、えらかったシュナ坊。
三木龍馬氏は、シュナ坊に会い、シュナ坊のサンタクロースになる、と決めました。
正体はバレてもいい。
三木さん達は、
笑〜には、シュナ坊に、神楽町へ行く事は内緒にしてほしい。
サンタクロースになって、
プレゼントを届けに行くからね、
そうやって、シュナ坊に、こっそり
サプライズプレゼントを、しかける準備をしました。
2019年03月27日
さよならクリスマスキャロル。51,電話の向こうで。
お昼すぎ、ローズ夫人に言われ、三木龍馬氏から、
折り返しに
笑〜に電話がかかってきました。
12月。。。福の神笑〜は、猫の手も借りたい師走。。締めくくりも年明けもあり、小学校をほとんど休まなければなりません、
しかし、神楽町小学校の就労児童は仕事優先。
福の神は、ましてやなおさら、年末年始は、
日頃の多忙に輪をかけて。
ドタバタドタバタ走りまわっています。
笑〜は、
しかし、クリスマスパレードは、神楽町住民として、必須参加するのでした。
「ああ、絵をお客様からいただいたのは、もうだいぶ前だから。。。千歳さんってお客様。。。わしより少し年上だし。何年か前に、うちからミニチュアシュナウザーの女の子のセシルちゃんを迎えて。
最近は、
毎年年賀状のやりとりだけになってしまったんじゃがのう。。。セシルちゃんと奥さんと、家族写真の毎年年賀状くださるって事はまだまだお元気だと思う。」
三木龍馬氏に絵をプレゼントしてくれたのは、龍馬氏より少し年上の千歳さんというおじいさんだそうで、
まだかくしゃくとした元気なおじいさんだそうです。
「その、千歳様に、ご連絡できますか??実はその絵。。。あの、、、大富豪の、名の知れた方なのでご存知だと思うんですが、
行方不明になられた、クライド・フォレスター氏の弟さんの、
ひかるさんの美大生時代の絵かもしれないんです。。。」
「あ。。。。。ああ。。なんとなくは。。、なんとなくは、音鳴り町の住民さんだし、なんとなくは。。マスコミでも、いろいろ叩かれたり。。わかる。けどなぁ〜、、、笑ちゃん。。。わし、なんとなーく、なんだけど、
薄っすらあの人に、。会ってる様な、、気のせいかなぁ。。あんな、大富豪の。。いやいや、笑ちゃん、あんたも福の神で桁外れな大富豪だけどな。。クライド・フォレスター氏。。わしとは、まるで人種が違う、、、フィールドの違う人、、、のようじゃがな。。なんじゃろうな。。。あの人。。」
同世代とはいえ、
一般市民の、三木龍馬氏。。。かたや、大富豪のクライド・フォレスター氏。。
接点がない。。ようじゃが。。へんじゃの。
あの、ミニチュアシュナウザーの絵が、あの人、クライド・フォレスター氏の行方不明の弟氏の描いた絵。。。あっ、、、犬。
犬
「笑ちゃん、クライド・フォレスター氏は、犬と共に暮らしているのかね?」
電話の向こうで、三木龍馬氏が言っています。
「いいえ。。。大昔、クライド・フォレスター氏は、、軍用犬に襲われてから、もう犬がダメだって。。。。あっ。。。」
「犬がダメ、じゃのに、なんで、この絵を。。。それは、ただ、この絵が弟さんの絵かもしれないから、無理に嫌いな犬でも、、、ってことかのう。。」
「いいえ、、、クライド・フォレスター氏は、
その絵を大事そうに。犬が嫌いだからだなんて、全く思えないし、それに、、、、クライド・フォレスター氏、
音鳴り病院の入院患者の仔犬ちゃんに親切にしてるんです。
名前は、弟さんとおんなじな、
ひかるちゃんって、言って。。、シュナ坊の白いの、シュナ坊が白くなった」
「白い。シュナ坊の??あっ、、、ああ。。。セーギ(ミージイサン)んちのパピルスみたいな。。。
白い仔犬か。。。サンタ。。サン太。。。」
「えっ。。。」
「笑〜ちゃん、うちのワンちゃんどもも、ばーさんも、シュナ坊の顔見がてらに、神楽町に、里帰りしたい、したい、と先延ばしばっかりしてたんだけど、、、わしらもう、ほとんど、OB隠居生活だし。
ワンちゃんどもも、スクールが冬休みだし。。。
神楽町に帰りたくなった。
あの絵をひとまず、笑〜ちゃんちに送ろう。。。それから、パソコンに、あの絵の写メ送っておいたから、、、絵をプレゼントしてくれた、千歳さんにも、連絡してみる。」
なんだろうな。、、とっても。。胸騒ぎがする。。。
三木龍馬氏は、不思議なデジャビュにひとりつつまれていました。
折り返しに
笑〜に電話がかかってきました。
12月。。。福の神笑〜は、猫の手も借りたい師走。。締めくくりも年明けもあり、小学校をほとんど休まなければなりません、
しかし、神楽町小学校の就労児童は仕事優先。
福の神は、ましてやなおさら、年末年始は、
日頃の多忙に輪をかけて。
ドタバタドタバタ走りまわっています。
笑〜は、
しかし、クリスマスパレードは、神楽町住民として、必須参加するのでした。
「ああ、絵をお客様からいただいたのは、もうだいぶ前だから。。。千歳さんってお客様。。。わしより少し年上だし。何年か前に、うちからミニチュアシュナウザーの女の子のセシルちゃんを迎えて。
最近は、
毎年年賀状のやりとりだけになってしまったんじゃがのう。。。セシルちゃんと奥さんと、家族写真の毎年年賀状くださるって事はまだまだお元気だと思う。」
三木龍馬氏に絵をプレゼントしてくれたのは、龍馬氏より少し年上の千歳さんというおじいさんだそうで、
まだかくしゃくとした元気なおじいさんだそうです。
「その、千歳様に、ご連絡できますか??実はその絵。。。あの、、、大富豪の、名の知れた方なのでご存知だと思うんですが、
行方不明になられた、クライド・フォレスター氏の弟さんの、
ひかるさんの美大生時代の絵かもしれないんです。。。」
「あ。。。。。ああ。。なんとなくは。。、なんとなくは、音鳴り町の住民さんだし、なんとなくは。。マスコミでも、いろいろ叩かれたり。。わかる。けどなぁ〜、、、笑ちゃん。。。わし、なんとなーく、なんだけど、
薄っすらあの人に、。会ってる様な、、気のせいかなぁ。。あんな、大富豪の。。いやいや、笑ちゃん、あんたも福の神で桁外れな大富豪だけどな。。クライド・フォレスター氏。。わしとは、まるで人種が違う、、、フィールドの違う人、、、のようじゃがな。。なんじゃろうな。。。あの人。。」
同世代とはいえ、
一般市民の、三木龍馬氏。。。かたや、大富豪のクライド・フォレスター氏。。
接点がない。。ようじゃが。。へんじゃの。
あの、ミニチュアシュナウザーの絵が、あの人、クライド・フォレスター氏の行方不明の弟氏の描いた絵。。。あっ、、、犬。
犬
「笑ちゃん、クライド・フォレスター氏は、犬と共に暮らしているのかね?」
電話の向こうで、三木龍馬氏が言っています。
「いいえ。。。大昔、クライド・フォレスター氏は、、軍用犬に襲われてから、もう犬がダメだって。。。。あっ。。。」
「犬がダメ、じゃのに、なんで、この絵を。。。それは、ただ、この絵が弟さんの絵かもしれないから、無理に嫌いな犬でも、、、ってことかのう。。」
「いいえ、、、クライド・フォレスター氏は、
その絵を大事そうに。犬が嫌いだからだなんて、全く思えないし、それに、、、、クライド・フォレスター氏、
音鳴り病院の入院患者の仔犬ちゃんに親切にしてるんです。
名前は、弟さんとおんなじな、
ひかるちゃんって、言って。。、シュナ坊の白いの、シュナ坊が白くなった」
「白い。シュナ坊の??あっ、、、ああ。。。セーギ(ミージイサン)んちのパピルスみたいな。。。
白い仔犬か。。。サンタ。。サン太。。。」
「えっ。。。」
「笑〜ちゃん、うちのワンちゃんどもも、ばーさんも、シュナ坊の顔見がてらに、神楽町に、里帰りしたい、したい、と先延ばしばっかりしてたんだけど、、、わしらもう、ほとんど、OB隠居生活だし。
ワンちゃんどもも、スクールが冬休みだし。。。
神楽町に帰りたくなった。
あの絵をひとまず、笑〜ちゃんちに送ろう。。。それから、パソコンに、あの絵の写メ送っておいたから、、、絵をプレゼントしてくれた、千歳さんにも、連絡してみる。」
なんだろうな。、、とっても。。胸騒ぎがする。。。
三木龍馬氏は、不思議なデジャビュにひとりつつまれていました。
さよならクリスマスキャロル。50。遠い記憶の中で。
「なんですって、、、、三木さんの家?三木さんの家に、こんな感じな絵があったの、シュナ坊?」
笑〜が言います。
「うん。この子達そっくり。
オジイに年がら年中、クリスマスの絵をかけてさー、って言ってたもん、僕。」
「今日は遅いから明日、ちょっと連絡を取ってみるわ。」
笑〜が言います。
まさか、、、、クライド・フォレスター氏の
弟さんの絵かしら。。。
翌日。。。
「まあっ、笑〜ちゃん、お久しぶり。お元気?シュナ坊もどう、みなさんも、いかが?」
笑〜が、シュナ坊の元飼い主さんの三木さんの家に電話すると奥様のローズ夫人が出ました。
「ローズさん、おかげさま、みんな、ピンピンしてまーす。ありがとうございます。ローズさんもみなさんも、いかが?」
「うちもおかげさま
だけど、ほんと、偶然、つい昨日、みんなで、神楽町に旅行したいって言ってたばかりよー、噂をすれば、だわ。びっくりね。」
「あらまぁ、ぜひ、喜んで。みんなで、一緒にお食事でも出来たら嬉しいです。
うちで、パーティしてもいいしね。」
「まぁっ、福の神家さん、お城でパーティみたいだわね〜。」
「あ、それはそれで、、、ちょっとお尋ねしたいことがあるんですが、、、龍馬おじいちゃんしか、わからないかも、もしかして。」
「そう?どうしたの?」
「シュナ坊が、三木さんのお宅に、ミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵が飾ってある、みたいに言ってるんですが、
その絵を描いたかもしれない人を探している方がいらっしゃるんです。
もしかして、音信普通の弟さんかもしれないって。。。」
「あら、あら、、あれね。あれは、主人がお客様からいただいたもので。すっかりうちの日常生活に溶け込んでなじんでるけれど。。。音信普通??弟さんかも?」
「はい。。。ご存知かもしれませんが、大富豪のおじいさん。クライド・フォレスター氏です。」
「あらあら、あらまぁ。なんとなく、テレビや雑誌で見たことあるわ。。。」
ローズ夫人は、怖そうなクライド・フォレスター氏を思い浮かべ
その人が、あんな可愛らしいタッチの絵と結びつくとは。。。
なんか、ギャップというか。変な違和感が、悪いけどもしました。
「その、クライド・フォレスター氏の弟さんのヒカルさんという男性が、美大生の頃に突然失踪したみたいなんです。。。」
