2024年03月04日
気温差“-14℃”血流低下で「寒暖差ぎっくり腰」続出️
2月中旬から末まででポカポカ陽気から一転、各地域で真冬の寒さとなりました。
今世紀最大の“寒暖差-14℃”となった都内ではこの寒暖差で、「ぎっくり腰」の症状を訴える人たちが続出しているといいます。海外では「魔女の一撃」とも呼ばれるほど不意にやってくる「ぎっくり腰」。今回は「ぎっくり腰」の原因や対策についてみていきます。
■ぎっくり腰の定義と原因
ぎっくり腰は、急激な動作や重い物を持ち上げるなどの身体の負担が原因で、腰椎の筋肉や靭帯が損傷を受けた状態を指します。一般的には、突然の動作や姿勢の変化、重い物を持ち上げた際に腰に負担がかかることが原因とされています。また、姿勢の悪さや筋力の低下、運動不足などもぎっくり腰のリスクを高める要因となります。
■寒暖差によって生じるぎっくり腰の原因
急激な気温差で血流が低下して筋肉が縮こまり、その状態で急激に動くと筋肉が損傷し、ぎっくり腰が起きてしまうという現象が起きてしまうそうです。
急激に気温が下がったことに身体がついていけなくなる30代以降でこの現象が生じてしまうことが多く、それ以外の年代でも特に活発に身体を動かすことの多い30代〜40代が特に寒暖差が原因のぎっくり腰を起こしやすいという結果となっているようです。
■ぎっくり腰の症状と診断方法
ぎっくり腰の典型的な症状は、急激な腰の痛みやこわばりです。腰の動きが制限され、立ち上がることや歩くことが困難になることもあります。また、腰から臀部にかけての痛みや脚のしびれ、筋肉の緊張などの症状も現れることがあります。診断は主に症状の観察と患者の話を基に行われますが、必要に応じてMRIやX線などの検査も行われる場合があります。
■ぎっくり腰の治療法とリハビリテーション
ぎっくり腰の治療法には、安静や冷却、痛み止めの薬の使用などが一般的に行われます。また、物理療法やマッサージ、ストレッチングなどのリハビリテーションプログラムも効果的です。これらの治療法は、痛みの軽減や筋肉の緊張の緩和、腰の機能の回復を促進します。ただし、個々の症状や重症度に応じて治療法が異なるため、適切な医師の指導のもとで行うことが重要です。
■ぎっくり腰の予防法と注意点
ぎっくり腰を予防するためには、正しい姿勢や運動、筋力トレーニングが重要です。特に、腰に負担をかけるような急激な動作や持ち上げ作業は避けるべきです。また、長時間同じ姿勢で作業する場合には、定期的な休憩やストレッチを行うことが重要です。運動不足や筋力の低下がぎっくり腰のリスクを高めるため、日常的な運動やストレッチを継続することも大切です。
■寒暖差によって生じるぎっくり腰の予防法
ポイントは血流をよくすることです。
急激に気温の下がった日に外出するときは背中やお腹にカイロを貼ったり、ふくらはぎをほぐして血の巡りを良くする、湯船に浸かって身体を芯から温めることで防ぐことができます。この他にも血流をよくするストレッチをおこなうことも効果的だと言われています。
■ぎっくり腰と日常生活の改善
ぎっくり腰は突然の怪我や痛みで生活に支障をきたすことがありますが、適切な治療や予防法を実践することで、その影響を軽減することができます。日常生活での姿勢や動作の改善、定期的な運動やストレッチ、体重管理など、健康な生活習慣の維持がぎっくり腰の再発を防ぐために重要です。また、医師や理学療法士の指導を受けながら、適切なリハビリテーションを行うことも大切です。
■まとめ
ぎっくり腰は急激な動作や負担によって引き起こされる腰の痛みやこわばりの状態であり、日常生活に影響を与えることがあります。しかし、適切な治療と予防法を実践することで、その影響を軽減することができます。正しい姿勢や運動、体重管理などの健康な生活習慣を身につけ、日常生活での注意を怠らないようにすることがぎっくり腰を予防するための重要なポイントです。今回話題となっている寒暖差で生じるぎっくり腰は通常のぎっくり腰と原因も対策法も少し異なってくるので、事前に知識を得て防ぐことが大切です。
3月にもなり少し春めいてきたように感じますがまだまだ寒さには油断できませんね。
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