アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール
BooStudioさんの画像
BooStudio
プロフィール
写真ギャラリー
最新記事
検索

【PS5】Horizon Forbidden West Complete Edition

レビューはこちら


【PS5】サイバーパンク2077 アルティメットエディション

レビューはこちら


NVIDIA GeForce RTX 4090 24GB GDDR6X FE Founders Edition New Grapics Card

レビューはこちら


ASUS TUF-RTX4070S-O12G-GAMING

レビューはこちら


ASUS TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 8700G 8コア 16スレッド デスクトッププロセッサー


レビューはこちら


Intel Core i5-14500

レビューはこちら


Fractal Design Terra Graphite

レビューはこちら


intel Core i7-14700K

レビューはこちら


ASUS ROG Ally

レビューはこちら


SOUNDPEATS GoFree2

レビューはこちら


ASUS ROG RYUJIN III 360

レビューはこちら


ASUS ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO

レビューはこちら


ASUS ROG Raikiri Pro

レビューはこちら


intel Core i9-14900K

レビューはこちら


ASUS DUAL-RTX4070-O12G

レビューはこちら


玄人志向 RD-RX7700XT-E12GB【国内正規品】

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI

レビューはこちら


Dan Cases ディラック C4-SFXv1 ブラック

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4

レビューはこちら


SAPPHIRE PULSE RADEON RX 7600 GAMING 8GB GDDR6

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI

レビューはこちら


ELSA GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X

レビューはこちら


【PS5】バイオハザード RE:4

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 7950X3D

レビューはこちら


ホグワーツ・レガシー - PS5

レビューはこちら


Dead Space - PS5

レビューはこちら


FORSPOKEN(フォースポークン)-PS5

レビューはこちら


【PS5】ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション 【CEROレーティング「Z」】

レビューはこちら


CoreI5-13400F

レビューはこちら


【PS5】アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション

レビューはこちら


AMD Radeon RX 7900 XTX

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 7950X

レビューはこちら


Intel ARC A770 16GB

レビューはこちら


【PS5】Call of Duty: Modern Warfare 2

レビューはこちら


 

intel Core i9-13900K

レビューはこちら


ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4090

レビューはこちら


【PS5】Marvel's Spider-Man: Miles Morales Ultimate Edition

レビューはこちら


ASUS ROG Ryujin II 240

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 5800X3D

レビューはこちら


Corei9-12900KS

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI

レビューはこちら


INTEL CPU Core i3-12100F / 4/8 / 3.3GHz / 6xxChipset / BX8071512100F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら


INTEL CPU Core i5-12400F / 6/12 / 2.5GHz / 6xxChipset / BX8071512400F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら


Intel Corei9 プロセッサー 12900K 3.2GHz( 最大 5.2GHz ) 第12世代 LGA 1700 BX8071512900K

レビューはこちら


Sapphire PULSE Radeon RX 6600 8GB

レビューはこちら


Bose Bass Module 700 ベースモジュール 32.8cm ×29.5cm × 29.5cm Bose Soundbar 500・Bose Smart Soundbar 700・Bose TV Speaker・Bose Smart Soundbar 300・SoundTouch 300と接続可能

レビューはこちら


Bose Lifestyle 650 home entertainment system ホームシアターパッケージ Amazon Alexa対応 ホワイト

レビューはこちら


LIANLI Q58

レビューはこちら


Sapphire PULSE Radeon RX 6600 XT GAMING OC グラフィックスボード 11309-03-20G VD7833

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 5700G with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 8コア / 16スレッド 72MB

レビューはこちら


ZOTAC Gaming GeForce RTX 3070 Ti Trinity 8GB GDDR6X 256-bit 19 Gbps PCIE 4.0 ゲーミンググラフィックカード IceStorm 2.0 Advanced Cooling Spectra 2.0 RGB照明 ZT-A30710D-10P

レビューはこちら


ASUS TUF Gaming NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti 搭載ビデオカード OC/ PCIe 4.0 / 12GB GDDR6X / HDMI 2.1 / DisplayPort 1.4a /デュアルボールファンベアリング, ミリタリーグレードのコンデンサ/ GPU Tweak II TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING

レビューはこちら


SSUPD mini-ITXフォームファクタ対応 ATX/SFX電源搭載可能 メッシュパネル PCケース MESHLICIOUS BLACK 日本正規代理店品

レビューはこちら


ProArtist IFE2 AM4専用CPU抜け止め予防ブラケット

レビューはこちら


<VGP 2021受賞モデル>【Bluetooth5.0 完全ワイヤレスイヤホン】[国内正規代理店販売品]Sudio/ETT《エット》ブラック/外音のノイズをカットするアクティブキャンセル機能付き、ステレオ通話可能(SIRI/Googleアシスタント対応)

レビューはこちら


MSI Radeon RX 6800 XT GAMING X TRIO 16G グラフィックスボード VD7458

レビューはこちら


Sapphire Pulse AMD Radeon RX 6700 XT ゲーミンググラフィックカード 12GB GDDR6 AMD RDNA 2付き

レビューはこちら


インテル CPU BX8070811900K/A Corei9-11900K 8コア 3.50 GHz LGA1200 5xxChipset 125W

レビューはこちら


Noctua NF-A12x15 PWM chromax.black.swap 120mm 15mm厚 ファン ケースファン 4pin 防振パッド

レビューはこちら


ASUS INTEL Z590 搭載 第10世代・11世代 CPU 対応 LGA 1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z590-I GAMING WIFI 【Mini-ITX】 【国内正規代理店】

レビューはこちら


ASUSTek NVIDIA GeForceRTX 3060 搭載 12G TUF-RTX3060-O12G-GAMING

レビューはこちら


Razer Viper 8K Hz ゲーミングマウス 8倍以上の高速性 8000Hzポーリングレート 20000 DPI Focus センサー 軽量71g 柔らかい布巻ケーブル Chroma ライティング 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03580100-R3M1

レビューはこちら


ASUS HDRゲーミングモニター ROG STRIX XG279Q 27インチ IPS 170Hz 1ms G-SYNC Compatible DisplayHDR400 ELMB SYNC

レビューはこちら



LOUQE Ghost S1 Mk III (Ash) Mini-ITX コンピューターケース

レビューはこちら


NZXT Internal USB HUB 4X PC内蔵用USB HUB AC-IUSBH-M3 IO2563

レビューはこちら


Sapphire NITRO Radeon RX 6900 XT OC グラフィックスボード 11308-01-20G VD7510

レビューはこちら


Oculus Quest 2―完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット―64GB

レビューはこちら


ASUS NVIDIA GeForce RTX 3060TI 搭載 トリプルファンモデル 8G TUF-RTX3060TI-O8G-GAMING

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 5950X without cooler 3.4GHz 16コア / 32スレッド 72MB 105W【国内正規代理店品】 100-100000059WOF

レビューはこちら


Razer Tomahawk Mini-ITX ミニタワー型 ゲーミング PCケース 強化ガラス仕様 Chroma RGB対応 【日本正規代理店保証品】 RC21-01400100-R3M1

レビューはこちら



ASUS AMD Radeon RX 6800 搭載 トリプルファンモデル 16G RX6800-16G

レビューはこちら


ASUS NVIDIA GeForce RTX 3090 搭載 トリプルファンモデル 24G ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING

レビューはこちら


ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC グラフィックスボード ZT-A30700H-10P VD7416

レビューはこちら


Cooler Master MasterBox NR200P ホワイト Mini-ITX/DTX PCケース 強化ガラスパネル付属 SFX電源対応 CS7903 MCB-NR200P-WGNN-S00

レビューはこちら


Razer Mouse Grip Tape (Razer Basilisk Ultimate / Basilisk V2 / Basilisk X HyperSpeed) ゲーミングマウス用滑り止めグリップテープ カット済 【日本正規代理店保証品】 RC30-03170300-R3M1

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 PRO 4750G (バルク版) 3.6GHz 8コア / 16スレッド 65W 100-000000145 一年保証 [並行輸入品]

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 3900XT without cooler 3.8GHz 12コア / 24スレッド 70MB 105W【国内正規代理店品】100-100000277WOF

レビューはこちら



Noctua NH-L9a-AM4 chromax.ブラック 92mm ロープロファイル CPUクーラー (ブラック)

レビューはこちら


LINKUP ウルトラ PCIe 4.0 X16ライザーケーブル[x570 RX5700XTテスト済み] Twin-axial 垂直GPUマウント ゲーム用PCI Express 第4世代 2020 | ユニバーサル90度ソケット{25 cm} 3.0 第3世代と互換性あり

レビューはこちら


ASUS AMD B550 搭載 AM4 対応 マザーボード ROG STRIX B550-I GAMING 【 Mini ITX 】

レビューはこちら


ZOTAC ゾタック GAMING GeForce RTX 2080 SUPER Twin Fan グラフィックスボード VD7000 ZT-T20820F-10P

レビューはこちら



Razer DeathAdder V2 Mini ゲーミングマウス 小型 軽量62g 滑り止めグリップテープ付属 8500DPI 6ボタン 右手エルゴノミック形状 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma RGB 対応 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03340100-R3M1

レビューはこちら



ASUS 水冷ユニット CPUクーラー ROG RYUJIN 240 / color OLED/Aura Sync RGB / 120mm 口径 240mmサイズ ラジエーターファン

レビューはこちら



AMD Ryzen 3 3300X, with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 4コア / 8スレッド 65W【国内正規代理店品】 100-100000159BOX

レビューはこちら



ASUS INTEL Z490 搭載 LGA1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z490-I GAMING 【 Mini-ITX 】

レビューはこちら



INTEL CPU BX8070110900K Core i9-10900K プロセッサー 3.7GHz 20MB キャッシュ 10コア 日本正規流通商品

レビューはこちら



ASUS INTEL Z490 搭載 LGA1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z490-I GAMING 【 Mini-ITX 】

レビューはこちら



ASUS AMD AM4 搭載 マザーボード ROG STRIX X570-I GAMING【mini-ITX】

レビューはこちら



ASUS AMD X570 搭載 AM4対応 マザーボード ROG CROSSHAIR VIII IMPACT 【 mini-DTX 】

レビューはこちら



ASUS intel Z390 搭載 Socket 1151 対応 マザーボード ROG MAXIMUS XI FORMULA【ATX 】

レビューはこちら


ASUS Intel・・ Z390搭載 LGA1151対応マザーボード ROG STRIX Z390-F GAMING【ATX】

レビューはこちら


NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら


DANCase 容量7.2Lのコンパクト筐体に295mmのグラフィックカードが搭載可能なMini-ITX用ケース A4-SFX v4 Black 日本正規代理店品

レビューはこちら


RAIJINTEK 両サイドに強化ガラスを装備したアルミニウム外装のMini-ITXマザー対応PCケース 0R20B00097 (OPHION)

レビューはこちら



PCエンジン mini

レビューはこちら


メガドライブミニW

レビューはこちら


NEOGEOmini クリスマス限定版

レビューはこちら


プレイステーション クラシック

レビューはこちら


NEOGEO mini【Amazon.co.jp限定】「TWINKLE STAR SPRITES」STEAMコード 配信

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 【Amazon.co.jp限定】 オリジナルポストカード(30枚セット)付

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン USB ACアダプター

レビューはこちら


NZXT KRAKEN Z63 水冷システム [ ラジエーターサイズ 143x315x30mm : 140mm・ファン2基 ] RL-KRZ63-01

レビューはこちら



ASUS オールインワン型水冷ユニット CPUクーラー ROG RYUO 240 / color OLED/Aura Sync RGB / 120mm口径 240mmサイズ ラジエーターファン BLACK

レビューはこちら



NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら


NZXT E850 電源ユニット 80 Plus Gold 認証 [ 定格 850W 出力 ] NP-1PM-E850A-JP

レビューはこちら


NZXT GRID V3 デジタルファンコントローラー ノイズ制御搭載 AC-GRDP3-M1

レビューはこちら


Razer Mouse Bungee V2 マウスバンジー ケーブル コード ブラック ホルダー マネジメント システム 【日本正規代理店保証品】 RC21-01210100-R3M1

レビューはこちら


Razer Basilisk V2 ゲーミングマウス 11ボタン チルトスイッチ Focus センサー 20000DPI 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03160100-R3M1

レビューはこちら


Razer Basilisk Ultimate ゲーミングマウス 高速無線 11ボタン チルトスイッチ Focus センサー 20000DPI 充電スタンド付 Chroma【日本正規代理店保証品】 RZ01-03170100-R3A1

レビューはこちら


Razer Firefly V2 ゲーミングマウスパッド ハード Chroma RGB 19のライティングゾーン 【日本正規代理店保証品】

レビューはこちら


Razer Viper ゲーミングマウス 軽量 69g 16000DPI 8ボタン 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma対応 【日本正規代理店保証品】 RZ01-02550100-R3M1

レビューはこちら


Razer BlackWidow Elite JP Green Switch メカニカル ゲーミング キーボード 日本語配列 【日本正規代理店保証品】 RZ03-02620800-R3J1

レビューはこちら


Razer Mamba Elite ゲーミングマウス 光学センサー 16000 DPI 9ボタン【日本正規代理店保証品】 RZ01-02560100-R3M1

レビューはこちら


Razer Naga Trinity サイドボタンを2/7/12ボタンに付け替え可能 MMO/MOBAゲーミングマウス 【日本正規代理店保証品】 RZ01-02410100-R3M1

