アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール
BooStudioさんの画像
BooStudio
プロフィール
写真ギャラリー
最新記事
検索

【PS5】Horizon Forbidden West Complete Edition

レビューはこちら


【PS5】サイバーパンク2077 アルティメットエディション

レビューはこちら


NVIDIA GeForce RTX 4090 24GB GDDR6X FE Founders Edition New Grapics Card

レビューはこちら


ASUS TUF-RTX4070S-O12G-GAMING

レビューはこちら


ASUS TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 8700G 8コア 16スレッド デスクトッププロセッサー


レビューはこちら


Intel Core i5-14500

レビューはこちら


Fractal Design Terra Graphite

レビューはこちら


intel Core i7-14700K

レビューはこちら


ASUS ROG Ally

レビューはこちら


SOUNDPEATS GoFree2

レビューはこちら


ASUS ROG RYUJIN III 360

レビューはこちら


ASUS ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO

レビューはこちら


ASUS ROG Raikiri Pro

レビューはこちら


intel Core i9-14900K

レビューはこちら


ASUS DUAL-RTX4070-O12G

レビューはこちら


玄人志向 RD-RX7700XT-E12GB【国内正規品】

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI

レビューはこちら


Dan Cases ディラック C4-SFXv1 ブラック

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4

レビューはこちら


SAPPHIRE PULSE RADEON RX 7600 GAMING 8GB GDDR6

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI

レビューはこちら


ELSA GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X

レビューはこちら


【PS5】バイオハザード RE:4

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 7950X3D

レビューはこちら


ホグワーツ・レガシー - PS5

レビューはこちら


Dead Space - PS5

レビューはこちら


FORSPOKEN(フォースポークン)-PS5

レビューはこちら


【PS5】ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション 【CEROレーティング「Z」】

レビューはこちら


CoreI5-13400F

レビューはこちら


【PS5】アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション

レビューはこちら


AMD Radeon RX 7900 XTX

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 7950X

レビューはこちら


Intel ARC A770 16GB

レビューはこちら


【PS5】Call of Duty: Modern Warfare 2

レビューはこちら


 

intel Core i9-13900K

レビューはこちら


ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4090

レビューはこちら


【PS5】Marvel's Spider-Man: Miles Morales Ultimate Edition

レビューはこちら


ASUS ROG Ryujin II 240

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 5800X3D

レビューはこちら


Corei9-12900KS

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI

レビューはこちら


INTEL CPU Core i3-12100F / 4/8 / 3.3GHz / 6xxChipset / BX8071512100F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら


INTEL CPU Core i5-12400F / 6/12 / 2.5GHz / 6xxChipset / BX8071512400F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら


Intel Corei9 プロセッサー 12900K 3.2GHz( 最大 5.2GHz ) 第12世代 LGA 1700 BX8071512900K

レビューはこちら


Sapphire PULSE Radeon RX 6600 8GB

レビューはこちら


Bose Bass Module 700 ベースモジュール 32.8cm ×29.5cm × 29.5cm Bose Soundbar 500・Bose Smart Soundbar 700・Bose TV Speaker・Bose Smart Soundbar 300・SoundTouch 300と接続可能

レビューはこちら


Bose Lifestyle 650 home entertainment system ホームシアターパッケージ Amazon Alexa対応 ホワイト

レビューはこちら


LIANLI Q58

レビューはこちら


Sapphire PULSE Radeon RX 6600 XT GAMING OC グラフィックスボード 11309-03-20G VD7833

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 5700G with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 8コア / 16スレッド 72MB

レビューはこちら


ZOTAC Gaming GeForce RTX 3070 Ti Trinity 8GB GDDR6X 256-bit 19 Gbps PCIE 4.0 ゲーミンググラフィックカード IceStorm 2.0 Advanced Cooling Spectra 2.0 RGB照明 ZT-A30710D-10P

レビューはこちら


ASUS TUF Gaming NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti 搭載ビデオカード OC/ PCIe 4.0 / 12GB GDDR6X / HDMI 2.1 / DisplayPort 1.4a /デュアルボールファンベアリング, ミリタリーグレードのコンデンサ/ GPU Tweak II TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING

レビューはこちら


SSUPD mini-ITXフォームファクタ対応 ATX/SFX電源搭載可能 メッシュパネル PCケース MESHLICIOUS BLACK 日本正規代理店品

レビューはこちら


ProArtist IFE2 AM4専用CPU抜け止め予防ブラケット

レビューはこちら


<VGP 2021受賞モデル>【Bluetooth5.0 完全ワイヤレスイヤホン】[国内正規代理店販売品]Sudio/ETT《エット》ブラック/外音のノイズをカットするアクティブキャンセル機能付き、ステレオ通話可能(SIRI/Googleアシスタント対応)

レビューはこちら


MSI Radeon RX 6800 XT GAMING X TRIO 16G グラフィックスボード VD7458

レビューはこちら


Sapphire Pulse AMD Radeon RX 6700 XT ゲーミンググラフィックカード 12GB GDDR6 AMD RDNA 2付き

レビューはこちら


インテル CPU BX8070811900K/A Corei9-11900K 8コア 3.50 GHz LGA1200 5xxChipset 125W

レビューはこちら


Noctua NF-A12x15 PWM chromax.black.swap 120mm 15mm厚 ファン ケースファン 4pin 防振パッド

レビューはこちら


ASUS INTEL Z590 搭載 第10世代・11世代 CPU 対応 LGA 1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z590-I GAMING WIFI 【Mini-ITX】 【国内正規代理店】

レビューはこちら


ASUSTek NVIDIA GeForceRTX 3060 搭載 12G TUF-RTX3060-O12G-GAMING

レビューはこちら


Razer Viper 8K Hz ゲーミングマウス 8倍以上の高速性 8000Hzポーリングレート 20000 DPI Focus センサー 軽量71g 柔らかい布巻ケーブル Chroma ライティング 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03580100-R3M1

レビューはこちら


ASUS HDRゲーミングモニター ROG STRIX XG279Q 27インチ IPS 170Hz 1ms G-SYNC Compatible DisplayHDR400 ELMB SYNC

レビューはこちら



LOUQE Ghost S1 Mk III (Ash) Mini-ITX コンピューターケース

レビューはこちら


NZXT Internal USB HUB 4X PC内蔵用USB HUB AC-IUSBH-M3 IO2563

レビューはこちら


Sapphire NITRO Radeon RX 6900 XT OC グラフィックスボード 11308-01-20G VD7510

レビューはこちら


Oculus Quest 2―完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット―64GB

レビューはこちら


ASUS NVIDIA GeForce RTX 3060TI 搭載 トリプルファンモデル 8G TUF-RTX3060TI-O8G-GAMING

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 5950X without cooler 3.4GHz 16コア / 32スレッド 72MB 105W【国内正規代理店品】 100-100000059WOF

レビューはこちら


Razer Tomahawk Mini-ITX ミニタワー型 ゲーミング PCケース 強化ガラス仕様 Chroma RGB対応 【日本正規代理店保証品】 RC21-01400100-R3M1

レビューはこちら



ASUS AMD Radeon RX 6800 搭載 トリプルファンモデル 16G RX6800-16G

レビューはこちら


ASUS NVIDIA GeForce RTX 3090 搭載 トリプルファンモデル 24G ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING

レビューはこちら


ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC グラフィックスボード ZT-A30700H-10P VD7416

レビューはこちら


Cooler Master MasterBox NR200P ホワイト Mini-ITX/DTX PCケース 強化ガラスパネル付属 SFX電源対応 CS7903 MCB-NR200P-WGNN-S00

レビューはこちら


Razer Mouse Grip Tape (Razer Basilisk Ultimate / Basilisk V2 / Basilisk X HyperSpeed) ゲーミングマウス用滑り止めグリップテープ カット済 【日本正規代理店保証品】 RC30-03170300-R3M1

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 PRO 4750G (バルク版) 3.6GHz 8コア / 16スレッド 65W 100-000000145 一年保証 [並行輸入品]

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 3900XT without cooler 3.8GHz 12コア / 24スレッド 70MB 105W【国内正規代理店品】100-100000277WOF

レビューはこちら



Noctua NH-L9a-AM4 chromax.ブラック 92mm ロープロファイル CPUクーラー (ブラック)

レビューはこちら


LINKUP ウルトラ PCIe 4.0 X16ライザーケーブル[x570 RX5700XTテスト済み] Twin-axial 垂直GPUマウント ゲーム用PCI Express 第4世代 2020 | ユニバーサル90度ソケット{25 cm} 3.0 第3世代と互換性あり

レビューはこちら


ASUS AMD B550 搭載 AM4 対応 マザーボード ROG STRIX B550-I GAMING 【 Mini ITX 】

レビューはこちら


ZOTAC ゾタック GAMING GeForce RTX 2080 SUPER Twin Fan グラフィックスボード VD7000 ZT-T20820F-10P

レビューはこちら



Razer DeathAdder V2 Mini ゲーミングマウス 小型 軽量62g 滑り止めグリップテープ付属 8500DPI 6ボタン 右手エルゴノミック形状 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma RGB 対応 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03340100-R3M1

レビューはこちら



ASUS 水冷ユニット CPUクーラー ROG RYUJIN 240 / color OLED/Aura Sync RGB / 120mm 口径 240mmサイズ ラジエーターファン

レビューはこちら



AMD Ryzen 3 3300X, with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 4コア / 8スレッド 65W【国内正規代理店品】 100-100000159BOX

レビューはこちら



ASUS INTEL Z490 搭載 LGA1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z490-I GAMING 【 Mini-ITX 】

レビューはこちら



INTEL CPU BX8070110900K Core i9-10900K プロセッサー 3.7GHz 20MB キャッシュ 10コア 日本正規流通商品

レビューはこちら



ASUS INTEL Z490 搭載 LGA1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z490-I GAMING 【 Mini-ITX 】

レビューはこちら



ASUS AMD AM4 搭載 マザーボード ROG STRIX X570-I GAMING【mini-ITX】

レビューはこちら



ASUS AMD X570 搭載 AM4対応 マザーボード ROG CROSSHAIR VIII IMPACT 【 mini-DTX 】

レビューはこちら



ASUS intel Z390 搭載 Socket 1151 対応 マザーボード ROG MAXIMUS XI FORMULA【ATX 】

レビューはこちら


ASUS Intel・・ Z390搭載 LGA1151対応マザーボード ROG STRIX Z390-F GAMING【ATX】

レビューはこちら


NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら


DANCase 容量7.2Lのコンパクト筐体に295mmのグラフィックカードが搭載可能なMini-ITX用ケース A4-SFX v4 Black 日本正規代理店品

レビューはこちら


RAIJINTEK 両サイドに強化ガラスを装備したアルミニウム外装のMini-ITXマザー対応PCケース 0R20B00097 (OPHION)

レビューはこちら



PCエンジン mini

レビューはこちら


メガドライブミニW

レビューはこちら


NEOGEOmini クリスマス限定版

レビューはこちら


プレイステーション クラシック

レビューはこちら


NEOGEO mini【Amazon.co.jp限定】「TWINKLE STAR SPRITES」STEAMコード 配信

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 【Amazon.co.jp限定】 オリジナルポストカード(30枚セット)付

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン USB ACアダプター

レビューはこちら


NZXT KRAKEN Z63 水冷システム [ ラジエーターサイズ 143x315x30mm : 140mm・ファン2基 ] RL-KRZ63-01

レビューはこちら



ASUS オールインワン型水冷ユニット CPUクーラー ROG RYUO 240 / color OLED/Aura Sync RGB / 120mm口径 240mmサイズ ラジエーターファン BLACK

レビューはこちら



NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら


NZXT E850 電源ユニット 80 Plus Gold 認証 [ 定格 850W 出力 ] NP-1PM-E850A-JP

レビューはこちら


NZXT GRID V3 デジタルファンコントローラー ノイズ制御搭載 AC-GRDP3-M1

レビューはこちら


Razer Mouse Bungee V2 マウスバンジー ケーブル コード ブラック ホルダー マネジメント システム 【日本正規代理店保証品】 RC21-01210100-R3M1

レビューはこちら


Razer Basilisk V2 ゲーミングマウス 11ボタン チルトスイッチ Focus センサー 20000DPI 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03160100-R3M1

レビューはこちら


Razer Basilisk Ultimate ゲーミングマウス 高速無線 11ボタン チルトスイッチ Focus センサー 20000DPI 充電スタンド付 Chroma【日本正規代理店保証品】 RZ01-03170100-R3A1

レビューはこちら


Razer Firefly V2 ゲーミングマウスパッド ハード Chroma RGB 19のライティングゾーン 【日本正規代理店保証品】

レビューはこちら


Razer Viper ゲーミングマウス 軽量 69g 16000DPI 8ボタン 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma対応 【日本正規代理店保証品】 RZ01-02550100-R3M1

レビューはこちら


Razer BlackWidow Elite JP Green Switch メカニカル ゲーミング キーボード 日本語配列 【日本正規代理店保証品】 RZ03-02620800-R3J1

レビューはこちら


Razer Mamba Elite ゲーミングマウス 光学センサー 16000 DPI 9ボタン【日本正規代理店保証品】 RZ01-02560100-R3M1

レビューはこちら


Razer Naga Trinity サイドボタンを2/7/12ボタンに付け替え可能 MMO/MOBAゲーミングマウス 【日本正規代理店保証品】 RZ01-02410100-R3M1

レビューはこちら


Razer Tartarus V2 メカメンブレン 左手用キーパッド  【正規保証品】 RZ07-02270100-R3M1

レビューはこちら


Razer BlackWidow Chroma V2 JP Yellow Switch 日本語配列 黄軸メカニカル ゲーミングキーボード【正規保証品】RZ03-02033100-R3J1

レビューはこちら


Basilisk 有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02330100-R3A1

レビューはこちら


Razer Lancehead 両手用無線/有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02120100-R3A1

レビューはこちら


Razer Lancehead Tournament Edition 両手用有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02130100-R3A1

