2024年02月19日
2024年春節の来日客数 中国からは回復難しく
2024年の春節は2/10(土)〜17(土)までの8日間です。
例年では7日間が普通ですが今年は1日多い8日間となり、近年では海外で過ごす人も多く
日本でも多くの観光客を期待していました。
新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に移行してから初めての春節で、関西の観光地では台湾や香港からの旅行者の姿が目立ちますが、景気低迷などで中国本土からの戻りは少ないままです。旅行業界では、富裕層向けのツアーに商機を見いだす動きも出ています。
■春節の由来と伝統
春節は、中国やその他の東アジアの国々で伝統的に祝われる新年のお祭りです。农历新年とも呼ばれ、春の訪れを迎え、新しい年を祝います。春節には様々な独自の伝統があり、家族が一堂に会して過ごすことが特徴的です。
■春節の食文化と家族の結びつき
春節には、特別な料理や食べ物が欠かせません。家族が一堂に会し、一緒に食卓を囲むことが伝統とされています。餃子や年糕、魚の料理など、各地域で異なりますが共通して春節に食べられる特別な料理があります。これらの料理には縁起を招く意味が込められ、食を通じて家族の結びつきを深める春節の魅力があります。
■ 春節の芸術と娯楽
春節には様々な芸術や娯楽が展開されます。伝統的な舞踏や獅子舞、そして花火やパレードなど、目を楽しませるイベントが行われます。また、春節ガラや夜市では、伝統的な工芸品や新年のお土産が販売され、観光客や地元の人々で賑わいます。春節ならではの芸術と娯楽に触れながら、新年を迎えられます。
■ 春節の世界的な広がりと多様性
春節は中国圏だけでなく、世界中で様々な形で祝われています。国ごとに独自の風習やイベントがあり、例えばシンガポールやマレーシア、ベトナム、韓国、さらには世界中の中国人のコミュニティで春節が祝われています。
中国:家族で集まり伝統料理を食べる
圧歳銭と呼ばれるお年玉を配る
花火や爆竹でお祝いする
旧正月には、7日程度が連休になる
台湾:家族で集まり伝統料理を食べる
旧正月に新しい服をおろす風習がある
ランタンフェスティバルや歳末市などが有名
旧正月には、7日程度が連休になる
シンガポール:赤い服を着る
パレードなどのイベントが行われる
爆竹は禁止
旧正月には、約3日間連休になる
韓国:家族で集まり、先祖を供養する儀式をする
儀式の後は、韓国版のお雑煮のような伝統料理を食べる
旧正月の前後数日間が連休になる
ベトナム:家族で集まり伝統料理を食べる
街を旧正月のテーマカラーである赤と金でデコレーションする
獅子舞や花火などのイベントが行われる
旧正月の前後約1週間が連休になる
マレーシア:旧正月から約15日間、お祝いをする
中国と似たような過ごし方をする
旧正月当日は、ごみ出しなどの家事はしないこととされている
福を呼ぶライオンダンスなどが行われる
■春節の象徴と新年の抱負
春節には幸福や繁栄を象徴する多くの縁起物があります。赤い紙で作られた「福」の文字や、年に因んだ動物(例: 牛年)のイメージが広く使用されます。また、春節を迎えるにあたっての抱負や目標を立てる習慣も根付いています。これらの象徴や新年の抱負を通じて、春節が持つ希望と新たなスタートへの期待を伝えます。
■まとめ
このブログでは、春節の由来から食文化、芸術や娯楽、国際的な広がり、そして象徴的な要素や新年の抱負まで、春節の様々な側面をみてきました。春節がもたらす喜びや団欒の雰囲気を感じながら、新しい年の始まりを祝福しましょう。
今年はもう間に合いませんが、春節がどのようなものか関心を持たれたかたは、春節の時期に中国や台湾、韓国などを訪れ実際に体験してみるのも良いかもしれません。
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