レビューはこちら


Razer Tartarus V2 メカメンブレン 左手用キーパッド  【正規保証品】 RZ07-02270100-R3M1

レビューはこちら


Razer BlackWidow Chroma V2 JP Yellow Switch 日本語配列 黄軸メカニカル ゲーミングキーボード【正規保証品】RZ03-02033100-R3J1

レビューはこちら


Basilisk 有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02330100-R3A1

レビューはこちら


Razer Lancehead 両手用無線/有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02120100-R3A1

レビューはこちら


Razer Lancehead Tournament Edition 両手用有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02130100-R3A1

レビューはこちら


Bose SoundWear Companion speaker ウェアラブルネックスピーカー【国内正規品】

レビューはこちら


Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker ポータブルワイヤレススピーカー ブラック【国内正規品】

レビューはこちら


ESSENCORE KLevv D480GAA-N600 SSD 2.5インチ 480GB SATA6Gb/s 7mm TLC Read(MAX)560MB/s Write(MAX)510MB/s 3年保証

レビューはこちら


Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

レビューはこちら



TicWatch Pro スマートウォッチ Wear OS by Google バッテリー長持ち 二重層ディスプレイ iOS/Android対応 GPS内蔵 電話着信/LINE通知 心拍計 歩数計 ブラック

レビューはこちら



IN WIN 強化ガラス製サイドパネル採用 ミニタワーPCケース 301 ブラック (型番:IW-CF07B 301-Black)

レビューはこちら



2023年09月23日

【値下がり到来!】ASUS社「DUAL-RTX4070-O12G」をレビュー

IMG_0426.2.jpg
今回ご紹介するのは2023年4月13日に発売されたASUS社「DUAL-RTX4070-O12G=以下、RTX4070」です。

「DUAL-RTX4070-O12G」の詳細はこちら


価格は99,000円です。

スペックは以下の通りです。

GPURTX 4070RX7700XTRX7800XTRTX4060Ti(8GB)RX6800
シェーダ58883456384043523840
ゲームクロック1920 MHz2171 MHz2124 MHz2310 MHz1815 Mhz
ブーストクロック2480 MHz最大2544 MHz最大2430 MHz2540 MHz最大2105Mhz
メモリ12 GB12 GB16 GB8 GB16GB
メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6
バス幅192-bit192-bit256-bit128-bit256-bit
メモリ帯域幅504 GB/S432 GB/s624 GB/s288 (554) GB/S512 GB/S
TDP/BP200 W245 W263 W160 W250 W

「RTX4070」の基本設計は「Ada Lovelace世代」のNVIDIA GeForceシリーズと共通しています。

この設計では巨大な「L2キャッシュ」が搭載されており「メモリーバス幅」を抑える役割を果たしています。

また*「Optical Flow Accelerator」を活用した*DLSS(Deep Learning Super Sampling) Frame Generationにも対応しており高品質の画像処理を実現します。

*「Optical Flow Accelerator」・・・ゲームの画像を改善しフレームを新しく生成してゲームの性能を向上させます。

*DLSS FG(Deep Learning Super Sampling Frame Generation)・・・NVIDIAの新しいGPU技術で「通常のDLSS」とは異なりGPUがフレーム全体を生成し高いフレームレートを実現します。「DLSS FG」はRTX40シリーズで導入され「DLSS SR」と組み合わせて高い性能向上を実現します。対応ゲームでは印象的なフレームレート向上が見られます。

さらに「AV1」のハードウェアエンコードにも対応しており、高効率な動画エンコードを行うことが可能です。

これらの機能により、グラフィックス性能や映像処理性能が向上し幅広い用途に対応することができます。

これはゲーム内の動きをより滑らかにする「AI」を利用しています。

結果としてゲーム内のグラフィックスがよりリアルに見え特に「エフェクト」の表示が向上します。

「RTX4070」は「RTX4070Ti」と同じVRAM仕様(12GB、21Gbps、192Bit幅のGDDR6Xメモリ)を持っており「WQHD解像度」以下では「L2キャッシュ」が性能をサポートしますが「4K以上」では「メモリバス幅」が制約になる可能性があります。

また「SM数」が「46基」に減少し「消費電力」はわずか「200W」で補助電源は「12VHPWR」または「8ピン」です。

ついに値下げ! RTX4070の購入は今がチャンス?!


最近「RTX 4070」は7万円台に入っており「RADEON RX7800XT」を選択するかどうかで悩むユーザーが増えています。

また「RADEON RX7800XT / 7700XT」は最新ゲーム「スターフィールド」とバンドルされており、9/30までの期間は「RADEON RX7800XT」がお得です。

しかしキャンペーン終了後は「RTX 4070」が「AI生成」や「レンダリング性能」など多機能を考慮するなら将来的には優越性を発揮するでしょう。

「DUAL-RTX4070-O12G」の特長


❶NVIDIA DLSS3、高効率なAda Lovelace arch、フルレイトレーシングを搭載

❷第4世代Tensorコア:DLSS 3とブルートフォースレンダリングで最大4倍のパフォーマンス

❸第3世代RTコア: 最大2倍のレイトレーシング性能

❹OCエディション: ブーストクロック 2550MHz (OCモード)/2520MHz (デフォルトモード)

❺Axial-techファン設計は、より長いブレードを容易にするより小さなファンハブと、下方への空気圧を増加させるバリアリングを特徴とします。

❻2.56スロット設計により、互換性と冷却効率を最大限に高め、小型でも優れた性能を発揮します。

❼0dBテクノロジーにより、比較的静かにゲームを楽しむことができます。

❽デュアルボールファンベアリングは、従来設計の最大2倍長持ち(ASUS社HPより引用)

開封の儀


IMG_0103.jpgIMG_0112.jpg
IMG_0121.jpgIMG_0133.jpg
内容物
1 x Collection card
1 x Speedsetup Manual
1 x Thank you Card

外観


IMG_0138.1.jpgIMG_0152.1.jpg
IMG_0159.1.jpgIMG_0161.1.jpg
IMG_0171.1.jpgIMG_0180.1.jpg

「DUAL-RTX4070-O12G」をチェックする


IMG_0187.1.jpg
表面のボディー材質はプラスチック製です。

「xial-techファン設計」は優れた冷却性能を提供するために最適化されています。

RTX4070.temp.2.jpg
長いブレードは風をより効果的に送り冷却効果を向上させます。

IMG_0191.1.jpg
このファン設計は高速で効果的な冷却を可能にします。

ファンブレードが風を素早く吸い込み効率的に排出できるため高い回転速度で動作することができます。

短時間で多くの熱を放熱できます。

ファンの外径は「95mm」です。

IMG_0209.jpg
「Axial-techファン」には「バリアリング」と呼ばれる特別な機能が組み込まれています。

このバリアリングは、ファンの下部に配置され下向きの空気圧を高めます。

ファンはより強力な風を生成し冷却効果を最大限に引き出します。

強力な冷却によりグラフィックボードや他のコンポーネントのパフォーマンスが安定し高負荷のタスクに対応できます。

RTX4070.temp.3.jpg
「0dBテクノロジー」はGPUの温度に応じてファンの回転速度を制御し、低負荷時にはファンを停止させ、静かな環境を提供します。

一方、高負荷時にはファンを再び回転させグラフィックボードの冷却性能を確保します。

この機能によりユーザーは自動的に最適な冷却と静音性を得ることができゲームや作業を快適に楽しむことができます。

RTX4070.temp.4.jpg
「デュアルボールファンベアリング」はファンの耐久性を向上させる特別な設計で通常のスリーブベアリングと比較して2倍の耐久性を持ちます。

この設計により長寿命で信頼性の高いファンを提供し高い性能を維持しながらファンの交換や保守作業の必要性を減少させます。

IMG_0224.1.jpgIMG_0215.1.jpg
「RTX4070」は「2.56スロット」のデザインを採用しており熱の吸収構造に優れています。

「前面カバー」「ヒートシンク」「ヒートパイプ」が緻密に設計されており、この構造によって2つの「Axial-techファン」はケースの側面から十分な通気性を確保し驚くほど高い排熱性能を実現しています。

この設計により、グラフィックボードのサイズからは予想できないほどの優れた冷却効果が得られます。

IMG_0229.jpg
バックプレートを見てみます。 

このグラフィックボードには頑丈な防護バックプレートが装備されており高密度の「PCB基板バックプレート」が基板を補強しコンポーネントと回路を保護します。

さらに「バックプレート」の背面には大きな通気口が設けられており熱気が効率的に排出されます。

このデザインによりグラフィックボードの信頼性と冷却性能が向上しコンポーネントの長寿命と安定した動作が実現されます。

IMG_0201.1.jpg
IMG_0234.JPG
「OCエディション」ではブーストクロックが「OCモード」では2550MHzと「デフォルトモード」では2520MHzとなっています。

インターフェース周りを見てみます。

このグラフィックボードには非常に耐久性の高い304ステンレススチール製のステンレスブラケットが採用されており、そのデザインは頑丈で耐久性があります。

「デュアルマウントブラケット」は外部要因からの保護を強化し長い寿命と高い信頼性を提供します。

IMG_0247.jpg
「ディスプレイポート」が3つ「HDMI」が1つ備えてます。

IMG_0237.jpg
接続ピンは「8ピン」を1つのみ使用します。

それでは「DUAL-RTX4070-O12G」のスコアを見ていきます。

換装の際の準備


グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をオススメします。

古いドライバ削除の詳しくはこちら!

ドライバをインストール


グラフィックボードを換装したら「GeForce」ドライバをダウンロードしインストールします。

ダウンロードはこちら


「DUAL-RTX4070-O12G」のスコア検証


【PCケース】「JONSBO D31 メッシュ SC」

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「DUAL-RTX4070-O12G」

【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」

【Ver】GeForce 550.09

「Resizable BAR」は有効にしています。

RTX4070.spec.jpg


3D MARK
speed way.jpg
GPU別スコア
13900k-RTX4070-スコア比較表(3D-MARK)画像.jpg

blender(V3.4.0)ー「GPU」
blender.rogo.1.jpg
GPU別スコア
13900k-RTX4070-スコア比較表(blender3.4.0)画像.jpg

「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「デフォルト設定」
cod mw2 画像.8.3.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(COD)画像.jpg

Horizon Zero Dawn−「デフォルト設定」
HZD.3.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(HZD)画像.jpg

「zombie army 4」−「デフォルト設定」
ZA4-TOP.png
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(ZA4)画像.jpg

「アサシン クリード ヴァルハラ」−「デフォルト設定」
アサシン-ヴァルハラ画像.png
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(ヴァルハラ)画像.jpg

「ファークライ5」−「デフォルト設定」
ファークライ5.タイトル.png
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(ファークライ5)画像.jpg

ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
ゴーストリコン・ブレイクポイント・タイトル.png
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg

ディビジョン2−「デフォルト設定」
ディビジョン2.3.png
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(ディビジョン2)画像.jpg

SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」
13900K-RTX4070-スコア比較表(シャドウ)画像.jpg

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
deus sc.png
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(DEUS)画像.jpg

strange brigade−「スケール150%」
StrangeBrigade.ロゴ.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(ST)画像.jpg

ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
ゴーストリコン ワイルドランズ.1.png
「平均フレームレート」
13900k-RTX4070-スコア比較表(ゴーストリコン)画像.jpg
トータルスコア、ゲームスコア(3D MARK、blender-省略)
13900k-RTX4070-スコア比較表(トータルスコアゲームスコア)画像.jpg


ゲーム中の消費電力(Watt)
13900k-RTX4070-スコア比較表(消費電力)画像.1.jpg

高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
13900k-RTX4070-スコア比較表(高負荷)画像.1.jpg
以上「DUAL-RTX4070-O12G」のスコアでした。 

使ってみた感想


早速、「RTX4070」のレンダリング性能を試してみます。

今回は、最近リリースされたベンチマークソフト「Cinebench 2024」を使用します。

このテストでは「10分間連続運転」の設定を選択します。

CINE2024.TOP.1.jpg
cine2024.temp.score.jpg
GPUスコアは「16940」です。

RTX4070.temp.8.jpg
高負荷な測定環境でも「60℃」を超えない冷却性能が「DUAL-RTX4070-O12G」の強みであることが確認されました。

良かったところ


❶ 「RADEON」よりも高いのは「レンダリング性能」です。

「AI遊び」や「レンダリング性能」において「RTX4070」は圧倒的な優位性を持っておりオススメします。

❷ 冷却性能も優れています。

最大で200Wの電力を使用し、高負荷時でも約60℃以下の温度を維持します。

❸ ワットパフォーマンスが高いです。

消費電力はゲームプレイ中に最大で「200W」になりますが、場合によっては約185Wまで低下します。

「4K」解像度での平均消費電力は「185W」です。

❹ ゲーム性能はネイティブで「WQHD」まで、最新ゲームでも快適に動作します。

「4K」解像度でも「DLSS」を活用すれば快適にプレイできます。

❺ コイル鳴きは少ないです。

通常、高いフレームレートで使用した場合にコイル鳴きが聞こえますが、一般的には我慢できるレベルです。
ケースが密閉されている場合、この音は他のノイズに埋もれることがあります。

❻接続ピンは「8ピン」が1つのみですので、ケース内がケーブルで乱雑になることが避けられ、エアフローの効率が向上します。

残念な点、注意する点


❶ 価格が高いです。

競合する「RADEON」の登場によって価格が下がりましたが、まだまだ高価です。

「RX 6800」相当の性能を持つため、現在ミドルレンジクラスをお持ちの場合、ゲーム目的での乗り換えメリットは少ないです。

❷ビデオメモリの余裕がないです。(12GB)

特に「VR」や「MOD」などの用途では映像の品質に不足が生じる可能性があります。

最近のゲーム、例えば「アーマードコア6」では「MOD」を活用するユーザーが増えており、ビデオメモリの制約がゲームのカスタマイズに支障をきたすことがあります。

「MOD」をもっと活用したい場合「16GB以上」のビデオメモリが必要かもしれません。

総評


スペックに過度にこだわると本質を見落とすかもしれませんが「RTX 4070」は使いやすく「WQHD解像度」でのゲームに適しています。

最新のゲームも含めて「WQHD解像度」で「60fps」を下回ることはほとんどありませんのでストレスを感じずにゲームを楽しめるでしょう。

この性能は「メモリーバス幅」と「CUDAコア」に依存しています。

また「RTX4070」は「WQHD解像度」までのゲームに最適で「DLSS FG対応ゲーム」が増えています。

価格については検討の余地がありますが性能に満足できるリニューアル版と見なすこともできます。

近い将来「DUAL-RTX4070-O12G」が「7万円台」に突入するかもしれません。

古くなったグラフィックボードを新調するのも良いタイミングでしょう!


