2020年10月16日
ぜんぶ、すてれば
中野善壽・・・1944年生まれ。 幼少期、祖父母の元で「全ては自己責任」という考え方を厳しく叩き込まれ、 その意識は人一倍強く持っていると自負する。弘前高校、千葉商科大学卒業後、伊勢丹に入社。子会社のマミーナにて 社会人としてのスタートを切る。 1973年、鈴屋に転職、海外事業にも深く携わる。 1991年、退社後すぐに台湾に渡る。 台湾では、力覇集団百貨店部門代表、遠東集団董事長特別顧問及び 亜東百貨COOを歴任。 2010年、寺田倉庫に入社、2011年、代表取締役社長兼CEOとなり、 2013年から寺田倉庫が拠点とする天王洲アイルエリアを アートの力で独特の雰囲気、文化を感じる街に変身させた。 2019年6月寺田倉庫退社、2019年8月、地域や国境を越えた 信頼感の醸成をはかり、東方文化を極めたいという飛躍したビジョンを持つ 東方文化支援財団を設立し、代表理事に。現在に至る。
「今日できることは今日の内にやる。今すぐやる。何から先にやればいいか、なんて考えなくていい。思いついた純に、何でもすぐやれば、後悔することなんてない」
「自分の中に自然と生まれる小さなレジスタンスに目を向けて蓋をしないようにするだけでいい。レジスタンスとは抵抗。『自分はこうは思わないんだけどな』とふと感じた違和感を大事にして欲しい」
「準備万端の日は一生来ないと思った方がいい。上には上がいるから。何かを気にするより大事なことは、自分にうそをついていないか。できることは精いっぱいやって来たよな?と自分に問いかけて、嘘がなければ思い切ればいい」
「会社はただの箱でしかない。愛社精神なんて持たなくていい。自分は何のために働くか。答えは一つ。自分の為である。自分が好きで楽しいから、目の前の仕事をやっている。人が中心で、会社が道具。この関係性を間違えてはいけない」
「なぜ家を買うのか。安心感を得られるから?でもそれは逆に言えば、ここにいつまでも縛られるという事。ものを所有することは安定を生まない。寧ろ不安が増えるだけ。いつでも移れる、どこでもすぐ新しい生活を始められる。そんな軽やかさを常に持ちたいと思う」
「過去を守ろうとすると、それは前例となる。すると、前例と似たようなことをしたくなる。前例は未来を縛るもの。激動する時代において、前例は役立たない。いつまでも新しいアイディアをひねり出せる人間で痛いから、僕は思い出も捨てる。振り返らず、見たことない景色を求め続けたいと思う」
「人間、慣れるとバカになる。頭を使わなくなって、衰えていく。だから、できるだけ拭荒れな機会に身を置くことが大切」
「本は捨てる。また、新鮮な気持ちで読みたいから。1回目に読んだ時と2回目に読みたくなった時の自分は全くの別人である。ゼロに立ち返って新鮮な気持ちで、フレッシュな学びに出会いたい。そんな態度で清潔ンページをめくる瞬間で心地よいのです」
「できたら褒める。出来なかったら我慢する。こういう姿勢を貫かないと、人に任せることはいつまで経っても出来ないと思います。すると、仕事を1人で多く抱えてしまう。ちゃんと成果を出したいなら任せ上手にならないといけない」
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