2016年08月30日
苫小牧・錦多峰川河口でアキアジフィーバー
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導流堤上ではタモですくい上げる姿も
8月29日は丸1日の休み。行先は前から白老河川と決めていた。中でも、冷たく透き通った、清冽な流れが魅力の飛生川上流は、外す訳にはいかない。この飛生川上流の釣行の模様は次回の更新に載せる予定。
飛生川からの帰りに立ち寄ったのは、アキアジシーズンの本番を迎えた白老の各海岸。
さすがに、台風10号が北海道に近づき、上陸の可能性が高まっている中では、大波に向けて竿を出す姿は見えない。
ただ、仕掛けを付けない竿を何メートルにも渡って並べたり、ロープや紐で場所取りをしているところに、アキアジシーズン独特の縄張り意識が感じられる。
特に、1級ポイントとして知られるアヨロ海岸は、河口規制前の場所取りが酷い状況だ。
8月中旬から、河口規制の始まる9月1日まで、ウキルアーの釣人の絶えないアヨロ川河口も、時化による大波が押し寄せていた。波は、導流堤の奥まで覆いかぶさり、立ち入りできない状況。それでも、導流堤横の海岸にはウキルアーの釣人の姿が見える。
橋の上から川を覗くと、すでにブナ化した数匹の鮭の姿は確認できたが、数は多くはなかった。
そこから今度は、苫小牧方面に向かった。
途中の糸井海岸は、白老海岸と比べて押し寄せる波は小さくなったものの、竿を出せるほど穏やかではない。なので、ここでも縄張りを誇示する縄を張った棒が目立つ。
苫小牧市街に入ると、錦多峰川河口がやけに騒がしかった。見ると、導流堤の上には、長いタモを持った10数名の人たちが、脇目も振らず川を覗き込んでいる。
時折、「そっちに行ったぞー」とか「今度は2匹だ!」などの歓声が、導流堤先端から奥に広がり、一斉にタモを川の流れに差し込む。遡上する鮭を待ち構えて、タモですくい上げている訳だ。
導流堤下の河口海岸では、ウキルアーの釣人40数人が一列に並んで竿を出していた。海岸と言っても、右側の導流堤までの50メートルほどの砂浜。そこに、40数名が一列になって、黙々とルアーを投じる姿は異様だ。
そして、その後ろの砂浜には、同じような格好の釣人が20〜30人、自分の番を待っているかのように、控えていた。
見ていると、ウキルアーにくる鮭は一帯で10分に1匹ぐらい。そして導流堤からは、3〜5分に1匹の割合で鮭ののぼる姿を確認できた。嫌でも、先端から歓声が上がるので、姿を確認しなくても鮭の遡上する数が分かる。
平日の月曜日でこのような状態。では、昨日の日曜日はどのような様子だったのだろう、と思ったが、そら恐ろしくなり考えるのをやめた。
河口規制はあと2日に迫る。こうした姿が見られるのももう僅かだ。
この河口の上流にある、鮭捕獲場所に立ち寄った。捕獲場所前のプールには、数えきれないほどの鮭が黒く固まって泳いでいた。ほとんどがブナ化した鮭で、銀毛の姿は見えない。
先ほどの河口で上がった鮭も、銀毛の鮭は見えなかったことから、現在の群れは新しい群れではないようだ。河口規制が始まると、白老、苫小牧海岸も秋のシーズンを迎える。
写真は29日のアヨロ川河口の模様。波が導流堤の奥まで押し寄せて釣人の姿は見えない。下は、苫小牧・錦多峰川河口海岸の模様。写真奥に導流堤に立ってタモで鮭を狙う人たちの姿が見える。導流堤下の海岸では、ウキルアーの釣人40数人が一列に並んで竿を出していた
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