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

ASUS DUAL-RTX4070-O12G 国内正規代理店品




主な仕様


サイズー267.01 x 133.94 x 51.13 mm

関連商品


ASUS TUF-RX7800XT-O16G-GAMING/国内正規代理店品


Sapphire Pulse AMD Radeon RX 7800 XT



トレンドアイテム


ウェーブ 装甲騎兵ボトムズ スコープドッグ 1/24スケール 全高約16cm 色分け済みプラモデル BK-180


ねんどろいど ぼっち ざ ろっく! 喜多郁代 ノンスケール プラスチック製 塗装済み可動フィギュア


 

2023年09月18日

【これぞ!ミニマルデザイン!】玄人志向社「RD-RX7700XT-E12GB」をレビュー

IMG_1210.1.jpg
今回ご紹介するのは2023年9月8日に発売された玄人志向社「RD-RX7700XT-E12GB=以下、RX7700XT」です。

RD-RX7700XT-E12GBの詳細はこちら

価格は73,800円(税込)です。

スペックは以下の通りです。

GPURX7700XTRX7800XTRTX 4070RTX4060Ti(8GB)RX6800
シェーダ34563840588843523840
ゲームクロック2171 MHz2124 MHz1920 MHz2310 MHz1815 Mhz
ブーストクロック最大2544 MHz最大2430 MHz2480 MHz2540 MHz最大2105Mhz
メモリ12 GB16 GB12 GB8 GB16GB
メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6
バス幅192-bit256-bit192-bit128-bit256-bit
メモリ帯域幅432 GB/s624 GB/s504 GB/S288 (554) GB/S512 GB/S
TDP/BP245 W263 W200 W160 W250 W

「RX 7900 XTX / RX 7900 XT」は同じ「チップレットデザイン」を採用しています。

これはGPUチップ全体を小さなブロックに分割するアーキテクチャで性能や効率の向上に寄与します。

また、プロセスルールも共通しており「5nm+6nm」の製造プロセスを使用しています。

これにより高い性能と効率を実現できます。

さらに、これらのグラフィックスカードは1基の64ビット幅のメモリーコントローラーと16MBのInfinity Cacheを1つのチップに統合しています。

これにより「メモリーアクセス」や「データの処理」が効率的に行えます。

「RX 7800 XT」は、このデザインを「4つのチップ」で構成しており高性能なミドルレンジモデルとなっています。

一方、「RX 7700 XT」は「3つのチップ」と「ダミー1つ」を配置しており性能と価格のバランスを取ったモデルと言えます。

このような設計により幅広い需要に応えるグラフィックスカードが提供されています。

「RX 7700 XT」のパフォーマンスは競合するNVIDIA社の「RTX 4060 Ti」と比較されています。

また旧世代の「RX 6800」に相当すると言われています。

後ほどスコアを見てみます。

「RX7700XT」はコスパが悪い?!


9月16日にミドルレンジモデル「Radeon RX 7800 XT / RX 7700 XT」が発売されました。

特に「RX 7800 XT」の価格が8万円台ということで競合する「RTX 4070」よりも安価なため好調なスタートを切りました。

海外情報によれば「RX 7800 XT」は一日で完売するほどの人気がありますが、一方の「RX 7700 XT」は数日経っても在庫が残っています。

おそらく、価格差が1万円程度であるため「RX 7800 XT」を選ぶユーザーが増えているのかもしれません。

将来的には「RX 7700 XT」の需要が高まるであろうことが予想されます。

価格が安定してきて、特に「RX 7700 XT」が5万円前半から4万円後半に下がれば、需要が急増するでしょう。

グラフィックスカードの購入を今すぐに行わない予定であれば、じっくり待ってから購入することをオススメします。

「RD-RX7700XT-E12GB」の特長


❶優れたメモリ構成・・・ 高性能メモリーを備え、高忠実度ゲームに対応。

パフォーマンス、安定性、画質に優れ、最新要求ゲームに最適。

❷息をのむような美しいビジュアル・・・AMD Radeon RX 7000 シリーズグラフィックボードとAMD Radiance Display エンジンによって、息をのむほど美しいピクセル・パーフェクトなビジュアル体験が提供され、鮮明な画質で没入感を高めて楽しむことができます。

❸AV1 による高品質ストリーミング・・・AV1は低ビットレートと小さなファイルサイズで高画質を提供するために設計され、エンコードとデコードに対応しています。

これにより、高品質なストリーミングと新しいマルチメディア体験が可能となります。

❹AMD Noise Suppression・・・周囲の雑音を低減します。

重要な会議に参加する場合も、激しい対戦ゲームに集中する場合でも、音声が明瞭になり、会議やゲームに集中できます。

❺ゲームとクリエイティブのための最先端プラットフォーム・・・最新のRyzenプロセッサーとRadeonグラフィックスを組み合わせたデスクトップは、高性能で電力効率が高く、AMDの次世代テクノロジーを活用しています。

さらに、AMD Radeon RX 7000 シリーズグラフィックボードは、究極のプラグアンドプレイソリューションで、システムの電力、熱、ノイズを最適化します。

❻AMD Software: Adrenalin Edition・・・多彩な機能を提供する使いやすいソフトウェアで、ゲーム内で[ALT] + [R] ホットキーで簡単にアクセスでき、設定の調整や録画、配信、パフォーマンス管理が可能です。

❼AMD FidelityFX スーパー解像度・・・対応ゲームのフレームレート向上と優れた画質を提供し、数千ものゲームのパフォーマンス向上に役立つテクノロジーです。

❽AMD LINK・・・Radeon搭載PCとモバイル端末や他のPCを接続するアプリで、PCのモニタリングや録画コントロール、モバイルでのストリーミングなどを行える便利なツールです。

開封の儀


IMG_1022.1.jpgIMG_1033.1.jpg
IMG_1041.jpgIMG_1056.jpg

外観


IMG_1069.1.jpgIMG_1075.1.jpg
IMG_1085.1.jpgIMG_1089.1.jpg
IMG_1098.1.jpgIMG_1105.1.jpg

「RD-RX7700XT-E12GB」をチェックする


IMG_1115.1.jpg
表面のボディー材質はプラスチック製です。

「トリプルファン」を採用することで、高度な冷却効果が実現され、長時間の使用においても安定した動作を維持します。

IMG_1137.1.jpg
この冷却システムは、三つのファンが効果的に熱を分散し、デバイスの過熱を防ぎます。

その結果、デバイスの性能を維持しながら、過度な熱による不安定な動作や損傷を防ぐことができます。

ファンの外径は「90mm」です。

IMG_1129.jpg


IMG_1155.1.jpgIMG_1162.1.jpg
IMG_1191.jpg
このクーリングシステムにより常に最適な冷却性能を発揮し高負荷なゲームでも安定した動作を実現します。  

バックプレートを見てみます。

IMG_1147.1.jpg
「スリットがない」ということは、通常ヒートシンクの一部には熱を外部に放散するためのスリットやエアフローが存在することを意味します。

しかし、この「RX7700XT」にはそれがないため、ヒートシンクを介して内部の熱を適切に放散する手段が制限されています。

その結果、GPU内部の温度が上昇し、動作安定性に懸念が生じる可能性があります。

インターフェース周りを見てみます。

IMG_1168.jpg
「ディスプレイポート」が3つ「HDMI」が1つ備えてます。

IMG_1179.jpg
接続ピンは「8ピン」を2つ使用します。

それでは「RD-RX7700XT-E12GB」のスコアを見ていきます。

換装の際の準備


グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。

古いドライバ削除の詳しくはこちら!

ドライバをインストール


グラフィックボードを換装したら「Radeon」ドライバをダウンロードしインストールします。

ダウンロードはこちら


「RD-RX7700XT-E12GB」のスコア検証

【PCケース】JONSBO D31 メッシュ SC

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】玄人志向社「RD-RX7700XT-E12GB」

【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」

【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」

【Ver】Adrenalin 23.9.1

「Resizable BAR」は有効にしています。(室温26℃)

RX7700XT.spec.jpg

3D MARK
speed way.jpg
GPU別スコア
13900k-RX7700XT-スコア比較表(3D-MARK)画像.jpg


blender(V3.4.0)ー「GPU」
blender.rogo.1.jpg
GPU別スコア
13900k-RX7700XT-スコア比較表(blender3.4.0)画像.jpg

「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「デフォルト設定」
cod mw2 画像.8.3.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(COD)画像.2.jpg

Horizon Zero Dawn−「デフォルト設定」
HZD.3.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(HZD)画像.jpg

「zombie army 4」−「デフォルト設定」
ZA4-TOP.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(ZA4)画像.jpg

「アサシン クリード ヴァルハラ」−「デフォルト設定」
アサシン-ヴァルハラ画像.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(ヴァルハラ)画像.jpg

「ファークライ5」−「デフォルト設定」
ファークライ5.タイトル.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(ファークライ5)画像.jpg

ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
ゴーストリコン・ブレイクポイント・タイトル.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg

ディビジョン2−「デフォルト設定」
ディビジョン2.3.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(ディビジョン2)画像.jpg

SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」
13900K-RX7700XT-スコア比較表(シャドウ)画像.jpg

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
deus sc.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(DEUS)画像.jpg

strange brigade−「スケール150%」
StrangeBrigade.ロゴ.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(ST)画像.jpg

ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
ゴーストリコン ワイルドランズ.1.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7700XT-スコア比較表(ゴーストリコン)画像.jpg
トータルスコア、ゲームスコア(3D MARK、blender-省略)
13900k-RX7700XT-スコア比較表(トータルスコアゲームスコア)画像.jpg
ゲーム中の消費電力(Watt)
13900k-RX7700XT-スコア比較表(消費電力)画像.1.jpg
高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
13900k-RX7700XT-スコア比較表(高負荷)画像.1.jpg
以上「RD-RX7700XT-E12GB」のスコアでした。

使ってみた感想


早速、もらったゲームを試してみます。

ゲームのタイトルは「スターフィールド」です。

購入対象期間は9月30日までですが、「スターフィールド」がもらえるキャンペーンが実施中です。

AMD HEROES | AMD公式ファンサイトはこちら


冒頭の「採掘現場」をしばらく探索してみました。

13900k-RX7700XT-スコア比較表(スターフィールド).jpg
解像度は「WQHD=1440P」で多少、余力があるためグラフィック設定は「ウルトラ」に設定し解像度は「3840×1600」にしました。

フレームレートは概ね「75fps前後」を維持しています。

13900k-RX7700XT-スコア比較表(ゲーム中温度).1.jpg
ゲームプレイ中の「GPU温度」は「50℃前後」と安定しています。

「RX7700 XT」はゲーマー向けに設計され、WQHDモニターの解像度をサポートしています。

レイトレーシングの性能が向上しており、FSR2も優れています。

ただし、一部のフレームタイミングの問題が観察されており、ドライバーレベルでの改善が必要かもしれません。

また、ゲーム中にクラッシュしてドライバが破損して再度インストールするトラブルがありました。

リリースしたばかりなので何らかのトラブルはつきものです。

今後のアップデートで改善されることを願います。

良かったところ


❶「フルHD」「WQHD」で最新ゲームも「60fps」を下回ることはありません。

「フルHD」で高いフレームレートを提供しゲームを滑らかに動作します。

また「WQHD」でも十分なパフォーマンスを発揮し、高画質なゲームプレイを楽しむことができます。

❷12GBのビデオメモリと192ビットのバス幅を備えており、コストパフォーマンスに優れています。

12GBのビデオメモリとバス幅が192ビットという組み合わせは、高解像度テクスチャや大規模なゲームワールドに適しています。

❸冷却性能は歴代の中でもトップクラスです。

バックプレートに「スリット」がなかったため熱暴走の懸念がありましたが実際にはまったく問題ありませんでした。

❹「RX 7700 XT」の中で最も安価なモデルです。

装飾品が一切なく、コスト削減を重視したモデルは、シンプルでミニマルなデザインが個人的には好みです。 

残念な点、注意する点


❶価格が高すぎます。

上位の「RX 7800 XT」との価格差はほとんどありません。

❷「RX7700XT」は「RX6800」と比較してゲーム性能は若干、劣ります。

旧世代でありながら「RX6800」の性能は高水準で「RX7700XT」がそれを超えないのは残念です。

❸レイトレーシングのパフォーマンスとAIがNVIDIAに比べて劣ります。

また「レイトレーシング」や「AIタスク」において「RX6800」に比べて劣る可能性があります。

❹電力効率が悪いです。

電力効率の低さは高い電力消費を伴い発熱問題や電気代の増加を招く可能性があります。

総評


「RX 7700 XT」は価格と性能のバランスを提供するWQHDモニター向けの新しいグラフィックスボードです。ただし、レイトレーシングやスーパーサンプリングにおいて競合に遅れがあると指摘されています。