レビューはこちら


Bose SoundWear Companion speaker ウェアラブルネックスピーカー【国内正規品】

レビューはこちら


Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker ポータブルワイヤレススピーカー ブラック【国内正規品】

レビューはこちら


ESSENCORE KLevv D480GAA-N600 SSD 2.5インチ 480GB SATA6Gb/s 7mm TLC Read(MAX)560MB/s Write(MAX)510MB/s 3年保証

レビューはこちら


Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

レビューはこちら



TicWatch Pro スマートウォッチ Wear OS by Google バッテリー長持ち 二重層ディスプレイ iOS/Android対応 GPS内蔵 電話着信/LINE通知 心拍計 歩数計 ブラック

レビューはこちら



IN WIN 強化ガラス製サイドパネル採用 ミニタワーPCケース 301 ブラック (型番:IW-CF07B 301-Black)

レビューはこちら



2024年01月18日

【ゲーム要素皆無!】Fractal Design社 小型PCケース「Terra」をレビュー

IMG_0611.1.jpg
今回ご紹介するのは2023年6月9日に発売されたFractal Design社 小型PCケース「Terra」です。

価格は37,400円です。(税込)

対応マザーボードは「Mini-ITX」になります。

terra.2.jpg
カラーバリエーションは「Jade」「Graphite」「Silver」の3色を用意しています。

「Terra」の詳細はこちら


「Terra」の特長


❶デザインと素材・・・アルマイト加工厚板やウォルナット無垢材を使用し、ブティックデザインの特徴を備えています。

8mm厚のアルマイト加工フロントパネルとウォルナット無垢材製フロントパネルがエレガントな外観を提供します。

❷GPUの収納・・・最大322mmの高性能GPUを10.4Lケースの省スペースに搭載可能です。 (ブラケットは含まれません)

❸内部アクセスと操作性・・・内部はアクセスしやすく、スライド式の中仕切りと高性能GPUを搭載するスペースが確保されています。

サイドパネルを扉のように開いたり、内蔵のつまみで上部をスライドさせて簡単に内部を操作できます。

❹冷却効果と通気性・・・トップ、サイド、ボトムパネルに通気孔があり、自然な空気の流れを取り込むように設計されています。

内部に通気孔があり、PCに簡単にアクセスできます。

❺ゲーム環境とデザイン・・・SFF(スモールフォームファクタ)ゲーミング向けのデザイン。

ウォルナット無垢材を使用したフロントパネルがナチュラルな空間を演出します。

❻拡張性と機能・・・PCIe 4.0ライザーケーブルが付属し、環境構築を迅速に開始できます。

2.5インチ専用ドライブマウントで最大2台のSSDを収納可能。

調整可能なマザーボードプレートで理想のバランスを実現します。

❼フロントI/Oと安全性・・・アルミニウム製の電源ボタンとUSB Type-C 20Gbps×1を含むフロントI/Oが搭載されています。

トップパネルとサイドパネルはロック可能で、組み立て後も安全に持ち運べます。

開封の儀


IMG_0010.jpgIMG_0023.jpg
IMG_0034.jpgIMG_0327.jpg
IMG_0043.jpgIMG_0053.jpg
IMG_0070.jpgIMG_0059.jpg
内容物
Terra, 付属品ボックス , ユーザーマニュアル

外観


IMG_0082.1.jpgIMG_0088.1.jpg
IMG_0113.1.jpgIMG_0120.1.jpg
IMG_0098.1.jpgIMG_0106.1.jpg
IMG_0143.1.jpgIMG_0139.1.jpg

「Terra」をチェックする


IMG_0153.jpg
早速、本体のウッド部分を触ってみます。

「Terra」は「アルマイト加工厚板」や本物の天然木材「ウォルナット無垢材」など、洗練されたブティックデザインの素材を組み合わせています。

「ウォルナット無垢材」は金属製にはない温かみを感じられます。

塗装は「マットブラック」で、触感として、しっとりした肌触りなので汚れが付着しやすい表面に思います。

類似するFormD社「T1 v2」と並べてみます。

もしも、よろしければ、目を通していただけると幸いです。

【こういうので良いんだよ!】FormD社 PCケース「T1 v2」をレビュー


実物を見ると思ったよりも小さく感じます。

それでは、本体のサイズを見てみます。

「Terra」のサイズはW153mm ×D343mm×H218mmになります。

右側はFormD社の「T1 v2」で、サイズはW135mm × D335mm × H220mmです。

IMG_0536.1.jpg
IMG_0541.jpg
IMG_0550.1.jpg
「FormdT1」よりも「Terra」の方が全高は低く横に広いですが、容量はほぼ同じです。 

IMG_0167.1.jpg
フロントI/Oには「USB Type-C 20Gbps(USB3.2 Gen 2x2)」、「USB Type-A 5Gbps(USB 3.0)」、「電源ボタン」を備えています。

IMG_0352.1.jpg
各コネクタは「Power SW」「USB Type-A 5Gbps」「USB Type-C 20Gbps」を備えています。

フロントパネルを外します。

IMG_0171.1.jpgIMG_0181.jpg
外し方は「フロントパネル」に革製の取っ手があるので引っ張ると外せます。

IMG_0195.jpg
サイドパネルはパネル真ん中を下から上へ持ち上げると開きます。

開くとこのようになります。

IMG_0207.jpg
「ガルウィング」のように開きます。

IMG_0214.1.jpg
「サイドパネル」を上げるとヒンジ部分にレバーがあり、横に「スライド」させると外せます。

IMG_0232.1.jpgIMG_0238.1.jpg
「トップパネル」と「サイドパネル」を外すとこのようになります。

「フロントパネル」の裏側に「SSD2.5インチ」を換装することができます。

IMG_0251.jpg
また、「ボトム」にも「SSD2.5インチ」を1基、備えることができます。

IMG_0334.jpg
さらに、「SSD2.5インチ」に代わって「120mmファン」も取り付けることができます。

IMG_0344.jpg
次は「可動式マザーボードトレイ」を設定します。

IMG_0263.jpg
「オレンジキャップ」の「ネジ」を外すと「ゲージ」が表示されています。

「可動式マザーボードトレイ」の目安は以下の通りです。

terra.マザーボードトレイ.1.jpg
【PCケース】Fractal Design社「Terra」
【CPU】AMD社「Ryzen 5 7600X」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 4800MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「GeForce RTX 4060 Ti 8GB」
【PSU】CORSAIR社「SF600」
【CPUクーラー】Noctua社「NH-L12 Ghost S1 Edition」

筆者は「3番」の構成に合わせます。

IMG_0294.jpgIMG_0290.jpg
IMG_0278.1.jpg
「オレンジキャップ」はトップに2か所、ボトムに2か所のネジを緩めて水平にスライドさせます。

IMG_0301.1.jpgIMG_0308.jpg
IMG_0320.jpgIMG_0314.jpg
可動幅が大きく調整できるため、将来的に大きめのグラフィックボードを換装する場合でも、その都度、「サイズ」に合わせて換装できるので非常に便利です。 

「電源ユニット」を取り付けます。

「SFX / SFX-L」に対応します。 

IMG_0373.1.jpg
2か所の「ネジ」を外して「ブラケット」を外します。

IMG_0386.jpgIMG_0378.1.jpg
そして、「ブラケット」に「電源ユニット」を取り付けたら元に戻します。

IMG_0393.jpg
IMG_0411.jpg
もし「120mmファン」を取り付けている場合は、あらかじめケーブルを束ねておくと良いでしょう。

次に「マザーボード」を取り付けます。

IMG_0414.jpgIMG_0364.jpg
マザーボードを取り付けたら、「PCIeライザーケーブル」を挿しておきます。

IMG_0426.jpg
「PCIeライザーケーブル」の裏側には「SSD M.2」ソケットの位置があるので、交換時には、わざわざ「マザーボード」を外すことなく「SSD M.2」を取り付けることができます。

IMG_0447.jpgIMG_0454.jpg
「グラフィックボード」を取り付けます。

IMG_0441.jpg
IMG_0462.jpg
terra.VGAトレイ.1.jpg
状況によっては「VGAブラケット」を外すことができます。 

「グラフィックボード」のサイズ表をご参照ください。

terra.VGA.1.2.jpgterra.VGA.2.2.jpg
terra.VGA.3.2.jpgterra.VGA.4.2.jpg


IMG_0468.jpg
「グラフィックボード」を取り付けると、このようになります。

IMG_0478.jpg
最後に「トップパネル」「サイドパネル」を取り付けて組み立て完了です。

IMG_0499.1.jpgIMG_0487.1.jpg
IMG_0505.1.jpgIMG_0494.1.jpg
「リア」と「トップ」はこのようになります。
IMG_0516.jpg
IMG_0526.jpg
ケースは小さいながら内枠と外枠の隙間(スペース)に余裕があるので「トップパネル」、「サイドパネル」が閉まらないといったトラブルはありません。

所々に「デッドスペース」が存在するので、「創意工夫」をこらしながら理想的なエアフローを創り上げる楽しさがあります。

使ってみた感想


CINE2024.TOP.1.jpg
早速、ベンチマークソフト「Cinebench 2024」を使ってPC内部の温度を測ってみます。

PC構成

【PCケース】Fractal Design社「Terra」
【CPU】AMD社「Ryzen 5 7600X」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 4800MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「GeForce RTX 4060 Ti 8GB」
【PSU】CORSAIR社「SF600」
【CPUクーラー】Noctua社「NH-L12 Ghost S1 Edition」
【Ver】GeForce 550.09

「Resizable BAR」は有効にしています。(室温12℃)

「パネル」の有無が冷却性能に与える影響を検証します。 

r24-CPU-terra-7600X-RTX4060Ti-パネルあり-cine2024.jpg
GPUスコアは「11802」、CPUマルチスコア「799」、CPUシングルスコア「113」となりました。

3D MARK
speed way.jpg
パネル別スコア
3Dmark.panel.jpg
パネル別スコア-「CPU」
Terra.temp.CPU.画像.jpg
パネル別スコア-「GPU」
Terra.temp.GPU.画像.jpg
パネル別スコアを見てみますと「パネルなし」の方が若干、温度が下がりスコアも上がります。

スコア差が大きく開いていない結果を見るとパネルを閉じてPCを稼働してもエアフローが適切に処理されて冷却性能に大きな影響を与えないことが分かりました。

次はサーモグラフィ画像で見てみます。

「GPU側」

r24-GPU-terra-7600X-RTX4060Ti-パネルあり-サーモグラフィ画像.3dmark-result.jpg
「CPU側」

r24-CPU-terra-7600X-RTX4060Ti-パネルあり-サーモグラフィ画像.3dmark-result.jpg
「トップ」

r24-GPU-terra-7600X-RTX4060Ti-パネルあり-サーモグラフィ画像.トップ.3dmark-result.jpg
十分なエアフローが適切に処理されているせいか、「騒音」が気になります。

パーツの選定次第ですので、騒音が気になったら、なるべく「静音重視パーツ」を使用すると良いでしょう。

組み立て難易度については、ケーブルマネジメントにおいては少し苦労します。

ボトムファンを取り付けないのであれば、さほど難しくはないですが、「ボトムファン」の有無がエアフローに大きな影響を与えるので、「ボトムファン」の設置をお勧めします。

ケーブルの取り回しのコツとして、なるべく「遠回り」もしくは「折り重ね」が望ましいです。

もしもケーブルマネジメントに悩んだ場合、図解を添えて分かりやすく綺麗にまとめることができます。

良かったところ


❶ コンパクトなデザインとスリムな外観・・・「Terra」は小型でコンパクトなデザインを備え、ユーザーのデスク環境に圧迫感を与えません。

特に「mini-ITX」の中でも小さい部類に入り、デスク上に設置してもスタイリッシュな外観を保ちます。

❷ 簡単なオープン機構・・・ケースの上左右がねじ不要で簡単にオープンできるため、内部へのアクセスが容易です。

作業性を向上させ、パーツの交換やメンテナンスが簡単に行える点は良いです。

❸ 高いデザイン品質と素材の選定・・・「ウォルナット無垢材」などのブティックデザインの素材を使用し、洗練された外観を実現しています。

木材のパネルはおしゃれで、デザインにこだわりを感じます。

❹ 冷却対策と大容量GPU対応・・・「冷却スリット」の設計により、冷却性能が向上しています。

また、奥行きがあるため大きめのグラフィックボードを搭載でき、ハイエンドなグラフィック性能を持つPCを構築できます。

❺ 作業しやすい内部構造・・・ケース内部のスペースが限られていますが、「SATA」の「SSD」や「HDD」を組み込まない限り、作業しやすいと思います。

狭い空間でも工夫された設計により、組み立てがスムーズです。

❻ 外観デザインのバリエーション・・・カラーバリエーションが「Jade」、「Graphite」、「Silver」の3色用意されており、ユーザーの好みに合わせて選択できます。 

❼ケーブルマネジメントに悩んだ場合、図解を添えて分かりやすく綺麗にまとめることができます。

terra.cable.1.1.jpgterra.cable.2.1.jpg
terra.cable.3.1.jpgterra.cable.4.1.jpg

残念な点、注意する点


❶ 価格の高さ・・・「Terra」の価格は他の同様の製品よりも高いです。

筆者は「セール時」で「29,800円」で購入しましたが、一般的なMini-ITXケースの中では高めです。

❷ 静音性の課題・・・「トップフロー型」のCPUクーラーと「小さいファン」により、パーツの選定次第ですがケースのスリットが大きい分、騒音が顕著に表れます。

❸ グラボの配線が難しい・・・「グラフィックボード」の差口からの配線や、電源からの配線が難しいです。

特に「24PINケーブル」が「30cm」を使っている場合、あえて遠回りして「電源ユニット」と下部の「120mmファン」の隙間(かなり狭い)を確保する必要があります。

