2015年02月11日
長都大橋でアメマスを狙う
千歳川で遡上アメマスが釣れたとの情報から、冷え込みの厳しかった先日、千歳川・長都大橋へ釣行した。千歳川の遡上アメマス釣りは、20数年前には雪代の始まる前の1月から2月にかけて、大きな盛り上がりを見せていた。遡上アメマスの釣場は、漁川の合流点や舞鶴橋下の淵、青葉公園の落ち込み、長都川の流れ込みなど多彩で、特に舞鶴橋ポイントでは、ニンフにインディケーターをつけたルースニングがフライの一般的な釣り方だった。
現在のような河岸樹木の伐採で整地化される前には、舞鶴橋から長都橋(現在の長都大橋)にかけて、自然河川の様相にあり、虹鱒やアメマスの個体数も多くてポイントはいたる所にあった。そうしたポイントで、シーズン初めの12月や厳寒期の2月に、50センチ越えのアメマスをルアーで何度か釣り上げたことがある。
千歳川に通い詰めている釣人はよく知っていると思うが、現在の千歳川でアメマスを釣ることは、非常に稀ではないかと思う。1年のうちで、1度もアメマスの姿を見たことのない釣人が大半のはず。その分、ブラウントラウトの個体数が急増した。
その結果、千歳川では以前は考えられなかった厳寒期のブラウントラウト釣りが一般化して、自分の中でも遡上アメマスのことは忘れようとしていた。
今回、昔と比べて環境が大きく変化した中で、簡単に釣ることはできないことは分かっていたが、「何とか姿を見たい」との一念で長都大橋に赴いた。
橋の下の川岸の雪の上には、くっきりと足跡が残されている。橋から100メートルほど上流の長都川の流れ込みには、マイナス7度の外気温の中で、釣人が1人フライロッドを振っていた。
自分も、橋から30メートルほど下流でルアーを投じる。ルアーを回収するたびにガイドが氷着き、手袋越しに冷気が伝わる。そのポイントを基点に、上下50メートルの範囲を攻めるがアタリらしきものはない。ルアーを追う小魚も見当たらない。
結局、午前10時から3時間ほど粘ったが、釣果を獲ることはできなかった。上流のフライ釣師はまだ粘っている。また、橋の上から川筋を眺める人が何人もいた。それからすると、ポイント選定は間違っていなかったのだろう。あとは、いかに幸運を引き寄せるか、どれだけ粘れるかに懸かっている。次は、もっと条件の良い日を選んで釣行したいと思っている。
写真上左:遡上アメマスを狙って今回訪れた千歳・長都大橋のポイント、同上右:釣場から上流のポイントをのぞむ
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現在のような河岸樹木の伐採で整地化される前には、舞鶴橋から長都橋(現在の長都大橋)にかけて、自然河川の様相にあり、虹鱒やアメマスの個体数も多くてポイントはいたる所にあった。そうしたポイントで、シーズン初めの12月や厳寒期の2月に、50センチ越えのアメマスをルアーで何度か釣り上げたことがある。
千歳川に通い詰めている釣人はよく知っていると思うが、現在の千歳川でアメマスを釣ることは、非常に稀ではないかと思う。1年のうちで、1度もアメマスの姿を見たことのない釣人が大半のはず。その分、ブラウントラウトの個体数が急増した。
その結果、千歳川では以前は考えられなかった厳寒期のブラウントラウト釣りが一般化して、自分の中でも遡上アメマスのことは忘れようとしていた。
今回、昔と比べて環境が大きく変化した中で、簡単に釣ることはできないことは分かっていたが、「何とか姿を見たい」との一念で長都大橋に赴いた。
橋の下の川岸の雪の上には、くっきりと足跡が残されている。橋から100メートルほど上流の長都川の流れ込みには、マイナス7度の外気温の中で、釣人が1人フライロッドを振っていた。
自分も、橋から30メートルほど下流でルアーを投じる。ルアーを回収するたびにガイドが氷着き、手袋越しに冷気が伝わる。そのポイントを基点に、上下50メートルの範囲を攻めるがアタリらしきものはない。ルアーを追う小魚も見当たらない。
結局、午前10時から3時間ほど粘ったが、釣果を獲ることはできなかった。上流のフライ釣師はまだ粘っている。また、橋の上から川筋を眺める人が何人もいた。それからすると、ポイント選定は間違っていなかったのだろう。あとは、いかに幸運を引き寄せるか、どれだけ粘れるかに懸かっている。次は、もっと条件の良い日を選んで釣行したいと思っている。
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