機能面ではAV1互換性やRDNA3アーキテクチャの組み込みがありますが旧世代のNVIDIAからの切り替えはあまり魅力的ではありません。

また「RX 7700 XT」は「RX 6800」よりもパフォーマンス向上を期待しましたがゲーム性能やレイトレーシングについてはやや劣る結果となりました。

それにもかかわらず、最大のメリットは「RX 7700 XT」のGPU温度が過去最高の冷却性能を持っていることです。

バックプレートに「スリット」が入っていない点に関しては心配しなくても大丈夫です。

最後に「RD-RX7700XT-E12GB」はコスト削減を重視しシンプルでミニマルなデザインが魅力的です。

ミニマリストの方には「こういうので良いんだよ!」と頷けるでしょう。

共に「ミニマルデザイン」を楽しみませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

玄人志向 RD-RX7700XT-E12GB【国内正規品】



主な仕様


本体寸法・・・290 x 111 x 50 mm (ブラケットを除く)
補助電源・・・8pin x2

関連商品


ASUS TUF Gaming RX 7700 XT OC Edition 12GB GDDR6


SAPPHIRE PULSE Radeon RX 7700 XT GAMING 12GB GDDR6



トレンドアイテム


桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる! ~ 【メーカー特典あり】 <早期購入特典>スーパーファミコン版「スーパー桃太郎電鉄II」DLCコード 同梱


Fit Boxing feat. 初音ミク ‐ミクといっしょにエクササイズ‐ -Switch (【Amazon.co.jp限定】オリジナル楽曲ダウンロードカード“SONOCA” 同梱)


2023年09月14日

【SFFファン必見!】AMD社リファレンスモデル「Radeon RX 7800 XT」が9月16日に発売!

RADEON.ロゴ.1.jpg
AMD社リファレンスモデル「Radeon RX 7800 XT」が9月16日に発売予定になりました。

RX7800XT.TOP.jpg
「Radeon RX 7800 XT」

発売日 9月16日

価格・・・82,800円

サイズ・・・267mm(2.5スロット)

「Radeon RX 7800 XT」公式ページはこちら!


スペックを見てみます。

GPURX7800XTRX7700XTRTX 4070RTX4060Ti(8GB)RTX 3070 TiRTX 2080 Ti
シェーダ384034565888435261444352
ゲームクロック2124 MHz2171 MHz1920 MHz2310 MHz1580 MHz1350 MHz
ブーストクロック最大2430 MHz最大2544 MHz2480 MHz2540 MHz1770 MHz1545 MHz
メモリ16 GB12 GB12 GB8 GB8GB11GB
メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6XGDDR6
バス幅256-bit192-bit192-bit128-bit256-bit352-bit
メモリ帯域幅624 GB/s432 GB/s504 GB/S288 (554) GB/S608 GB/S616 GB/S
TDP/BP263 W245 W200 W160 W290 W250 W

現時点では準備中ですが、取り扱い店を以下に記載しておきます

「ツクモ Online Store」はこちら


「アーク Online Store」はこちら


購入対象期間は9月30日までですが、「スターフィールド」がもらえるキャンペーンが実施中です。

AMD HEROES | AMD公式ファンサイトはこちら


筆者が気になるポイント


9月8日午前11時に予定通りに発売されましたが、「リファレンスモデルRX7800XT」に関して事前に出荷が遅れているとの報告がありました。

筆者は「リファレンスモデルRX7800XT」を求めており、そのために「オリファンモデル」は見送りました。

「リファレンスモデル」の価格は「オリファンモデル」の最安モデルよりも安く提供されており、これに驚きました。

出荷数は不明ですが、「ゲームがもらえるキャンペーン」を活用したい場合は、9月30日までに入手することをオススメします。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

【記事が役立ったら、ぜひポストでシェアしていただけると嬉しいです!】


 

関連商品


ASUS TUF-RX7800XT-O16G-WHITE-GAMING 国内正規代理店品


SAPPHIRE NITRO Radeon RX 7800 XT GAMING OC 16GB GDDR6


 

トレンドアイテム


『ポケットモンスター』シリーズ ARTFX J ヒカリ with ポッチャマ 1/8スケール PVC製 塗装済み完成品 フィギュア


バテン・カイトス I&II HD Remaster -Switch


タグ:RX7800XT AMD Radeon

2023年09月11日

【超便利!】ベンチマークソフト「Cinebench 2024」が9月5日にリリースしました!

CINE2024.TOP.1.jpg
2023年9月5日、ベンチマークソフト「Cinebench 2024」がリリースしました!

価格は無料です。

ダウンロードはこちら


GPUベンチマーク機能が復活!


過去10年にわたり、「Cinebench」はGPUベンチマーク機能を備えていませんでしたが「Cinebench 2024」ではこの機能が復活しました。

これは重要な進歩でグラフィックス性能の評価がより包括的に行えるようになりました。

新機能の詳細は以下の通りです。

❶「GPUベンチマーク機能の復活」・・・過去10年間、CinebenchはCPUの性能評価に特化していましたが、「Cinebench 2024」ではGPUベンチマーク機能が再び提供されました。

これにより、ユーザーはグラフィックスプロセッサの性能を評価し、比較できるようになりました。

❷「NVIDIA、AMD、Appleのグラフィックスプロセッサへの対応」・・・新しいGPUベンチマーク機能は、NVIDIAとAMDのカードに加えて、Appleのグラフィックスプロセッサにも対応しています。

これにより、異なるハードウェア間での性能比較が可能になり、ユーザーが最適なGPUを選択するのに役立ちます。

❸「性能評価の向上」・・・ GPUベンチマーク機能の復活により、ユーザーはグラフィックス性能に関する正確で詳細な情報を得ることができます。

これは、3Dレンダリング、ゲームプレイ、ビデオ編集、機械学習など、グラフィックスを重要な役割で使用するアプリケーションやタスクにとって特に重要です。

❹「競争と進化の促進」・・・GPUメーカーにとって、GPUベンチマーク機能の復活は競争と進化を促進するインセンティブを提供します。

ベンチマーク結果に基づいて競争が行われ、高性能なグラフィックスプロセッサが生まれる可能性が高まります。

「Cinebench」のGPUベンチマーク機能の復活は、ユーザーにとって性能評価を向上させ、GPUの選択を容易にし、グラフィックスハードウェアの進化を推進する重要な進歩です。

「Cinebench 2024」の特長


「Cinebench 2024」は以前のバージョンである 「Cinebench R23」 と比較して、いくつかの重要な変更が加えられました。

❶「メモリフットプリントの増加」・・・「Cinebench 2024」では、「Cinebench R23」と比較してメモリフットプリントが3倍に増加しました。

これにより、より多くのシステムリソースが必要とされ、より高度なタスクの処理が可能になり、よりリアルなレンダリングや計算が行えるようになりました。

❷「計算量の増加」・・・「Cinebench2024」では、計算量が6倍に増加しました。

これは、ベンチマークのテストがより厳格で、高い性能を求めるユーザーやシステムにとっては挑戦的なテストとなり、高い計算量によりシステムの性能をより正確に評価できるようになりました。

❸「新しい命令セットの使用」・・・ 「Cinebench 2024」では、最新の命令セットが使用されており、ハードウェアの新機能や最適化が活用され、パフォーマンス向上が期待されます。

❹「GPUベンチマーク機能の復活」・・・過去10年間なかったGPUベンチマーク機能が 「Cinebench 2024」で復活し、NVIDIA、AMD、Appleのグラフィックスプロセッサに対応したベンチマークが行えるようになり、グラフィックス性能の比較が可能です。

❺「ユーザーインターフェイス(UI)の刷新」・・・「Cinebench」のユーザーインターフェイス(UI)も刷新され、より使いやすく洗練されたデザインとなり、ユーザーがテストを実行し、結果を分かりやすく表示できるように改善されています。

「アーキテクチャのサポート拡充」・・・「Cinebench2024」は、WindowsとmacOSのx86 / x64アーキテクチャCPU(IntelとAMDのCPU)に加え、「Arm64アーキテクチャ」もサポートします。

これにより、macOSのAppleシリコンやWindowsのSnapdragonなど、さまざまなプラットフォームで動作する可能性があり、ユーザーの多様なニーズに対応します。

これらの変更により、「Cinebench2024」はより高度な性能評価とテストを提供し、ハードウェアの比較や選択をより正確に行うことができるツールとなっています。

使ってみた感想


早速、「Cinebench 2024」を起動します。

トップ画面はこんな感じになります。

CINE2024.menu.jpg
ベンチマーク測定してみます。

PC構成

【PCケース】JONSBO D31 メッシュ SC

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」

【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」

【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」

【Ver】GeForce 537.13

「Resizable BAR」は有効にしています。(室温26℃)

CINE2024.run.jpg
ベンチマーク測定中の様子です。

描画タイルは大きく1個ずつ処理していきます。

CINE2024.結果.1.jpg
GPUスコアは「35240」です。

簡単に他のグラフィックボードも比較してみます。

CINE2024.2.jpg
ただし、ここで注意が必要です。

インテル社「A770」は現時点では対応していません。

CINE2024.a770.1.jpg
実際に「A770」を試してみたところ、やはり対応していませんでした。

少し気になったのは処理速度が遅く感じることです。

また動作が重くストレスを感じることもあります。

今回リリースされた「Cinebench 2024」は「Cinebench R23」と同じインターフェイス(UI)を採用しているため、使い方は簡単でした。

さらに、Apple社の「Mチップ」もサポートしているので、Appleユーザーもぜひ試してみてください。

今後、時間があれば、他のグラフィックボードも試してみたいと考えています。  

総評


「Cinebench 2024」を起動する際、多くのユーザーが「正常に起動しない」「スコアが異様に低い / 高い」「強制終了」など様々なエラーに遭遇しているようです。

これらの問題はソフトウェアがまだリリース直後であるため未完成の部分があることを示唆しています。

しかし今後のアップデートにより「Cinebench 2024」は改善されていくでしょう。

ソフトウェア開発者はユーザーからのフィードバックを受けて不具合を修正し性能を向上させるために努力しています。

このような成熟プロセスを経て安定した動作と信頼性が向上しユーザー体験が向上することが期待されます。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

関連商品


ASUS TUF-RX7800XT-O16G-WHITE-GAMING 国内正規代理店品


SAPPHIRE NITRO Radeon RX 7800 XT GAMING OC 16GB GDDR6



トレンドアイテム


ダイアクロン ゲイルヴァーサルター<ラヴェイジャーユニット>


SW版 スーパーボンバーマン R 2 【Amazon.co.jp限定】 オリジナルPC&スマホ壁紙 配信


 

2023年09月03日

【コスパに期待!】AMD社「Radeon RX 7800 XT / Radeon RX 7700 XT」が9月8日に発売!

RADEON.ロゴ.1.jpg
AMD社より「Radeon RX 7800 XT / Radeon RX 7700 XT」が9月8日AM11:00に発売することを発表しました。

8日に発売されるグラフィックボードは2種類です。

RX7800XT.TOP.jpg
❶「Radeon RX 7800 XT」

発売日 9月8日

価格・・・499ドル

サイズ・・・267mm(2.5スロット)

「Radeon RX 7800 XT」公式ページはこちら!


 

❷「Radeon RX 7700 XT」

発売日 9月8日

価格・・・449ドル

サイズ・・・267mm(2スロット)

追記:RX7700XTはリファレンスモデルはありません。

「Radeon RX 7700 XT」公式ページはこちら!


スペックを見てみます。

GPURX7800XTRX7700XTRTX 4070RTX4060Ti(8GB)RTX 3070 TiRTX 2080 Ti
シェーダ384034565888435261444352
ゲームクロック2124 MHz2171 MHz1920 MHz2310 MHz1580 MHz1350 MHz
ブーストクロック最大2430 MHz最大2544 MHz2480 MHz2540 MHz1770 MHz1545 MHz
メモリ16 GB12 GB12 GB8 GB8GB11GB
メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6XGDDR6
バス幅256-bit192-bit192-bit128-bit256-bit352-bit
メモリ帯域幅624 GB/s432 GB/s504 GB/S288 (554) GB/S608 GB/S616 GB/S
TDP/BP263 W245 W200 W160 W290 W250 W

筆者が気になるポイント


「RX7800XT」と「RX7700XT」に競合するグラフィックボードとして、NVIDIA社の「RTX4070 12GB」と「RTX 4060 Ti 16GB」が存在します。

ただし、最近になって「RTX 4060 Ti 16GB」が海外で価格を「$499」から「$449」に値下げしたという情報があり、「RX7700XT」に対抗するための価格改定とみられています。

市場が安定した後には「RX7700XT」の価格に期待が寄せられています。

一方、「RX7800XT」は省エネながらも「WQHD / FHD」の設定でゲームを楽しむためのコスパの高いグラフィックボードとして評価されています。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

【記事が役立ったら、ぜひポストでシェアしていただけると嬉しいです!】

関連商品


ASUS DUAL-RTX4070-O12G 国内正規代理店品


ASUS TUF-RTX4070-O12G-GAMING 国内正規代理店品



トレンドアイテム


転生したらスライムだった件(24) (シリウスコミックス)


3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)


 

2023年08月31日

【次世代CPUに備えよ!】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」をレビュー

IMG_0989.2.jpg
今回ご紹介するのは2022年12月16日に発売されたASUS社のINTEL社チップセットZ790を搭載したMini-Itx「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI=以下、Z790-I」のゲーミングマザーボードです。

ROG STRIX Z790-I GAMING WIFIの詳細はこちら

価格は80,645円です。(税込)

旧世代バックプレート「LGA1200/115X互換」が使える!


