新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2021年09月30日
「好きなこと」だけして生きていく。
今までは、努力すればするだけ報われると思って努力をしてきたのですが、よく考えれば、報われることもあるし報われないことも当然ありました。報われないときには、こんなに努力した「のに」という不満が残っていました。 そこで気づけばよかったのです。「努力=報われる」ではないことを。 そして、気づいたことは、「努力しない=報われる」だったということ。つまり、逆だったのです。
頑張るのをやめて、ただ自分には価値があると信じることにしただけなのです。 ただそれだけ。自分が、というが≠捨てた。 すると周りも僕のことを「価値がある」と言ってくれました。
自分には価値があると思ってみる →価値があるから頑張らず自然体でいると、成果が上がる →頑張らなくても報われる →ますます自分には価値があると思うようになる。 このように現実が逆になるのです。スタートは自分には価値がある≠ニ思えるかどうかにかかわらず、価値があることにする≠ニころがポイントです。
飛行機のファーストクラスに乗れる人は「他力」を使える人です。 なぜかというとファーストクラスの航空運賃はものすごく高額なので、自力で頑張ったくらいでは、ぽんと出せる金額ではありません。 でもビジネスクラスの運賃ぐらいなら「自力」で頑張れば、何とか乗れます。 ビジネスクラスにいる人たちの多くは「自力」で頑張っている人たちです。 頑張っている人たちなので、飛行機を待つラウンジの中でも多くの人が仕事をしていたと言います。
頑張れば、何とかビジネスクラスまでは行ける気がします。 でも自力だけではファーストクラスには行けません。自力で頑張っている人は、自力で頑張るのをやめると、ビジネスクラスもとたんに行けなくなる。 ファーストクラスの人たちは自力で頑張らない人たちです。 頑張らずに、「他力」を使っているのです。人を信用しているのです。 そうしないとファーストクラスの域にまで突き抜けないのです。
好きなこと、テンションの上がることをやっていると、幸せになる。 そしてなぜかお金が入ってきます。
自分がお金にふさわしい価値があるとは思っていないので、いくら稼いでも、「まだ足りない」「もっと稼ごう」「もっと稼がないとなくなってしまう」と成功や失敗にこだわり、いつもお金におびえ、追われている人たちです。
好きなことをしていると、なぜかお金が入ってくるのは、私利私欲で生きるのに罪悪感がないからです。 自分には存在しているだけで価値があると思っているので、私利私欲で生きていようと、人の役に立っていなかろうと、豊かさや幸せを受け取っていいと思っているからです。 豊かさを受け取るお財布の口がいつも大きくあいている。 だからお金が入ってきます。
みんな「好きなことをして生きていきたい」と思うのに、それができないのは、目の前の「嫌われる」という一番大きな問題が乗り越えられないからです。 その手前で「これでいいや」と言って、我慢して生きているからです。
ここからは僕の想像の世界です。でも絶対起きないと誰も言い切れません。 仕事をしょっちゅう休んで南の島に行っているあなたは、南の島が好きな人と出会います。 南の島が好きで、一人で来ているお金持ちのセレブです。 実際、僕が一人で行った南の島には、そんなセレブたちがいっぱい来ていました。 そういうところに行くと、南の島が好きな人同士なので、話がはずみます。 仲がよくなって、今度はその人の招待で別の南の島に旅行ができたり、最終的には結婚して玉の輿に乗れる可能性だってあるのです。
まずはやりたいこと、それだけを追求する。 あなたは南の島に行くのです。 そうすれば、人生が変わる一歩が踏みだせます。 なぜなら、自分がまったくやったことがない世界に飛び出していく。そこから世界がくるりと変わっていくからです。 自分にとってあり得ないことをすると、あり得ない現実がやってきます。 想定外のことをやるから、想定外のことが起きるのです。 僕はそういうミラクルをたくさん見ています。 「ほんとですか?」と疑って、やらない人にミラクルは永遠に起きません。 お金ができたらやろうとか、時間ができたらやろうという人にも、ミラクルは起きません。 順番が逆なのです。まずはやってみる。まずは決めてみる。 すると必要なお金や時間が入ってきます。 働いてから遊ぶのではなく、遊ぶとお金が入ってくる。「逆」の現実が動きだす。 そんな感じです。
