2018年08月20日
基本稽古の受けについて(´・ω・`)
松濤館流の稽古体系においては、前屈立ちで受けの稽古を行う時、必ず「半身」の姿勢です。
剛柔流は知らないのですが、糸東流、和道流は「前身」つまり腰は正面を向く姿勢なんです。
この違いって何なんだろうと常々不思議に思っています。
( •᷄⌓•᷅ )੨੨
半身を切ると良い点としては、
・相手に対して有効打突部位が狭くなる
・引き手による反撃がしやすい
ことなどが挙げられると思いますが、じゃあ前身での受けは全く理にかなっていないのかと言うとそうでもなさそうです。
毎度おなじみTeam KIの動画を見てみましょう。
どちらにも、明確な理合と稽古体系があるのが見て伺えますね。英語がほとんど分かりませんが(笑)
思うに、「捌く」ように受けるには半身、「打ち」のように受けるには前身の方が適しているという印象を受けます。
(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
松濤館流の受けの半身は、ブレーキを掛けたり身体を締めたりサバいたりした「結果」としての形なんですかね。それを小生などの初心者にも体得しやすいようにと「形・鋳型」として半身の指導が体系化されたということなのでしょうか。
S先生からは、手刀受けの受ける前に出した反対の手が本来の受け手であるとの解釈も伺ったことがあります。上の動画もそうですが、基本の受け技ひとつでも変手の解釈が無限に広がっていくことに、ますます興味を惹かれるのでありました。
(๑ ́ᄇ`๑)
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