ASUSの「独自設計」は特に「Z790-I」では既存のCPUクーラーを流用できるため最大のメリットとなります。

IMG_0613.2.jpg
よってASUS社の「Z790-I」は「LGA1700」と「LGA1200/115X互換」のCPUクーラーを両方使用できます。

写真は「LGA1200/115X互換バックプレート」です。

IMG_0447.1.jpg
「ASUS独自設計」によって「LGA1200/115X互換」を実現し「お気に入りのCPUクーラー」をそのまま使用できます。

「Z790-I」と「Z690-I」の進化点


基本的にオーバークロックを行わずデフォルト設定の場合、異なる「チップセット」によるベンチマークスコアの差はそれほど大きくはありません。

「チップセット」によるメリットはストレージの読み書き速度やUSBの拡張性が挙げられます。

ただし、メモリ規格によって多少の差が生じることもあります。

例えば、現行世代の「DDR5」と旧世代の「DDR4」の間でも差異が見られます。

詳細については以下の内容をお読みいただければ幸いです。

【Which one?】ASUS社「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI」をレビュー


スペックは以下の通りです。

チップセットPCI Express.5.0PCIe 4.0レーン数PCIe 3.0レーン数USB 3.2 Gen 2x2
Z790×162085
H770×161682
Z690×1612164
B760×161042
 
「ROG STRIX Z790-I」と「ROG STRIX Z690-I」の細かな相違点を比較します。

ちょっと並べてみます。

左「ROG STRIX Z790-I」、右「ROG STRIX Z690-I」

IMG_0753.1.jpg
IMG_0769.jpgIMG_0776.jpg
「ROG STRIX Z790-I」と「ROG STRIX Z690-I」の大きな進化点は、主に「メモリ対応性」の違いにあります。

マザーボードメモリ最大容量メモリ最速速度
ROG STRIX Z790-I967600Mhz
ROG STRIX Z690-I646400Mhz

「次世代CPU」である「14900K」をフルオーバークロックしたい場合は、断然「ROG STRIX Z790-I」をオススメします。

「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」の特長


❶インテルLGA 1700ソケット:第13世代および第12世代のインテル Core、Pentium Gold、Celeronプロセッサーに対応

❷最適な電力ソリューション:ProCool II電源コネクタ、高品質な合金チョーク、耐久性のあるコンデンサを使用した10+1パワーステージにより、マルチコアプロセッサに対応

❸10層PCB:多層構造のプリント基板は、電圧レギュレータの周囲の熱を迅速に放熱します。これにより、システム全体の安定性が向上し、CPUをオーバークロックするための余裕が生まれます。

❹最適化された熱設計: 高伝導性サーマルパッドを使用したI/OカバーとVRMヒートシンクの統合、L字型ヒートパイプ、2つのオンボードM.2ヒートシンクとバックプレート搭載

❺高性能ネットワーク: Intel WiFi 6E (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Intel 2.5 Gb Ethernet(ASUS LANGuard)を搭載

❻高品質のオーディオ、システムコントロール、I/Oを手元で操作

❼x16の拡張スロットとオンボードの1つのM.2スロットは、第5世代(Gen 5)に対応しており、同じM.2スロットはPCIe 4.0でチップセットに接続されることが可能です。

❽デュアルUSB4 Type-Cポートが最大40Gbpsの双方向帯域幅に対応

❾ケーブルマネジメントを支援する革新的な拡張カードで、直角方向にI/Oを追加

❿ワンクリックでPCから発生する熱と騒音をバランスよく調整できるASUS独自の機能「AI Cooling II」

⓫電波干渉の少ない新しい6GHz帯への高速接続が可能(ASUS社HPより引用) 

開封の儀


IMG_0524.jpgIMG_0533.jpg
Z790I.1.jpg
内容物 Cables
2 x SATA 6Gb/s cables
1 x ROG USB2.0 splitter cable
1 x Panel Cable
ROG FPS-II Card
1 x ROG FPS-II Card
ROG STRIX HIVE
1 x ROG STRIX HIVE
1 x USB Type-C
power connection cable
Additional Cooling Kit
1 x Thermal pad for M.2
Miscellaneous
1 x ASUS Wi-Fi moving antennas
1 x Cable ties pack
1 x Rubber Package(s) for M.2
1 x Q-Latch package(s) for M.2
1 x ROG key chain
1 x ROG Strix stickers
1 x ROG Strix thank you card
Installation Media
1 x User guide

外観


IMG_0569.jpgIMG_0581.jpg
IMG_0948.1.jpg

「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」をチェックする


Z790-Iの「VRM冷却アレイ」は堅牢なヒートシンクで構成されており熱を効果的に取り込んで上部から排出します。

静かな冷却システムにより空気が制限された環境でも「VRM」は効果的に冷却されます。

また「高導電性サーマルパッド」は「電源ステージ」と「ヒートシンク」の間に使用され熱の伝導性を向上させることで「VRM」の温度を下げる効果があります。

左「Z790-I」、右「Z690-I」 

IMG_0602.jpgIMG_2172.jpg
「Z790-I」にはVRM用のヒートシンクのファンが搭載されてます。

IMG_0613.jpg
VRM用のヒートシンクの蓋を開けてみます。

「VRMヒートシンク」は背面のI/Oまで拡張して表面積を大きくして電力熱を効率よく排熱します。

また「電源ステージ」と「ヒートシンク」の間に冷却シートを挟みVRMの動作温度を下げることができます。

IMG_0623.jpg
ファンは「60,000時間」の耐久性を持つベアリングを採用しています。

「フェーズ」を見てみます。

IMG_0630.1.jpg
「10+1基」の「パワーステージの電源回路」を搭載しています。

「フェーズ」の数がハイサイドとローサイドの「MOSEFT」と「ドライバ」を1つにまとめることで、より強力な電源VRMが搭載されているので起動の安定性が良くなり、オーバークロックなどの耐性も上がります。

IMG_0695.jpg
CPU用コネクタは「8ピン」です。

その近くに「CPUファン」「AIOポンプ」「CHAファン」も備えています。

メモリ周りを見てみます。

IMG_0685.jpg
2つのDDR5メモリモジュールを受け入れることができます。

最大96GBの容量で「7600MHz(OC)」まで対応しています。

コネクター系統は「Z790-I」のポテンシャルを最大限に活かすためにレイアウトが見直されました。

IMG_0662.1.jpg
「USB3.2 GEN2」の近くに新しいインターフェースが追加されました。

限られたスペースに多数のインターフェース(ROGフロントSATAカード)を設置しています。 

IMG_0659.jpg
「SATA」「USB 2.0ヘッダー」「F-PANEL」「CPU過電圧ジャンパ」「Alterationモードスイッチ」が1ヵ所に集約できます。

「Z690-I」には「SATA」が4基、備わっていましたが、「Z790-I」ではその数が2基に減少しました。

IMG_0675.jpg
音源は「ROG STRIX HIVE」にて「ALC4050コーデック」と「ESSセイバー9260Q DAC」などの最高級オーディオハードウェアが搭載されています。

alc4050.jpg
中央のロゴに2枚のM.2ストレージが換装できます。

順番に外してみます。

IMG_0793.1.jpgIMG_0800.1.jpg
IMG_0808.1.jpgIMG_0814.1.jpg
「2層構造」になっているため、ネジを外してM.2スロットを上に持ち上げると取り外すことができます。 

IMG_0818.jpg
限られたスペースを有効活用するために単一の「ヒートシンク」で「M.2スロット」と「チップセット」を同時に冷却します。

M.2を冷却する冷却シートが装備されています。

IMG_0878.jpg
IMG_0884.1.jpgIMG_0896.1.jpg
M.2を換装するとこんな感じです。

IMG_0863.1.jpg
M.2を留めるネジを廃止して工具不要の「M.2 Qラッチ」が採用されています。

PCIeスロットを見てみます。

IMG_0681.jpg
PCIeスロット.png
PCI Expressスロット部分には金属プレートを使用してます。

グラフィックボードの自重で垂れ下がらないだけでなく、グラフィックボードを換装の際に引き抜く力も通常の1.6倍の強度を実現。

とはいえ最近は年々に肥大化する「ハイエンドグラフィックボード」を支えなしで使うのはリスクが高すぎます。

ネットワーク周りを見てみます。

付属の「WiFi 6Eアンテナ」は安定して垂直に立てられます。

IMG_0741.jpg
対応するバンドは「2.4 / 5 / 6GHz」です。

注意:「6GHz」は法令規制の都合で日本では対応していません。

Bluetoothは「バージョン5.3」まで対応します。

新しいデバイスの外部制御インターフェース「ROG STRIX HIVE」を見てみます。

IMG_0717.2.jpg
「Z790I」は非常に多機能で、通常のMini-ITXケースには収めることができないほどの大きさになり、そのため外付けに変更されました。

手に持った感じ、しっかりとした重みがあります。

チープな印象はなく、しっかりとした造りとなっています。

背面には「マグネット」が装備されており、PCケース(鉄素材)に取り付けることができます。

「ヘッドセットジャック」、「3.5 mm光端子S/PDIF出力」、「マイク入力ジャック」はこちらに接続されます。

「USB 3.2 Gen 2 Type-C」は外部ストレージや周辺機器を簡単に接続できる便利なポートです。

抜き差しの頻度が高い場合は、「ROG STRIX HIVE」を手元に置いておくと便利です。 

最後に「Core i9 13900K」を換装して完成です。

IMG_0939.jpgIMG_0922.jpg
それでは起動して「BIOS画面」を見てみます。

「BIOS」の起動の仕方は電源投入時に「F2」を押し続けてください。

Z790-BIOS1.jpg
トップ画面になりPCスペックが確認できます。

「F7」を押して「詳細設定モード」に切り替えます。

Z790-BIOS2.jpg
CPU,メモリの「オーバークロック」は簡単操作で行えます。

Z790-BIOS3.jpg
CPU温度によって内部ファンをコントロールする「Q-Fan」を使って回転数を変更したり複数のファンを一括設定することができます。

Z790-BIOS4.jpg
もしも騒音が気になったら「サイレントモード」に設定おきましょう。

Z790-BIOS5.jpg
「Resizable BAR」は「UEFI」ならばデフォルト設定時では「有効」になっていますので、そのままお使いいただけます。

「Resizable BAR」の詳細はこちら!


デスクトップ画面になったらASUSユーティリティソフト「Armoury Crateがアナウンスされるのでダウンロードしておきましょう。

ユーティリティソフト.1.jpg
「トップ画面」では「CPU周波数」「CPU温度」「ファンスピード」「AURA照明」など一括管理できます。

またパフォーマンスの調整や関連するアプリや機能の設定やシステムの稼働状況の把握が可能です。

ar.1.jpg
ASUS製品のデバイスでは、お好みのライティングを楽しむことができます。

使ってみた感想


約1週間のゲームプレイや動作確認を行いましたが特に問題はなく順調に使用できました。

ASUSのマザーボードならではの安定感があります。

ただ、やはり「ROG STRIX HIVE」は筆者のPC環境ではあまり役に立ちませんでした。

個人的には、「ROG STRIX HIVE」の代わりに「光デジタル端子」を「インターフェース」として組み込んでほしかったと感じました。

ここで「Cinebench R23」ベンチマークを使用して「Z790-I」のパフォーマンスを見てみます。

IMG_1017.jpg
PC構成

【PCケース】JONSBO D31 メッシュ SC

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」

【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」

【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」

【Ver】GeForce 537.13

「Resizable BAR」は有効にしています。(室温26℃)

マルチスコアは「38202」です。

CINE.R23.Z790I.jpg
「マザーボード」は「MAX:35℃」、「CPUパッケージ」は「MAX:100℃」

CINE.R23.Z790I.2.1.jpg
「VRM」は「MAX:53℃」となりました。

CINE.R23.Z790I.2.1.jpg
VRM周りの堅牢なヒートシンクは効果的に冷却されています。 

良かったところ


❶「ベルト」を使用していた場合、装着時に適切な接触感が得られず不良な接続が感じられたため「直挿し」の変更は良い改善だと感じました。

左「ROG STRIX Z790-I」、右「ROG STRIX Z690-I」 

IMG_0845.jpgIMG_0841.jpg
IMG_0858.1.jpgIMG_0852.jpg
「ベルト」を使用していた場合、装着時に適切な接触感が得られず不良な接続が感じられたため「直挿し」の変更は良い改善だと感じました。