僕たちはずっと「今」を犠牲にする生き方をしてきました。 帰りのタクシー代がなくなるから、このお土産は買わないとか、休みたいのに、怒られるから、はってでも会社に行こうとか、本当は音楽をやりたいけれど、食っていけないからやめておこうとか。 小さなことから大きなことまで、さまざまなことで「今」を犠牲にして生きています。
【感想】
がんばっても報われない本当の理由を読んで以来、この著者のファンになってしまった。この1冊でも主張しているのは似ていて、「必要なものは全部もう自分の中にある」と信じる事。自分にはまだ〇〇が足りないから頑張る!のではなく、もう自分は価値のある人間だということにして過ごしてみる。その気持ちの持ち様の変化が、人生を劇的に変える可能性がある。
「好きなこと」だけして生きていく。 ガマンが人生を閉じ込める 新品価格 |
2021年09月27日
カーネギー人を動かす
成功の秘訣は誰の悪口も言わず、すべての人の長所についてだけ指摘することだという。しかし、困ったことに、多くの人は他人の悪口を言いたがる。愚か者ほどそうだ。実際、愚か者ほど他人をけなし、文句を言うのが大好きである。
二十世紀最高の心理学者の一人、フロイトによると、人間の行動にはふたつの動機があるという。性欲の充足と、偉大な人物になりたいという欲求である。アメリカの思想家ジョン・デューイは少し違う表現を使った。「人間の最も強い衝動は、重要人物になりたいという欲求だ」というのである。誰もが重要人物として扱われたいという欲求を持っている。だから、相手のそういう欲求を満たすことが、人を動かす秘訣なのだ。
褒め言葉とお世辞の違いは何か? それは単純明快である。一方は誠実で、他方は不誠実だ。一方は心がこもっているが、他方は口先だけだ。一方は利他的で、他方は利己的だ。一方は誰からも喜ばれ、他方は誰からもいやがられる。
自分の功績や願望について考えるのはやめて、相手の長所を見つける努力をしよう。そして、軽薄なお世辞を言うのではなく、心のこもった褒め言葉を相手にかけよう。そうすれば、相手はあなたの優しい言葉を生涯にわたって大切にするだろう。あなたがそれを忘れても、相手はたえずそれを思い出し、あなたに好意を抱き続けるに違いない。
友人をつくりたいなら、見返りを求めずに時間と労力を費やして相手を喜ばせるために何かをしよう。イギリスのウィンザー公は皇太子だったころ、南米遠征の前に数か月かけてスペイン語を勉強した。そして、実際にスペイン語でスピーチをしたところ、現地の人たちの熱烈な歓迎を受けた。 人々は自分のために相手が時間と労力を費やして何かをしてくれると、その気づかいに感動するものだ。「この人はそこまでしてくれたのか」という気持ちになるからである。相手が何に喜ぶかを考えて、それを誠実な気持ちで実行に移そう。
ハーバード大学の心理学者ウィリアム・ジェームズ教授は、こう言っている。 「行為は感情に先立っているように見えるが、実際は行為と感情は同時に起こる。だから行為をコントロールすることによって、感情を間接的にコントロールすることができる。したがって、快活になりたいなら、快活に振る舞えばいいのだ」 あなたが快活に振る舞えば、周囲の人も快活に振る舞いたくなるものである。
相手に関心を持ってほしいなら、相手に関心を持つ必要がある。相手が答えたくなる質問をし、相手に自分自身の功績を話してもらおう。 相手はあなたのことより自分のことに関心を持っている。 考えてみよう。相手の歯の痛みは、その人にとっては外国で大勢の人が餓死するよりも関心のある問題だ。相手の首の腫れ物は、その人にとっては外国で大地震が発生するよりも関心のある問題だ。 だからもし人々に好かれたいなら、相手の話にじっくり耳を傾ける必要があるのだ。
ドイツの格言に「人間は他人の不幸に純粋な喜びを感じる」というのがある。平たく言うと、「他人の不幸は蜜の味」ということだ。 たしかに、一部の人は他人の幸福より不幸に満足を感じるのかもしれない。
聖職者ヘンリー・クレイによると、礼儀とは、壊れた門扉を見ずに、その門扉の向こう側に咲いている花に注目する心づかいのことだという。 こういう礼儀は結婚生活の潤滑油として役立つ。
新品価格 |