ホラー好きのフライマン

　先週は八雲やせたな、寿都、上ノ国、島牧などの日本海側でサクラマスの釣果が伝えられた。しかし、札幌近郊の海岸線ではまだ海アメマスが主体で、サクラマスの北上が遅れているようだ。自分の釣果も含めて、積丹・余別海岸や野塚海岸、美国・小泊海岸、浜益海岸では、サクラマスの姿は確認していない。　
　サクラマスの北上は、もう少し時間がかかりそうな状況のように感じられるが、この土日で札幌近郊のいずれかのポイントで「桜咲く」の便りが聞かれるかも知れない。

　










　これに対して日高方面の海岸では、サクラマスが単発的にあがったとか、苫小牧東港フェンス前のいかなごの餌釣りで釣れているとの情報が新聞の釣り欄や釣具店のホームページに載せられている。

　アメマスに関しては、それぞれのポイントで好不調の差が大きい。日高の門別漁港とその海岸線や苫小牧東港といった噴火湾と、雄冬・浜益海岸は日増しに釣果が上がっているのに対して、積丹半島一帯は例年にない貧釣だとか。

　今年の日高門別や沙流川河口などの日高海岸線では、苫小牧東港を除いて自身の釣行で釣果は得られていない。そのために、この方面の釣果情報は何ともいえないが、海岸よりも漁港内が中心ではないだろうか。
　最近伝えられた新冠方面でのサクラマス釣果は、「時化で港内に逃げ込んで、一時的に釣果が高まった」というのが本当のところだと思う。そのように考えると、海岸でのサクラマスの本格的な立ち上がりは、まだ先のように思われる。

　ちなみに、日本海側でサクラが安定しているのは、札幌から遠い江差町・五厘沢海岸や乙部町・栄浜海岸、上ノ国町・寅ノ沢海岸、せたな町・平浜海岸、寿都・樽岸海岸など。尻別川河口や精進川河口などの情報は少ない。
　今週もまた、サクラマスを追っかけての釣行となりそうだ。

写真上左：アメマスとともにサクラマスの釣果も期待される美国：小泊海岸、同上右：浜益海岸でも本格的な釣果はもう少し時間がかかりそう










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