❷ メモリの最大容量が「64GB」から「96GB」に拡張されました。

❸ メモリの最大速度が「6400MHz」から「7600MHz」に向上しました。

❹「Alteration(変換)モードスイッチ」が便利です。

IMG_0659.1.jpg
「Alterationモード」を使うと「CPU」からの「PCIe信号」をPCIeスロットの「Gen4」または「Gen3 」の間で切り替えることができます。

例えば「PCIeライザーケーブル」が「Gen3 」の場合には「BIOS画面」にて「Gen4」から「Gen3 」に切り替えないといけません。

「内蔵GPU」がない場合は「BIOS画面」を映すためだけに一旦「Gen3 」のグラフィックボードを換装して「Gen4」から「Gen3 」に切り替える必要がありました。

その手間が省けるだけでも、かなり助かります。

残念な点、注意する点


❶10ギガビットLANは搭載されていません。

高価な割にネットワーク関連の性能が低いです。

❷拡張性が乏しくなった。

「SATA」ポートは「SSD m.2」の使用を前提としておりストレージ接続に関しては「2基」に減少しました。

❸「ROG STRIX HIVE」は、PCの環境次第でほとんど使用しないことがあります。

「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」を使用した際に経験しましたが音量調整が必要なときにわざわざ手を伸ばすのは少々面倒です。

キーボードに音量調整が備わっていると、ますます「ROG STRIX HIVE」は不要です。

また、ケーブルの存在によりキーボード周りが乱雑になる可能性もあります。

❹音質がわずかに悪くなったように感じます。(デフォルト設定)

「Z690-I」と同じ音源チップ「ALC4050コーデック」と「ESSセイバー9260Q DAC」を採用しているにも関わらず、「ROG STRIX HIVE」の影響かは不明ですが、スピーカーからは少しパンチのない音が聞こえます。

まるでスピーカーに薄いガーゼを被せたかのようです。

もし音質に気になる場合は「マイクロソフト ストア」から「Dolby Access」を導入することをオススメします。

dolby.1.jpg
「Dolby Access」はこちら


IMG_2426.JPG
筆者自身が愛用しているBOSE社の「Micro Music Monitor (M3)」を使用しています。

このスピーカーは音にパンチがあり、心地よく音楽を楽しむことができます。 

❺「M.2スロット」の上部に配置される「M.2 SSD」を、ネジを使用せずに固定する設計は少し手を抜いたような印象があります。

総評


「ROG STRIX Z790-I」は発売から約9か月が経過しています。

初めは8万円とかなり高額でしたが、最近では特価の39,800円で販売されるなど、比較的手に入りやすい価格帯となっています。

そのような状況の中で、インテル社から次世代CPU「14900K=Raptor Lake Refresh」の海外情報が出回り始めています。

まだ非公式の情報ですが、「14900K」は現行の「13900K」よりも熱量が増えており、かなり過酷なPC環境を求められるとされています。

「電源周り(VRM)」や「メモリ対応力」を強化した「ROG STRIX Z790-I」なら問題なく起動するはずです。

さらに「ROG STRIX Z790-I」は「Core i9」などのハイエンドCPUとの相性が良いです。

SFFファンであれば、超小型かつ高性能なPCを構築したいはずです。

スペックの余裕は心の余裕につながります。

オーバースペックを持ち余すこともありますが、心の余裕を共感しませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

ASUS ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI/国内正規代理店品

  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング


  • 【記事が役立ったら、ぜひポストでシェアしていただけると嬉しいです!】


    主な仕様


    チップセット-INTEL Z790
    CPUソケット-Soket LGA1700
    フォームファクタ-Mini-Itx
    メモリタイプ-DIMM DDR5
    最大メモリ容量-96GB
    メモリスロット数-2
    幅×奥行-170mm×170mm

    関連商品


    ASUS ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI/国内正規代理店品


    ASUS PRIME Z790-P D4-CSM/国内正規代理店品



    トレンドアイテム


    片田舎のおっさん、剣聖になる〜ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件〜 4 (ヤングチャンピオン・コミックス)


    ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(吹替版)


    2023年08月28日

    【FSRが進化する!】AMD社「Radeon RX 7800 XT / Radeon RX 7700 XT」を発表!

    RADEON.ロゴ.1.jpg
    AMD社よりミドルレンジモデル「Radeon RX 7800 XT」と「Radeon RX 7700 XT」が9月6日に発売することを発表しました。

    6日に発売されるグラフィックボードは2種類です。

    RX7800XT.TOP.jpg
    ❶「Radeon RX 7800 XT」

    発売日 9月6日

    価格・・・499ドル

    サイズ・・・267mm(2.5スロット)

    「Radeon RX 7800 XT」公式ページはこちら!


     

    ❷「Radeon RX 7700 XT」

    発売日 9月6日

    価格・・・449ドル

    サイズ・・・267mm(2.5スロット) 

    「Radeon RX 7700 XT」公式ページはこちら!


    スペックを見てみます。

    GPURX7800XTRX7700XTRTX 4070RTX4060Ti(8GB)RTX 3070 TiRTX 2080 Ti
    シェーダ384034565888435261444352
    ゲームクロック2124 MHz2171 MHz1920 MHz2310 MHz1580 MHz1350 MHz
    ブーストクロック最大2430 MHz最大2544 MHz2480 MHz2540 MHz1770 MHz1545 MHz
    メモリ16 GB12 GB12 GB8 GB8GB11GB
    メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6XGDDR6
    バス幅256-bit192-bit192-bit128-bit256-bit352-bit
    メモリ帯域幅624 GB/s432 GB/s504 GB/S288 (554) GB/S608 GB/S616 GB/S
    TDP/BP263 W245 W200 W160 W290 W250 W



    筆者が気になるポイント


    進化する画像生成技術は「FSR3」と「Fluid Motion」に注目してみます。

    ❶「FSR3」は「DLSS3」に似た技術で画像生成を通じてフレームレートの向上と滑らかな画像を提供します。

    超解像やアンチラグ技術と組み合わせることで性能の向上と画質の維持が可能です。

    ほとんどのGPUで利用可能であり、最初の導入タイトルは「Immortals of Aveum」と「FORSPOKEN」です。

    将来的には他のタイトルでも利用が予定されており、多くのゲームスタジオがサポートを表明しています。

    ❷「Fluid Motion」という技術は、映画や動画を視聴するときに用いられ、昔はRadeon HD 7000シリーズ以降の「GCNアーキテクチャ」と呼ばれるコンピューターの部品で使用されました。

    この技術は動画内の画像が途切れることなく滑らかに見えるようにする役割を担います。

    例えば、動画の中で誰かがジャンプする場面があるとします。

    そのジャンプの途中で画像が途切れず、まるで実際にジャンプしているかのように感じるのが「Fluid Motion」技術です。

    しかし「RDNAアーキテクチャ」を設計する際には、この技術は使われなくなりました。

    後に同じ技術がゲームの美しい画像表示に活用されました。

    言い換えれば、かつて動画をスムーズにするために使われていた技術が新しい形でゲーム内で美しい画像を再現する技術として再導入されました。

    個人的に気になったのは、「RX 7800XT / RX7700XT」のどちらも長さは適切ですが、スロット厚が「2スロット」でないことです。

    RX7700XT.2.jpg
    筆者自身が「SFFファン」なので、その点が残念です。

    RX7800XT.3.jpg
    「画像」を見ると、「2スロット」のような気がしますが、現物を見るまでは確証がありません。(RX7700XT)

    ハイエンドクラスでなくとも、最新ゲームが低負荷でありながらもコスト効率の高い美麗なグラフィックを楽しめるのが「RX 7800XT / RX 7700XT」の魅力です。


    お目通し戴き、ありがとうございました。

    AD: N.K

    関連商品


    MSI Radeon RX 7900 XTX GAMING TRIO CLASSIC 24G グラフィックスボード VD8391



    Powercolor AMD Radeon RX 7900 XTX 「Red Devil」モデル [RX7900XTX 24G-E/OC]




    トレンドアイテム


    【PS5】ARMORED CORE ? FIRES OF RUBICON


    ペルソナ3 リロード【予約特典】DLC(P4GBGMセット) 同梱 - PS5


    2023年07月24日

    【Which one?】ASUS社「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI」をレビュー

    IMG_0509.2.jpg
    今回ご紹介するのは2023年6月30日に発売されたASUS社のINTEL社チップセットB760を搭載したATX「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI=以下B760-G D5」のゲーミングマザーボードです。

    ROG STRIX B760-G GAMING WIFIの詳細はこちら

    価格は39,176円です。(税込)【ASUS社より貸出提供】

    旧世代バックプレート「LGA1200/115X互換」が使える!


    ASUSの「独自設計」は特に「B760-G」では既存のCPUクーラーを流用できるため最大のメリットとなります。

    IMG_0251.1.jpg
    よってASUS社の「B760-G」は「LGA1700」と「LGA1200/115X互換」のCPUクーラーを両方使用できます。

    写真は「LGA1200/115X互換バックプレート」です。

    IMG_0447.1.jpg
    マザーボードの裏面に取り付けてみます。

    IMG_0255.1.jpg
    「ASUS独自設計」によって「LGA1200/115X互換」を実現し「お気に入りのCPUクーラー」をそのまま使用できます。

    Which one are you?

     
    今回は2023年1月3日に発売されたASUS「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI D4以下、B760G-D4」も併せて比較していきます。

    ROG STRIX B760-G GAMING WIFI D4の詳細はこちら


    「チップセット「Bシリーズ」はハイエンド「Zシリーズ」の廉価版に当たります。

    「Zシリーズ」と「Bシリーズ」の大きな違いは「CPUオーバークロック」の有無です。

    その他、「USB数」や「各レーン数」に違いがありますが、性能面では大きな差はありません。

    したがって、CPUをオーバークロックしないのであれば、「Bシリーズ」で十分です。

    スペックは以下の通りです。

    チップセットPCI Express.5.0PCIe 4.0レーン数PCIe 3.0レーン数USB 3.2 Gen 2x2
    B760×161042
    Z790×162085
    Z690×1612164

    ちょっと並べてみます。

    左「B760-G-D5」、右「B760G-D4」

    IMG_0329.1.jpg
    IMG_0344.jpgIMG_0354.jpg
    IMG_0378.jpgIMG_0381.jpg
    マザーボードを並べると違いはほとんどありません。

    大きな違いはメモリの規格と最大容量です。

    マザーボードB760-G D5B760-G D4
    メモリ種類DDR5DDR4
    最大容量192 GB128 GB

    「B760G-D4」は既存のPCパーツを流用しつつコストを最小限に抑えたい方にオススメしたいです。

    これから新規で自作PCを構築するならば断然「B760-G」がオススメです。

    「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI」の特長


    ❶電源構造は定格12Aの1 + 60パワーステージにより最も強力なIntel Core i9プロセッサを駆動するのに十分な電力が供給され、あらゆるワークロードを快適に処理できます。

    ❷高品質な合金チョークと耐久性のあるコンデンサは厳しい温度条件にも耐え業界標準を超えるパフォーマンスを提供します。

    ❸8+4ピン PROCOOL 電源コネクタは、ハイエンドチョークと耐久性のあるコンデンサにより、極端な温度に耐えるように設計され、業界標準を超える性能を実現しています。

    ❹6層基板は、多層プリント回路基板設計により、電圧レギュレータ周辺の熱を迅速に放散し、システム全体の安定性を向上させます。

    ❺Wi-Fi 6Eは6GHz帯域を活用し5GHz帯域の3倍の帯域幅と最大7つの160MHz帯域を提供します。

    混雑したワイヤレス環境でも容量とパフォーマンスが向上し超高速なワイヤレスネットワーク速度を実現します。

    ❻オンボードのIntel2.5 Gbps Ethernetは低遅延ゲーミング、高速ファイル転送、高解像度ビデオストリーミングなど多くの利点があります。

    ❼Strix B760-Gには最大3Gbpsの高速データ転送が可能な2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-Cコネクタが搭載されています。


    ❽SUPREMEFXはハードウェアとソフトウェアの融合により優れたオーディオを提供します。

    最大1220ビット/32kHzの高解像度再生用のS192Aコーデックがすべてのチャネルに備わっています。

    フロントパネルの出力は統合されたSavitechアンプを経由してストリーミングされ、高品質なオーディオ再生が実現されます。

    ❾ROG StrixマザーボードはASUS Auraテクノロジーを搭載しオンボードおよび他社のアクセサリーの照明を簡単にコントロールできます。

    さまざまなプリセットに対応しROGグラフィックスカード、モニター、キーボード、マウスとの同期も容易です。

    開封の儀


    IMG_0006.jpgIMG_0014.jpg
    IMG_0034.jpgIMG_0023.jpg
    内容物
    Cables
    2 x SATA 6Gb/s cables
    Additional Cooling Kit
    1 x Thermal pad for M.2
    Miscellaneous
    1 x ASUS Wi-Fi moving antennas
    1 x Cable ties pack
    1 x Rubber Package(s) for M.2
    1 x Q-Latch package(s) for M.2
    1 x ROG key chain
    1 x ROG Strix stickers
    1 x ROG Strix thank you card
    Documentation
    1 x User manual

    外観


    IMG_0045.jpgIMG_0061.jpg
    IMG_0070.1.jpg

    「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI」をチェックする


    IMG_0077.jpg
    「B760-G-D5」は信頼性の高い電源供給、高速なストレージとメモリ、そして効果的な冷却機能により優れたパフォーマンスを実現します。