初めての自作PCのユーザーや初心者にとっては、構築の難易度を上げる可能性があります。

❺ ファンの大きさによる冷却の制約・・・小型ながらも強力な冷却が求められる場合、「トップフロー型」のCPUクーラーと小さいファンでは十分な冷却が難しいかもしれません。

「240mm簡易水冷クーラー」が換装できれば完璧でした。 

総評


「Terra」は「Formd T1」とは外観は似ているものの内部構成が大きく異なり個性が強く出ていて組み立てて楽しかったです。

塗装面も「Formd T1」は「サラサラ」しているのに対し「Terra」は「しっとり」していてます。

「Terra」は「キズ」や「汚れ」が付着しやすい点には、かなり気を遣います。

メンテナンス性は圧倒的に「Terra」の方が工具が不要で、パーツの入れ替えに対する気軽さがあります。

冷却機構としては「簡易水冷クーラー」を取り付けること前提としていないため「空冷専用ケース」と割り切る必要があります。

フレームと内壁に僅かながらスペースがあるため、ファンを取り付けるなど創意工夫ができます。

よって「Terra」は「ミッドレンジ」の構成が良いと感じました。

理由として、「240mm簡易水冷クーラー」を取り付けられない点や「RTX 4090」や「i9 14900K」のような超ハイエンドのパーツを選ぶ場合、冷却に配慮する必要があり、バランスの取れた構成が求められます。

改善のための最も明白なポイントは、騒音プロファイルを改善するためには、スラット(細長い開口部)からベント(通気口)の形状を変更することが最も効果的です。

「サーマルパフォーマンス」は概ね良好で、シャーシの通気口は十分に設計されています。

「Terra」は主に「 空冷ケース 」として設計されており、熱気を排出するための少なくとも1つの排気ファンの追加をして欲しいです。

デザインは「ミニマリスト向け」にピッタリなサイズ感、インテリアに相応しいPCケースです。

またゲーミング要素が一切なく誰にでも受け入れやすいデザインは「Terra」の一択です。

共に「Terra」のコーディネートについて語りませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

Fractal Design Terra Graphite mini-ITX SFX電源対応 PCケース グラファイト FD-C-TER1N-01 CS8273

新品価格
¥29,309から
(2024/1/18 21:06時点)



主な仕様


ドライブマウント: 2.5インチ専用ドライブマウントが2つ(付属)
拡張スロット: GPUに対応した構成では3つ、MaxCPU-Coolerに対応した構成では2つ
フロントインターフェース: USB Type-C 20Gbps(USB3.2 Gen 2x2)1つ、USB Type-A 5Gbps(USB 3.0)1つ、電源ボタン1つ
ファンマウント: 合計1x 120 mm、ボトムに1x 120 mm
ロックメカニズム: 工具不要のプッシュ式ロック、サイドとトップはネジでロック可能。
互換性: mITXマザーボードと互換性あり。
電源: SFX-LまたはSFX形式の電源が利用可能で、最大長は130 mm
サイドラジエーター: 120mmのサイズ(200mm GPUでSSDを搭載しない場合は121mm幅)
GPUサイズ: 最大322 mmの長さ、最大幅は2つの異なる設定に依存(72 mmまたは62 mm)
GPU高さ: 最大高さは145 mmまたは131 mm、設定により異なる。
CPUクーラー高さ: 最大高さは77 mmまたは48 mm、設定により異なる。
マザーボード調整: マザーボード "Spine" は調整可能で、GPUの幅とCPUクーラーの高さに影響を与える。
組み立てパターン: 2つの組み立てパターンがあり、詳細はマニュアルを参照
寸法: ケース寸法(LxWxH)は343 x 153 x 218 mm、脚/突起/ネジを含まないケース寸法は343 x 153 x 198 mm
パッケージ寸法: 394 x 215 x 292 mm
重量: 正味重量は3.1 kg、総重量は4.0 kg
容積: 10.4リットル

関連商品


MSI GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OC/A PCIe4.0 2スロット・2ファン搭載 省スペース グラフィックスカード VD8751

新品価格
¥110,910から
(2024/1/18 01:12時点)


PNY GeForce RTX 4070 Super 12GB VERTO OC PCIe4.0 2スロット・2ファン搭載 グラフィックスカード VCG4070S12DFXPB1-O VD8762

新品価格
¥110,910から
(2024/1/18 01:12時点)



トレンドアイテム


核金重構 NUCLEAR GOLD RECONSTRUCTION サンダーボルト ウォッカ ミラー 1/9スケール PVC&ABS&シリコン&合金製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥14,943から
(2024/1/18 01:11時点)


ねんどろいど 五等分の花嫁 中野三玖 ウエディングドレスVer. ノンスケール プラスチック製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥5,655から
(2024/1/18 01:10時点)


2024年01月11日

【これぞ!エントリーモデル!】AMD社「Radeon RX 7600 XT」が1月24日に発売!

RADEON.ロゴ.1.jpg
AMD社より「Radeon RX 7600 XT」が1月24日に発売することを発表しました。

RX7600XT.jpg
「Radeon RX 7600 XT」

発売日 1月24日

価格・・・329ドル

スペックは以下の通りです。

GPURX7600XTRX7600RX6600RX6600XTRTX3060
コア数20482048179220483584
ベースクロック2470 MHz2250 MHz2044 MHz2359 MHz1320 MHz
ブーストクロック2755 MHz2655 MHz2491 MHz2589 MHz1780 MHz
メモリ16GB8GB8GB8GB12GB
メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6GDDR6
バス幅128-bit128-bit128-bit128-bit192-bit
メモリ帯域幅288 GB/S288 GB/S224 GB/S256 GB/S360 GB/S
TDP/BP190 W165 W132 W160 W170 W

「Radeon RX 7600 XT」の詳細はこちら


既存の「Radeon RX 7600」と共通する「32基」のCU数と「2,048基」のSP数に加え、「ゲームクロック」は「2.25GH」zから「2.47GHz」、「ブーストクロック」は「2.66GH」zから「2.76GHz」に微増しました。

注目すべきポイントは「ビデオメモリ」の増量がもたらすポテンシャルです。

「16GB」の「ビデオメモリ」は、レイトレーシングを採用したタイトルの快適なプレイを実現し、更には「1440p解像度」にも対応しています。

「ビデオメモリ」がボトルネックになりがちだった場面でのパフォーマンス向上が期待されます。

増加したメモリ容量により、「AIワークロード」にも対応可能となりました。

「AMD Fluid Motion Frames」のサポートも見逃せません。

「AMD Fluid Motion Frames」はフレーム生成と補完を行う技術であり、AMD HYPR-RX技術に含まれています。

動画やゲームのフレームレートが向上し、より滑らかな映像体験が実現可能になりました。

改良された「AMD Software: Adrenaline Edition」は、ビデオエンコーディング時の画質を向上させ、解像度を2倍に高めるアップスケーリングもサポートしています。

筆者が気になるポイント


対抗するグラフィックボードはNVIDIA社「RTX3060 12GB」となるそうです。

まさに「エントリー向け」に相応しいスペックです。

「Radeon RX 7600 XT」が発売時にゲームをバンドルしてくれるとお得感があり、需要が高くなりそうです。

「ビデオメモリ」が「16GB」もあるので、「フルHD」で遊ぶには十分満足できるグラフィックボードになるでしょう。

自作PC初心者にも組みやすい構成なので、この機会に是非、チャレンジして欲しいです。


お目通し戴き、ありがとうございました。 

AD: N.K

トレンドアイテム

 

【PS5】ドラゴンズドグマ2

新品価格
¥8,091から
(2024/1/11 00:12時点)


サガ エメラルド ビヨンド【Amazon.co.jp限定特典】『サガ エメラルド ビヨンド』オリジナルポストカード -PS5

新品価格
¥7,480から
(2024/1/11 00:12時点)


 

2024年01月09日

【適正価格に戻る?!】NVIDIA社「GeForce RTX 4080 SUPER」「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」「GeForce RTX 4070 SUPER」の3機種を発表!

NVIDIAロゴ.png
NVIDIA社より2024年1月9日(日本時間)、「GeForce RTX 4080 SUPER」「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」「GeForce RTX 4070 SUPER」の3機種を発表しました。

RTX4000SUPER.1.jpg
❶「GeForce RTX 4080 SUPER」

発売日 1月31日

価格・・・999ドル

❷「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」

発売日 1月24日

価格・・・799ドル

❸「GeForce RTX 4070 SUPER」

発売日 1月17日

価格・・・599ドル

スペックを見てみます。

GPURTX 4080 SUPERRTX4070 Ti SUPERRTX4070 SUPER
コア数1024084487168
ベースクロック2210 Mhz2210 Mhz1980 Mhz
ブーストクロック2550 MHz2550 MHz2480 MHz
メモリ16 GB16 GB12 GB
メモリ種類GDDR6XGDDR6XGDDR6X
バス幅256-bit256-bit192-bit
メモリ帯域幅736 GB/S672 GB/S504 GB/S
TDP320 W385 W220 W


GPURTX 4080 SUPERRTX 4080 16GBRTX 4080 12GBRTX 4090RTX 3090
コア数10240972876801638410496
ベースクロック2210 Mhz2210 MHz2310 MHz2230 MHz1400 MHz
ブーストクロック2550 MHz2510 MHz2610 MHz2520 MHz1700 MHz
メモリ16 GB16 GB12 GB24 GB24 GB
メモリ種類GDDR6XGDDR6XGDDR6XGDDR6XGDDR6X
バス幅256-bit256-bit192-bit384-bit384-bit
メモリ帯域幅736 GB/S736 GB/S504 GB/S1008 GB/S936 GB/S
TDP320 W320 W285 W450 W350 W


GPURTX4070 Ti SUPERRTX 4070 TiRTX4070 SUPERRTX 4070RTX 3070 TiRTX 2080 Ti
コア数844876807168588861444352
ベースクロック2210 Mhz2310 MHz1980 Mhz1920 MHz1580 MHz1350 MHz
ブーストクロック2550 MHz2610 MHz2480 MHz2480 MHz1770 MHz1545 MHz
メモリ16 GB12GB12 GB12GB8GB11GB
メモリ種類GDDR6XGDDR6XGDDR6XGDDR6XGDDR6XGDDR6
バス幅256-bit192-bit192-bit192-bit256-bit352-bit
メモリ帯域幅672 GB/S504 GB/S504 GB/S504 GB/S608 GB/S616 GB/S
TDP385 W285 W220 W200 W290 W250 W

筆者が気になるポイント


RTX4000SUPER.jpg
「RTX 4080 SUPER」は「RTX 4080 無印」と比較して、わずかにパフォーマンスが向上していると言われています。

特に「4Kゲーム/AI」を重視するユーザー向けに設計されています。

「RTX 4070 Ti SUPER」は「RTX 3090」よりも優れたパフォーマンスを誇り、その上でコンパクトなサイズが売りとされています。

「RTX 4070 Ti SUPER」は高性能でありながらもコンパクトなデザインで取り回しやすく、扱いやすいのがメリットです。

また、「WQHD=1440P」で高いフレームレートを楽しみたいユーザーには、「RTX 4070 Ti SUPER」が狙い目です。

さらに、「メモリ」が「12GB」から「16GB」に増強されているのも魅力の一つです。

ただし、「RTX 4070 Ti SUPER」は「Founders Edition」が提供されないとのことで、「コンパクトサイズ」に注力しつつ価格を抑えて導入する傾向があります。

「RTX 4070 SUPER」は「RTX 3090」と同等のパフォーマンスを持ちながら「価格」と「サイズ」のバランスが良いため、最新のゲームを気軽に楽しむことができます。

また、「FHD=1080P」を最高設定で遊びたいユーザーには「RTX 4070 SUPER」を検討すると良いでしょう。

これらの機種の価格は既に比較的良心的とされており、国内販売価格に期待が寄せられています。

その上で、既存のグラフィックボードが「適正価格」に戻ることを期待したいです。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

トレンドアイテム


龍が如く8【予約特典】DLC(サクッと育成ブースター&スペシャルジョブパック) 同梱 - PS5

新品価格
¥7,918から
(2024/1/9 12:35時点)


転生したらスライムだった件(25) (シリウスコミックス)

新品価格
¥759から
(2024/1/9 12:36時点)


 

2024年01月02日

【激重ゲームラッシュ到来?!】2024年!新年あけましておめでとうございます!

BooStudio.TOP.png
新年あけましておめでとうございます!

皆様の温かいコメントや有益なアドバイスのおかげで、2024年を乗り越えることができました。

心より感謝申し上げます。

「BooStudio」では昨年、主に「PC関連」、「オーディオ」、そして「ゲーム」に焦点を当てたコンテンツを紹介してまいりました。

2024年も、引き続きハードウェアとゲームにフォーカスを当てて、新しい視点で情報をお届けしてまいります。

今年も皆様のお役に立てられる情報など日々精進していく所存でございます。

2024年のゲームはハードウェアを酷使する?!