「あら。主人から、お客様が、新人ビジネスマン時代に、学食ランチに行ってた美大の学園祭で気に入って何枚か買われたものだ、ってそういえば。。。あの絵の事を話していた気がするわ」
「そ、それはもしかして、あっ、、、龍馬おじいちゃんは?」
「いま、ショッピングモールへ、うちのワンちゃん達と一緒に行ってるところよ。あとからすぐに、電話させますから。ね、」
音鳴り町病院。
クライドさん、クライドさん、クライドさん。。。
クライド、クライド、クライド。。。
夢の中で。。。
「だって、、、、なんでもいいって言ったでしょ。」
五歳の誕生日。。。フォレスター一族の帝王学を学びレールを敷かれるけじめ、
希望の節目の誕生日プレゼントを希望した。
白い、あのサンタクロースみたいな犬がどうしても欲しいのに。
兄の、オリバーは、ヨットを買って貰った。。。オリバーは、長男だから特別、ヨットと海外旅行。。。を。
だけど、クライドさんは、そんなものより、
なにか、暖かくてイキイキした方がいい。
「フォレスター一族の男児たるもの、そんな犬だなんだの、、、しかも、軍用犬でなく愛玩犬だと、なんの役に立たつ、情けない。」
父親のジェイフォレスター氏は、クライドさんの希望の誕生日プレゼントに眉をひそめました。
ジェイフォレスターも、妻のイライザも、
犬は嫌いで、ばかばかしい、なんの役に立たつんだ、と、兄を見習え。
全くお前は物にセンスがない。
父親のジェイフォレスターは、幼いクライドさんを小馬鹿にしました。
しかし、お手伝いさんのマリーナが、
お孫さんに、ワンちゃんと暮らしますようにとクリスマスにお孫さんにサンタクロースみたいなワンちゃんをプレゼントしたり、
いつの日か、知らない男の子の
白いサンタクロースみたいなワンちゃんが、
うちに迷い込んできたり。。。
弟のひかるは、クライドさんと年子みたいなものでしたが、
僕も、五歳の誕生日は、小さいにいちゃんと一緒でいいから、ワンちゃんが欲しい
と、クライドさんと年子のひかるは
2人で父親に懇願していました。
しかし。。。クライドさんは、ワンちゃんと暮らす事は
今まで、、、ありませんでした。
それどころか、父親のいうよその軍用犬に噛まれ瀕死の重傷を負いました。
もしかして
あの時、死んでいたかもしれない。
しかし、なぜか、生かされた。
良かったのかわるかったのかは、未だにわからない。
ただ。本当に、いろいろあった。。。
笑〜が言います。
「うん。この子達そっくり。
オジイに年がら年中、クリスマスの絵をかけてさー、って言ってたもん、僕。」
「今日は遅いから明日、ちょっと連絡を取ってみるわ。」
笑〜が言います。
まさか、、、、クライド・フォレスター氏の
弟さんの絵かしら。。。
翌日。。。
「まあっ、笑〜ちゃん、お久しぶり。お元気?シュナ坊もどう、みなさんも、いかが?」
笑〜が、シュナ坊の元飼い主さんの三木さんの家に電話すると奥様のローズ夫人が出ました。
「ローズさん、おかげさま、みんな、ピンピンしてまーす。ありがとうございます。ローズさんもみなさんも、いかが?」
「うちもおかげさま
だけど、ほんと、偶然、つい昨日、みんなで、神楽町に旅行したいって言ってたばかりよー、噂をすれば、だわ。びっくりね。」
「あらまぁ、ぜひ、喜んで。みんなで、一緒にお食事でも出来たら嬉しいです。
うちで、パーティしてもいいしね。」
「まぁっ、福の神家さん、お城でパーティみたいだわね〜。」
「あ、それはそれで、、、ちょっとお尋ねしたいことがあるんですが、、、龍馬おじいちゃんしか、わからないかも、もしかして。」
「そう?どうしたの?」
「シュナ坊が、三木さんのお宅に、ミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵が飾ってある、みたいに言ってるんですが、
その絵を描いたかもしれない人を探している方がいらっしゃるんです。
もしかして、音信普通の弟さんかもしれないって。。。」
「あら、あら、、あれね。あれは、主人がお客様からいただいたもので。すっかりうちの日常生活に溶け込んでなじんでるけれど。。。音信普通??弟さんかも?」
「はい。。。ご存知かもしれませんが、大富豪のおじいさん。クライド・フォレスター氏です。」
「あらあら、あらまぁ。なんとなく、テレビや雑誌で見たことあるわ。。。」
ローズ夫人は、怖そうなクライド・フォレスター氏を思い浮かべ
その人が、あんな可愛らしいタッチの絵と結びつくとは。。。
なんか、ギャップというか。変な違和感が、悪いけどもしました。
「その、クライド・フォレスター氏の弟さんのヒカルさんという男性が、美大生の頃に突然失踪したみたいなんです。。。」
「あら。主人から、お客様が、新人ビジネスマン時代に、学食ランチに行ってた美大の学園祭で気に入って何枚か買われたものだ、ってそういえば。。。あの絵の事を話していた気がするわ」
「そ、それはもしかして、あっ、、、龍馬おじいちゃんは?」
「いま、ショッピングモールへ、うちのワンちゃん達と一緒に行ってるところよ。あとからすぐに、電話させますから。ね、」
音鳴り町病院。
クライドさん、クライドさん、クライドさん。。。
クライド、クライド、クライド。。。
夢の中で。。。
「だって、、、、なんでもいいって言ったでしょ。」
五歳の誕生日。。。フォレスター一族の帝王学を学びレールを敷かれるけじめ、
希望の節目の誕生日プレゼントを希望した。
白い、あのサンタクロースみたいな犬がどうしても欲しいのに。
兄の、オリバーは、ヨットを買って貰った。。。オリバーは、長男だから特別、ヨットと海外旅行。。。を。
だけど、クライドさんは、そんなものより、
なにか、暖かくてイキイキした方がいい。
「フォレスター一族の男児たるもの、そんな犬だなんだの、、、しかも、軍用犬でなく愛玩犬だと、なんの役に立たつ、情けない。」
父親のジェイフォレスター氏は、クライドさんの希望の誕生日プレゼントに眉をひそめました。
ジェイフォレスターも、妻のイライザも、
犬は嫌いで、ばかばかしい、なんの役に立たつんだ、と、兄を見習え。
全くお前は物にセンスがない。
父親のジェイフォレスターは、幼いクライドさんを小馬鹿にしました。
しかし、お手伝いさんのマリーナが、
お孫さんに、ワンちゃんと暮らしますようにとクリスマスにお孫さんにサンタクロースみたいなワンちゃんをプレゼントしたり、
いつの日か、知らない男の子の
白いサンタクロースみたいなワンちゃんが、
うちに迷い込んできたり。。。
弟のひかるは、クライドさんと年子みたいなものでしたが、
僕も、五歳の誕生日は、小さいにいちゃんと一緒でいいから、ワンちゃんが欲しい
と、クライドさんと年子のひかるは
2人で父親に懇願していました。
しかし。。。クライドさんは、ワンちゃんと暮らす事は
今まで、、、ありませんでした。
それどころか、父親のいうよその軍用犬に噛まれ瀕死の重傷を負いました。
もしかして
あの時、死んでいたかもしれない。
しかし、なぜか、生かされた。
良かったのかわるかったのかは、未だにわからない。
ただ。本当に、いろいろあった。。。
2019年03月26日
さよならクリスマスキャロル。49。待ちのワクワク感。
街のワクワク。。。街が冷え込みが深まるにつれ、
シャンパンゴールドの
ともし火は暖かく優しくなり。
街がそれこそ、待ちのワクワクになってくる。。。
「アタシトハニートボタント。
スナボカ。。。
ナンカイツモノメンバ。チュウガクネンセハ、エミチャメダシ」
ヴィーナスが言います。
「スナボ、ってなに、ばっかじゃないの、」キー
ヴィーナスに、シュナ坊が怒りました。
「ビナスッテイワレテムカツクカラ、ツナボウ。」
シュナ坊が、
プライドの高いヴィーナスをびなすと書く事にネチネチ根に持っているようです。
「なんだよー、ツナ坊って、なまってるよー、」
シュナ坊がうるさいので、ヴィーナスは、シュナ坊をお尻でキックしました。
「なんだよー、ちいちゃんには、手をあげないくせにー、小さいちゃんは、ヴィーナスを押さえつけたりかじるのに、僕ばっかり蹴るし。先生に言ってやる、」
シュナ坊は、顔を真っ赤にして怒ります。
「蹴るし、ってヴィーナスはグミみたいにプルプルのぷよぷよ!!で、痛くないでしょー、」
あははは
シーズーの牡丹が笑います。
「だけど、蹴ることにま違いない。」
「オンナノコマシテヤアカチャンハ、デリケートダシ。アノコムスメハ、ナンカチョウシクルウ」
「ホラホラホラら
そーやってちいちゃん、かばって嫁さんだからかばうんだろ、ヴィーナスは、嫁さん持ちー。」
シュナ坊が、ヴィーナスをからかうので、
ムギュッと
ヴィーナスは、シュナ坊の耳を引っ張りました。
「ケッテハナイゾーダ」
クリスマスパレードの班、低学年児童の振り分けで、
ヴィーナスとシュナ坊とボタンと、福の神印の蜂蜜の蜜蜂のハニーが、
笑〜と茶目コと同じ班になりました。その他、音鳴り町の子供と高学年児童です。
「鬼ババとも一緒だしなぁ。。」シュナ坊が言うと、
ハニーが、
「えー、笑〜社長カッコイイじゃん。優しいし、、、憧れるのにー、」
「わ、わ、わ、ーハニー僕が、鬼ババって言ったら、すぐ笑〜って反応してんのっ。」
「そ、そ、そそれは、シュナ坊が、笑〜さんを散々いろいろいつも言ってるからでしょー、」
ボタンが、
アタフタします。
「アハハハー、エミシャチョ、キガツヨイゲド。アタシニハヤサシイシネ
トコロデ。ミンナデ、シュナボーノトモダチノオミマイニイカナイホシノカケラノ、
シュナボーノトモダチノ、」
ホシノカケラのシュナ坊の友達とは、
白い、シュナ坊そっくりらしい、音鳴り町の入院患者のひかるくんです。
「大丈夫かな、患者さんだから、大勢押しかけると、病院もヒカルちゃんも迷惑をしないの?」
ボタンが冷静に言います。
「エミシャチョガ、LINEデ、ヒカルチャン、トモダチホシイッテ」
「えー、でも。音鳴り町病院、怖いおじいさんがいるよ。かわいそうだけど、僕たち助けた人。あの人、怖い感じだけど、大丈夫かなぁ」
シュナ坊が言いました。
「オカネモチノヘンクツサン
アノヒトモキニナルネ」
ヴィーナスが言います、クライド・フォレスターさんの事です。
しかし、クライド・フォレスターさんは、だんだん雪解けの時期を迎えたようです。
入院患者のヒカルチャンや、
最近、自分の周りに目に見えない天使がいるのではないかと、妙に優しい気持ちにかられます。
キミは、誰なんだ?
