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2021年09月14日

身体を持って次の次元へ行く

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会社でエネルギーを吸い取られて疲れ果てた夫が、帰ってきて妻からエネルギーの補給をする。もちろん、反対のケースもあるけどね。そして、吸い取られたエネルギーを補給するために、今度はもっと立場の弱い子どもから吸い取って補給しようとする。吸い取られた子どもは、自分より小さな子、もしくは自分より弱い立場の子どもをいじめたり脅したりして、エネルギーを補給するようになる。社会全体がエネルギー不足になって、エネルギーバンパイアばかりになってしまっているから、弱い立場の子どもたちにしわ寄せがきて、こういう問題が起きてくるんだから、そこから考え直さなければ、何も解決しないってこと


決めなければ何も始まらないわ。決めるからこそ、いろいろなことができるのよ。調査をしてみても、決めなければ何も起きない。たとえば、あなたが蕎麦が食べたいと思ったとするでしょ。そして、どこの蕎麦屋さんが評判が良いか念入りに調べても、それだけじゃ何も起こらないわよね?知ってるだけじゃ、何も起こらない。はっきりと、どこの蕎麦屋さんにするか決める。ここからすべてが始まる。はっきりと決めるから、行動に移せるのよね。どうやって行くか、電車で行くか、車で行くか、歩いていくか、決めることができる。わかる?


望みに小さいも大きいもない。小さなことはできるけど、大きなことはできないということはない。どちらも同じ。はっきりと決めることで、現実になる。引き寄せには、タイミングがとても大切なの。あとでって思っていたら、タイミングを逃してしまうことになるの


それからね・・・妥協はしないでね。あなたの一番だと思っているものを欲しがるようにしてちょうだい。わかる?あなたにとって一番欲しいと思うものよ。二番でも三番でもない。一番を欲しがってね。あなたたちは小さなころから、教育という名のもとに、セルフイメージをものすごく低いものにされてしまっているのね。学校教育(幼稚園、保育園から始まって)で、常に競争ばかりさせられてきている。競争ってね、セルフイメージをものすごく低くするの。すべての競争に勝てる人なんていないでしょ? 算数は、他の人よりできるけど、国語は、ダメっていうのが当たり前でしょ? 得意な教科があれば、苦手な教科もある。勉強はできても、スポーツは苦手ってこともあるわよね。走るのは速いけど、絵は上手に描けない。背が高いの低いの、痩せているの太っているの、家の手伝いをするのしないの───大きなことから小さなことまで、すべて誰かと比べられて、競争させられてきている。


すべてに完璧にできる人なんているわけないんだから、自分は劣っているって感情が、どこかに必ず芽生えるわよね。


素敵な、自分にとって一番好きで大切に思えるパートナーが欲しかったら、まず自分のことを好きになって、大切に思えるようになってちょうだい・・・。そしたら、とても素敵なパートナーを引き寄せることができるから


お金に関してもそう。こんな価値のない自分に、お金がたくさん入ってくるわけがないって思ってしまっているから、入ってこなくなるの。物を買うときでも、欲しいものがあっても、これは私ごときには似合わない、もっと価値のある人が持つものだから、私はこの安いほうでいいわっていう思考が、安いものしか買えない現実を引き寄せるってこと


上司に残業を頼まれたとするでしょ。あなたは早く帰りたいのに、上司に言われたから仕方なしにちょっと我慢して、上司に頼まれた仕事をするとするわよね。そしたら、その上司は、あなたには残業を頼んでもいい、と思ってしまう。だから、次にも残業を頼むとしたら、あなたに頼もうっていう思考回路ができあがるの。・・・で、またあなたに残業を頼むわ。そのときも、またあなたがその依頼をイヤイヤながらも我慢して受けたとしたら、次は残業が当たり前のような雰囲気になってきてしまって、いつでも残業をしなければいけなくなる。これが我慢の回路を開くってこと。


あなたが態度をはっきりとさせれば、あなたはそういう人だ、というふうに認識されるから、誰もあなたに残業を頼まなくなるし、それでいい、となるの。


ネコになっちゃえばいいの。突き抜けちゃえばいいの。ネコって、気ままでイヤなことは絶対しないし、気分が悪ければ平気で人のことをひっかくし、気分が良ければすり寄ってくる。まったく、理解できない生き物だと思ってるでしょ。でも、誰も怒らない。だって、ネコってそんなものだとみんなが認識しているから・・・。何をされても、ネコだから仕方ないよねって言うよね。


あなたは常に無意識に何かを考えてる。その無意識に考えてることが現実になってるってこと


口ぐせってね、いつも自分が考えてることなの。いつも考えてることが自然と口に出る。これが口ぐせ。思考が口ぐせになってしまってるなら、意識して口ぐせを変えていけば思考も変わっていくってこと。口ぐせは、あなたが常に思考していることなのです。だから、口ぐせを変えれば現実が変わるのです。現実を変えたかったら、まず口ぐせから変えてみてください