    「VRM冷却アレイ」は頑丈なヒートシンクで「電源ソリューション」を保護しコアからの熱を効果的に放散します。

    IMG_0086.jpg
    上部の通気性によって「VRM」は冷却され信頼性の高いパフォーマンスが実現されます。 

    IMG_0099.1.jpg
    定格12Aの1 + 60パワーステージにより最も強力なIntel Core i9プロセッサを駆動するのに十分な電力が供給され、あらゆるワークロードを快適に処理できます。

    IMG_0106.jpg
    「電源端子」は第13世代CPUの最大24コアのオーバークロックにも対応するために「8PIN+4PIN」が装備されています。

    IMG_0093.jpg
    最大で4つのDDR5メモリモジュールを受け入れることができます。

    最大192GBの容量で「7800MHz(OC)」までのデュアルチャネルメモリキットに対応しています。

    独自の「Optimem II機能」によりメモリキットはより低いレイテンシ低い電圧で動作し、より高い周波数での動作が可能となります。

    RAMスロットの近くには、電源投入時の自己診断テスト(POST)に役立つトラブルシューティング用のLEDセット、Q-LEDが装備されています。 

    IMG_0127.1.jpg
    IMG_0140.1.jpg
    「アドレサブルヘッダー」はマザーボードの上部に2基、下部に1基、装備されています。

    また、下部には「RGBヘッダー」とスイッチボタン「F-PANEL」が装備されています。

    IMG_0389.1.jpg
    グラフィックボードをマザーボードから取り外す際には「Q-Releaseボタン」を押して「ツメ=ロック」を横にスライドさせることで損壊を防ぎます。

    IMG_0174.2.jpg
    右側には高速なデータ転送を実現する「USB3.2 Gen2 コネクタ」が装備されています。 

    IMG_0132.1.jpg
    「SATA」ポートは「SSD m.2」の使用を前提としておりストレージ接続に関しては「4基」に減少しました。 

    IMG_0157.1.jpg
    「SUPREMEFX」はハードウェアとソフトウェアの融合により優れたオーディオを提供します。

    最大1220ビット/32kHzの高解像度再生用のS192Aコーデックがすべてのチャネルに備わっています。

    フロントパネルの出力は統合されたSavitechアンプを経由してストリーミングされ、高品質なオーディオ再生が実現されます。 

    「ストレージ」の周りを見てみます。

    「B760-G」は2つの「M.2ストレージスロット」が装備されています。

    順番に取り外してみます。

    「冷却シート」は上側のみに装備されています。 

    IMG_0199.jpgIMG_0205.1.jpg
    IMG_0223.jpg
    IMG_0242.1.jpg
    パネルの裏面にも「冷却シート」が装備されています。 

    「Q-Latch」という革新的な機能により「M.2 SSD」の装着が非常に簡単になりました。

    この設計ではシンプルなロック機構を使用してドライブを固定するため従来のネジが不要となっています。

    IMG_0232.1.jpg
    PCIeスロットを見てみます。

    IMG_0160.jpg
    PCIeスロット.png
    PCI Expressスロット部分には金属プレートが使用されています。

    これにより、グラフィックボードの自重による垂れ下がりを防ぐだけでなく、グラフィックボードの交換時にも通常の1.6倍の強度を持つことが可能です。

    ただし最近の大型のハイエンドグラフィックボードを支えるにはリスクが高いため十分な補強が必要です。

    ネットワーク周りを見てみます。

    付属の「WiFi 6Eアンテナ」は安定して垂直に立てることができます。

    IMG_0185.jpg
    対応するバンドは「2.4 / 5 / 6GHz」です。

    注意:Wi-Fi 6E(6GHz帯)はWindows 11以降で提供される予定です。

    Bluetoothは「バージョン5.3」まで対応します。

    「インターフェース」周りを見てみます。

    IMG_0177.1.jpg
    「BIOS FLASHBACKボタン」は簡単で安全なBIOSのアップデート方法です。

    「UEFI BIOSファイル」をFAT32フォーマットのUSBメモリに保存し「USB BIOS FlashBackポート」に挿入してボタンを押すだけでアップデートが可能です。

    「メモリ」や「CPU」が搭載されていなくても使えます。

    「CMOSクリアボタン」は「BIOS設定」を瞬時に工場出荷時の状態に戻すために使用されます。

    また不適切なBIOS設定によってPCが正しく起動しない場合にも、このボタンを押すことで問題を解決できます。

    最後に「13900K」を換装してレバーを下げて完成です。

    IMG_0251.jpg
    IMG_0269.jpg
    それでは起動して「BIOS画面」を見てみます。

    「BIOS」の起動の仕方は電源投入時に「F2」を押し続けてください。

    B760-BIOS.1.jpg
    トップ画面になりPCスペックが確認できます。

    「F7」を押して「詳細設定モード」に切り替えます。

    B760-BIOS.2.jpg
    メモリの「オーバークロック」は簡単操作で行えます。

    B760-BIOS.3.jpg
    CPU温度によって内部ファンをコントロールする「Q-Fan」を使って回転数を変更したり複数のファンを一括設定することができます。

    B760-BIOS.4.jpg
    もしも騒音が気になったら「サイレントモード」に設定おきましょう。 

    B760-BIOS.5.jpg
    「Resizable BAR」は「UEFI」ならばデフォルト設定時では「有効」になっていますので、そのままお使いいただけます。

    「Resizable BAR」の詳細はこちら!


    デスクトップ画面になったらASUSユーティリティソフト「Armoury Crateがアナウンスされるのでダウンロードしておきましょう。

    ユーティリティソフト.1.jpg
    「トップ画面」では「CPU周波数」「CPU温度」「ファンスピード」「AURA照明」など一括管理できます。

    またパフォーマンスの調整や関連するアプリや機能の設定やシステムの稼働状況の把握が可能です。

    IMG_0269.1.jpg
    ASUS製品のデバイスでは、お好みのライティングを楽しむことができます。 

    IMG_0324.1.jpg
    ASUS製品では、「ゲーミングモニター」「キーボード」「ヘッドセット」といったデバイスも一括管理可能ですので、統一感を味わうことができます。 

    使ってみた感想



    「B760-G」のポテンシャルを確かめるために敢えて厳しい条件下でテストを行います。

    PC構成

    【PCケース】STREACOM BC1 V2 Open Benchtable Titanium

    【CPU】INTEL社「Core i9-13900K」

    【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI」「ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4」「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」

    【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 4800MHz 32GB(16GBx2)」、「VENGEANCE DDR4, 3600MHz 32GB(16GBx2)」

    【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」

    【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」

    【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」

    【Ver】GeForce 536.40

    「Resizable BAR」は有効にしています。(室温26℃)

    IMG_0269.2.jpg
    「Cinebench R23」 

    マルチスコアは「35957」です。

    b760b-r23.1.jpg
    「CPUコア」は「MAX:100℃」、「CPUパッケージ」は「MAX:100℃」

    「マザーボード」は「MAX:35℃」、「VRM」は「MAX:55℃」となりました。

    b760b-r23.2.jpg
    「Cinebench R23」のベンチマークを「10分間連続」で実行し外部の様子をサーモグラフィ画像で確認してみます。

    IMG_0269.3.jpg
    「VRM」の周りは「45℃前後」になりました。

    IMG_0269.4.jpg
    次はゲーム中の温度を見てみます。

    タイトルは「STAR WARS ジェダイ:サバイバー」です。

    設定は「3840×2160」、プリセット「EPIC」、レイトレーシング「ON」にしています。

    SW.jpg
    「マザーボード」は「MAX:36℃」、「VRM」は「MAX:47℃」となりました。

    b760b-sw.1.jpg

    チップセットによってゲーム性能は変わる?!


    チップセットごとにベンチマーク測定を行った結果、スコアに差が現れました。

    そのため「B760-D5」「B760-D4」「Z790-D4」「Z690-D5」の結果をまとめてみました。

    3D MARK
    speed way.jpg
    チップセット別スコア
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(3D-MARK)画像.jpg

    blender(V3.4.0)ー「チップセット」
    blender.rogo.1.jpg
    CPU別スコア
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(blender3.4.0)画像.jpg

    「フォースポークン」−「プリセットー最高」
    フォースポークン.3.jpg
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(フォースポークン)画像.jpg

    「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
    cod mw2 画像.8.3.jpg
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(COD)画像.jpg

    Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
    HZD.3.jpg
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(HZD)画像.jpg

    「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
    ZA4-TOP.png
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(ZA4)画像.jpg

    「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
    アサシン-ヴァルハラ画像.png
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(ヴァルハラ)画像.jpg

    「ファークライ5」−「プリセットー最高」
    ファークライ5.タイトル.png
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(ファークライ5)画像.jpg

    ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
    ゴーストリコン・ブレイクポイント・タイトル.png
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg

    SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
    shadow title.jpg
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(シャドウ)画像.jpg

    デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
    deus sc.png
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(DEUS)画像.jpg

    strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
    StrangeBrigade.ロゴ.jpg
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(ST)画像.jpg

    ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
    ゴーストリコン ワイルドランズ.1.png
    「平均フレームレート」
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表(ゴーストリコン)画像.jpg

    トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
    13900k-RTX4090-B760G-D5-スコア比較表((トータルスコア.ゲームスコア)画像.jpg
    以上「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI」のスコアでした。

    良かったところ


    ❶ASUSの独自設計により「LGA1700」と「LGA1200/115X互換」を実現しており既存のCPUクーラーをそのまま使用できます。

    ❷グラフィックボードをマザーボードから取り外す際には「Q-Releaseボタン」を押して「ツメ=ロック」を横にスライドさせることで損壊を防ぐことができます。

    以前、2度ツメを損壊した経験があるため「Q-Releaseボタン」は非常に便利です。

    ❸「Z790=70A」のパワーステージと比べると、「60A」は低いですが、スコアには大差はありません。

    ❹「BIOSフラッシュバック機能」を使用することで「プロセッサ」「RAM」「グラフィックボード」の取り付けを必要とせずにマザーボードの「BIOS更新」することができます。

    ❺「B760-G D5」はリリースから3万円台半ばに設定されており、価格がお手頃です。

    既に発売されている「B760-G D4」との価格差はほとんどないため、新規構築の場合は「B760-G D5」を選ぶのがベストです。

    残念な点、注意する点


    ❶M-ATXのPCケースのバリエーションが少ないです。

    最近、グラフィックボードの大型化によりMini-ITX PCケースも大きくなっています。

    その結果、最近はMini-ITX PCケースが大きくなっており、「M-ATX」との互換性を持たせるトレンドが広まっています。
    ❷「VRM」の大きさにより「CPU周辺」が狭くなっています。

    したがって「EK社」の「EK-AIO Basic 240」CPU簡易水冷クーラーを取り付ける際には注意が必要です。

    「エルボー」を横向きした場合、「VRM」「ヒートシンク付きメモリ」と干渉しますので注意してください。

    IMG_0405.jpg
    お使いの「クーラーヘッド」のサイズ確認は必須になります。  

    EK AIO.240.3.jpg
    「EK-AIO Basic 240」を参考にし横幅が「85mm以下」であれば問題ありません。

    ❸「PCIe 5.0 SSD」のサポートは提供されていない。

    ただし現在において「PCIe 5.0 SSD」のサポートの重要性は疑問です。

    「PCIe 4.0 SSD」はまだ時代遅れになることはありません。

    総評


    「B760-G D5」は廉価版でありながら、ハイエンド「Z790 / Z690」とも引けを取らない性能を発揮しています。

    強靭な電源周りの恩恵により、「B760-G D5」はCPUオーバークロックは対応していないものの電力制限を守りながら自由に使用できます。

    優れた冷却対策があれば、この「B760-G D5」は高いパフォーマンスを発揮します。

    ハイエンドマザーボードに大金を払いたくない場合は、「B760-G D5」を選んで使用することは非常に優れた選択肢と言えます。 

    数万円を節約して、より優れた「CPU」「GPU」、または大容量の「SSD」に投資できます。

    そろそろ新しいゲーミングPCを創りませんか?


    お目通し戴き、ありがとうございました。

    AD: N.K

    ASUS ROG STRIX B760-G GAMING WIFI


     

    主な仕様


    チップセット-INTEL B760

    CPUソケット-LGA1700

    フォームファクタ-M-ATX

    メモリタイプ-DIMM DDR5

    最大メモリ容量-192GB

    メモリスロット数-4

    幅×奥行-244x244 mm

    関連商品


    ASUS TUF GAMING B660M-PLUS D4


    ASUS PRIME B660M-A D4



    トレンドアイテム


    メイドインアビス(12) (バンブーコミックス)


    【名探偵ピカチュウオリジナルBOX入り】帰ってきた 名探偵ピカチュウ -Switch


    2023年07月20日

    【用途次第!】NVIDIA社「GeForce RTX 4060Ti 16GB」が発売!

