2019年05月24日
ショアトラウト狙いの日高路から千歳川へ
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外海が時化で門別漁港に逃げ込む
サクラのシーズンが終盤を迎える日本海を一度離れて、次回の釣行は太平洋・日高方面の海岸を検討していた。
別に「釣れる」との確証がある訳ではない。釣期が日本海よりも長いことと、釣行時間の短縮から。
これまでの日本海方面の釣行先と比べると、例えば西積丹や積丹の先端は2時間、東積丹や浜益は1時間半から2時間を要していた。
これに対して、日高方面の目指すポイントはどこも1時間半以内で到着できる。また、今年初めてのショアトラウト釣行が日高方面だったということもある。
ショアから渓流に、ルアーロッドからフライロッドに替える時期が来たことを、自分なりに感じての事かも知れない。
さて、23日の釣行先は静内海岸と新冠海岸を考えていた。いずれも、自分にとって実績のあるポイントではないが、地元のアングラーが通い詰める場所。
このブログで日高門別港の釣行記を載せた時に、「日高門別港はショアトラウトの寄り道の場所。それよりも、新冠海岸のほうが可能性は高い」とのコメントを寄せて頂いことがある。
それ以来何度も足を運んでいるが、時期が合わないのかまだ釣果はない。また、静内海岸も訪ねたが、同じくシーズンにはまだ早く、ヒットに恵まれなかった。そうした面で今回の釣行は、満を持したものとなるはずだった。
ところが皮肉なことに、23日は前日まで本州に掛かっていた豪雨を伴った低気圧の影響が残り、日高方面は白波の立つ時化模様。確かに、「波が少し高い」という現地の天気予報は把握していたが、ここまで荒れているとは・・・。
結局、サーフを諦めて漁港に逃げ込むことに。なかでも、近場でショアトラウトの可能性のある場所と言ったら日高門別漁港しかない。
この場所ではアメマスを上げたことや、昼間にサクラマスを手にした釣人の姿を確認しているので、運がよければ釣果が期待できるかも。
新冠海岸からUターンして、日高門別港に着いたのは午前4時半。時折、外防波堤を越えた波が押し寄せるが、港内は波ひとつない。そしてこの時期の日高海岸特有の濃い土色の水が広がっている。
事前の地元紙の情報では、「アメマスのほか、早朝にサクラマスの姿」が。果たして、こんな状況でサクラは入っているのだろうか、と迷いながらミノーを打ち込む。
暫らくして、地元の人らしきアングラー2人が外防の基部でルアー釣りを開始。スプーンなのか、ショートキャストを繰り返している。また内防波堤から外海に向けて、投げ釣りを行う3〜4人の釣人の姿も見える。狙いはタカノハか。
2時間が経過。ルアーをミノーからジグ、そしてスプーンへと替えても無反応。港内では、小さな魚が起こしたナブラは起きるが、大きな跳ねはない。3時間が経過して、対岸の地元アングラーは撤退。「こんな狭いポイントで、一度のアタリもないということは、魚が港内に入っていないことの証し」。そう割り切って午前7時30分に撤収した。
まだ時間は速い。海岸は無理でも河川ならばと、帰りしなに千歳川に立ち寄った。
今度は、いつものポイントでウェットフライでブラウンを狙うことにした。ヤマメの解禁はまだ先で、間違ってヒットしたら即リリースが鉄則。
流芯脇を狙って、ダウンクロスで大型のグレートセッジを流し込む。いつもならば、アタリの相次ぐ場所なのに反応がない。
頭をひねりながら、30メートルほど釣り下った時に初めてのアタリが。
ヒットしたのは20センチほどのうぐいで、ヤマメの気配はない。ならば、流芯で泳がせてみよう、とリーチキャストでテンションをとる。と、ようやく激しく暴れるアタリがきた。
手元に寄ってきたのは、30センチに欠けるブラウンだった。その後は、小さなアタリも来ないので脱渓。この日の釣りを終えた。
ショアトラウト釣行も残すところあと僅か。悔いなく今シーズンの釣行を終えたいが、どこで幕を閉じようか迷っている。
写真@A早朝の日高門別漁港。外海は時化ているが港内は波ひとつないB千歳川上流の流れCウェットフライにきたブラウン
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