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2020年03月20日
医薬部外品ってなんだろう?どういう意味?
こんにちは
皆さん医薬部外品って聞いたことありますか?
私はよくこの言葉を聞きますが
実際何なのかよくわかっていませんでした
今回はわかりやすく医薬部外品がなんなのかをご説明していきます!
そもそもは薬機法(旧:薬事法)」という法律で
医薬品・医薬部外品・化粧品
の3つに分類されています!
医薬品
病気の治療や予防を目的とする、いわゆる「薬」のことで、
厚生労働省が効果・効能について認可した有効成分が含まれている。
医師や歯科医師による処方箋が必要な医療用医薬品と、
薬局などで市販している一般用医薬品(=OTC医薬品)がある
治療を目的とする医薬品は、身体への作用が大きいため、
医師や薬剤師など専門家の指示・助言に従い十分注意して使用する必要があります。
医薬部外品
おもに予防や衛生を目的としている製品を医薬部外品。
法律上、医薬部外品は医薬品と化粧品の中間的な位置づけで、
医薬品と違う点は治療目的ではないことです。
ちなみに、「薬用」という表記も医薬部外品と同じ意味です。
「薬用化粧品」などもそうです。
医薬部外品には厚生労働省が認可した成分が一定濃度で配合されていて、
「効果・効能」を記載することができます。
化粧品
化粧品は身体への作用が緩やかで、
身体を清潔に保ったり保護したり、美化したりすることを目的とした、
いわゆる美容商品を指します。
有効成分の配合は許可されていませんので、医薬品的な効能・効果をうたうことはできません。
なおかつ、化粧品はパッケージなどに全成分を記載するという法律上の義務があります。
医薬品や医薬部外品にそのような記載義務はありません。
選び方と注意点
薬やスキンケア用品は、「有効成分」によって法律で厳しく分類されています。
パッケージ等に有効成分を記載できるのは「医薬品」と「医薬部外品」
「化粧品」には有効成分の記載はできません。
大切なことはこの3つの表記をよく理解して
自分の状態や目的にあった商品選びをすることが大切です。
医薬品は医師や薬剤師に用法用量の説明を聞き、不明点は確認して自己判断に任せないようにしましょう。
医薬部外品も、有効成分表示を読み、気になる成分が含まれていればきちんとリサーチすること。
使用してみて、症状が治まらない、いつもと違う症状で身体に合わない…などと感じたときは、すぐに使用を中止してください。
化粧品は有効成分が入っていませんが、緩やかに身体に作用する分安全性は高いといえます。
さらに、化粧品の成分表示は、配合量の多い順に記載するよう定められています
自分にあった商品を選ぶときの参考にしてみてください
まとめると法律上の効果・効能は、
医薬品>医薬部外品=薬用=薬用化粧品>化粧品
いかがでしたか?これからは購入するときに
表記を確認してから自分にあったものを購入するようにしましょうね。