「私は、どうしたい?」って聞くようにしていけば、悩みを解決することができる。


いつでも買えるけど、今は買わないだけ」に口ぐせを変えればいい。値段を見て、瞬間的にこれは高くて買えないっていう思考が浮かんだら、すぐにそれをキャンセルして、「あら、安いじゃない。私はこれを買うだけのお金は十分持ってるのよ・・・でも、今日は買う気分じゃないからやめとくわ」・・・って言えばいいの。


私はお金が大好き、そしてお金も私が大好き!」それには、自分に素直になること!人のことはどうでもいい、付き合いなんてのもどうでもいい、損得なんてどうでもいい、とにかく自分の素直な気持ちを一番に優先させること。そうすれば、自分が本当に何を望んでるのかがわかるわ。自分が望んでいることだけをしていれば、あなたの現実はあなたの好きなようにできる。


年齢で何かが決まるの? 体力的なことが違うから?年をとると体力がなくなっていくから? それは、自分がそう思い込むから。そう思い込まされてしまっているからなの。


フォーカスを変える。これって大事なことなのよ。そのフォーカスを変えるためには、言葉を変えることも効果的よね。「太りたくない、痩せたい」っていう後ろ向きな言葉より、「この服を着てあの人とデートしたい」っていう積極的な言葉の方が思考のエネルギーに楽しい感情が乗るから現実化しやすいってこと


子どもには子どもの考えがある。親子だといっても、それは別物。時代や環境が変われば、常識や道徳や倫理観も変わるのよ。それを、自分の常識や道徳観や倫理観は絶対だとして、子どもに押し付ける。違うのよ。常識は変わるの。道徳観や倫理観も親子でも違うの。それを同じだと思い込んでしまうところに無理があるの


どちらにしろ不満のエネルギーを溜めると、ろくなことにはならないってこと。自分の意見を言うことも許されず、いつもねじ伏せられている環境にいるなら、すぐにそこから逃げることをお勧めするわ。



【感想】
この本の冒頭で、作者はある日突然、2人の宇宙人と交信できるようになり、その2人の宇宙人からのメッセージを参考に生きることで人生が良い方向に進み始めた!という旨の話があり、正直「あー変な本をチョイスしちゃったな」と思った。諦め半分で読み進めていくと、不思議なことに内容に凄く共感できるし、いつの間にかミナミAアシュタールの世界観に引き込まれていた。決めなければ何も始まらない!とか自己評価が低いのは日本の社会に原因があるだけだから、1番を欲しがるようにして!とかフォーカスを変えるって大事なことよ!など、心に響く言葉も多かった。




星やどりの声

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「桐島、部活やめるってよ」「何者」などの作者で知られる朝井リョウが学生最後に発表した、家族小説。


舞台は海沿いにある(湘南がモデルと思われる)喫茶店「星やどり」。そこは4年前に癌で亡くなった建築家の父が、リフォームを手掛けた物件だった。星が見える天窓。ブランコになっている座席。特製のビーフシチュー。大黒柱を失った早坂家の面々は、この店を訪れるたびに、笑顔を絶やさなかった父の記憶を鮮明に思い出す。


第1章「長男 光彦」は、就職活動連敗中の大学4年生。
第2章「三男 真歩」は、カメラを持ち歩く大人びた小学6年生。
第3章「二女 小春」は、派手なグループに属する、彼氏持ちの高校3年生。
第4章「二男 凌馬」は、「父は正義だった」とつぶやく青臭い高校1年生。
第5章「三女 るり」は、小春の双子の妹で優等生の、高校3年生。
第6章「長女 琴美」は、その洞察力が家族から“エスパー”と称されている、警察官の夫を持つ26歳販売員。



この、兄妹1人1人に代わる代わるスポットが当たる構成は、村山由佳の「星々の舟」を思い起こさせた。ただ登場人物がほとんど学生、舞台が湘南の喫茶店という事もあり全体的に爽快で青春チックな内容だった。星々の舟は、もっとテーマが濃密で、重かった(笑)。喫茶店を作った父の願いが、最後の琴美の章で明らかになり、思わず感動してしまう仕掛けになっている。kindle unlimitedでこの作品クラスに楽しめる小説がもっと解禁されますように・・・。


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超筋トレが最強のソリューションである

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心理学的に「自己に対する肯定的な態度」と定義されることの多い「自尊心」についても筋トレはすごい効果を発揮します。なんと、スポーツ科学や心理学の分野における113本の論文で「筋トレは自尊心を保つ、もしくは高めること」が報告されているのです