    NVIDIAロゴ.png
    NVIDIA社より2023年7月18日、ミドルモデル「GeForce RTX 4060 Ti 16GB」が発売しました。

    価格・・・88,800円〜(税込)

    「GeForce RTX 4060 Ti 16GB」の 発売日はメーカーやモデルによって異なりますが7月18日より順次発売とのことです。
    GPURTX4060RTX4060Ti 8GBRTX4060Ti 16GBRTX3060TiRTX 4070RTX 2080Ti
    コア数307243524352484458884352
    ベースクロック1830 MHz2310 MHz2310 MHz1410 MHz1920 MHz1350 MHz
    ブーストクロック2460 MHz2540 MHz2540 MHz1670 MHz2480 MHz1545 MHz
    メモリ8GB8GB16GB8GB12GB11GB
    メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6XGDDR6
    バス幅128-bit128-bit128-bit256-bit192-bit352-bit
    メモリ帯域幅272 (453) GB/S288 (554) GB/S288 (554) GB/S448 GB/S504 GB/S616 GB/S
    TDP115 W160 W160 W200 W200 W250 W
     
    「RTX4060 / Ti」は旧世代の「RTX3060Ti」と比較して「コア数」は少なくなりましたが「クロック数」は大幅に向上しました。

    また「バス幅」と「メモリ帯域幅」は大幅に削減されましたが、それに代わり「L2キャッシュ」が増量されたことで「キャッシュミス」が減少し、従来よりもさらに高速な処理が可能となっています。

    筆者が気になるポイント


    「RTX 4060Ti 16GB」は18日になっても何ら情報がなかったため、発売日は延期したのか不安でしたが、予定通りに発売されました。

    価格は8万円台後半スタートなので、上位モデルの「RTX 4070 12GB」と同じく8万円台後半となっており、価格が近いため、用途によって選択肢が変わりそうです。

    例えば、クリエイティブな作業には「RTX 4060Ti 16GB」が向いていて、ゲーマーなら「RTX 4070 12GB」といった感じです。

    「RTX 4060Ti 16GB」のご祝儀価格が終わった後、どこまで価格が下がるのか気になるところですが、現時点では「RTX 4070 12GB」を選択した方がオールマイティーに対応できると考えます。


    お目通し戴き、ありがとうございました。

    AD: N.K  

    トレンドアイテム


    熱中対策にも使える!ビオレ冷タオル3個セット(5本入×3個セット)


    フマキラー Kawaii Select 虫よけバリアクルマ用無香料 ×4セット


    2023年07月15日

    【UPSIDE DOWN!】Dan Cases社 小型PCケース「C4-SFX v1」をレビュー

    IMG_1416.1.jpg
    今回ご紹介するのは2023年5月11日に発売されたDan Cases社 PCケース「C4-SFX v1=以下、C4-SFX」です。

    価格は36,980円です。(税込)

    対応マザーボードは「Mini-ITX / DTX / Deep-ITX」になります。

    「A4-SFX」から「C4-SFX」へバトンタッチ!

     
    「C4-SFX」は旧世代「A4-SFX」と呼ばれる究極のコンパクトPCケースの後継モデルであり容量14.7Lのコンパクトなサイズに加えて、グラフィックカードだけでなく、最大280mmのラジエーターを搭載した水冷にも対応し、A4-SFX以上の拡張性を実現しています。

    「C4-SFX」では水冷に加えて空冷の性能も強化され最大高さ145mmまでのCPUクーラーに対応するようになっています。

    さらに、グラフィックスカードも最大で3.9スロットの厚さに対応し、一部のNVIDIA RTX40シリーズのグラフィックスカードを使用することができます。

    また「C4-SFX」は超小型PCケースであり、「Founders Edition=NVIDIA純正」のウルトラハイエンドグラフィックボードを取り付けることができます。

    グラフィックボードのサイズは年々増大しており、現在では「3スロット」が標準サイズとなっています。

    バージョン「v1」では「3スロット」が推奨されていますが、今後はさらなるグラフィックの強化を目指して「4スロット」のテスト段階が開始されています。

    「C4-SFX」は今後の拡張に対応するため、バージョンを重ねながら進化していく予定です。 

    「C4-SFX」の特長


    ❶最大280mmまでのラジエーターを搭載したAIOに対応しています。

    ❷最大3.9スロットで長さ336mmまでのグラフィックカードをサポートします。

    ❸カラーリングはブラックとシルバーの2色を用意しています。

    ❹前面にはUSB3.2 Gen2 Type-C端子を搭載しています。

    開封の儀


    IMG_0739.jpgIMG_0750.jpg
    IMG_0767.jpgIMG_0787.jpg

    外観


    IMG_0966.jpgIMG_0961.jpg
    IMG_0804.jpgIMG_0814.jpg
    IMG_1143.1.jpgIMG_1134.1.jpg

    「C4-SFX」をチェックする


    IMG_0804.jpg
    早速、ケースを持ち上げてみると非常に軽いです。

    PCケース全体は、15mmのアルミニウムで作られています。

    塗装は「マットブラック」で質感は高くて「サラサラ」としています。

    IMG_1377.JPG
    前面には「電源ボタン」と「USB3.2 Gen2 Type-C端子」を搭載しています。

    実物を見ると少し大きいと感じます。

    それでは、本体のサイズを見てみます。

    「C4-SFX」のサイズはW216mm ×D398mm×H311mmになります。

    右、DAN社「A4-SFX」・・・W112×D327×H200mm

    IMG_0867.jpgIMG_0847.jpg
    右、Formd社「T1 v2」・・・W135×D335×H220mm

    IMG_0876.jpgIMG_0835.jpg
    右、IQUNIX社「ZX-1」・・・W149×D330×H250mm

    IMG_0877.jpgIMG_0819.jpg
    「A4-SFX」と比べると、約48%もサイズが大きくなっています。

    「C4-SFX」は「RTX 4090 Founders Edition」を収めることができるPCケースであれば「コンパクト」な部類に入ると思います。

    それでは組み立ていきます。

    最初に「トップパネル」を外します。

    「工具不要」で非常に便利です。

    IMG_0895.jpgIMG_0889.jpg
    同じ手順で「前面パネル」と「サイドパネル」を外していきます。

    IMG_0922.jpgIMG_0916.jpg
    パネルを外した後、「マザーボード」を取り付けます。

    「空冷クーラー」を使用する場合は事前に空冷クーラーを取り付けておくと作業がスムーズです。

    空冷の場合は最大、高さ145mmまでのCPUクーラーを搭載することが可能です。

    IMG_1195.jpg
    「空冷クーラー」と干渉を避けるため「電源延長ケーブル」を外しておきます。

    IMG_1178.1.jpg
    ついでに底面のパネルも外します。

    IMG_1181.jpg
    マザーボードを取り付けます。


    IMG_1201.jpg
    次は電源ユニットを取り付けます。

    「SFX / SFX-L」に対応します。

    IMG_1214.1.jpg
    4か所のネジを外して「ブラケット」を取り出します。

    IMG_1236.jpg
    ブラケットの「電源ユニット」を取り付けます。

    IMG_1243.jpg
    ケース本体に戻すとこんな感じになります。

    ブラケットの「パンチ穴」を通してケーブルを固定します。

    IMG_1253.jpg
    ストレージを取り付けます。

    IMG_1222.jpg
    「SSD」に付属ネジを取り付けます。

    IMG_1230.jpg
    本体の前面に取り付けると、こんな感じになります。

    IMG_1259.jpg
    フロントスイッチ「SW」と「USB3.2 Gen2 ケーブル 」をマザーボードに接続します。

    トップに「120mmファン」を取り付けます。

    「140mmファン」も対応しています。

    IMG_1271.JPG
    グラフィックボードを取り付けます。

    「C4-SFX」は「3スロット」の場合、寸法は(L)340mm x (H)148mm x (D)61mmまでです。

    もしくは「3.9スロット」の場合には、最大寸法は(L)336mm x (H)137mm x (D)79mmまでとなります。

    IMG_1284.JPG
    取り付け手順はこんな感じになります。

    IMG_1222.1.jpg
    グラフィックボードを取り付けた後、ホルダーを固定します。

    サイドブラケットに「140mmファン」を取り付けます。

    「サイドブラケット」に最大で「280mm」のラジエーターを搭載することができます。

    IMG_1274.1.jpg
    「PCIeケーブル」を通すためのくぼみに合わせてブラケットを固定します。

    IMG_1329.JPG
    「PCIeケーブル」を「補助電源コネクタ」に接続します。

    底面にはマザーボードのファンコネクタ類を接続した後、パネルを固定します。

    そして組み立て完了です。

    IMG_1341.JPG
    IMG_1353.JPG
    旧世代の「A4-SFX」とは異なり「C4-SFX」には十分なスペースがあり組み立ては簡単でした。

    使ってみた感想


    筆者が気になった点は「エアフロー」です。

    「C4-SFX」のエアフローを見ていきます。

    まず、「CPUクーラー」の向きを次のように設定します。

    IMG_1363.1.jpg
    推奨されるエアフローのレイアウトは、以下のようになります。

    IMG_1386.1.jpg
    ここで注意が必要です。

    グラフィックボードの体積が小さい場合は問題ありませんが、「3スロット以上」の場合はトップに取り付けられた「120mmファン」を取り外す必要があります。

    また、グラフィックボードが「仕切り板」の役割を果たし、エアーの流れが上から下へと阻害される可能性があります。

    IMG_0108.jpg
    そのため、3スロット以上のグラフィックボードを使用する場合は、「スリット」のあるグラフィックボードを選択することをオススメします。

    「スリット」の入ったバックプレートによりファンが「ヒートシンク」を通って熱を排出し効果的な冷却が行われます。 

    またグラボの下には「通気口」があります。

    IMG_1353.1.jpg
    「通気口」は「Founders Edition」と呼ばれる「NVIDIA純正モデル専用」の設計であり、CPUの過熱を防ぐために配置されています。

    それではケース内部の温度を見てみます。(室温26℃)

    「Cinebench R23」を使ってベンチマーク測定してみます。

    PC構成

    【PCケース】】Dan Cases社 C4-SFX v1」
    【CPU】AMD社「Ryzen 7 7800X3D」
    【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI」
    【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
    【GPU】【GPU】インテル社「Intel ARC A770 16GB」
    【PSU】CORSAIR社「SF600」
    【CPUクーラー】ノクチュア社「Noctua NH-U9S chromax.black, 92mm」

    c4.r23.2.jpg
    スコアは「13761」になりました。

    「CPUコア」は「MAX:76℃」、「CPUパッケージ」は「MAX:87℃」

    c4.temp.2.1.jpg
    「マザーボード」は「MAX:30℃」、「VRM」は「MAX:46℃」となりました。

    タイトルは「STAR WARS ジェダイ:サバイバー」です。


    設定は「3840×2160」、プリセット「EPIC」、レイトレーシング「ON」にしています。

    SW.jpg
    c4.GPU.1.jpg
    「GPU温度」は「MAX:70℃」になりました。

    高負荷をかけてもハードウェアの温度は適切に保たれています。

    推奨されたエアフローの効果が得られているようです。

    良かったところ


    ❶旧世代の「RTX 3000シリーズ」のカスタムフラッグシップモデルはほとんどが収めることができます。 

    「最大3.9スロット」で「長さ336mm」までの大型ハイエンドグラフィックスカードをサポートしています。

    「C4-SFX」のリリースが遅かったことは残念です。 

    ❷懸念されていた「Founders Edition」以外のバックプレートにスリットがないカスタムモデルでも、十分な冷却が可能です。 

    ❸「コンパクト」ながらも細かい配慮が行き届いており、スペースに余裕があったため、組み立ては簡単でした。

    残念な点、注意する点


    ❶グラフィックボードが上部に設置されることで、埃が直接入り込む可能性があり、グラフィックボードが埃の「受け皿」の役割を果たします。

    PCケースのメンテナンスには掃除の頻度を高く保つことを心掛けてください。

    ❷RTX4000シリーズのカスタムフラッグシップモデルを収めることができるケースは限られています。

    ❸グラフィックボードが「仕切り板」の役割を果たし、エアーの流れが上から下へと阻害される可能性があります。

    3スロット以上のグラフィックボードを使用する場合は、「スリット」のあるグラフィックボードを選択することをオススメします。

    ❹電源ソケットの向きが上下に用意されているのにケース本体の向きは変更できないという点が不満です。

    IMG_1384.1.png
    ❹各パネルの「ポッチ=留め具」が硬いため、薄いパネルが曲がる可能性があるので、外す際は両手で力を逃がしながら注意して外してください。 

    ❺本体価格が高額です。

    国内での販売はありますが、取り扱い店舗が限られているのが難点です。 

    総評


    「C4-SFX」は「上下逆さま」のレイアウトにより、バックプレートにスリットのない大型グラフィックボードの推奨を避けるなど、少々特異な特徴を持っています。

    しかし、2.5スロットの場合、エアフローのスペースに余裕が生まれるため、バックプレートにスリットがなくても十分に冷却できます。

    「C4-SFX」はエンスージアスト向けの設計ですが、細かな配慮が行き届いた親切な設計のおかげで、初心者の方にも取り扱いが簡単でオススメです。

    共に「変態レイアウト」について語りませんか? 

    お目通し戴き、ありがとうございました。

    AD: N.K


    Dan Cases ディラック C4-SFXv1 ブラック




    主な仕様


    寸法・・・W216mm ×D398mm×H311mm
    重量・・・4.8kg
    容量・・・14.7L

    関連商品


    ASUS DUAL-RTX4060TI-O8G


    MSI GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC



    トレンドアイテム


    機動戦士ガンダム 水星の魔女 HG ガンダムキャリバーン 1/144スケール 色分け済みプラモデル


    Pikmin 4(ピクミン 4) -Switch