2015年08月03日
長流川支流・三階滝川の虹鱒
戸蔦別川なみの魚影の濃さ
平日の時間がある程度自由なことから、週の初めの釣行はいつも月曜か火曜日。ところが、釣果の見込める有望な河川や湖は、週末に多くの釣人が入っているために、魚のストレスが高まり週初めには釣果は上がらない。それなのに、月曜日になればいそいそと釣りに出かける癖がついてしまった。これでは,何時までたっても釣果はあがらないことから、少しは釣行先を考えるようにした。
まず、「大物の釣れる大場所を避ける」「札幌から若干離れた大場所と大場所の間」「情報の余り載らない河川」という、三つの条件で釣行先を計画した。大場所とは、札幌近郊では尻別川や余市川、豊平川、千歳川に静内川に支笏湖なども入る。大物狙いの釣人が大場所に遠征しても、途中にある小さなポイントには入らないだろう、との読みから。そして、ブログにも載らないような河川やポイントは、週明けの狙いどころ。
当然ながら、大物の実績がないからこそ無名のポイントなので、間違っても大物は釣れない。それでも、大場所に行って全く釣れないよりは益しで、そこそこアタリがあれば満足できる。
こうした条件を揃えた釣行先として、今回はオロウェンシリベツ川の下流と長流川支流・三階滝川を選んだ。オロウェンシリベツ川の下流域の釣行は、ブログで一度取り上げたことがあり、約2ヵ月ぶりに訪れた。オロウェンシリベツ川の詳しい釣行内容は次回のブログに掲載する予定で、初めは三階滝川の釣行の模様を。
なぜこの川を選んだのか、ということから始めなければならない。名前の通りこの川は、下流域で美しい景観の三階滝が築かれている。その滝つぼには、以前パーマークの付いた小さな魚が群れを成して泳ぐ姿を見たことがある。その時から「この上流域でも魚影は濃いのでは」という興味が湧き、いずれは釣行したいと思うようになっていた。
ただ、入渓地点はどこなのか、何が釣れるのかも分からない。それよりも、「川の上流で釣人を見たことがない」という、全く情報のない中で適当に選んだ橋の下から入渓した。
渓相は、長流川の支流だけあって、似たような滑床や小岩、大岩がゴロゴロしており、平瀬や流れ込み、小滝の落ち込みなどで適度なポイントを形成している。一見して流木の類が見あたらないことから、川は山深い山岳から流れ出ているのではなさそう。
始めに、落ち込みから早瀬に代わるポイントに#10のカディスを流し込む。その3投目に20センチを越える魚がヒット。結構暴れたが、岸まで寄せて見るとひれピンの虹鱒。川に立ち込んだ早々に、目の前のポイントでヒットしたことが意外だった。というのも、橋から川に降りる場所には、釣人らしい踏み後がしっかりと残されていたから。
さらに奥の平瀬にフライを投じると、ここでも同じようなサイズの虹鱒がヒット。流れ出しや水深のある早瀬で次々にヒットする。これほど虹鱒が濃い場所は、十勝の戸蔦別川ぐらいしか知らない。戸蔦別川は、虹鱒の放流事業で魚影が濃くなったが、この川も放流活動を行っているのだろうか。また、虹鱒以外の魚はいるのか、という疑問が湧いた。
しかし、100メートルほどいった、流れ込みが作る淵の先からピタリとアタリがなくなった。さらに上流に遡行するだけの時間的な余裕はなく、帰りがてら今度は釣り下ることにした。
橋から下流にも、魚の居付きそうなポイントが目白押しだが、全く反応しない。先ほどの連続したアタリは何だったのだろうか。そのポイントだけに虹鱒が居ついていたわけでもないだろうに。頭をかしげながら脱渓した。
写真@:三階滝川の渓観。滑床や大岩、小岩が魅力的なポイントを作っている、同A:橋の下から上流を眺める、同B:大型カディスにヒットした虹鱒。このサイズがアベレージか
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いつも、週明けの釣行は芳しくありませんが、今回は二つの川で何とか釣果を
あげることができました。とはいっても、大物はいませんでしたが。
三階滝川は、橋の上流100メートルほどしか遡行しなかったのですが、
さらにその上流も垂涎のポイントが目白押しです。
近いうちに、再び釣行を考えています。
もし行く機会があったら、釣果が期待できると思います。
ご来訪、ありがとうございました!!
こんばんは!
鈞行お疲れ様です。
三階滝川、私も釣行を考えましたが、公園まで
行って、ダメかなぁ〜と思い、止めた事がありました。
お魚いたんですね!
やってみないと、解らないものですねぇ
次回のオロウェンも楽しみにしてます。
私は、雪代の増水で泣かされた記憶が・・・。
・゜・(ノД`)・゜・