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2020年03月21日
オメガ3脂肪酸とは?
皆さんはオメガ3脂肪酸という言葉を聞いたことはありますか??
オメガ3系脂肪酸とは…
私たちが摂取している脂肪には、
体内で作ることができない、食べ物から摂取しなければならない必須脂肪酸があり、
その代表的なものが、オメガ3系とオメガ6系の脂肪酸です。
オメガ3系脂肪酸には、α-リノレン酸、DHA、EPA など、
オメガ6系脂肪酸には、リノール酸、アラキドン酸などがあり、
オメガ6系脂肪酸は、一般的な植物油や動物の脂に含まれているため、
不足することはあまりなく心配いりませんが
オメガ3系脂肪酸は、食の欧米化や、魚の摂取量が減ったことなどから、
現代の日本人の摂取量は少なくなっているようです。
これらは非常に熱や光に弱く酸化しやすい栄養素で、加熱してはいけませんし、
長期保存も向きません。
また、現代の日本人がよく摂取する食品に、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれていないです。
食べ物から十分な量摂取するためには、日頃から青魚やクルミなど、
オメガ3脂肪酸が豊富に含まれる食品を意識的に摂取する必要があります。
肉に油と魚の油、同じ脂でも、すぐに固まってしまう肉の脂とは異なり、
冷たい水の中を泳ぐ魚の脂は、常温でも液体のまま固まることはありません。
重要なのはオメガ3とオメガ6の働きは正反対なので、
2つのバランスをうまく取ることがとても重要です。
魚中心の食生活を送られている方なら心配ありませんが、
もし肉中心の食生活を送られているなら、オメガ3脂肪酸が不足している可能性がありますよ。
オメガ3系脂肪酸のα‐リノレン酸を基にして、体内で生成されるEPAからは、
炎症、アレルギーを抑制する生理活性物質が生成されます。
植物油の中で、α-リノレン酸を多く含んでいるものは、多くありません。
身近で手に入れることが可能なものは、
シソ油(エゴマ油)や亜麻仁油などで、
EPA・DHA は、イワシ、サバ、マグロなどの青魚の魚油に多く含まれていることから、
これらの魚を意識的に摂取することで補給ができます。
一方、もっと手軽に利用したい場合には、亜麻仁油や魚油のサプリメントのほか、
医薬品としてEPA 製剤もあります。
今回はオメガ3脂肪酸をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
体内で作ることができない重要な栄養素。
本来なら、食品から摂取するのが理想的ですが、十分な量摂取するのは正直難しいですよね。
不足してると感じたときは、オメガ3サプリの力を上手に借りて、健康維持を目指しましょう。
ただし、サプリだけに頼りすぎるのはNGですよ。サプリだけでは必要な量摂取することはできません。あくまで食事のサポートとして利用してくださいね!