新しい年が始まり、2023年の後半には「Cities: Skylines II」や「Starfield(スターフィールド)」など、要求スペックの高いゲームタイトルが市場に一挙に登場しました。

そして、2024年に入ると、ゲーム業界では「新生ゲームグラフィックエンジン」を駆使した新しいタイトルが続々とリリースされています。

この進化によって、臨場感や視覚体験が飛躍的に向上し、プレイヤーに新たなゲーム体験が可能になると期待されています。

「GeForce RTX4090」を搭載しても「4K60fps」を安定して維持することが難しいほどの高い性能が求められ、その結果として次なる進化を遂げた「RTX5090(仮名)」が噂されています。

これが実現すれば「激重ゲームタイトル」でも高解像度で快適なゲームプレイが可能になるでしょう。

2024年はゲームの進化が「ハードウェア」と「ソフトウェア」の双方で著しく感じられる年になりそうです。

これに対応し「 BooStudio 」では、あらゆる「ハードウェア」と「ソフトウェア」の魅力を可能な限り伝え、これらが身近に感じられるようお手伝いしてまいります。

新たな一年も「BooStudio」を宜しくお願い致します。 


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

トレンドアイテム

 

映画『THE FIRST SLAM DUNK』STANDARD EDITION [Blu-ray]

新品価格
¥4,245から
(2024/1/2 06:01時点)


ファミレス行こ。 上 (ビームコミックス)

新品価格
¥814から
(2024/1/2 06:02時点)


2023年12月30日

【最上位CPUに拘るな!】インテル社 第14世代 Raptor Lake Refresh「Core i7-14700K」をレビュー

IMG_1904.1.JPG
今回ご紹介するのは2023年10月17日に発売されたインテル社 第14世代 Raptor Lake Refresh「Core i7-14700K=以下、14700K」 です。

価格は78,800円(税込)です。

「Core i7-14700K」の他に5種類のラインナップを用意しています。

❶Core i9-14900K

価格・・・109,800円(税込)

❷Core i9-14900KF

価格・・・105,800円(税込)

❸Core i7-14700K

価格・・・78,800円(税込)

❹Core i7-14700KF

価格・・・74,800円(税込)

❺Core i5-14600K

価格・・・59,800円(税込)

❻Core i5-14600KF

価格・・・55,800円(税込)

*Fは内蔵GPUなし 

スペックは以下の通りです。

CPU14700K14900K14600K
コア数20 (8P+12E)24 (8P+16E)14 (6P+8E)
スレッド数283232
ベースクロック3.4 GHz (P)3.2 GHz (P)3.5 GHz (P)
ブーストクロック5.6 GHz (TVB)6 GHz (TVB)5.3 GHz (TVB)
L2/L3 cache24/33 MB32/36 MB20/24 MB
対応メモリDDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-3200
TDP125W125W125W

性能差は現行フラッグシップと変わらない!


CPU14700K13700K14900K13900KRyzen7 7800X3d
コア数20 (8P+12E)16(8P+8E)24 (8P+16E)24 (8P+16E)8
スレッド数2824323216
ベースクロック3.4 GHz (P)3.4 GHz (P)3.2 GHz (P)3.0 GHz (P)4.2 GHz
ブーストクロック5.6 GHz (TVB)5.4 GHz (TVB)6 GHz (TVB)5.8 GHz (TVB)最大 5.0 GHz
L2/L3 cache24/33 MB24/30 MB32/36 MB32/36 MB8 MB
対応メモリDDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-320096 MB
TDP125W125W125W125W5200 MHz

「14700K」はインテルCPUの中で最もパフォーマンス性能が良いと言われています。

「××700Kシリーズ」と言えば「旧世代フラッグシップCPU」と同等性能を毎度キープしています。

「14700K」のスペックと性能ベンチマーク検証を通じて、この新しいプロセッサの特徴と性能について詳しく見ていきます。

まず「Raptor Lake Refresh世代」は、インテル第13世代の「リフレッシュモデル」であるため、基本的なアーキテクチャは変更されていません。

「14700K」は、この新しいラインナップの中で注目すべき存在です。

なぜなら、このモデルだけが「従来モデル」よりもスペックが強化されているからです。

「Eコア」が4つ増加し「16コア24スレッド」から「20コア28スレッド」に向上しています。

この増加により「Core i9シリーズ」との性能差が縮まり、フラグシップモデルに匹敵する強力な処理能力を備えています。

具体的には、ゲームプレイにおいても「14700K」は優れたパフォーマンスを発揮しています。

特に「Core i9-14900K」との比較では、ゲームプレイにおいては「14700K」がより魅力的なモデルと言えます。

総合的に見ると「14700K」は高い処理能力とゲームプレイの向上を備えた、第14世代の傑作プロセッサと言えるでしょう。

将来のアーキテクチャの進化にも期待がかかる中、「14700K」がどれだけのユーザーに支持されるかが注目されます。

ソケット「LGA1700」は最終形態へ!


Coreプロセッサは「第14世代」に進化しており、これは「Raptor Lake Refresh」という名の世界最速のデスクトップ向けCPUの登場を意味しています。

「Raptor Lake Refresh」は旧世代の「マイナーチェンジ版」で、既存の「Z690」や「Z790」マザーボードで運用できる最後のCPUとなります。

一方、「Arrow Lake」はソケットが変更されるため、既存のマザーボードで使用する際には「BIOSの更新」が必要です。

しかし、2023年6月から8月にかけてリリースされるBIOSアップデートにより「第14世代」のCPUに対応するマザーボードが多く登場するでしょう。

この進化により、デスクトップPCの性能向上と拡張性が期待されます。

「Core i7-14700K」は「APO」が使えない?!


「14700K」は「APO」はサポートされてませんが「14900K」との大きな違いの特権でありますので「APO」について説明しておきます。 

「APO」(Intel Application Performance Optimizer)は「第14世代」のIntel Coreプロセッサ向けの特別な機能で特定のゲームの性能向上を提供します。

この機能の主な目的はゲームの「フレームレート向上」です。

「APO」を有効にするには「BIOSとドライバー」の設定が必要で現在は「Rainbow Six Siege」と「Metro Exodus」の2つのゲームでのみ利用できます。

「APO」はゲーム処理を「Pコア」に重点的に割り当てて性能を向上させる役割を果たします。

ただし既存の最適化を備えたゲームでは「APO」の効果が制限される可能性があります。

「Ryzen」も同様の技術を提供しCPU市場での競争が激化しています。 

開封の儀


IMG_0840.jpgIMG_0859.jpg

外観


IMG_0875.1.jpgIMG_0886.1.jpg

「Core i7-14700K」のスコア検証


14700K-spec.jpg
PC構成

【PCケース】「JONSBO D31 メッシュ SC」

【CPU】INTEL社「Core i7-14700K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」

【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」

【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」

【Ver】GeForce 555.09

3D MARK
speed way.jpg
CPU別スコア
14700K-RTX4090スコア比較表(3D-MARK)画像.jpg

Cinebench R23ー「CPU」
cine r23 画像.1.jpg
「CPU別」
14700K-RTX4090スコア比較表(CINE-R23)画像.jpg

blender(V3.4.0)ー「CPU」
blender.rogo.1.jpg
CPU別スコア
14700K-RTX4090スコア比較表(blender3.4.0)画像.jpg

「フォースポークン」−「プリセットー最高」
フォースポークン.3.jpg
「平均フレームレート」
14700K-RTX4090スコア比較表(フォースポークン)画像.jpg

「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
cod mw2 画像.8.3.jpg
「平均フレームレート」
14700k-RTX4090スコア比較表(COD)画像.jpg

Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
HZD.3.jpg
「平均フレームレート」
14700k-RTX4090スコア比較表(HZD)画像.jpg

「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
ZA4-TOP.png
「平均フレームレート」
14700k-RTX4090スコア比較表(ZA4)画像.jpg

「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
アサシン-ヴァルハラ画像.png
「平均フレームレート」
14700k-RT4090スコア比較表(アサシンクリード−ヴァルハラ)画像.jpg

「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ファークライ5.タイトル.png
「平均フレームレート」
14700K-RTX4090スコア比較表(ファークライ5)画像.jpg

ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ゴーストリコン・ブレイクポイント・タイトル.png
「平均フレームレート」
14700k-RTX4090スコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg

SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」
14700K-RTX4090スコア比較表(シャドウ)画像.jpg

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
deus sc.png
「平均フレームレート」
14700K-RTX4090スコア比較表(DEUS)画像.jpg

strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
StrangeBrigade.ロゴ.jpg
「平均フレームレート」
14700k-RTX4090スコア比較表(ST)画像.jpg

ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
ゴーストリコン ワイルドランズ.1.png
「平均フレームレート」
14700k-RT4090スコア比較表(ゴーストリコン)画像.jpg

トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
14700K-RTX4090スコア比較表(トータル.ゲームスコア)画像.jpg
以上「Core i7-14700K」のスコアでした。

使ってみた感想


「14700K」を「6万円台」で購入しましたが「14900K」に迫るパフォーマンス性能に驚きました。

ベンチマークタイトル「3D-MARK」の「FireStrike」では約「10,000」ほど高いスコアを出しており「トータルスコア」においては突出した印象がありますが「14900K」との性能差は僅かです。

体感的には「14900K」と大きな変化はありませんが「高い消費電力」と「熱量」もほぼ同等になるため「強力な冷却性能」も備える必要があります。

「14700K」の「CPU温度」を見てみます。(室温11℃)

「Cinebench R23」を「10分起動」してみます。

14700K-temp.2.1.jpg
14700K-temp.1.jpg
「Cinebench R23」を起動してもすぐに「100℃」に達することはありませんが、「サーマルスロットリング」が作動し「90℃台」で安定します。

14700K-temp.2.2.jpg
「14900K」とは異なり、やや「熱量」が高めですが「クリエイティブ性能」「ゲーム性能」の面ではバランスが良く、パフォーマンス性能が活かされています。

「14900K」と比べて性能差は僅かなので無理に「14900K」を購入しなくても十分に満足できるパフォーマンス性能を持っています。

良かったところ


❶「Eコア」が増えた・・・「14700K」には4つの追加「Eコア」が搭載されており、これにより多くのタスクを同時に処理でき、全体的な性能向上が期待できます。

❷リーズナブルな価格・・・性能向上がリーズナブルな価格で提供されているため、ユーザーはコスト効果的に新しいテクノロジーを利用できます。

❸「Core i9」に近いゲーム性能・・・ゲーマーにとっては「14700K」が「Core i9」に非常に近いゲーム性能を発揮し、高い処理能力が求められるゲームでもスムーズなプレイが可能になりました。

❹高速なアプリケーション実行・・・アプリケーションの実行速度が向上し、特に「13900K」よりも高速なアプリケーション実行が可能です。

❺ゲームパフォーマンスの優越性・・・ 「X3D Ryzen以外」のすべての「Ryzenモデル」を凌駕し、広範なゲームタイトルで高い性能を発揮します。

「PCI-Express 5.0」のサポートも追加され、高速なデータ転送が可能です。

❻「オーバークロックの柔軟性」・・・オーバークロッカーにとっては、マルチプライヤーのロック解除が可能であり、パフォーマンスの最大限の引き出しが行えます。

ユーザーは自身のニーズに合わせてプロセッサを調整しパーソナライズされた性能を得ることができます。

❼先進的なマザーボードサポート・・・「600/700シリーズ」のチップセットマザーボードに対応しており、豊富な拡張性と先進的な機能を提供するマザーボードを利用できます。

「DDR4 / DDR5メモリ」のサポート・・・ 「DDR4 / DDR5メモリ」のサポートが備わっており高速で大容量のメモリを活用して快適なコンピューティング体験が期待できます。

残念な点、注意する点


❶非常に高い電力使用量・・・効率的なエネルギー利用が求められる現代のコンピューティング環境においては懸念される点です。

❷ゲーム性能においては「Ryzen 7800X3D」が優れています。

❸厳しい冷却要件/高温・・・ 「14700K」は非常に厳しい冷却要件を求め高温になりやすい傾向があります。

冷却システムの選択やケースの通気性を重視する必要があります。

❹「PCIex8グラフィックス」のみ (Gen 5 M.2 スロット使用時)・・・「PCI Express x8スロット」はグラフィックスに対してのみ利用可能であり「Gen 5 M.2スロット」を使用する場合に制限が生じます。

❺AI Assist / APO はサポートされていません・・・現時点では「14700K」は「AI Assist」や「APO」などの先進的な機能はサポートされていません。

対応しているCPUは「Core i9-14900K」のみです。

❻ 「14700K」は「AVX512」をサポートしていません。

総評


「第14世代」と「第13世代」との進化は全般的に僅かです。

「高い電力使用」、「厳しい冷却要件」などのデメリットがありますが、「14700K」はコスト効果的で、追加された「Eコア」や「優れたゲーム性能」、「高速なアプリケーション実行」などのメリットが多く挙げられます。

「第14世代」のラインナップでは「14700K」が「14900K」に近い性能を持ちつつ、価格は「6万円台」というパフォーマンスを考慮するとトータルバランスが優れています。

また、最新のマザーボードやメモリとの互換性もあります。

「第14世代 Raptor Lake Refresh」は「Core iシリーズ」最後のCPUとなりました。

次世代のインテルCPUは「Intel4」および「Intel7」のようなネーミングに変わるようです。

「第12世代シリーズ」、「Ryzen5000シリーズ」以前のコンポをお持ちの方は、ぜひ「第14世代 Raptor Lake Refresh」を記念に導入してみてはいかがでしょうか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K  

intel 第14世代 CPU Core i7-14700K (アンロック版・GPU機能付き) 20コア/28スレッド 最大周波数 5.6GHz LGA1700 日本国内正規品 BX8071514700K

新品価格
¥68,347から
(2023/12/30 15:45時点)



主な仕様


ソケット形状 -LGA1700
コア数-20コア スレッド数-28
クロック周波数-3.4GHz(P)
最大動作クロック周波数-5.6GHz(TVB)

関連商品


intel インテル CPU 第13世代 Core i7-13700K BOX BX8071513700K / 国内正規流通品

新品価格
¥61,608から
(2023/12/30 15:43時点)


Intel CPU Core i5-14600K 第14世代 Raptor Lake-S Refresh LGA1700 BX8071514600K BOX三年保証 SilverStone社SST-TF01グリス付き

新品価格
¥53,400から
(2023/12/30 15:44時点)



トレンドアイテム


ペルソナ3 リロード【予約特典】DLC(P4GBGMセット) 同梱 - PS5

新品価格
¥7,918から
(2023/12/30 15:44時点)


【PS5】バルダーズ・ゲート3(予約特典無し) 【CEROレーティング「Z」】

新品価格
¥7,300から
(2023/12/30 15:44時点)


2023年12月22日

【激戦に参戦せよ!】ASUS社ポータブルゲーム機「ROG Ally」をレビュー

IMG_1695.1.jpg
回ご紹介するのは2023年6月14日に発売されたASUS社 ポータブルゲーム機「ROG Ally Ryzen Z1 Extreme(RC71L-Z1E512)=以下、ROG Ally」です。

ラインナップは2種類あります。

❶ROG Ally Ryzen Z1 Extreme

価格は109,800円(税込)です。【ASUS様より貸出提供】

「ROG Ally」の詳細はこちら


下位モデル

❷ROG Ally Ryzen Z1

価格は89,800円(税込)です。

どんな人が「ROG Ally」を持っておいた方が良いの?