筋トレは人が何かを始めるのに遅過ぎるなんてことはないということを我々に教えてくれている。「まだ間に合うかな」とか「今さら始めるのもな」と本当はやりたいのに年齢を言い訳に挑戦を躊躇している事はないか? 思い立ったら即行動だ。人生で一番若いのは常に今。年齢なんてただの数字に過ぎない。そんなものに君の行動を制限させるな


モテるようになるに決まっている。自尊心の向上、見た目の向上、自信の形成、健康、若々しさ等々、これらすべてがモテにつながるのは火を見るより明らかだ


俺が健康≠ニ言う場合、体の健康だけではなく、心の健康も指す。心身ともに充実した状態でない限り、人は人生を謳歌できないからだ。そしてこの本でも語ってきた通り、トレーニングは心にも身体にも良い影響を及ぼす。体を若く保ち、慢性的な痛みを予防し、自尊心を養ってくれる筋トレを多くのエグゼクティブたちが選択するのは必然とも言えるのだ


ハーバードメディカルスクールの研究で、定期的なエクササイズは記憶力、集中力、頭脳明晰さに関わりの深い化学物質の分泌を助けることが証明されている。英国ヴァージングループの創設者であるリチャード・ブランソンも「生産的であるための秘訣はワークアウト」と語り、水泳、ヨガ、クライミング、ウエイトリフティングなどに取り組んでいるとインタビューで明かしている。さらに「ワークアウトをすることで、生産的な時間が日に4時間は増える」とまで言っている。


目標を設定し、それを達成することに快感を覚えるゴールオリエンテッド(目的志向型)な人は、どの分野においても成功しやすい


筋トレをすることによっても血中のテストステロン濃度を高めることができることが数多くの研究で報告されています。テストステロンの分泌によって自信と集中力が高まり、それが好成績につながっている可能性があるということで話題になりました


筋トレで増すのは「希望」と「筋肉」、減るのは「ネガティブ思考」と「贅肉」。研究からもわかるように、筋トレをすればポジティブな気持ちが増し、ネガティブな気持ちが減る。


筋トレをして強くなると態度がデカくなったり攻撃的になったりするどころか攻撃性が和らぐのだ。勘違いしている人が多いが、実は強ければ強いほど余裕があるから優しく落ち着いた対応ができる。弱くて自信がないから攻撃的になったり、相手を威嚇して自分の力を必要以上に大きく見せないと不安でたまらなくなったりする。筋トレして皆の攻撃性が下がれば、世界はもっと平和になるな。


自分が世界の中心だと思って生きろ。実際そうだろ。同じ地球上に生きてるとはいえ各自全く違う人生を各々の小さな世界で生きてる訳だから。自分が一番輝ける選択をしろ。自分が一番幸せになれる道を選べ。自分を犠牲にしてまで何かするな。君の人生の主役は誰が何と言おうと君だ。自分第一主義でいけ


他人にどう思われるか一切気にしない境地に達する事で人生は一気に楽しくなる。それこそ真の自由だ。経済的に余裕があろうと、社会的に成功していようと、他人の目ばかり気にして他人の評価に一喜一憂していては幸せは手に入らん。自分の成功や幸せを他人に定義させるな。自分の信じる道を堂々と歩け



【感想】
筋トレによって人生を変えたマッチョ社長が、いかに筋トレが有意義なのかを、ユーモアを交え説き続けている1冊。一応、科学的な根拠に基づいている。マッチョ社長のポジティブ過ぎる言葉の連続で、読めば誰しもが筋トレを始めたくなってしまうと思う(笑)



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タグ:Kindle 筋トレ

武器になる哲学

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ルサンチマンを哲学入門書の解説風に説明すれば「弱い立場にあるものが、強者に対して抱く嫉妬、怨恨、憎悪、劣等感などのおり混ざった感情」ということになります。わかりやすく言えば「やっかみ」ということなのですが、ニーチェが提示したルサンチマンという概念は、私たちがともすれば「やっかみ」とは思わないような感情や行動まで含めた、もう少し射程の広い概念です。


ルサンチマンは、社会的に共有された価値判断に、自らの価値判断を隷属・従属させることで生み出されます。自分が何かを欲しているというとき、その欲求が「素の自分」による素直な欲求に根ざしたものなのか、あるいは他者によって喚起されたルサンチマンによって駆動されているものなのかを見極めることが重要です


フランシス・ベーコン「富を軽蔑するように見える人々を余り信用しないがよい。富を得る望みのない人々が、それを軽蔑するからである。こういう人々が富を得るようになると、これほど始末に困る手合いはいない


パーソナリティとはそれ自体の定義からして本来的には短期に大きく変化しないものです。心理学者のユングはパーソナリティのうち、外界と接触している部分をペルソナという概念で説明していますペルソナとは、元来は古典劇において役者が用いた「お面」のことです。ユングは「ペルソナとは、一人の人間がどのような姿を外に向かって示すかということに関する、個人と社会的集合体とのあいだの一種の妥協である」と説明しています。