わたしは、ぼけてきたのか?
それとも、お迎えが近く。。。走馬灯のような幻覚をみるの??
ひとりじゃない。。。
クライド・フォレスターさんは、産まれてはじめてそう思えてきました。
そのせいか、人嫌いな偏屈じいさんのクライド・フォレスター氏は、
甥の西園寺玲泉と、少しづつ、少しづつ打ち解けるようになりました。笑〜にも、
人生最後。。。
弟のひかるの事を知りたい、そう思えて笑〜に相談しました。
「クライドさん、あなたは名のある男性です、プライバシーがなくなるかもしれませんよ、」
笑〜は、言います。
「死ぬ気ですから、もう、死んだも同然です。冥土の土産です、」
クライド・フォレスターさんは言いました。
笑〜は、クライド・フォレスターさんから、
弟さんの美大生の頃のスケッチ。
子どもの頃らしき、クライド・フォレスターさんと、弟さんらしき子ども、やら、
ミニチュアシュナウザーの仔犬のサンタクロースを見せてもらいました。
「うわーっ、可愛い。
あの、これ、撮ってもいいでしょうか?
うちも、ミニチュアシュナウザーの3歳ぐらいの男の子がいるんです。
ほら、こっちの、コアラみたいな色の、よくある方な」
「それは、それは。」西園寺玲泉さんはにっこりしました。
クライド・フォレスターさんもうなずきました。
「あの、ホームページでblogやっているんですけれど、これから、ヒカルさんの公開捜査も兼ねて、このスケッチ、アップしても良いでしょうか?」
「そうだな。。。この絵も、なんか、ひかるの行方のキーになるかも、しれない。」
クライド・フォレスターさんは、言いました。
そして。。。夜。
福の神家。、、では。
「思うに。。。クライド・フォレスターさんって。。おじいさん、それほど悪い人でもないんじゃない。」福の神の家。
お菓子を食べながら、ラブはミーハーなので、SCANDAL雑誌を読みながら言いました。
福の神
ラブの、トイプードルの赤ちゃんは、もうスヤスヤ、部屋で眠っています。
「だけど、、、あの人、親父とかアニキとか、助けんで、心中させただろ。、」福の神大蔵が言いました。
「そんなさ、私達はテキトーぬくぬくと、これでも、お互い文句あっても、無事幸い。親兄弟とよろしくやってるからさ、想像できないでしょうけれど、
親から
虐待されたり、、、って人や、骨肉の争いってあるわよ。
私も、恋愛、結婚、ご縁の福の神で、縁切り祈祷もする場合あるけれど。。。
骨肉の争いで、親兄弟呪えってあるもん。
もちろん、私は丁重に御断りするけど、
結構本気であるのよ。福の神神社の、恋愛結婚と、あと縁切り絵馬だけど、先生、先生って真っ青な顔して巫女さん達がたまーに、ヤバイ縁切り絵馬を見つけて知らせてくるんだけど。。。
もーすごいよ、殺してやる勢い」
ラブは、あらかじめ、人を怨んだりおどおどろしい、まがまがしい願いは不可です、と、
怪しい
祈祷を断わり、怨念系な絵馬は、供養します。
「そ。。。そーなん。俺、交通安全や、車のお祓いとかでまだマシだわな。。。」
「笑〜が帰ってくるから、さっさと寝よー。」シュナ坊が言いました。
シュナ坊と、
ラブと大蔵が、三人で、ベラベラ喋っていると、
笑〜が帰ってきました。
「あんた、食べてきたの、きょー、タチバナいないからテキトーにやってよ。」ラブが笑〜に言いました。
「そんな、お腹減ってないからなー、それより、これ、見て、可愛いでしょ」
笑〜は、パソコンを開きました。
「あ、、、アレッ。あ、あれー、」
シュナ坊が、その絵を見て目をまんまるくしています。
「シュナ坊どうしたの?」
「この絵。この絵、そっくりなん、オジイんちにあるよ。オジイん、お客さんからのプレゼントだって、飾ってあったもん。」
「えっ。。。」
それは、あの、クライド・フォレスター氏の
弟のひかるの描いたらしい、
サンタクロースのミニチュアシュナウザーのスケッチでした。
オジイんち。。。。シュナ坊の元飼い主さん、三木龍馬氏の自宅です。
シャンパンゴールドの
ともし火は暖かく優しくなり。
街がそれこそ、待ちのワクワクになってくる。。。
「アタシトハニートボタント。
スナボカ。。。
ナンカイツモノメンバ。チュウガクネンセハ、エミチャメダシ」
ヴィーナスが言います。
「スナボ、ってなに、ばっかじゃないの、」キー
ヴィーナスに、シュナ坊が怒りました。
「ビナスッテイワレテムカツクカラ、ツナボウ。」
シュナ坊が、
プライドの高いヴィーナスをびなすと書く事にネチネチ根に持っているようです。
「なんだよー、ツナ坊って、なまってるよー、」
シュナ坊がうるさいので、ヴィーナスは、シュナ坊をお尻でキックしました。
「なんだよー、ちいちゃんには、手をあげないくせにー、小さいちゃんは、ヴィーナスを押さえつけたりかじるのに、僕ばっかり蹴るし。先生に言ってやる、」
シュナ坊は、顔を真っ赤にして怒ります。
「蹴るし、ってヴィーナスはグミみたいにプルプルのぷよぷよ!!で、痛くないでしょー、」
あははは
シーズーの牡丹が笑います。
「だけど、蹴ることにま違いない。」
「オンナノコマシテヤアカチャンハ、デリケートダシ。アノコムスメハ、ナンカチョウシクルウ」
「ホラホラホラら
そーやってちいちゃん、かばって嫁さんだからかばうんだろ、ヴィーナスは、嫁さん持ちー。」
シュナ坊が、ヴィーナスをからかうので、
ムギュッと
ヴィーナスは、シュナ坊の耳を引っ張りました。
「ケッテハナイゾーダ」
クリスマスパレードの班、低学年児童の振り分けで、
ヴィーナスとシュナ坊とボタンと、福の神印の蜂蜜の蜜蜂のハニーが、
笑〜と茶目コと同じ班になりました。その他、音鳴り町の子供と高学年児童です。
「鬼ババとも一緒だしなぁ。。」シュナ坊が言うと、
ハニーが、
「えー、笑〜社長カッコイイじゃん。優しいし、、、憧れるのにー、」
「わ、わ、わ、ーハニー僕が、鬼ババって言ったら、すぐ笑〜って反応してんのっ。」
「そ、そ、そそれは、シュナ坊が、笑〜さんを散々いろいろいつも言ってるからでしょー、」
ボタンが、
アタフタします。
「アハハハー、エミシャチョ、キガツヨイゲド。アタシニハヤサシイシネ
トコロデ。ミンナデ、シュナボーノトモダチノオミマイニイカナイホシノカケラノ、
シュナボーノトモダチノ、」
ホシノカケラのシュナ坊の友達とは、
白い、シュナ坊そっくりらしい、音鳴り町の入院患者のひかるくんです。
「大丈夫かな、患者さんだから、大勢押しかけると、病院もヒカルちゃんも迷惑をしないの?」
ボタンが冷静に言います。
「エミシャチョガ、LINEデ、ヒカルチャン、トモダチホシイッテ」
「えー、でも。音鳴り町病院、怖いおじいさんがいるよ。かわいそうだけど、僕たち助けた人。あの人、怖い感じだけど、大丈夫かなぁ」
シュナ坊が言いました。
「オカネモチノヘンクツサン
アノヒトモキニナルネ」
ヴィーナスが言います、クライド・フォレスターさんの事です。
しかし、クライド・フォレスターさんは、だんだん雪解けの時期を迎えたようです。
入院患者のヒカルチャンや、
最近、自分の周りに目に見えない天使がいるのではないかと、妙に優しい気持ちにかられます。
キミは、誰なんだ?