❶PCを持っていないけどPCゲームを楽しみたい人・・・様々なシーンで活躍する、「ROG Ally」の魅力を体験してください。

❷PC版しかないゲームがあるが、どこでもプレイしたい人・・・例えば、PCを持っていないけれどPCゲームがしたいという方にとって「ROG Ally」は理想的です。

PC版しかないゲームがある場合でも、「ROG Ally」を手に入れれば、どこでもそのゲームを楽しむことができます。

❸大きくて重い、熱くなるノートパソコンに不満を抱える人・・・ノートパソコンをお持ちの方にとっても、「ROG Ally」は大きくて重い、そして熱くなるといったノートパソコンの不満を解消します。

持ち運びが簡単で、どこでも快適なゲームプレイが可能です。

❹ノートパソコンのみを所有しているが、コントローラーを持っていない人・・・ノートパソコンしか持っていない人向けにも最適です。

コントローラーも「ROG Ally」に内蔵されているため、追加の機器を買わなくても手軽にゲームを楽しめます。

❺モニターやPCデスクトップ、コントローラー、キーボード、マウスを揃えることが面倒な人・・・モニターやPCデスクトップ、コントローラー、キーボード、マウスなどを揃えると場所を取り、費用もかかりますが、「ROG Ally」なら一つでこれらの機能を兼ね備え、手軽にゲーム環境を整えることができます。

「ROG Ally」を持つことで、どんな状況でもストレスなくゲームを楽しむことができます。

「ROG Ally」の特長


❶「約280mm×111mmのコンパクトな本体は、わずか608gの軽さで、どこでも気軽にゲームを楽しめます。

高輝度の120Hz高速駆動液晶を搭載し、精細で明るく、なめらかな表示を実現します。

❷AMD Ryzen Z1シリーズプロセッサーを搭載し、パワフルなパフォーマンスを提供します。

バッテリーだけで最長約10.2時間も遊び続けることができ、持ち運び先でのゲーム体験が一層広がります。

❸立体音響技術のDolby Atmosに対応し、臨場感あふれるサウンドでゲームの没入感を高めます。

熱くならないROGインテリジェントクーリングシステムを搭載し、長時間の使用でも快適な冷却性能を発揮します。

❹お得なXbox Games Pass Ultimateの3か月間無料使用権が付属し、多彩なゲームライブラリを存分に楽しむことができます。

ゲームの新しい次元を体験し、どこでもアクションに満ちたエンターテインメントをお楽しみください。

開封の儀


IMG_0896.1.jpgIMG_0904.1.jpg
IMG_0909.1.jpgIMG_0920.1.jpg
内容物
マニュアル
ROGAllyスタンド
Type-C/65W ACアダプター (20V/3.25A)  

外観


IMG_0930.1.jpgIMG_0942.1.jpg
IMG_1064.1.jpgIMG_1059.1.jpg
IMG_1389.1.jpgIMG_1397.1.jpg

「ROG Ally」をチェックする


IMG_1034.1.jpg
ボディカラーは「ホワイト」で、材質はプラスチック製です。

本体は大きいですが、意外にも軽く、長時間のプレイでも疲れにくい重さを感じました。

スペック値では「608g」となっていますが、実測では「614g」となりました。

IMG_1598.jpg
重量は軽いものの、本体サイズが大きいため、外出時にはやや大きめのバッグを用意した方が良さそうです。

パッケージの上蓋の裏側に「ROG Ally スタンド」が付属しています。

「ROG Ally スタンド」は手持ちプレー以外に重宝します。

例えば立て掛けて「ROG Ally」をモニター代わりにする場合には、とても便利です。

IMG_1027.jpg
また緊急時にはキーボード、マウスを用意すればデスクトップPCのように使用することも可能です。

IMG_1613.jpg
「Bluetooth対応」の周辺機器を用意すれば、煩わしい配線なしでスマートにスペースを有効活用できます。

コントローラー周りを見てみます。

サイドには2つのボタンがあり、奥には「左トリガー」が備わっています。

IMG_0983.jpg
また親指には「左スティック」「方向ボタン」が備えており、すぐ近くに「表示ボタン」「コマンドセンターボタン」があります。

IMG_1421.jpgIMG_1435.jpg
自然な握り心地で、ニュートラル時には4つのボタンの中心に親指が置かれるため、操作性のポジションは非常に良いです。 

IMG_1366.jpg
「マクロボタン」が中指に配置され、握り心地が自然で快適です。

IMG_1382.jpgIMG_1375.jpg
IMG_1406.jpg
右側も自然な握り心地です。 

IMG_1416.jpgIMG_1441.jpg
「ROG Ally」の上部には通気口があり、背面にも通気口が設けられています。

IMG_1005.1.jpg
IMG_0969.jpgIMG_0978.jpg
「ROGデザイン」を施した通気口がユニークで面白いです。

本体上部のインターフェース周りを見てみます。

右から「ヘッドホン / ヘッドセット / マイクジャック」、「microSDカードスロット(最大UHS-IIに対応)」、「ROG XG Mobileインターフェース」、「USB3.2 GEN Type-C / DisPlayPort1.4 / 電源入力」が備えています。

IMG_1046.1.jpg
また、右から「音量ボタン」、「2色バッテリーインジケーター」、「電源ボタン / 指紋センサー」が配置されています。 

IMG_1053.1.jpg
「USB3.2 GEN Type-Cポート」は1基のみで、複数のUSBを接続したい場合は別途「USB C ハブ」を用意する必要があります。

一般的な「USB C ハブ」でも問題なく対応します。 

IMG_1013.jpg
それでは「ROG Ally」を起動してみます。

「ROG Ally」を起動!


「電源ボタン」を長押しして起動します。

IMG_1079.1.jpgIMG_1094.1.jpg
いつも通り「Windows 11」のインストール手順に従います。

IMG_1124.1.jpgIMG_1129.1.jpg
インストールが完了しました。

デスクトップ画面は以下のようになります。

IMG_1152.1.jpg
マイクロソフトのアカウントにログインしておくと、システムが同期され、通常通りご利用いただけます。

そのままASUS独自ゲーミングユーティリティーアプリ「Armoury Crate SE」もインストールしておきましょう。

IMG_1155.1.jpgIMG_1162.1.jpg
「Game Library」は、現在インストールされているゲームやアプリを表示し、素早く起動できます。

IMG_1174.1.jpgIMG_1180.2.jpg
後ほど「鉄拳7」をプレイしたいのでインストールしておきます。

「Steam」のライブラリ画面はこのようになります。

IMG_1243.1.jpg
画面の左側に「コマンドセンター」があるので押してみます。

IMG_1190.2.jpg
IMG_1278.1.jpgIMG_1296.1.jpg
各設定項目には、「コントロールモード」や「コマンドセンターの編集」、そして「ROG Allyのセットアップ」があります。

IMG_1304.1.jpgIMG_1310.1.jpg
IMG_1312.1.jpgIMG_1317.1.jpg
IMG_1321.1.jpgIMG_1325.1.jpg
コントロールモードでは、パッドの操作に関するカスタマイズが可能で、「ゲームパッドモード」と「デスクトップモード」でそれぞれ異なる設定ができます。

キーマッピングやトリガー感度などが自由に調整できます。

コマンドセンターの編集では、表示項目に関する設定が行えます。

項目の増減や順序の変更がシンプルに行えます。

ライティング設定を見てみます。

IMG_1281.1.jpgIMG_1284.1.jpg
IMG_1299.1.jpg
「左右スティック」のLEDはお好みのカラーを選ぶことができます。

IMG_1451.1.jpg
本体の概要、設定の準備が終わったところで「ROG Ally」のパフォーマンスを見ていきます。

「ROG Ally」のパフォーマンスを検証!


システムデバイスの仕様は以下の通りです。

ROG ALLY.temp.4.jpg
早速ベンチマークアプリ「3D-MARK」を起動します。

IMG_1329.1.jpg
IMG_1334.1.jpg
「SpeedWay」はレイトレーシングスコア(光源処理)を測定するもので、スコアは「340」と低い結果となりました。

動作中は非常に重く、「ROG Ally」の単体では処理しきれないようです。 

快適にレイトレ対応ゲームをプレイしたい場合は、別途「ROG XG Mobile」の拡張を試してみると良いでしょう。

引き続きベンチマーク測定を行います。(過去データを参考にしています)

IMG_1340.1.jpg
ROG ALLY 3D-MARK.jpg
GPU性能は「GTX1050Ti」クラスとなりました。

CPU性能を検証するために、「Cinebench R23」を使用します。

IMG_1344.1.jpgIMG_1349.1.jpg
ROG ALLY R23.jpg
その結果、「Core i5-13400F」と比較してわずかに性能が劣り、一方でゲーミングCPUに特化した「Ryzen 7 5800X3D」よりも高いスコアを出すことができました。 

ゲーム性能を見てみます。

SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」 
IMG_1352.1.jpg
ROG ALLY シャドウ.jpg
「3D-MARK」と同様に、ゲーム性能は「GTX 1050 Ti」と同等になりました。 

使ってみた感想


「ROG Ally」で「鉄拳7」を試しました。

IMG_1194.1.jpgIMG_1233.1.jpg
画面はわずか「7インチ」ですが、フルHDでも充分な鮮明さがあり、120Hzの高速駆動液晶が非常に滑らかで快適です。

IMG_1525.jpg
画面に近づけても粗さは気になりません。

繊細で文字も読みやすく、仕事の際にも対応可能な解像度です。

オプションにて解像度を「1080P」または「720P」のいずれかを選択することができます。 

IMG_1534.1.jpg
実際にゲーム画面で違いを見てみます。

上「1080P」

IMG_1541.3.jpg
IMG_1541.6.jpg
下「720P」

IMG_1556.3.jpg
IMG_1556.6.jpg
バッテリーの持ちやフレームレートのカクツキが気になる場合は、「720P」でのプレイをオススメします。

静止画像では粗が目立ちますが、実際のプレイ中には不思議とそれが気にならないと感じることでしょう。

ゲームの音はラジオのようにうるさくなく、中高音が程よく感じられ、聴き疲れがありません。 

IMG_1484.jpgIMG_1491.jpg
「鉄拳7」をプレイ中に気になった点が、「ROG Ally」の背面にある「M2=マクロボタン2」がプレイに大きな支障をきたします。

具体的な症状としては、「マクロボタン2」と「方向ボタン」を同時に「誤押し」した瞬間に、「デスクトップ画面」へ強制的に切り替わります。

この際、音声のみが聞こえ、バックグラウンドには「プレイ続行」されている状態になります。 

左右の「マクロボタン」を無効に設定しましたが、ゲーム中では「無効」が反映されないため、仕方なく「マクロボタン」を避けながらプレイしました。

せっかくの自然な握り心地が、逆に不自然な握り方に変わってしまうので、プレイに大きな支障をきたします。 

次は「Cinebench R23」のベンチマークを「10分間連続」で実行します。

ベンチマーク測定中の本体の温度を見てみます。(室温15℃)

ROG ALLY.temp.3.jpg
スタート直後、急激に「96℃台」まで上昇しますが、しばらくすると「平均77℃前後」で安定します。

ROG ALLY.temp.1.jpg
本体の外部の様子をサーモグラフィ画像で確認します。

上部の「通気口」は「50℃」を超えますが、背面の「通気口周辺」は「37℃」程度で、人肌に近い温度となりました。

したがって、ゲーム中に本体が熱くなりすぎて持ちにくくなるといった事態はなく、手袋が必要とされることもありません。

安心してプレイに集中できます。

ROG ALLY.temp.5.jpg
緊急時に「仕事」として活用できるか試してみました。

「USB Type-Cケーブル」を1本使用して、「ポータブルモニター」を接続することができます。

IMG_1585.jpg
写真では「ROG Ally」と「ポータブルモニター」が同じ画面で映っていますが、「デスクトップ画面」では「ポータブルモニター」が優先され、「ROG Ally」の画面は映らなくなります。

IMG_1591.3.jpg
また、「大きな画面」や「拡張」といった機能を活用する場合は、「HDMIケーブル」を接続して効率性を高めることができます。

良かったところ


❶ 画面は美しく、繊細で滑らかです。

「7インチディスプレイ」は輝度500nitと120Hzを採用し、ゲームと仕事の両方に対応していますが、指での操作により指紋がつきやすい点には注意が必要です。

❷ 操作性は非常に良好で、自然な握り心地が快適です。

ただし、一部のゲームでは「マクロボタン」と「方向ボタン」を同時に誤って押すと、強制的にデスクトップ画面に戻る可能性があるため、注意が必要です。

❸ 本体の重量は軽いです。(実測614g) 