私たちは「意思が行動を決める」と感じますが、実際の因果関係は逆だ、ということを認知的不協和理論は示唆します。外部環境の影響によって行動が引き起こされ、その後に、発現した行動に合致するように意思は、いわば遡求して形成されます。つまり、人間は「合理的な生き物」なのではなく、後から「合理化する生き物」なのだ、というのがフェスティンガーの答えです。


チクセントミハイは「あること」に気付きます。それは、分野の異なる高度な専門家たちが、最高潮に仕事に「ノッテいる」ときに、その状態を表現する手段として、しばしば「フロー」という言葉を用いる、ということでした。チクセントミハイは、彼ら専門家の用いたこの言葉をそのまま引いて、のちに「フロー理論」として広く知られることになる仮説をまとめました。 チクセントミハイは、フローの状態、いわゆる「ゾーン」に入ると、次のような状況が発生することを報告しています。
@過程の全ての段階に明確な目標がある

目的が不明瞭な日常生活での出来事とは対照的に、フロー状態では、常にやるべきことがはっきりわかっている。
A行動に対する即座のフィードバックがある

フロー状態にある人は、自分がどの程度うまくやれているかを自覚している。

B挑戦と能力が釣り合っている

自分の能力に見合ったチャレンジをしていて、簡単すぎて退屈することも、難しすぎて投げ出したくなることもない絶妙なバランスの上にいる。

C行為と意識が融合する

完全に今やっていることに集中している。

D気を散らすものが意識から締め出される

完全に没頭して、日常生活のささいなことや思い煩いが意識から締め出されている。

E失敗の不安がない

完全に没頭していて能力とも釣り合っているので、失敗への不安を感じない。逆にもし不安が心に上るとフローが途切れて、コントロール感が失われてしまう。

F自意識が消失する

自分の行為にあまりに没頭しているので、他の人からの評価を気にしたり、心配したりしない。フローが終わると、反対に、自己が大きくなったかのような充足感を覚える。

G時間感覚が歪む

時間が経つのを忘れて、数時間が数分のように感じる。あるいはまったく逆に、スポーツ選手などでは、ほんの一瞬の瞬間が、引き伸ばされて感じられることもある。

H活動が自己目的的になる

フローをもたらす体験を、意味があろうとなかろうと、ただフロー体験の充足感のために楽しむようになる。例えば芸術や音楽やスポーツは、生活に不可欠でなくても、その満足感のために好まれる。 チクセントミハイは、特に「B挑戦と能力が釣り合っている」という点について、次のようなチャートを残して詳細に説明しています。 フローに入るためには、挑戦レベルとスキルレベルが高い水準でバランスしなければなりません。高いスキルを持った人が、なんとかやれるレベルの課題に挑戦し、その上で、外乱が入らず、集中が持続できるなど、いくつかの条件が揃った時に、初めて人はフロー状態に入ることができる、ということです。


予告された報酬は、すでに面白いと思って取り組んでいる活動に対しての内発的動機付けを低下させる、という結論を得ています


しかし実は、多くの人が実践して「いない」にもかかわらず、確実に子供の成績や運動能力が高まる産み方がある、と言えば驚かれるでしょうか。 それは、子供を4月に産む、ということです


新約聖書のマタイ福音書の文言「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」という一節から借用してこのメカニズムを「マタイ効果」と命名しました。


日の当たらない場所であっても、地道に誠実に努力すれば、いつかきっと報われる、という考え方をする人は少なくありません。つまり「世界は公正であるべきだし、実際にそうだ」と考える人です。 このような世界観を、社会心理学では「公正世界仮説」と呼びます。


世界は公正ではありません。そのような世界にあってなお、公正な世界を目指して闘っていくというのが私たちに課せられた責務でしょう。人目につかぬ努力もいずれは報われるという考え方は、人生を破壊しかねないのだということをよく覚えておいてください


無知の知とは、平たく言えば「知らないということを知っている」ということです。なぜこれが重要かというと、そもそも「自分は知らないのだ」という認識を持てないと学習がスタートしないからです。当たり前のことですが「僕はわかっているもんね」と考えている人は知的に怠惰になってしまう。「自分はわかっていない」と思うから調べたり、人に話を聞いたりという努力が駆動されるわけです。



【感想】
『哲学』という一見とっつきにくいテーマも、この1冊を読むだけでかなり要点を抑えることが出来る。ルサンチマン、マタイ効果、公正世界仮説など、人生と密接に結びついた哲学用語も分かりやすく解説されている。特にマタイ効果という考え方には凄く納得がいったし、この考え方を知ることが出来たのは大きかった。



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