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エステサロンやクリニックで行われている脱毛方法について

夏になって肌を露出することが多くなると、気になるのが「ムダ毛」。
カミソリやシェーバーなどによる自己処理では毛穴のポツポツが気になったり、摩擦による肌トラブルの原因にもなりかねません。

エステサロンやクリニックで脱毛した方がよいと分かっていても、どんな方法で脱毛するのか？痛みはないのか？など不安があるかもしれませんね。
今回は、エステサロンやクリニックで行われる脱毛について、それぞれの特徴をご紹介します。

クリニックでの脱毛　医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は、肌の表面の黒い色素（メラニン）にのみ反応するレーザー光線を照射することで、毛穴の奥（毛根）の黒い部分に反応し、毛乳頭や毛母細胞をレーザーの熱によって破壊する ⇒ 毛が生えてこなくなる、という仕組みです。
そのため、細くて薄い毛より黒くて太い毛のほうが反応が大きく、その分効果も大きいと言われています。
毛の周期に応じて、５〜６回程度の施術を受ける必要はありますが、エステサロンよりも少ない回数で済みます。
また、きちんと処理ができると、基本的にはもう毛が生えてこなくなる ⇒ ツルツルの肌になります。
レーザー脱毛は医療行為となるため、エステサロンではなく皮膚科や美容クリニックでしか施術を受けることができません。

医療レーザー脱毛のメリット
・一度に広範囲の脱毛ができる
・黒い色素にしか反応しないので、広い範囲で肌を傷つけるリスクが少ない
・通院回数少なめで、確実な脱毛効果が得られる　

医療レーザー脱毛のデメリット　
・痛みを感じやすい（個人差あり）
・黒い色素に反応するため、日焼けしている肌は施術できない場合がある
・出力によっては火傷を引き起こす可能性がある　

エステサロンでの脱毛　ニードル脱毛（針）　
脱毛の中で一番古い歴史があるのは「ニードル脱毛」です。
この脱毛は「ニードル＝針」という名前の通り、針を使用した施術となります。
毛穴の中に特殊な細い針を刺し、そこに電気や高周波を流して、毛乳頭や毛母細胞を破壊するという方法です。

この方法では、レーザー脱毛のように一度に広範囲を施術することができず、
毛穴の一本一本に針を刺していくため、かなりの時間がかかります。
針を通して毛根に直接刺激を与えることができるため、方法としては最も脱毛効果が高いです。
ただ、やはり針を刺すわけですから、その分強い痛みを伴うという特徴があります。
また、施術に使用する針は自分専用のものとなるため、針の買い取りなど施術代以外にも費用がかってきます。

ニードル脱毛のメリット　
・脱毛効果の効果が確実
・永久脱毛が可能
・日焼けしている肌や埋没毛も施術できる　

ニードル脱毛のデメリット　
・とにかく痛みを強く感じてしまう（クリニックによっては麻酔が使える場合もあり）
・一本一本の処理のため、時間と費用がかかる
・施術者の技術に左右される　

脱毛サロンでの脱毛　光脱毛（フラッシュ脱毛）　
エステサロンや脱毛サロンで主流なのが「光脱毛」です。
これは、レーザー脱毛と同様、黒い色素「メラニン」に反応しやすい波長の光を肌にあてて、毛根の黒い部分（毛乳頭）にダメージを与えて毛の再生細胞を破壊していく方法です。
クリニックでのレーザー脱毛との違いは「光線の強さ」です。
光脱毛の出力は医療レーザーの3分の1程度のため、痛みはほとんどなく、肌にも優しい脱毛方法です。
ただ、光の強さが弱い分、毛根にダメージを与えきるまでには時間がかかるため、かなりの回数を通うことが必要になります。

光脱毛のメリット
・一度に広範囲の脱毛ができる
・痛みが少ない
・比較的安く施術できることが多い　

光脱毛のデメリット　
・脱毛の完了までにかなりの回数と期間がかかる
・エステサロンや施術者によって、脱毛効果の出方の差が激しい　


いかがでしたか？

クリニックでのみ受けられる脱毛方法、エステサロンや脱毛サロンで受けられる脱毛の違い、それぞれのメリット・デメリットをご紹介してみました。
毛のタイプや肌質などは人それぞれ異なりますし、どの程度まで脱毛処理をしたいかも人それぞれです。

脱毛の施術は、エステサロン、クリニック、いずれでおこなうにしても、それなりに高額になります。
それぞれの特徴をよく比較し、自分にぴったりの施術方法を選びたいですね。