ノートパソコンや10インチタブレットと比較しても軽量で、気軽に持ち運べます。

❹ 「Windows11搭載」でPCと同様の使用感があります。

Armoury Crate SEが推奨されていますが、Windows 11デスクトップ画面としても使用可能で、新しい機能や配置を覚える必要がありません。

Armoury Crate SEは直感的でわかりやすいため、すぐに馴染めます。

❺ 高負荷時でも本体は熱くなりません。

外部通気口の上部は50℃を超えますが、背面周辺は37℃程度で、ゲームプレイ中に本体が過熱して持ちにくくなる心配はありません。

❻ ポータブルゲーム機としては十分な性能を備えています。

最大性能を引き出すには充電器に接続する必要がありますが、処理性能を最大限に利用するために接続したまま使用できます。

残念な点、注意する点


❶ バッテリーの持ちが悪いです。

特に「Turboモード時」には急速に残量が低下します。

解像度を下げたり省エネモードに切り替えるなど、個別に調整が必要です。

❷ 左右のマクロボタンを完全に無効化できません。

「ROG Ally」のゲームプレイ中に問題が発生します。

背面の「マクロボタン」と「方向ボタン」を同時に誤って押すと「デスクトップ画面」に切り替わり、バックグラウンドでプレイが続行される状態になります。

❸ ストレージとメモリの不足感があります。

「512GB」のストレージは最新の大容量ゲームに対して不足を感じます。

「16GB」のメモリモデルしかないため、特に「VRAM」に不安があります。

❹「Bluetoothマウス」が必要です。

「指での操作」が主体なのでないと操作が難しいです。

❺ 単体では拡張性が低いです。

「USB Type-C ハブ」などの別売りアクセサリーを使用しない限り機能の拡張が難しいです。

総評


「ROG Ally」は「美しい画面」、「優れた操作性」、「軽量で持ち運びが簡単」なポータブルゲーム機としての強みがあります。

「Windows11搭載」で直感的な操作が可能で、高負荷時でも本体が過熱することはありません。

ただし、バッテリーの持ちが悪く、「Turboモード時」には注意が必要です。

また、「マクロボタン」の「無効化」が完全でないため、ゲームプレイ中に問題が発生することがあります。

「ストレージ」、「メモリ不足」、「Bluetoothマウス」の必要性には留意が必要ですが、外部アクセサリーを駆使することでこれらの課題を解決できます。

さあ、年末年始の休暇は「ROG Ally」と共に過ごしてみませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

ASUS ゲーミングPC ROG Ally RC71L 7インチ Ryzen Z1 Extreme メモリ16GB SSD512GB リフレッシュレート120Hz Windows11 ポータブル 重量608g ホワイト RC71L-Z1E512

新品価格
¥107,000から
(2023/12/19 12:50時点)



主な仕様


インチ : 7.0型(120Hz)
CPU : Ryzen Z1
OS : Windows 11 Home
メモリ : 16GB/16GB(標準/最大)
ストレージ : SSD : 512GB 
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E)
Bluetooth 機能:Bluetooth 5.1
バッテリー駆動時間約10.2時間
バッテリー充電時間約1.6時間
消費電力消費電力:最大約65W
サイズ幅280.0mm×奥行き111.38mm×高さ21.22〜32.43mm

関連商品


ASUS ROG Ally ゲーミングPC ROG Ally 7インチ Ryzen Z1 メモリ16GB SSD512GB リフレッシュレート120Hz Windows11 ポータブル 重量608g ホワイト RC71L-Z1512

新品価格
¥87,432から
(2023/12/19 12:50時点)


ASUS ROG Gaming Charger Dock ブラック 最大3,840x2,160 ケーブル長:約2m 幅68mm×奥行き33mm×高さ49mm 本体: 約145g, ケーブル: 約70g AC100-240V 50/60Hz 電源 ACアダプター 充電器 HDMI 【日本正規代理店品】ROG_65W_CHARGERDOCK

新品価格
¥10,073から
(2023/12/19 12:51時点)



トレンドアイテム


ブラック・ラグーン(13) (サンデーGXコミックス)

新品価格
¥693から
(2023/12/19 12:54時点)


【Switch用追加コンテンツ】ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝 |オンラインコード版

新品価格
¥3,150から
(2023/12/19 12:55時点)


2023年12月04日

【小さなトランスフォーマー】NCASE社「M1 EVO v1.0」をレビュー

IMG_0746.jpg
今回ご紹介するのは2023年7月に発売されたMini-Itx小型PCケースNCASE社「M1 evo v1.0=以下、M1 evo」です。

価格は265ドルです。(発売当初)

現在は「v1.0」が生産終了して「V1.1」にバージョンアップしました。

対応マザーボードは「Micro-ATX / Mini-ITX / DTX / Deep-ITX」になります。

m1.evo.3.jpg
NCASE社「M1 evo 」のHPはこちら


ラインナップは以下の通りです。

m1.evo.jpg
ケースラインアップは全4種類用意しています。

カラーバリエーションは「ブラック」「シルバー」の2種類です。

レイアウトは1台でライザーケーブルを用いた「サンドウィッチ」と「リファレンスレイアウト=直挿し」の2パターン構成が可能です。

また上下反転などパーツに応じて様々なエアフローを最適化することができます。

「M1 evo」の特長


「M1EVO」はSmall Form Factor(SFF)のアイコンである「M1 Classic」のリマスター版です。

「FormD」の製造支援により実現されたこの製品は、「M1 Classic」よりも素材がアップグレードされ、3つのレイアウトをサポートするように設計されています。

「互換性」、「熱天井」と製造品質において大きな改善がされています。

主な仕様としては「3-15mm」のアルミニウム素材を使用し「CNC加工」および「アノダイズ処理」が施された製品本体と「1.0mm」の鋼材を使用し「パウダーコート仕上げ」のサイドパネルが含まれます。

サイズは「366×160×256mm(長さ×幅×高さ)」、容積は「14.99リットル=約15L」です。

開封の儀


IMG_0001.jpg
IMG_0016.jpgIMG_0030.jpg
IMG_0031.jpgIMG_0043.jpg
IMG_0050.jpgIMG_0068.jpg
IMG_0484.1.jpg

外観(完成)


IMG_0432.jpgIMG_0441.jpg
IMG_0445.jpgIMG_0450.jpg
IMG_0494.1.jpgIMG_0508.1.jpg

Formd T1のDNAを引き継ぐ!


IMG_0394.jpgIMG_0386.jpg
フロントパネルの塗装はサラサラしており、色むらのない高品質な塗装技術が感じ取れます。

また、アルミパネルの厚みが増し、ボディの剛性がFormd社「T1 v2」と比べて向上したと感じます。

完成形ですが大きさを見てみます。

「M1 evo」の容量は「15L」です。

「M1 evo」のサイズは「W16mm x H25.6mm x D36.6mm」になります。

ちょっと並べてみます。

右、Formd社「T1 v2」・・・W135mm×D335mm×H220mm

IMG_0463.jpgIMG_0484.jpg
この比較から「T1 v2」と比べると、約二回り大きく感じます。

ASUS社の「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」など、標準的なサイズの「RTX4090」が収まることを考慮すると、「M1 evo」はウルトラハイエンドVGAが収まる最小ケースと言えるでしょう。

右、「C4-SFX」・・・W216mm ×D398mm×H311mm

IMG_0468.jpgIMG_0476.jpg
「C4-SFX」と比較すると「M1 evo」はわずかに背が低く、全長がわずかに長くなります。

それではパーツを1つずつ組み立てていきます。

組み立て作業開始!


取扱説明書は同梱されていませんが、NCASE社のサイトに組み立てマニュアルが用意されていますので、順番に組み立てていきます。

ただし、作業説明のため、パーツの手順が前後する場合がありますので、ご了承ください。

まず最初に決めておかなければならないのは・・・

@「空冷クーラー / 簡易水冷」+「4スロットVGA」

A「大型空冷クーラー」+「4スロットVGA」

B「本格水冷」+「4スロットVGA」

C「本格水冷」+「水冷VGA」 

の構成によって使うパーツや順番が変わってきますので、あらかじめ構成を決めてから組み立てていくと良いでしょう。

筆者は@「簡易水冷」+「3スロットVGA」の構成で組み立てていきます。 

PC構成

【PCケース】「M1 evo v1.0」

【CPU】AMD社「7950X3D」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「DOMINATOR PLATINUM RGB 32GB 2x16GB DDR5 DRAM 6200MHz」

【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」

【PSU】コルセア社「SF750 Platinum」

【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」

【ファン】Thermalright社「TL―B12 120mm」

組み立てマニュアルはこちら


「T1 v2」とは異なり、あらかじめ複数のパーツが最初から組み込まれているので、パーツの点数がさらに減り、組み立てがより簡単になりました。 

最初に「フロントパネル」「リアパネル」「マザーボードトレイ」を固定します。

IMG_0089.jpg
IMG_0094.1.jpg
IMG_0110.1.jpg
4か所のネジを締めると、このようになります。

IMG_0103.jpg
「フロントIO」に4本のケーブルを並べて固定します。

IMG_0129.1.jpgIMG_0135.1.jpg
このアダプターは外部のType Cメスからオスへのケーブルに接続するために設計されています。

IMG_0144.1.jpg
IMG_0151.jpg
前面に4つもUSBを備えているので頻繁な抜き差しが楽です。

「電源ユニット」に「ブラケット」を取り付けます。

IMG_0160.jpg
IMG_0164.jpg
「電源ユニット」を固定する際には、あらかじめ「ファンブラケット」を外しておきます。

IMG_0177.1.jpgIMG_0171.jpg
取り付けると、このようになります。

IMG_0181.jpg
「電源延長ケーブル」を取り付けます。

IMG_0188.jpg
簡易水冷クーラーは以下の写真のように取り付けます。

IMG_0238.jpg
IMG_0226.jpgIMG_0191.jpg
「ファンブラケット」は組み立てパターンによって使い分けます。 

「マザーボードトレイ」には2つの追加固定ネジを取り付けます。

IMG_0200.1.jpg
「空冷クーラー」の場合は、上の位置で固定します。

IMG_0208.jpg
「簡易水冷クーラー」の場合は、「ファン+ラジエーター」のスペースを確保するため、下の位置で固定します。
 
IMG_0220.jpg
グラフィックボードを垂直に設置する場合は、プレートを取り外してください。 

IMG_0257.1.jpg
IMG_0250.jpgIMG_0241.1.jpg
「ボトムパネル」に「ゴム足」を取り付けます。

IMG_0277.jpgIMG_0266.jpg
「PCIeブラケット」と「PCIeケーブル」を取り付けます。

IMG_0296.jpgIMG_0292.jpg
「PCIeブラケット」と「PCIeケーブル」の取り付けは最後に行うと、位置が分かりやすくなります。

ひと通り組み立てると、このようになります。

IMG_0309.jpg
「RTX4090」を換装する前に「柵」を外します。

IMG_0321.1.jpg
「グラフィックボード」との接触を防ぐために、マスキングテープを貼り付けて傷をつけないようにしましょう。

IMG_0331.jpg
「柵」を外すことで、グラフィックボードを簡単に取り付けることができます。

IMG_0376.1.jpg
マザーボードのVGAスロットに「PCIeケーブル」を挿し込み、同時に「PCIeブラケット」も取り付けてください。

IMG_0356.jpg
「電源ケーブル類」を整理しながらまとめて収納します。

IMG_0370.jpg
IMG_0363.1.jpg
「ボトムパネル」を取り付けて、組み立てが完了しました!

IMG_0414.jpg
「電源ユニット」のスペースに余裕があるため、全長130mmの「SFX-L」も簡単に取り付けることができます。 

IMG_0394.jpg
IMG_0386.jpg
最後に「サイドメッシュパネル」をはめて完成です!

IMG_0422.jpg
細かなパーツはあらかじめ組み込まれていたため、組み立てにかかる所要時間は約3時間ほどでした。

使ってみた感想


組み立てが完成して気づいたことですが、「全方位メッシュパネル」を採用しているにもかかわらず、リアの開口部が大きく開いており、これによってエアフロー効率が向上しました。

最初はインテリア的には開口部をDIYで塞ごうと考えましたが、ハイエンドパーツを最大限に活かすために、そのままにして冷却性能を重視することにしました。

早速、冷却性能を検証してみます。

「Cinebench 2024」ベンチマークを使用して「M1 EVO v1.0」の冷却性能を確認してみます。

「Cinebench 2024」のベンチマークを「10分間連続」で実行します。

m1.evo.R2024.GPU.Temp.4.jpg
GPUスコアは「32982」、マルチスコアは「1904」、シングルコアは「108」となりました。

m1.evo.R2024.CPU.Temp.3.jpg
m1.evo.R2024.CPU.Temp.2.jpgm1.evo.R2024.GPU.Temp.jpg
「CPU」の温度は「MAX:79.3℃」で、平均は「75℃」となり、十分に冷却されていることが確認されました。

驚くことに、「GPUホットスポット温度」は「MAX:51.3℃」で、平均は40℃台前半という、ほとんど熱くならないほどエアフロー効果が活かされています。

PC外部の様子はこのようになります。

m1.evo.R2024.GPU.Temp.5.jpg
m1.evo.R2024.GPU.Temp.6.jpg
m1.evo.R2024.GPU.Temp.7.jpg
リアパネルの広大な開口部による効果が大きく反映されていると考えられます。

良かったところ


❶CNCアルミニウムシャーシは堅牢で高品質なCNCアルミニウムシャーシが特徴で、耐久性があります。

❷空冷と液冷の両方のサポートしている。

空冷および液冷システムのどちらでも利用可能で、冷却の柔軟性があります。

❸ITXとmATXの両方のマザーボードサポートしている。

ITXおよびmATXの両方のマザーボードをサポートすることで、異なる構成オプションを提供しています。

❹ボディの塗装はなめらかで、各アルミニウムパーツがしっかりとした厚みで全体的にボディの剛性を向上させています。

❺パーツの数は「Formd T1」と比較してさらに少なく、組み立てにかかる時間を大幅に短縮できます。

❻ 大容量のストレージが換装可能です。

最大9台の2.5インチドライブまたは3台の3.5インチドライブの構成・・・この場合、使用するコンポーネントに応じて、最大で9台の2.5インチドライブまたは3台の3.5インチドライブを取り付けることができます。

最大15台の2.5インチドライブまたは5台の3.5インチドライブの構成(別途キットが必要)・・・別途キットが必要ですが、特定の構成においては、より多くのドライブを追加できます。