わたしは、ぼけてきたのか?
それとも、お迎えが近く。。。走馬灯のような幻覚をみるの??
ひとりじゃない。。。
クライド・フォレスターさんは、産まれてはじめてそう思えてきました。
そのせいか、人嫌いな偏屈じいさんのクライド・フォレスター氏は、
甥の西園寺玲泉と、少しづつ、少しづつ打ち解けるようになりました。笑〜にも、
人生最後。。。
弟のひかるの事を知りたい、そう思えて笑〜に相談しました。
「クライドさん、あなたは名のある男性です、プライバシーがなくなるかもしれませんよ、」
笑〜は、言います。
「死ぬ気ですから、もう、死んだも同然です。冥土の土産です、」
クライド・フォレスターさんは言いました。
笑〜は、クライド・フォレスターさんから、
弟さんの美大生の頃のスケッチ。
子どもの頃らしき、クライド・フォレスターさんと、弟さんらしき子ども、やら、
ミニチュアシュナウザーの仔犬のサンタクロースを見せてもらいました。
「うわーっ、可愛い。
あの、これ、撮ってもいいでしょうか?
うちも、ミニチュアシュナウザーの3歳ぐらいの男の子がいるんです。
ほら、こっちの、コアラみたいな色の、よくある方な」
「それは、それは。」西園寺玲泉さんはにっこりしました。
クライド・フォレスターさんもうなずきました。
「あの、ホームページでblogやっているんですけれど、これから、ヒカルさんの公開捜査も兼ねて、このスケッチ、アップしても良いでしょうか?」
「そうだな。。。この絵も、なんか、ひかるの行方のキーになるかも、しれない。」
クライド・フォレスターさんは、言いました。
そして。。。夜。
福の神家。、、では。
「思うに。。。クライド・フォレスターさんって。。おじいさん、それほど悪い人でもないんじゃない。」福の神の家。
お菓子を食べながら、ラブはミーハーなので、SCANDAL雑誌を読みながら言いました。
福の神
ラブの、トイプードルの赤ちゃんは、もうスヤスヤ、部屋で眠っています。
「だけど、、、あの人、親父とかアニキとか、助けんで、心中させただろ。、」福の神大蔵が言いました。
「そんなさ、私達はテキトーぬくぬくと、これでも、お互い文句あっても、無事幸い。親兄弟とよろしくやってるからさ、想像できないでしょうけれど、
親から
虐待されたり、、、って人や、骨肉の争いってあるわよ。
私も、恋愛、結婚、ご縁の福の神で、縁切り祈祷もする場合あるけれど。。。
骨肉の争いで、親兄弟呪えってあるもん。
もちろん、私は丁重に御断りするけど、
結構本気であるのよ。福の神神社の、恋愛結婚と、あと縁切り絵馬だけど、先生、先生って真っ青な顔して巫女さん達がたまーに、ヤバイ縁切り絵馬を見つけて知らせてくるんだけど。。。
もーすごいよ、殺してやる勢い」
ラブは、あらかじめ、人を怨んだりおどおどろしい、まがまがしい願いは不可です、と、
怪しい
祈祷を断わり、怨念系な絵馬は、供養します。
「そ。。。そーなん。俺、交通安全や、車のお祓いとかでまだマシだわな。。。」
「笑〜が帰ってくるから、さっさと寝よー。」シュナ坊が言いました。
シュナ坊と、
ラブと大蔵が、三人で、ベラベラ喋っていると、
笑〜が帰ってきました。
「あんた、食べてきたの、きょー、タチバナいないからテキトーにやってよ。」ラブが笑〜に言いました。
「そんな、お腹減ってないからなー、それより、これ、見て、可愛いでしょ」
笑〜は、パソコンを開きました。
「あ、、、アレッ。あ、あれー、」
シュナ坊が、その絵を見て目をまんまるくしています。
「シュナ坊どうしたの?」
「この絵。この絵、そっくりなん、オジイんちにあるよ。オジイん、お客さんからのプレゼントだって、飾ってあったもん。」
「えっ。。。」
それは、あの、クライド・フォレスター氏の
弟のひかるの描いたらしい、
サンタクロースのミニチュアシュナウザーのスケッチでした。
オジイんち。。。。シュナ坊の元飼い主さん、三木龍馬氏の自宅です。
2019年03月25日
さよならクリスマスキャロル。48。決心。 クライド・フォレスター氏。
「クリスマスパレードも近いし、
みんな、お家の人に、サンタクロースの衣装を用意してもらいなさい。」
ハーイ
神楽町小学校は、神楽町と音鳴り町の合同クリスマスイベント。。。
クリスマスは、ファミリーと子ども達の時間だから、と。
クリスマス前の日曜日のイベントではありますが、
神楽町小学校の生徒と音鳴り町の生徒が混ざり合って、何班かに別れて、担当地域を、みんなで、大きな夢袋を持って、ご自宅をまわります。
夢袋とは、プレゼントを入れる袋で、中にはお金を寄付される人もいますから、
一人、お金の袋を持って歩く子どもがいます。
神楽町と音鳴り町の境界にそびえ立つ王様のもみの木も、子ども達のホシノカケラの短冊で鈴なりになりました。
ヴィーナスが、ホシノカケラのみんなの削りカスで、
さらに小さな様々な雪の結晶のラメを削り
キラキラと王様のもみの木にふりかけました。
小さなサンタクロースに扮した可愛い
子ども達は未来や街を背負ってたち、新しい時代を築いていく。。。
クライド・フォレスターさんが、
クリスマスパレードを好きになれなかったのは、子ども達のイキイキした楽しそうな
未来を信じた姿を見かけるのが、みじめでならなかったからです。
クライド・フォレスターさんは、
フォレスター一族に生まれて、
未来は、一族や、父親の手のひらのなか、手のひらに乗せられていたからです。
時代の流れもあるかもしれませんが、
今の子はだいたい、前途洋洋自立し、自由なたくさんの選択肢があり、
自分の未来は自分が選ぶのがあたりまえで、
クライドさんも、
人生の
途中からは、
勝手に親に敷かれたレールを生きるのは間違いだ、と水面下で、自分の独立をすすめましたが、、、
独立した時は、一族は、破産し恨みつらみのまま、積年の恨みが爆発し、
そのまま。。。ここぞとばかりに、勢い一族から永遠に逃れられる、と。
父親や、母親、
兄家族、その他フォレスター一族を見捨てました。呪われたフォレスター一族は、崩壊しました。
だけど、それも、聡明で気に聡いクライドさんが、父や兄に、何度か忠告しようと商売のやり方が悪いのと、
人々に怨みをかわれたので、と、クライド・フォレスターさんは、あの人達のバチだと冷徹に割り切りました。
兄家族の、オリバー夫妻の子どもも、助けてくれとクライドさんに懇願してきましたが、
クライドさんは、知らないと突っぱねました。
当時の
兄家族の子どもは、兄がクライドさんより、ひとまわりは離れていたぐらいで、
大学生ぐらいだと思いましたが、
それも、生活を助けてくれではなく、大学を辞めたくないから助けてくれと、
親が破産したなら、他人の金で大学に通うなんぞなめてる、働ける年齢のくせに、
どうしても、大学をやめたくないなら、自分で働いて行き直せばいいだろうに、
それか、親が破産しても、大学の方から来てくださいと言われるぐらい優秀になれ、甘えるな
それなのに、大学なんかいってる場合か、ばかものが、
と、クライド・フォレスターさんは、激怒し突っぱねました。。。
どういう感覚だ。。まずは、働け!!!
なにを悠長なことを言うガキどもめ。。。
兄オリバー、と、兄の妻は借金に追われ心中しました。
助けてくれなかったおじのクライドさんを責めに、
ぎゃあぎゃあ、訳のわからないことを、兄オリバーの子ども達が、わめきにきましたが、
クライド・フォレスターさんが迷惑行為です。と警察に通報して、全く助けるかけらもありませんでした。
行方不明になった、兄オリバー夫妻の子ども達は、どうなったか知りません。
だけど、クライド・フォレスターさんは、
行方不明になった弟のヒカルはずっとずっとずっと心の片隅にありました。
ヒカルは、困っていたら助けたいと、ずーと思っていたのです。
クライド・フォレスターさんも、著名人は、著名人です。いろいろ有る事無い事、マスコミに追われてきました。
悪の守銭奴、冷血人間。。。認知症か??
クライド・フォレスター氏、
クリスマスパレードの子供達に妨害。。
毎年、毎年、市役所にクレーム、投書、
ぼっち、クリぼっちの逆襲か?
