ホラー好きのフライマン

釧路市では地方自治体のホームページとしては珍しく、河川の釣情報を発信している。「音別川のアメマス」というコンテンツで、ホームページのホーム→くらし→環境→自然環境→音別のアメマス。
　直近４月２５日の掲載内容は、「なぜ今年はこんなにもアメマスが釣れないのだろうか〜今年は渋いということをよく耳にする。完全な私見だが、今年は極端にサケ稚魚が少ないのかもしれない。例年であれば河口付近にサケ稚魚がいて、アメマスが降海前の荒食いをして河口付近にとどまる。それがないために、河口にとどまらず降海してしまっているのかもしれない」「音別川河口では、溜りに的を絞って釣りをしているフライマンがいたが、釣果は出ているようだ」「春のアメマスがダメなら、もうすぐに海のアメマスが始まる。降海したアメマスたちが待っているはず。それまでにサーフの準備を整えておこう」とある。このコンテンツの担当者はなかなかの釣り好きと見た。

　さて、サーフや河川、湖のトラウトフィッシングの４月下旬からの釣果を新聞社や釣り具店の情報から探った。河川は雪代による濁流で釣りにならないところがほとんど。雪代の影響を受けない涌水河川か湖が対象となる。各地の状況は次のとおり。
【道央】
「千歳川」ブラウントラウト５０センチ前後。０〜１匹。ライズのある時がチャンス。稚魚タイプのミノーやフライで。
「支笏湖」ブラウントラウト、ニジマス５０センチ前後。０〜１匹。モラップキャンプ場前で１５センチほどのアメマスが釣れ始めた。
苫小牧民報　5月2日

【十勝】
「十勝川」アメマス５０〜７０センチ、１〜５匹。２０グラム前後のジグミノーを使うと効果的。茂岩橋から下流域
「音更川」ニジマス２５〜４０センチ、０〜３匹。音更町内の流域
「音更川」ニジマス５０センチ前後、１〜５匹。音更町外の流域
「然別川」ニジマス２５〜３５センチ、０〜３匹。音更町内の流域
「札内川」ニジマス２５〜４０センチ、０〜３匹。帯広市大正の周辺
「生花湖」ウグイ４０〜５５センチ、５〜１５匹
十勝毎日新聞　4月20日

フィッシュランドお客様情報
５月３日　熊石海岸　河口規制でポイントが限られる中、良型のサクラマスがジグミノーで釣れた様子。
５月２日　浜益方面　　日差しが高くなる12時頃に60センチ　2.9kgサクラマスがヒット。
４月３０日　新釧路川　鮭稚魚にアメマスが盛んに飛びつく光景が確認。この日一番のヒットルアーはフィールドハンター Ｃ-ミッション 18ｇの鮭稚魚カラー。
４月３０日 釧路西港　サクラマスは朝4時から7時で全体1〜2本、アメマスは10本くらい。ヒットルアーは鮭稚魚カラーで大きさは40くらい。稚魚が見えるので小さめなルアーがオススメ。

つり具センター
４月２９日　釧路西港、アメマスがボチボチ釣れている様子。スミス　Dコンタクト８５ブルピンにサクラマスがヒット。

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