最大で15台の2.5インチドライブまたは5台の3.5インチドライブをサポートしています。

このオプションにより、ストレージの拡張性が向上します。

残念な点、注意する点


❶ mATXマザーボードを搭載する際にはいくつかの制約が生じます。

主なものはリファレンスレイアウトと空冷であり、これにより拡張性が制限されます。

❷ 「PCIeケーブル」を使用する際、CPUクーラーの総高は「50mm以内」に制限されます。

特に「Low Profile Cooler(低プロファイルクーラー)」の場合はサイズ確認が必須です。

❸ 「反転 / 反転レイアウト」は注意が必要です。

「反転 / 反転レイアウト」では「全高135mmサイドクーラー」の真上にファンブラケットを取り付けることができず、慎重な取り扱いが必要です。

❹ サイドケースファンの制約があります。

サイドケースファンを取り付ける場合、「全高135mmサイドクーラー」の真上に取り付けることができず、制約が生じます。

総評


「M1EVO」は優れたブティックITXケースですが、mATXマザーボードの使用時に一部制約が生じ、冷却設定の選択によってはパフォーマンスに影響があります。

高品質な製造材料、冷却オプションの柔軟性、異なるマザーボードフォーマットのサポートを組み合わせ、M1EVOはユーザーに優れた選択肢を提供します。

特にエントリー価格のITXマザーボードの需要が高まる中、競争力のある製品と言えます。

ただし、現時点では海外サイトのみでの販売となっており、国内での入手が難しいです。

それでも「M1 EVO」は個人輸入の一環として検討する価値があります。

年末年始は「M1 EVO」と共に過ごしてみませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

主な仕様


寸法・・・W160mm ×D366mm×H256mm
重量・・・3.5kg
容量・・・14.9L
GPUサイズ・・・M1構成:142 x 359mmまで、4スロット対応(Nvidia 4090 Founders Editionは180度のアダプターが必要)
M1反転構成:142 x 359mmまで、4スロット対応(Nvidia 4090 Founders Editionは180度のアダプターが必要)
M1垂直GPU構成:165 x 359mmまで、4スロット対応(別途キットが必要)
CPUクーラーサイズ・・・M1構成:4スロットGPUで最大高さ135mmまで
M1反転構成:4スロットGPUで最大高さ135mmまで
M1垂直GPU構成:4スロットGPUで最大高さ50mmまで

Power Supply・・・
❶SFX電源
❷SFX-L電源
❸ATX電源(別途キットが必要で、270mmより長いGPUに対しては最大140mmの深さのATX電源に制限があります)

関連商品


Fractal Design Terra Graphite mini-ITX SFX電源対応 PCケース グラファイト FD-C-TER1N-01 CS8273

新品価格
¥31,170から
(2023/12/4 19:41時点)


ASUS スモークガラス製フルタワーケース GR701 ROG HYPERION/EATX/国内正規代理店品

新品価格
¥61,111から
(2023/12/4 20:04時点)



トレンドアイテム


ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅 -Switch

新品価格
¥6,917から
(2023/12/4 20:05時点)


【PS5】ドラゴンズドグマ2

新品価格
¥8,091から
(2023/12/4 20:05時点)


 

2023年11月26日

【美しき最終進化形】ASUS社「ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO」をレビュー

IMG_1308.1.jpg
今回ご紹介するのは2023年10月20日に発売されたASUS社のINTEL社チップセットZ790 Refreshを搭載したATX「ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO=以下Z790 DARK HERO」のフラッグシップ、ゲーミングマザーボードです。

「ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO」の詳細はこちら


価格は109,800円です。(税込)【ASUS様より貸出提供】

「Z790 Refresh」の大きな進化は2つ!


外観は前モデル「HERO」とほぼ同じですが主な変更点はチップセットに関連しています。

チップセットは「M.2スロット」と「ヒートシンク」を共有し、特に「PCIe 5.0 x4」をサポートする専用の「M.2_1ヒートシンク」を備えています。

これらの微調整により、マザーボードは前モデル「HERO」の「VRM設計」を保持しつつ、より洗練された外観を持つようになりました。

❶新しい「Z790 DARK HERO」は「WiFi-6E」から「WiFi-7標準」にアップグレードされており、「Wi-Fi 7」は速さが「Wi-Fi 6」と比べて約5倍速くなりました

ASUS WiFi Q-Antenna指向性アンテナも再設計され、アンテナを取り付ける際に留め具を回す手間が省かれ、簡単に取り付けられるようになりました。

❷「Bluetooth」も「Bluetooth 5.3」から「Bluetooth 5.4」にアップグレードされました。

これから第14世代インテルCPUを導入する予定の場合、第12世代から第14世代までサポートする『Z790 Refresh』を選択することがオススメします。

「ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO」の特長


❶Intel Z790チップセット搭載・・・このマザーボードは最新のIntel Z790チップセットを採用しており、高性能な機能を提供します。

❷第14世代Intel Coreプロセッサー対応・・・このマザーボードは第14世代のIntel Coreプロセッサーと互換性があり、最新の処理能力を活用できます。

❸ATXフォームファクター・・・マザーボードのフォームファクターはATXで、多くの拡張スロットとコネクターを提供しています。

❹定格90Aの20+1パワーステージ・・・高電力の要求に対応するために、このマザーボードは90Aのパワーステージを20+1個備えており、高性能な電力供給を実現します。

❺合金チョーク、プレミアム金属コンデンサー、および ProCool II 電源コネクター・・・マザーボードの電源部分には、合金チョークやプレミアム金属コンデンサーが使用され、信頼性の高い電力供給を提供します。また、ProCool II 電源コネクターも搭載されています。

❻拡大されたVRMヒートシンクとアルミ製I/Oカバー、高伝導サーマルパッド、M.2ヒートシンク、M.2バックプレートがシステムを強力に冷却・・・冷却性能が向上しており、高い負荷下でも安定した動作をサポートします。

❼DDR5-8000+(OC)・・・DDR5メモリに対応し、高速メモリをサポートします。さらに、オーバークロックによりDDR5-8000以上の速度が実珸できます。

❽PCIe 5.0 スロット、PCIe 5.0 M.2スロット装備・・・PCIe 5.0規格に対応するスロットを搭載しており、高速な拡張カードやM.2 SSDの接続が可能です。

❾オンボードThunderbolt 4 (USB Type-C) 搭載・・・Thunderbolt 4ポートがオンボードで提供され、高速データ転送や外部デバイスの接続が容易です。

❿最大60WのQuick Charge 4+に対応したUSB 20Gbps Type-Cフロントパネルコネクター搭載・・・フロントパネルには高速充電をサポートするUSB Type-Cコネクターが搭載されており、便利な充電オプションを提供します。

⓫Intel 2.5G LAN + Wi-Fi 7・・・高速なネットワーク接続を実現するために、Intel 2.5G LANとWi-Fi 7が搭載されています。

⓬Q-Antenna、PCIe Slot Q-Release、M.2 Q-Latch、事前取り付け済みI/Oシールド・・・インストールと接続の簡素化を図るため、さまざまな便利な機能が組み込まれています。

⓭AI Cooling、AI Networking、双方向AIノイズキャンセル・・・人工知能を活用した冷却、ネットワーキング、ノイズキャンセル機能が提供され、システムの最適なパフォーマンスと信頼性を実現します。

開封の儀


IMG_0505.jpgIMG_0509.jpg
IMG_0519.jpgIMG_0593.jpg
IMG_0568.jpgIMG_0581.jpg
内容物
Cables
1 x ARGB RGB extension cable
4 x SATA 6Gb/s cables
Additional Cooling Kit
1 x Thermal pad for M.2
1 x DDR5 fan holder
Miscellaneous
1 x ASUS WiFi Q-Antenna
3 x M.2 backplate Q-Latch packages
3 x M.2 backplate Rubber Packages
1 x Q-connector
1 x ROG stickers
1 x ROG key chain
1 x M.2 rubber package
1 x ROG VIP card
Installation Media
1 x USB drive with utilities and drivers Documentation
1 x Quick start guide

外観


IMG_0523.jpgIMG_0536.jpg
IMG_0558.1.jpg

「ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO」をチェックする


IMG_0605.jpg
「Z790 DARK HERO」は信頼性の高い電源供給、高速なストレージとメモリ、そして効果的な冷却機能により優れたパフォーマンスを実現します。

IMG_0612.jpg
美しい鏡面状の「VRM」と「アルミ製I/Oヒートシンク」はMOSFETとチョークに取り付けられており埋め込みヒートパイプを介してアルミ製I/Oカバーに接続されています。

これにより熱を放散するための質量と表面積が増加します。

またチップセットは「M.2スロット」と「ヒートシンク」を共有しており「PCIe 5.0 x4」をサポートする専用の「M.2_1ヒートシンク」を備えています。
IMG_0632.1.jpg
「20+1+2基」のパワーステージ(各105A)は電力供給を管理するために20個のフェーズと1個の補助フェーズを組み合わせています。

これにより電力供給が安定し高負荷のワークロードに対応できます。

ハイサイドとローサイドの「MOSEFT」と「ドライバ」を1つにまとめることで、より強力な電源VRMが搭載されているため起動の安定性が向上しオーバークロックなどの耐性も高まります。

IMG_0640.jpg
「電源端子」は第14世代CPUの最大24コアのオーバークロックにも対応するために「8PIN×2」が装備されています。

IMG_0622.jpg
最大で4つのDDR5メモリモジュールを換装することができます。

最大192GBの容量で、8000MHz(OC)までのデュアルチャネルメモリキットに対応しています。

「DIMM FLEX」はDDR5メモリのオーバークロックをサポートし温度に応じてパフォーマンスを調整します。

一方、「AEMP II」はXMPやEXPOプロファイルを持たないPMIC制限メモリモジュールで最高のメモリパフォーマンスを提供します。

どちらもシステムの安定性を確保しながら柔軟なメモリ調整を可能にし異なるメモリモジュールを組み合わせた4-DIMM DDR5 RAM構成の最適化が容易です。

「Z790 DARK HERO」には緊急時に役立つQ-CODE(エラーコード)が搭載されています。

IMG_0648.1.jpg
IMG_0674.jpg
「Q-CODE」を使用して、マザーボードに一般的な部品の取り付けの問題やコンポーネントの問題を特定します。

IMG_0656.1.jpg
「電源ボタン」と「FlexKeyボタン」を備えています。

「FlexKeyボタン」は「リセット」「Safe Boot」「Auraオン/オフ」など任意の機能を割り当てることができます。

「FlexKeyボタン」は工場出荷時「リセット」ボタンに設定されています。

機能の割り当ては「UEFI BIOS Utility」で設定することができます。

IMG_0664.1.jpg
高速なデータ転送を実現する「USB3.2 Gen2 コネクタ」が装備されています。

また「SATA」ポートは「SSD m.2」の使用を前提としておりストレージ接続に関しては「4基」に減少しました。

IMG_0680.jpg
下部にはスイッチボタン「F-PANEL」「ファン / ポンプヘッダー」「液冷システムヘッダー」「USB 20Gbpsコネクター」「USB 2.0コネクター」「温度センサーヘッダー」「ストレージドライブアクティビティLED」が備えられています。

IMG_0686.jpg
「アドレサブルGen2ヘッダー」「オーディオヘッダー」「PCIeモード変更スイッチ」が備えられています。

オーディオ周りを見てみます。

IMG_0711.jpg
SUPREMEFXはハードウェアとソフトウェアの融合により優れたオーディオを提供します。

「Z790 DARK HERO」にはALC4082コーデックが搭載され最大32ビット/384 kHzの高解像度再生が可能です。

フロントパネルの出力は統合されたSavitechアンプを経由してストリーミングされ、高品質なオーディオ再生が実現されます。

「ストレージ」の周りを見てみます。

2枚のパネルに合計5枚の「M.2ストレージ」が換装できます。

順番に外してみます。

IMG_0805.jpgIMG_0836.2.jpg
IMG_0833.jpg
「M.2-1スロット」から「M.2-3スロット」までは、裏面に「M.2」を両面冷却する「冷却シート」が装備されています。

「M.2ストレージ」を5つ搭載することで煩わしい「SATAポート」の数を減らし時代に合わせたアップデートを実現します。 

IMG_0855.jpg
パネルの裏面にも「冷却シート」が装備されています。 

大型のアルミヒートシンクは、取り付けられたM.2ドライブの冷却に十分な表面積を備え、各オンボードスロットには効果的な熱除去をサポートするバックプレートが備えられています。 

「Q-Latch」という革新的な機能により「M.2 SSD」の装着が非常に簡単になりました。

この設計ではシンプルなロック機構を使用してドライブを固定するため従来のネジが不要となっています。

IMG_0820.1.jpg
PCIeスロットを見てみます。

IMG_0708.jpg
PCIeスロット.png
PCI Expressスロット部分には金属プレートが使用されています。

これにより、グラフィックボードの自重による垂れ下がりを防ぐだけでなく、グラフィックボードの交換時にも通常の1.6倍の強度を持つことが可能です。

ただし最近の大型のハイエンドグラフィックボードを支えるにはリスクが高いため十分な補強が必要です。

IMG_0735.1.jpg
IMG_1141.jpg
グラフィックボードをマザーボードから取り外す際には「Q-Releaseボタン」を押して「ツメ=ロック」を横にスライドさせることで損壊を防ぎます。

下段の「PCIeスロット」は、デュアル使用時に「PCIe 5.0×8」に割り当てられます。

また、「PCIe 5.0×16スロット」と「M.2 Socket3」第1スロット(M.2-1)は帯域幅を共有しています。

「M.2-1スロット」にSSDを取り付けた場合、上段の「PCIe 5.0×16スロット」は×8モードに設定され、下段の「PCIeスロット」は無効になります。 

IMG_0698.jpg
ネットワーク周りを見てみます。

付属の「WiFi 7アンテナ」は安定して垂直に立てることができます。

「Q-アンテナ」が新しくなりました。

アンテナを取り付けるために2つの留め具をゆっくり回す必要はなく、留め具は簡単に取り付けられます。

「Q-アンテナ」を使用すると、PCにWiFiアンテナを取り付ける作業が迅速で簡単になります。

IMG_0759.jpg
対応するバンドは「2.4 / 5 / 6GHz」です。

*注意:Wi-Fi 7は現在、日本では対応していません。

Bluetoothは「バージョン5.4」まで対応します。

IMG_0745.1.jpg
2つのUSB Type-Cポートは、それぞれ「Thunderbolt 4」をサポートしています。

「BIOS FLASHBACKボタン」は簡単で安全なBIOSのアップデート方法です。

「UEFI BIOSファイル」をFAT32フォーマットのUSBメモリに保存し「USB BIOS FlashBackポート」に挿入してボタンを押すだけでアップデートが可能です。

「メモリ」や「CPU」が搭載されていなくても使えます。

「CMOSクリアボタン」は「BIOS設定」を瞬時に工場出荷時の状態に戻すために使用されます。

また不適切なBIOS設定によってPCが正しく起動しない場合にも、このボタンを押すことで問題を解決できます。

最後に、小さな変更があります。

「USBコネクタ」の表記が変更されました。

これからは「10G USB=赤」 と 「5G USB=青」と表記され、初めて見た際でもその能力が一目で分かるようになりました。

「14900K」を換装してレバーを下げて完成です。

IMG_1109.jpg
それでは起動して「BIOS画面」を見てみます。

「BIOS」の起動の仕方は電源投入時に「F2」を押し続けてください。

DARK HERO BIOS.1.jpg
トップ画面になりPCスペックが確認できます。

「F7」を押して「詳細設定モード」に切り替えます。

DARK HERO BIOS.2.jpg
メモリの「オーバークロック」は簡単操作で行えます。

DARK HERO BIOS.3.jpg
CPU温度によって内部ファンをコントロールする「Q-Fan」を使って回転数を変更したり複数のファンを一括設定することができます。

DARK HERO BIOS.5.jpg
もしも騒音が気になったら「サイレントモード」に設定おきましょう。 

DARK HERO BIOS.4.jpg
「Resizable BAR」は「UEFI」ならばデフォルト設定時では「有効」になっていますので、そのままお使いいただけます。

「Resizable BAR」の詳細はこちら!