クライド・フォレスター氏、
クリスマス産まれ。。。クリスマスイベントに恨みか
なるほどっ。
だけど、そういう反面、、、わずかに、
クライドさんが、一円、10円、かさばるからじゃまだ、と、募金していた。
クライドさんは、地震や、飢餓で環境がどうしようもない、あるいは、自然保護、
盲導犬など、、自分ではどうしようもない環境的な方々に対する募金を見ると、
わずかばかりではありますが、
一円がじゃまだ、10円が重いと募金していたのを見ました。
だけど、親が破産や離婚したので、大学へ行かせろみたいな、募金には、
あいつらを黙らせろ、うるさい、親が経済的にだめなら、てめえでさっさと働け。他人様に甘えるな、二流、三流で学生気取りするな、
ほんとに優秀なら、学校の方からきてくれ、と懇願するだろ、
ほんとに学校いきたきゃ、働いて自分の金でいけ!!!
行けてあたりまえだと思うな、ばかもんが、
と、激怒して、市役所にクレームを入れるのでした。
クライドさんを追いかけた記者がおもしろおかしく記載したので、
一時、マスコミで賛否両論討論になったのです。
さも、大学に行かせることがあたりまえ、ファッションミーハーな親がいるが、
ほんとに行きたければ、支払いできない借金で行って他人様や社会に迷惑行為をかけるより、さっさと働け、
ほんとに行きたければ、自分でがんばっていく。
経済的に親が困窮したのは、なにかのメッセージだ、
みんなが行くからかっこつけて行くだけの奴は他人様の金で大学行かせろと言うな、と、
毒舌評論家のエックス氏も、
クライド・フォレスターさんに賞賛したり、
「だけど、離婚で親に迷惑をかけられて、子供は、悪くないわ、」という女優さんと討論になったり。
その、論争で、また、クライド・フォレスターさんは、知名度を上げたのです。しかし。
滅茶滅茶金持ちが、10円だか1円だか。。。でも。。。
ほんとに明日をも知れない環境死線の域に置かれた人々に対しては
なんか、クライド・フォレスターさんは、
思ってるんかな、ただの、小銭がじゃまなだけなのかな。。。ヒソヒソ。密かにクライド・フォレスターさんも、人の情があるのでは、
と、噂する人達もいます。
そんな、謎の域。ヒール役のクライド・フォレスター氏は、
テレビ公開捜査番組で、自分の半生を語り。
弟のヒカルの捜査依頼の出演を決心しました。
みんな、お家の人に、サンタクロースの衣装を用意してもらいなさい。」
ハーイ
神楽町小学校は、神楽町と音鳴り町の合同クリスマスイベント。。。
クリスマスは、ファミリーと子ども達の時間だから、と。
クリスマス前の日曜日のイベントではありますが、
神楽町小学校の生徒と音鳴り町の生徒が混ざり合って、何班かに別れて、担当地域を、みんなで、大きな夢袋を持って、ご自宅をまわります。
夢袋とは、プレゼントを入れる袋で、中にはお金を寄付される人もいますから、
一人、お金の袋を持って歩く子どもがいます。
神楽町と音鳴り町の境界にそびえ立つ王様のもみの木も、子ども達のホシノカケラの短冊で鈴なりになりました。
ヴィーナスが、ホシノカケラのみんなの削りカスで、
さらに小さな様々な雪の結晶のラメを削り
キラキラと王様のもみの木にふりかけました。
小さなサンタクロースに扮した可愛い
子ども達は未来や街を背負ってたち、新しい時代を築いていく。。。
クライド・フォレスターさんが、
クリスマスパレードを好きになれなかったのは、子ども達のイキイキした楽しそうな
未来を信じた姿を見かけるのが、みじめでならなかったからです。
クライド・フォレスターさんは、
フォレスター一族に生まれて、
未来は、一族や、父親の手のひらのなか、手のひらに乗せられていたからです。
時代の流れもあるかもしれませんが、
今の子はだいたい、前途洋洋自立し、自由なたくさんの選択肢があり、
自分の未来は自分が選ぶのがあたりまえで、
クライドさんも、
人生の
途中からは、
勝手に親に敷かれたレールを生きるのは間違いだ、と水面下で、自分の独立をすすめましたが、、、
独立した時は、一族は、破産し恨みつらみのまま、積年の恨みが爆発し、
そのまま。。。ここぞとばかりに、勢い一族から永遠に逃れられる、と。
父親や、母親、
兄家族、その他フォレスター一族を見捨てました。呪われたフォレスター一族は、崩壊しました。
だけど、それも、聡明で気に聡いクライドさんが、父や兄に、何度か忠告しようと商売のやり方が悪いのと、
人々に怨みをかわれたので、と、クライド・フォレスターさんは、あの人達のバチだと冷徹に割り切りました。
兄家族の、オリバー夫妻の子どもも、助けてくれとクライドさんに懇願してきましたが、
クライドさんは、知らないと突っぱねました。
当時の
兄家族の子どもは、兄がクライドさんより、ひとまわりは離れていたぐらいで、
大学生ぐらいだと思いましたが、
それも、生活を助けてくれではなく、大学を辞めたくないから助けてくれと、
親が破産したなら、他人の金で大学に通うなんぞなめてる、働ける年齢のくせに、
どうしても、大学をやめたくないなら、自分で働いて行き直せばいいだろうに、
それか、親が破産しても、大学の方から来てくださいと言われるぐらい優秀になれ、甘えるな
それなのに、大学なんかいってる場合か、ばかものが、
と、クライド・フォレスターさんは、激怒し突っぱねました。。。
どういう感覚だ。。まずは、働け!!!
なにを悠長なことを言うガキどもめ。。。
兄オリバー、と、兄の妻は借金に追われ心中しました。
助けてくれなかったおじのクライドさんを責めに、
ぎゃあぎゃあ、訳のわからないことを、兄オリバーの子ども達が、わめきにきましたが、
クライド・フォレスターさんが迷惑行為です。と警察に通報して、全く助けるかけらもありませんでした。
行方不明になった、兄オリバー夫妻の子ども達は、どうなったか知りません。
だけど、クライド・フォレスターさんは、
行方不明になった弟のヒカルはずっとずっとずっと心の片隅にありました。
ヒカルは、困っていたら助けたいと、ずーと思っていたのです。
クライド・フォレスターさんも、著名人は、著名人です。いろいろ有る事無い事、マスコミに追われてきました。
悪の守銭奴、冷血人間。。。認知症か??
クライド・フォレスター氏、
クリスマスパレードの子供達に妨害。。
毎年、毎年、市役所にクレーム、投書、
ぼっち、クリぼっちの逆襲か?
クライド・フォレスター氏、
クリスマス産まれ。。。クリスマスイベントに恨みか
なるほどっ。
だけど、そういう反面、、、わずかに、
クライドさんが、一円、10円、かさばるからじゃまだ、と、募金していた。
クライドさんは、地震や、飢餓で環境がどうしようもない、あるいは、自然保護、
盲導犬など、、自分ではどうしようもない環境的な方々に対する募金を見ると、
わずかばかりではありますが、
一円がじゃまだ、10円が重いと募金していたのを見ました。
だけど、親が破産や離婚したので、大学へ行かせろみたいな、募金には、
あいつらを黙らせろ、うるさい、親が経済的にだめなら、てめえでさっさと働け。他人様に甘えるな、二流、三流で学生気取りするな、
ほんとに優秀なら、学校の方からきてくれ、と懇願するだろ、
ほんとに学校いきたきゃ、働いて自分の金でいけ!!!
