介護生活を有意義にするためには

サービス付き高齢者住宅に入所させてから10日が経ちます。

叔母が遊びに行った際にお菓子やジュース等をお土産に持って行ってくれた

らしいですが、「物」であれば自分達が飲み食いするので問題ありません。

しかし、「お金」を渡してしまうと買い物したがったり、無くして他人の責任にしたり

するので認知症の方には絶対にお金を預けない方が良いです。

叔母の親切な心遣いはありがたいのですが…

自分からしてみれば「小さな親切、大きなお世話」になってしまいます。

母は昔からお金はあればあった分だけ使う人なので、すぐに甘味系のお菓子や

飲み物等を買いに出かけたがります。

案の定、勝手に外出して施設の職員が2〜3時間、探したそうです。

その度に、電話があり非常に困ります。

以前も少しのお金でも持っていると買い物しに出かけて何度も警察に呼ばれた事が

あり、それ以来、絶対にお金は持たせていませんでした。



サ高住の職員も認知度とわかっているはずですが

「ご家族さんがおやつや飲み物等を買って持って来て、置いてもらわないと、こちらでは

そこまでの管理は出来ません！必要であれば30分毎に介助する事になるので料金が

かかりますが、それでも良いですか？」と言われ入所費用も年金だけでは支払い出来ない

状態で尚且つ、その他の高齢者保険料、税金、通院、薬代といろいろお金がかかります。

両親は「誰かが助けてくれる、もしくは何かあっても誰かが全て面倒見てくれる」と

思っているのでしょう。

自分が犠牲になって介護の面倒を全部見る事はこちらの方が肉体的、精神的に病んで

しまいます。

介護する側の負担を軽減するための施設だと思いますが

やはり、介護もお金だけなのかな？感じます。

預貯金も切り崩し、父の入院費も高額だったため支払いを分割にしてもらいました。

分割する際も保証人をお願いしなければいけないし、分割しなければならない

理由も書かなくていけません。

病院も一括で払えるなら「にこにこ」でしょうが、分割となれば「冷たい視線」をひしひしと

感じます。

両親や兄はいろんな所からお金を借りまくっていたため、預貯金も生命保険も解約して

全くの「一文無し」です。いやそれ以下です。

高齢者のわがままを認知症だからとか病気だからでは介護する側は介護される側より

先に倒れてしまうでしょう！

人間としての尊厳はあるとは重々理解していますが

要介護度合ではなく、あまりにもわがままや勝手過ぎる場合の

強制施設を作って欲しいと思います。