2014年10月31日
スパークプラグがかぶったら!
エンジンがかからなくて、スパークプラグのかぶりが考えられる場合には、とにかくエンジンをかけ続けるようにしてみる事です。
スパークプラグがかぶっているだけの場合は、この方法でエンジンがかかるはずです。
エンジンをかけ続けることで、エンジン内に新しい空気が流れ込んでいきますので、スパークプラグに付着していると思われる燃料や水滴(かぶりの原因)を飛ばす事ができ、そうするとスパークプラグに火花が飛ぶようになりますので、しつこくエンジンをかけ続けることで、エンジンがかかるようになります。
その時、できるだけ多くの空気をエンジン内に吸入できるように、アクセルペダルを踏みながらエンジンをかけると、より効果的です。
エンジンがかかり始めたら、アクセルペダルの踏み加減を調整しながら、エンジンの回転が安定するまで、少し回転を高めにして、エンジン回転が落ち着いたら、アクセルペダルを放しても大丈夫です。
また、エンジンがなかなかかからないで、長くエンジンをかけ続けるのはよくありません。
バッテリーもどんどん弱りますし、エンジンを回すスターター(セルモーター)が焼き付いてしまいます。
スターターの1回に回し続ける時間の目安は、5秒〜10秒が限度です。
5秒〜10秒回したら、同じく5秒〜10秒は休ませてから、回すようにして下さい。
それ以上に回し続けたり、過度な連続運転は、スターターが焼き付いたり、故障の原因になりかねませんので、スターターを回しすぎないように注意して下さい。
ちなみに、実作業でエンジンをかけ続けるような作業や点検をする場合には、バッテリーが弱ってしまわないように、ブースターケーブルや充電器で、バッテリーに電気を補いながら作業をするようにします。
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