行けてあたりまえだと思うな、ばかもんが、
と、激怒して、市役所にクレームを入れるのでした。
クライドさんを追いかけた記者がおもしろおかしく記載したので、
一時、マスコミで賛否両論討論になったのです。
さも、大学に行かせることがあたりまえ、ファッションミーハーな親がいるが、
ほんとに行きたければ、支払いできない借金で行って他人様や社会に迷惑行為をかけるより、さっさと働け、
ほんとに行きたければ、自分でがんばっていく。
経済的に親が困窮したのは、なにかのメッセージだ、
みんなが行くからかっこつけて行くだけの奴は他人様の金で大学行かせろと言うな、と、
毒舌評論家のエックス氏も、
クライド・フォレスターさんに賞賛したり、
「だけど、離婚で親に迷惑をかけられて、子供は、悪くないわ、」という女優さんと討論になったり。
その、論争で、また、クライド・フォレスターさんは、知名度を上げたのです。しかし。
滅茶滅茶金持ちが、10円だか1円だか。。。でも。。。
ほんとに明日をも知れない環境死線の域に置かれた人々に対しては
なんか、クライド・フォレスターさんは、
思ってるんかな、ただの、小銭がじゃまなだけなのかな。。。ヒソヒソ。密かにクライド・フォレスターさんも、人の情があるのでは、
と、噂する人達もいます。
そんな、謎の域。ヒール役のクライド・フォレスター氏は、
テレビ公開捜査番組で、自分の半生を語り。
弟のヒカルの捜査依頼の出演を決心しました。
2019年03月24日
さよならクリスマスキャロル。47,一枚の絵から。。。
「わー、かわいい。びなすだって。
びなす、って、あの天才クリエイターさんでしょー、」
キャハハハッ
またまた、ミーハーなコモモがキャーキャー言いました。
「ええ、ヴィーナス先生は、とっても、シュナレモンによくしてくれてるみたいなのよね。
」ローズおばあちゃんが言います。
ビナス、ビナスって
ナスビミタイジャン
ヴィーナスは、シュナ坊の手紙を覗いては怒り覗いては怒り、
落書きをしますが、
「ヴィーナスは、なんか、ヴィーとか、めんどくさいもん。意味通じるし、ビナスでいいの、
手紙盗み見する人が悪いんだからね、びなす。」
シュナ坊は、ヴィーナスが、ヴィー、とあまり書けないので、いつも、びなすです。
小学校で、たまに出る
絵日記も、
担任の先生から、びなす、って、、
ヴィーナスのこと
茄子みたいじゃん。なんじゃー、びなすって」と、呆れられますが。
「シュナ坊、いいお友達いっぱいみたいだねー、すーごくちっちゃくて。。。育つかみんなで心配してたんだけど。。。」
苺姫は、言いました。
「神楽町が水似合うのと、笑〜ちゃん達がよくしてくれるんだよ。シュナ坊みたいな甘えん坊は、笑〜ちゃんみたいなしっかりした人がいないとね。。。」龍馬氏は言いました。
「あっ、そうそう。じいちゃん、さりげなくだけど、リビングの、あの絵、あれ、いいねー、」
悠人が言いました。
悠人が、いいねーと言ったのは、龍馬氏が、お客様からいただいた一枚の絵で、
無名の画家らしいのですが、
昔、お客様が、学園祭のバザーで買ったものです。
三木龍馬氏の家のリビングに、
すっかり風景に溶け込んで、日常生活の一部分になり、そこにあるのがあたりまえみたいな絵画ですが。。。
昔、なじみのお客様が、
三木さんにはお世話になりましたので、
無名の画家、大学生、美大生の、大学祭が販売していて、
なかなか、
いい感じでしょ〜、
長くからのお客様から、昔、ミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵をいただいたのです。
白と、三木氏の家にいる、ソルトペッパーからーというか、コアラみたいな色のスタンダードなミニチュアシュナウザーが、
サンタクロースになっている絵画です。
そんなに高くないし、お客様は、3枚そのシリーズみたいな絵を買い、一枚、三木龍馬氏にプレゼントしてくれたのです。
三木龍馬氏も、気に入り、リビングに飾り、引越しにももちろん、持っていきました。
お客様が、会社の
近くの
美術大学の
学校キャンパスのオープン学食に、とたまにお昼休み、同僚とランチをしていて、
学園祭があり、絵を安く売るというので、
新入社員時代、一人暮らしの殺風景な部屋も寂しいし
と、学園祭に友人と出かけ、発見したらしいのです。
友人と、いろいろまわって、
大好きな
海の風景を探そうとしていたけれど。
偶然、何枚かのミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵を見かけ、
親が生き物に無関心で、
犬
猫は暮らした事はないけれど、一人暮らしをしたら、犬か猫といつか暮らそうと、
子どもの時から、なんとなく、
お客様が考えていたので、
あ、
これは、かわいい。
なんていうのか、
名前わからないけど、
おじいさんみたいな顔の。。。だね〜。
その絵を買ったお客様は、のちのち、絵から、ミニチュアシュナウザーを知り
遠方からだけど、いろいろ調べ、
三木氏の三木センチュリオンを知り
三木龍馬氏のお客様になったのです。
「優しいタッチだよね、安らぐ。」
ポポロが言います。
さてさて。。。
音鳴り病院にて。。。
西園寺玲泉氏は、クライドさんの弟さんの、ヒカルさんの
私生児らしい。。。
しかし、ヒカルさんは、大学二年生の頃に突然失踪したらしい。
同棲中の彼女の桃子さんが、妊娠していて、
玲泉氏を産んだというお話しで、
ヒカルさんを、探したいのです、玲泉氏は、言いました。探偵に依頼しようとしたら、
クライドさんが、探偵には、なんだか信用がない。プライバシー考慮があるが、テレビに依頼しては??と、提案してくれたので、
笑〜さんに、ご相談あずかります、
玲泉氏は、言いました。
びなす、って、あの天才クリエイターさんでしょー、」
キャハハハッ
またまた、ミーハーなコモモがキャーキャー言いました。
「ええ、ヴィーナス先生は、とっても、シュナレモンによくしてくれてるみたいなのよね。
」ローズおばあちゃんが言います。
ビナス、ビナスって
ナスビミタイジャン
ヴィーナスは、シュナ坊の手紙を覗いては怒り覗いては怒り、
落書きをしますが、
「ヴィーナスは、なんか、ヴィーとか、めんどくさいもん。意味通じるし、ビナスでいいの、
手紙盗み見する人が悪いんだからね、びなす。」
シュナ坊は、ヴィーナスが、ヴィー、とあまり書けないので、いつも、びなすです。
小学校で、たまに出る
絵日記も、
担任の先生から、びなす、って、、
ヴィーナスのこと
茄子みたいじゃん。なんじゃー、びなすって」と、呆れられますが。
「シュナ坊、いいお友達いっぱいみたいだねー、すーごくちっちゃくて。。。育つかみんなで心配してたんだけど。。。」
苺姫は、言いました。
「神楽町が水似合うのと、笑〜ちゃん達がよくしてくれるんだよ。シュナ坊みたいな甘えん坊は、笑〜ちゃんみたいなしっかりした人がいないとね。。。」龍馬氏は言いました。
「あっ、そうそう。じいちゃん、さりげなくだけど、リビングの、あの絵、あれ、いいねー、」
悠人が言いました。
悠人が、いいねーと言ったのは、龍馬氏が、お客様からいただいた一枚の絵で、
無名の画家らしいのですが、
昔、お客様が、学園祭のバザーで買ったものです。
三木龍馬氏の家のリビングに、
すっかり風景に溶け込んで、日常生活の一部分になり、そこにあるのがあたりまえみたいな絵画ですが。。。
昔、なじみのお客様が、
三木さんにはお世話になりましたので、
無名の画家、大学生、美大生の、大学祭が販売していて、
なかなか、
いい感じでしょ〜、
長くからのお客様から、昔、ミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵をいただいたのです。
白と、三木氏の家にいる、ソルトペッパーからーというか、コアラみたいな色のスタンダードなミニチュアシュナウザーが、
サンタクロースになっている絵画です。
そんなに高くないし、お客様は、3枚そのシリーズみたいな絵を買い、一枚、三木龍馬氏にプレゼントしてくれたのです。
三木龍馬氏も、気に入り、リビングに飾り、引越しにももちろん、持っていきました。
お客様が、会社の
近くの
美術大学の
学校キャンパスのオープン学食に、とたまにお昼休み、同僚とランチをしていて、
学園祭があり、絵を安く売るというので、
新入社員時代、一人暮らしの殺風景な部屋も寂しいし
と、学園祭に友人と出かけ、発見したらしいのです。
友人と、いろいろまわって、
大好きな
海の風景を探そうとしていたけれど。
偶然、何枚かのミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵を見かけ、
親が生き物に無関心で、
犬
猫は暮らした事はないけれど、一人暮らしをしたら、犬か猫といつか暮らそうと、
子どもの時から、なんとなく、
お客様が考えていたので、
あ、
これは、かわいい。
なんていうのか、
名前わからないけど、
おじいさんみたいな顔の。。。だね〜。
その絵を買ったお客様は、のちのち、絵から、ミニチュアシュナウザーを知り
遠方からだけど、いろいろ調べ、
三木氏の三木センチュリオンを知り
三木龍馬氏のお客様になったのです。
「優しいタッチだよね、安らぐ。」
ポポロが言います。
さてさて。。。
音鳴り病院にて。。。
西園寺玲泉氏は、クライドさんの弟さんの、ヒカルさんの
私生児らしい。。。
しかし、ヒカルさんは、大学二年生の頃に突然失踪したらしい。
同棲中の彼女の桃子さんが、妊娠していて、
玲泉氏を産んだというお話しで、
ヒカルさんを、探したいのです、玲泉氏は、言いました。探偵に依頼しようとしたら、
クライドさんが、探偵には、なんだか信用がない。プライバシー考慮があるが、テレビに依頼しては??と、提案してくれたので、
笑〜さんに、ご相談あずかります、
玲泉氏は、言いました。
さよならクリスマスキャロル。46。三木さん。ファミリーズ。
サンタは。。。
サンタは。。。。。ある日突然、サンタとの哀しい別れがやってきた。
別れは、ある。
子どもの頃から、家のミニチュアシュナウザーが、新しい家族のもとへ。。。
彼らの新しい人生のはじまり。。。
「久しぶり、あーあ、久しぶりに、子どもの頃の夢を見たよ。。。。」三木龍馬氏は、照れくさそうに、奥さんのローズ夫人に言いました。
もしかしたら、泣いてたら。。。なんだかなぁ。
「あらまぁ。。。幸せだわねぇ。今は今で、幸せだけど、昔は昔で、それぞれな幸せがあるから。。。」ローズ夫人は、いつもニコニコしていました。
「サン太の、、、サン太の夢を見たかもしれない、なんか、そんな感じがしたなぁ。」
「あら、あなたの、小学校にあがる前ぐらいの、ワンちゃん??サン太ちゃん、って。」
ローズ夫人が、紅茶を入れていると、キャッ、キャッ
と、苺姫と、コモモが二階から降りてきました。
苺姫と、コモモは、ミニチュアシュナウザーの女の子です。
隣の棟の、龍馬氏の息子さんの夫婦とともに住むミニチュアシュナウザーの男の子、
ポポロも含め、三人とも、
シュナ坊と一緒の、お父さんお母さんから産まれ、シュナ坊より少し年上です。
隣の棟の家には、龍馬氏の息子の綾聖のファミリーと、ミニチュアシュナウザーの男の子の、ポポロが住んでいます。
「おじいちゃん、おばあちゃん、おはよー、あー、もう、おばあちゃんの朝ごはんの香りが、めざましみたいなモンだわー。」
コモモが、キャッ、キャッと、笑いました。
「そ。起きて、すぐに、なんにも食べられな〜い、なんて人が信じられないよねー。」苺姫も、朝からご機嫌でした。
三木龍馬氏は、息子の綾聖ファミリーと一緒に住むために海外に渡りました。
息子の綾聖夫婦は、隣の棟の家に住み、離れに、三木龍馬氏夫婦と、女の子のミニチュアシュナウザーが二人一緒に住んでいます。
離れ、と、言っても広いお庭で、広い家で、
ローズ夫人は、フランス人なので、綾聖は、ハーフですが、
奥様は、日本人です。雫さんと言います。
雫さんは、
ローズ夫人のお料理教室のアシスタントをしていましたが、
よく、三木龍馬氏の家に出入りするうちに、息子さんの綾聖と、お付き合いするようになり、結婚しました。
お孫さんは、女の子が、
蘭ちゃんで、
大学下宿で家を離れ、高校生の男の子、悠人君が一緒に住んでいます。
悠人君が、また、将来休会しているミニチュアシュナウザーのブリーダーの、三木センチュリオンを、
仕事をしながら、再開しようかなー、と、言っていました。
「おっはよー、おっじゃまー。」
隣の棟から、悠人君と、ポポロがやってきました。
綾聖夫婦が、朝ごはんを食べないことが多いので、
カリスマ
お料理講師でした、ローズ夫人のお料理を朝から食べられるだけあり、
悠人と、ポポロは、朝になると、朝ごはんを隣の棟の、龍馬氏の家に食べにきていました。
「おっはよー、悠ちゃん。。ポポロ。なんかね、トントントン、包丁の音が朝から聞こえると、なんだか、今日は、一日中いい日になりそーな、気になってくるのよね、」
コモモが言います。
「あたしは、やっぱり、香りが響いてくるかなー、
お味噌汁もだし、パンの時は、パンとか、ベーコンとか。」苺姫も、朝からご機嫌です。
「あたしは、ローズおばあちゃんに、お料理を習って、スイーツもお料理も至れり尽くせりな、シェフになるんだー。」苺姫は、言います。
苺姫は、お料理が好きで、ローズおばあちゃんをよくヘルプしていました。
「あたしはダメだなー。食べる専門でいいや。えへっ。」コモモが言います。
苺姫がきちょうめん、コモモが、おおざっぱタイプでした。
「ねえねー、神楽町にいる、シュナ坊は、元気かなー、あの子、12月産まれだし、
クリスマスプレゼント、みんなであげようか、兄姉としての。」
ポポロが言います。
「すーごいよね、女優さんの茶目コさんと、仲良くしてるんでしょー、」
コモモは、かなりなミーハーです。
そして、茶目コの大ファンでもあり。
「ね、いつか、神楽町連れてって!
シュナレモンに会いたいな。極小ミニチュアシュナウザーなんでしょ。可愛いだろうなー。」
苺姫も言います。
「だねー。行きたい、行きたい。」
ポポロもウキウキしています。
「笑〜さんから、パソコンに、シュナレモンの写真よく送ってくれてるけど、
笑〜さんにも感謝、感謝だよねー、カッコイイなー、女社長。憧れちゃう。」
苺姫が言います。
「笑〜さんは、美容と魅力の福の神なのよー、」
コモモもウキウキして言います。
「私は、笑〜ちゃんと、タチバナちゃんの、お料理とセンス、のクライアントなのよ。おじいちゃんや、綾聖さんは、それで、大蔵ちゃんの車を知ったし。」
ローズおばあちゃんは、言います。
「まぁ、落ち着いたら、シュナレモンの顔見がてら、里帰りするかな、みんな連れて。
オショウやセーギもたまには会いたいし。」
三木龍馬氏は、言います。
オショウやセーギというのは、
神楽町にいる三木龍馬氏の幼なじみ。水蓮寺の坊さんの、水谷和尚。
そして、セーギは、三ッ蔵正義、神楽町小学校の用務員さんのミージイサンです。
水谷和尚は、ミニチュアシュナウザーのメグちゃん、
ミージイサンは、白いミニチュアシュナウザーのパピルス君がいます。
「あら、おはようございます。お義父さん、お義母さん。
シュナレモンちゃんからの、お手紙が、うちに間違えて来てますよー、」
隣の棟から、雫さんが、間違えて届けられたシュナレモンからの手紙を持ってきました。
「ほ、ほぉ〜〜」
龍馬氏の嬉しそうな顔
海外に引っ越す時に、笑〜や、福の神にお礼を、と、シュナレモンを渡したのですが、
もともと、
規定外小さなシュナレモンではなく、他の兄か姉が、福の神の元へ。。。でしたが、
笑〜の配慮と、シュナレモンが、神楽町に住みたい希望で福の神と一緒にいますが、
籍は、三木さんの家のままです。
赤ちゃんの頃、しばらくうちにいてから、
シュナレモンは、福の神と住むようになりました。
シュナレモンは、朝から鮭が好きだったね〜、シュナレモンの兄姉がガヤガヤしています。
龍馬氏は、シュナ坊からの手紙を読みはじめました。
虹のかけら、ホシノカケラ。
一生懸命な彫刻、
シュナ坊のサンタクロースは、逃げてしまいましたが。。。
だけど、誰かの喜びになって。。。
ヴィーナスです、
よろしくー。お元気ですかっ。
シュナ坊の友達の
友達の、ヴィーナスは、
シュナ坊の手紙にたまに、落書きします。
「なんか、、、ひとまわり大きくなったんじゃないかなー?、チビで甘えん坊なんだけど、、、」コモモも嬉しそうです。
みきのおじいちゃん、おばあちゃん
おげんきですか。
ぼくは、げんきで、ふくのかみさんも、
がっこのともだちも、びなすもげんきです。
にじのかけらお、サンタクロースにほったけど、きゅうに、
ぴょんぴょんして、びょういんのおとこのこ
のところにいっちゃった。
ぼくは、いっしょうけんめいほったのに、とおもったんだけど、
おうさまのもみのきに、サンタクロースにあえますように、ひかる、と
たんざくをつけたぼくのサンタクロースがかざられていて、
ひかるくんというこが、えみのはなしだと、ぼくがしろくなっただけといって
にてるみたいだし、
ぼくは、ひかるくんが、サンタクロースにあえたらいいとおもいました、ひかるくんは、びょうきみたい。
びょうきがなおるといいなとおもいました。
ぼくは、ホシノカケラのサンタクロースに、ひかるくんのねがいをこめました。
もすぐ、めりくりすます。
また、みんなあえるといいねー、
ばいばい。
シュナレモン。
「白い。。。ミニチュアシュナウザーの、仔犬、か。。。」
三木龍馬氏は、シュナレモンの成長を喜ぶと同時に、
遥か昔の、、幼少期。
切ない記憶がよみがえりました。
サン太。。。
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サンタは。。。。。ある日突然、サンタとの哀しい別れがやってきた。
別れは、ある。
子どもの頃から、家のミニチュアシュナウザーが、新しい家族のもとへ。。。
彼らの新しい人生のはじまり。。。
「久しぶり、あーあ、久しぶりに、子どもの頃の夢を見たよ。。。。」三木龍馬氏は、照れくさそうに、奥さんのローズ夫人に言いました。
もしかしたら、泣いてたら。。。なんだかなぁ。
「あらまぁ。。。幸せだわねぇ。今は今で、幸せだけど、昔は昔で、それぞれな幸せがあるから。。。」ローズ夫人は、いつもニコニコしていました。
「サン太の、、、サン太の夢を見たかもしれない、なんか、そんな感じがしたなぁ。」
「あら、あなたの、小学校にあがる前ぐらいの、ワンちゃん??サン太ちゃん、って。」
ローズ夫人が、紅茶を入れていると、キャッ、キャッ
と、苺姫と、コモモが二階から降りてきました。
苺姫と、コモモは、ミニチュアシュナウザーの女の子です。
隣の棟の、龍馬氏の息子さんの夫婦とともに住むミニチュアシュナウザーの男の子、
ポポロも含め、三人とも、
シュナ坊と一緒の、お父さんお母さんから産まれ、シュナ坊より少し年上です。
隣の棟の家には、龍馬氏の息子の綾聖のファミリーと、ミニチュアシュナウザーの男の子の、ポポロが住んでいます。
「おじいちゃん、おばあちゃん、おはよー、あー、もう、おばあちゃんの朝ごはんの香りが、めざましみたいなモンだわー。」
コモモが、キャッ、キャッと、笑いました。
「そ。起きて、すぐに、なんにも食べられな〜い、なんて人が信じられないよねー。」苺姫も、朝からご機嫌でした。
三木龍馬氏は、息子の綾聖ファミリーと一緒に住むために海外に渡りました。
息子の綾聖夫婦は、隣の棟の家に住み、離れに、三木龍馬氏夫婦と、女の子のミニチュアシュナウザーが二人一緒に住んでいます。
離れ、と、言っても広いお庭で、広い家で、
ローズ夫人は、フランス人なので、綾聖は、ハーフですが、
奥様は、日本人です。雫さんと言います。
雫さんは、
ローズ夫人のお料理教室のアシスタントをしていましたが、
よく、三木龍馬氏の家に出入りするうちに、息子さんの綾聖と、お付き合いするようになり、結婚しました。
お孫さんは、女の子が、
蘭ちゃんで、
大学下宿で家を離れ、高校生の男の子、悠人君が一緒に住んでいます。
悠人君が、また、将来休会しているミニチュアシュナウザーのブリーダーの、三木センチュリオンを、
仕事をしながら、再開しようかなー、と、言っていました。
「おっはよー、おっじゃまー。」
隣の棟から、悠人君と、ポポロがやってきました。
綾聖夫婦が、朝ごはんを食べないことが多いので、
カリスマ
お料理講師でした、ローズ夫人のお料理を朝から食べられるだけあり、
悠人と、ポポロは、朝になると、朝ごはんを隣の棟の、龍馬氏の家に食べにきていました。
「おっはよー、悠ちゃん。。ポポロ。なんかね、トントントン、包丁の音が朝から聞こえると、なんだか、今日は、一日中いい日になりそーな、気になってくるのよね、」
コモモが言います。
「あたしは、やっぱり、香りが響いてくるかなー、
お味噌汁もだし、パンの時は、パンとか、ベーコンとか。」苺姫も、朝からご機嫌です。
「あたしは、ローズおばあちゃんに、お料理を習って、スイーツもお料理も至れり尽くせりな、シェフになるんだー。」苺姫は、言います。
苺姫は、お料理が好きで、ローズおばあちゃんをよくヘルプしていました。
「あたしはダメだなー。食べる専門でいいや。えへっ。」コモモが言います。
苺姫がきちょうめん、コモモが、おおざっぱタイプでした。
「ねえねー、神楽町にいる、シュナ坊は、元気かなー、あの子、12月産まれだし、
クリスマスプレゼント、みんなであげようか、兄姉としての。」
ポポロが言います。
「すーごいよね、女優さんの茶目コさんと、仲良くしてるんでしょー、」
コモモは、かなりなミーハーです。
そして、茶目コの大ファンでもあり。
「ね、いつか、神楽町連れてって!
シュナレモンに会いたいな。極小ミニチュアシュナウザーなんでしょ。可愛いだろうなー。」
苺姫も言います。
「だねー。行きたい、行きたい。」
ポポロもウキウキしています。
「笑〜さんから、パソコンに、シュナレモンの写真よく送ってくれてるけど、
笑〜さんにも感謝、感謝だよねー、カッコイイなー、女社長。憧れちゃう。」
苺姫が言います。
「笑〜さんは、美容と魅力の福の神なのよー、」
コモモもウキウキして言います。
「私は、笑〜ちゃんと、タチバナちゃんの、お料理とセンス、のクライアントなのよ。おじいちゃんや、綾聖さんは、それで、大蔵ちゃんの車を知ったし。」
ローズおばあちゃんは、言います。
「まぁ、落ち着いたら、シュナレモンの顔見がてら、里帰りするかな、みんな連れて。
オショウやセーギもたまには会いたいし。」
三木龍馬氏は、言います。
オショウやセーギというのは、
神楽町にいる三木龍馬氏の幼なじみ。水蓮寺の坊さんの、水谷和尚。
そして、セーギは、三ッ蔵正義、神楽町小学校の用務員さんのミージイサンです。
水谷和尚は、ミニチュアシュナウザーのメグちゃん、
ミージイサンは、白いミニチュアシュナウザーのパピルス君がいます。
「あら、おはようございます。お義父さん、お義母さん。
シュナレモンちゃんからの、お手紙が、うちに間違えて来てますよー、」
隣の棟から、雫さんが、間違えて届けられたシュナレモンからの手紙を持ってきました。
「ほ、ほぉ〜〜」
龍馬氏の嬉しそうな顔
海外に引っ越す時に、笑〜や、福の神にお礼を、と、シュナレモンを渡したのですが、
もともと、
規定外小さなシュナレモンではなく、他の兄か姉が、福の神の元へ。。。でしたが、
笑〜の配慮と、シュナレモンが、神楽町に住みたい希望で福の神と一緒にいますが、
籍は、三木さんの家のままです。
赤ちゃんの頃、しばらくうちにいてから、
シュナレモンは、福の神と住むようになりました。
シュナレモンは、朝から鮭が好きだったね〜、シュナレモンの兄姉がガヤガヤしています。
龍馬氏は、シュナ坊からの手紙を読みはじめました。
虹のかけら、ホシノカケラ。
一生懸命な彫刻、
シュナ坊のサンタクロースは、逃げてしまいましたが。。。
だけど、誰かの喜びになって。。。
ヴィーナスです、
よろしくー。お元気ですかっ。
シュナ坊の友達の
友達の、ヴィーナスは、
シュナ坊の手紙にたまに、落書きします。
「なんか、、、ひとまわり大きくなったんじゃないかなー?、チビで甘えん坊なんだけど、、、」コモモも嬉しそうです。
みきのおじいちゃん、おばあちゃん
おげんきですか。
ぼくは、げんきで、ふくのかみさんも、
がっこのともだちも、びなすもげんきです。
にじのかけらお、サンタクロースにほったけど、きゅうに、
ぴょんぴょんして、びょういんのおとこのこ
のところにいっちゃった。
ぼくは、いっしょうけんめいほったのに、とおもったんだけど、
おうさまのもみのきに、サンタクロースにあえますように、ひかる、と
たんざくをつけたぼくのサンタクロースがかざられていて、
ひかるくんというこが、えみのはなしだと、ぼくがしろくなっただけといって
にてるみたいだし、
ぼくは、ひかるくんが、サンタクロースにあえたらいいとおもいました、ひかるくんは、びょうきみたい。
びょうきがなおるといいなとおもいました。
ぼくは、ホシノカケラのサンタクロースに、ひかるくんのねがいをこめました。
もすぐ、めりくりすます。
また、みんなあえるといいねー、
ばいばい。
シュナレモン。
「白い。。。ミニチュアシュナウザーの、仔犬、か。。。」
三木龍馬氏は、シュナレモンの成長を喜ぶと同時に、
遥か昔の、、幼少期。
切ない記憶がよみがえりました。
サン太。。。
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グリの子守唄。シビア編。耳なし芳一。
2019年03月23日
さよならクリスマスキャロル。45。シュナ坊の成長。
だんだん、2人は近づいてきたし。
だんだん、彼は、僕がいつもあなたのそばで微笑んでいるのに気づいてくれた。
あと。。。。。少し。。
そっと。手を伸ばして。。。。。
今度こそ、その手を、離さないで。。。
「私が、私が父親を探そうと、クライド・フォレスターさんに言ったんです。」
ビアンカ院長先生の院長室には、西園寺玲泉という、背が高く身なりいい優雅な紳士が穏やかにたたずんでいました。
西園寺玲泉さんという紳士は、クライド・フォレスターさんの、弟さんのヒカルさんの息子さんですが、
ヒカルさんは、クライドさんとは、はら違いの兄弟で、ヒカルさんのお母さんは、東洋人です。
そして、玲泉さんの母親の桃子さんも日本人。ヒカルさんは、クライド・フォレスターさんの父親のジェイさんではなく、日本人のお母さんに似たらしく、
クオーターの玲泉さんは、日本人そのものでした。
笑〜は、クライド・フォレスターさんを訪れる前に、ビアンカ院長先生にご挨拶を、と院長室を訪れると
ビアンカ院長先生は、息子さんぐらい離れた身なりいい紳士と談笑、と言いたいのですが、とはいえない
なにか、深刻な面持ちの話し合いをしていました。
笑〜は、この場にビアンカ院長先生に呼ばれていましたので
遠慮がちに頭を下げ、
すすめられ、着席しました。
神楽小学校。。。
「僕はもう、今年はホシノカケラの事はもう、いいんだ。」
シュナ坊の削ったホシノカケラも虹のかけらも、2人のサンタクロースは、ぴょんぴょん楽しそうに飛び跳ねて行ってしまいましたが。
なんだか、なんだろう?
少しは、誰かを幸せと、そんな自分に成長したいと、あまえんぼうながらも、
シュナ坊は、自分がちょっとだけ、大きくなった気がするし。
神楽町、音鳴り町合同でまわるクリスマスパレード。。。それだけでも、友達と一緒に。。。
今を楽しむ、
それが、なんて楽しいんだー、
シュナ坊は、思いました。
それに、クリスマスパレードというのは、待ちのワクワク。。。
クリスマスに向けて、だんだん街が華やぎを添え、待つ喜びに満ち溢れた、ワクワクシーズン。
待ちの喜びの期間に行われ。
シュナ坊も、みんなが大好きな、待ちのワクワクのシーズンに産まれた事がなんだか、
嬉しく神聖に思えてきました。
シュナ坊に、そっくりな音鳴り病院に入院している白いミニチュアシュナウザーの男の子、
ひかるちゃんに会ってみたくなりましたし。
サンタクロースに逢えますように、ひかる。
サンタは僕だっ。
なーーんて、それは、おっちょーしい良すぎかなっ。
白いミニチュアシュナウザー。。。
そうだ、
小学校の用務員さんの、ミージイサンちの、優秀息子のパピルスも、
白いミニチュアシュナウザーだよね。
そうだ。
シュナ坊が、めずらしく静かなので、ヴィーナスが、びっくりしましたが、
「僕は、ヴィーナスよりは、まだ、静かだと思うよー。」
「ナニヤッテンノヨウマサカ、ベンキョ」
「まさかー、オジイに手紙を書いてるの。笑〜が、たまには書け、とうるさいんだよ。笑〜が、パソコンや、スマホで、僕の写メして、オジイに送ってるから、いいのにさー、」
オジイに、というのは、
シュナ坊の元飼い主さんの、三木龍馬氏です。
海外にいます。
「テガミガイイノヨ。コンナジダイニナオサラ」
「なんじゃい、浪花節。。。」
シュナ坊は、たどたどしく、ホシノカケラや虹のかけらが逃げて行って、あーだ、こーだ、
僕は泣いちゃったけど、誰かの幸せを願えるようになった、と、はっ
としました。。。ナンタラカンタラ、と、書いていました。
「あら、シュナ坊、手紙を書いてるの。おじいさんに、、、」
像のサファイアが言いました。
「たまにはね。年賀状でいいけどな、でも、なんだか、オジイに手紙を書きたくなった。」
冬が暖かい。冬だからこそ、みんなが、暖かいイベントが盛りだくさんだしね、
またまた、、、それだけじゃなくなんか、毎年めぐる、去年とは、違う、毎年めぐる毎年とは違う体験が、、、より、
冬を暖かくしてるんだ。。。
シュナ坊は、用務員さんのミージイサンが、
息子さん同然のパピルスから届く絵葉書や手紙を嬉しそうに、嬉しそうにと、
弾むようにみんなに見せている姿が浮かびます。
僕のも。。。きっと三木のオジイに、ローズおばあちゃんにも、喜んでくれるかな。
遠く離れましたけど。幸せいっぱいな日々。楽しくてヘンテコな友達。。。
退屈なんて知らない。
毎日がアトラクション。
季節は冬だからこそ。。冬の陽だまりの様な、
優しい暖かさにみちていました。
12月は、
終わりの始まり。。。
今年もクリスマス、その前にクリスマスパレードがやってくる。