デスクトップ画面になったらASUSユーティリティソフト「Armoury Crateがアナウンスされるのでダウンロードしておきましょう。

ユーティリティソフト.1.jpg
「トップ画面」では「CPU周波数」「CPU温度」「ファンスピード」「AURA照明」など一括管理できます。

またパフォーマンスの調整や関連するアプリや機能の設定やシステムの稼働状況の把握が可能です。

❶基本画面

ARC-DARK-HERO.1.jpg
❷温度 ❸使用率

ARC-DARK-HERO.2.jpgARC-DARK-HERO.3.jpg
❹ファン ❺電圧

ARC-DARK-HERO.4.jpgARC-DARK-HERO.5.jpg
ASUS製品では、「ゲーミングモニター」「キーボード」「ヘッドセット」といったデバイスも一括管理可能ですので、統一感を味わうことができます。

次はマザーボードの「内部温度」を見てみます。

「Z790 DARK HERO」のパフォーマンスを検証



「Cinebench R23」ベンチマークを使用して「Z790 DARK HERO」のパフォーマンスを確認してみます。

「14900K」は現行CPUの中で最も熱く電力も大きいのがデメリットです。

「Z790 DARK HERO」のポテンシャルを確かめるために敢えて厳しい条件下でテストを行います。

ASUS Z790 DARK HERO.spec.jpg
PC構成

【PCケース】「STREACOM BC1 V2 Open Benchtable Titanium」

【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」

【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」

【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN III 360 ARGB」

【Ver】GeForce 546.01

「Resizable BAR」は有効にしています。(室温22℃)

「Cinebench R23」のベンチマークを「10分間連続」で実行します。

ARC-DARK-HERO.R23.jpg
マルチスコアは「34405」、シングルコアは「2228」となりました。

ARC-DARK-HERO.R23.temp.3.jpg
「CPUパッケージ」の温度は「MAX:100℃」で、平均は「75℃」と十分に冷却されている結果となりました。

また、「マザーボード」の温度は「MAX:35℃」、VRMは「MAX:60℃」で、十分に冷却されている結果となりました。

モニタリング中の状況は以下の通りです。

ARC-DARK-HERO.R23.temp.グラフ化.jpg
外部の様子をサーモグラフィ画像で確認します。

DARK HERO サーモグラフィ画像.2.jpg
「VRM」の周りの温度は約「56℃前後」になりました。

DARK HERO サーモグラフィ画像.1.jpg
注目すべきは「Cinebench R23」において「CPUコア」が「100℃」に達しているにもかかわらず、VRM周辺の頑丈なヒートシンクが効果的に冷却されている点です。

使ってみた感想


今回は、借り物のため、無茶な設定や改造を行わず、デフォルト設定の「工場出荷時」で検証をしていきます。

併せて手持ちの「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」を使用して、「反り防止固定プレート」も取り付けて「Cinebench R23」を再検証しました。

また「LGA1700ソケット」による「CPU反り」の効果は個体差はあると思いますが僅かながら微増しました。

「CPU反り」とは、「Core i9-14900K」のCPUを取り付ける際、CPUを交換するためのレバーを下げるのに非常に大きな力が必要で、これは「CPU反り」の一般的な問題です。

第12世代のCPUは正方形から長方形に変更されたため、中央部分が強く圧迫され「ヒートスプレッダ」が曲がる可能性があります。

その結果、「CPUクーラー」との接触面積が減少し、冷却性能に悪影響を及ぼす危険性があります。

IMG_1129.jpg
「LGA1700ソケット」の「CPU反り問題」を解消するために、別途「反り防止固定プレート」を購入できます。

ARC-DARK-HERO.R23.3.jpg
結果として「シングルコア」の性能はあまり変わりませんが、「マルチスコア」では「約700程度」の差が出ました。

また、「Z790 DARK HERO」と「Z790-I」では「約1500程度」の差が出たのは、フェーズの数とより強力な電源VRMが搭載されているため、起動の安定性が良くなり、オーバークロックなどの耐性も上がったと考えます。

よってメーカー保証対象外になりますが、「Z790 DARK HERO」のポテンシャルを最大限に引き出す必須アイテムとなります。(*自己責任でお願いします*)

このため「Z790 DARK HERO」のポテンシャルを最大限に引き出すために、この「反り防止固定プレート」を用いた上で思い切ったチューニングをすると、更なるスコアアップが期待できることでしょう。

美しい外観、高品質なビルド品質、そして豊富な機能を持つ「Z790 DARK HERO」を最大限に活用することは、このマザーボードの魅力の1つです。

良かったところ


❶旧世代バックプレート「LGA1200/115X互換」が使える!

IMG_0869.1.jpg
ASUS社の「独自設計」は特に「Z790 DARK HERO」では既存のCPUクーラーを流用できるため最大のメリットとなります。

よって「Z790 DARK HERO」は「LGA1700」と「LGA1200/115X互換」のCPUクーラーを両方使用できます。

写真は「LGA1200/115X互換バックプレート」です。

IMG_0447.1.jpg
「ASUS独自設計」によって「LGA1200/115X互換」を実現し「お気に入りのCPUクーラー」をそのまま使用できます。

❷「Q-アンテナ」が新しくなりました。

アンテナを取り付けるために2つの留め具をゆっくり回す必要はなく、留め具は簡単に取り付けられます。

❸「USBコネクタ」の表記が変更されました。

これからは「10G USB=赤」 と 「5G USB=青」と表記され、初めて見た際でもその能力が一目で分かるようになりました。

❹幻想的に美しい「VRM」は最新のトレンドである革新的なピラーレスPCケースにぴったり合っています。

残念な点、注意する点


❶日本では現在「Wi-Fi 7」が対応していない。

主に「Wi-Fi 7」と「Bluetooth 5.4」のサポートなど、機能の向上に焦点を当てたアップデートなので「第12・13世代マザーボード」を所有しているユーザーはあまり恩恵を受けられないでしょう。

総評


「Z790 DARK HERO」は、主に「Wi-Fi 7」と「Bluetooth 5.4」のサポートなど、機能の向上に焦点を当てたアップデートです。

残念ながら日本では「Wi-Fi 7」がまだ対応していないため、その恩恵を受けるのは将来のこととなりそうです。

既に「第12・13世代マザーボード」を所有しているユーザーは、ファームウェアのアップデートによって「Z790 Refresh」と同等のパフォーマンスを実現できます。

一方、現在「AMD Ryzenマザーボード」「第11世代」以前のマザーボードをお使いの方には、是非「Z790 DARK HERO」をオススメします。

この「Z790 DARK HERO」は高品質なビルドと多彩な機能を備え、最新のプロセッサとの互換性があり、高いパフォーマンスを提供します。

年末休みには「ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO」と共に楽しい時間を過ごしてみてはいかがですか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

主な仕様


チップセット-INTEL Z790 Refresh
CPUソケット-Soket LGA1700
フォームファクタ-ATX
メモリタイプ-DIMM DDR5
最大メモリ容量-192GB
メモリスロット数-4
幅×奥行-305mm×244mm

関連商品


ASUS ROG Ally ゲーミングPC ROG Ally 7インチ Ryzen Z1 メモリ16GB SSD512GB リフレッシュレート120Hz Windows11 ポータブル 重量608g ホワイト RC71L-Z1512

新品価格
¥89,787から
(2023/11/26 12:08時点)


ASUS ROG Moonstone Ace L/black/ゲーミングマウスパッド/強化ガラス/傷が付きにくい/静音設計 / 500x400mm / 国内正規品

新品価格
¥16,920から
(2023/11/26 12:09時点)



トレンドアイテム


【Amazon.co.jp限定】 PLAMAX GODZ ORDER GO 01ex 神翼天空騎士 ユリ ゴッドバスター メッキVer. ノンスケール 組み立て式プラモデル

新品価格
¥10,800から
(2023/11/26 12:11時点)


薬屋のひとりごと 12巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

新品価格
¥730から
(2023/11/26 12:10時点)


2023年11月04日

【痒い所に手が届く!】ASUS社ゲーミングコントローラー「ROG Raikiri Pro」をレビュー

IMG_0472.2.jpg
今回ご紹介するのは2023年10月27日に発売されたASUS社ゲーミングコントローラー「ROG Raikiri Pro」です。

価格は20,520円(税込)です。)【ASUS様より貸出提供】

「ROG Raikiri Pro」の詳細はこちら


「ROG Raikiri Pro」の特長


❶内蔵有機ELディスプレイ・・・アニメーションをカスタマイズして自分好みの外観に調整可能です。

ステータスインジケーターの確認やプレイ中のプロファイル変更も行えます。

❷トライモード接続・・・有線USB-C、高速2.4GHz RF、Bluetoothの3つのモードに対応し、高い汎用性を提供します。

❸直感的な背面ボタン・・・左右の4つのボタンやジョイスティックの感度調整に割り当て可能です。

❹作動距離を選べるトリガー・・・左右のトリガーボタンはフル、ショートの2段階の作動距離を選択でき、Armoury Crateでデッドゾーンの設定も可能です。

❺最高峰のサウンド・・・内蔵のESS DACが没入感ある音響を演出し、3.5mmのイヤホンジャックとミュートボタンも搭載しています。

※USB有線接続時のみ、イヤホンジャックが使用可能です。

❻高度なカスタマイズ機能・・・Armoury Crateを使用して、ボタンのリマップ、ジョイスティックの感度調整、およびその他の設定の調整が可能です。

開封の儀


IMG_0147.jpgIMG_0157.jpg
IMG_0173.jpgIMG_0184.jpg
内容物
1 x ROG Raikiri Pro gamepad
1 x USB Type-C to Type-A cable
1 x USB wireless dongle
1 x Warranty book
1 x Quick start guide

外観


IMG_0380.jpgIMG_0214.jpg
IMG_0225.1.jpgIMG_0221.1.jpg
IMG_0250.1.jpgIMG_0258.1.jpg

「ROG Raikiri Pro」をチェックする


IMG_0405.jpg
半透明のデザインに浮かぶROGロゴを持つ「ROG Raikiri Pro」はROGシリーズらしい未来的でサイバーパンク風の外観を演出しています。

IMG_0410.jpg
この特異な外観はゲーミングデバイスの新しい次元を切り拓きユーザーに洗練されたデザインと高度な性能を提供しています。

「1.3インチ」のディスプレイで解像度は128 x 40ピクセルで2階調です。

ボディーの材質は「プラスチック製」です。

手に取った感触は「純正XBOXコントローラー」と似たレイアウトを感じました。

重さは「純正XBOXコントローラー」に電池を含めた場合と比べても、特に重く感じません。

実際に並べてみます。

IMG_0360.1.jpg
IMG_0371.1.jpg
「純正XBOXコントローラー(285g)」を現在お使いの場合、おそらく「ROG Raikiri Pro(330g)」をお使いいただいてもプレイに支障はないでしょう。

IMG_0351.1.jpg
ただし「PS4コントローラー(217g)」の場合、左側のスティック部分とデジタル方向キーが上下逆に配置されているため、慣れが必要かもしれません。

「ROG Raikiri Pro」は「トライモード接続」を提供しており「Bluetooth」、「2.4GHz RF」、「有線USB-C」の3つの接続オプションを提供します。

まず「有線USB-C」を見てみます。

IMG_0193.jpg
3メートルのUSB-CからAへの取り外し可能なケーブルです。

IMG_0265.1.jpg
コントローラーに接続すると、自動的に電源がオンになります。

特に設定を変更する必要なく、純正XBOXコントローラーと同じレイアウトでゲームを楽しむことができます。 

IMG_0277.jpg
キャップは磁石で固定されるようになっています。

IMG_0282.jpg
コントローラーの背面には「2.4GHz ドングル」の収納スペースが備わっており、外出先などで「2.4GHz ドングル」を紛失しないようにすることができます。

「Bluetooth」の場合、デスクトップ画面で「設定」を開き、「Bluetoothとデバイス」を選択します。

選択したら「コントローラー」の「XBOXボタン」を長押しして電源を入れ、同時に「PAIRボタン」を長押しするとコントローラーが「ペアリング」モードに入ります。

IMG_0389.1.jpg
IMG_0267.1.1.jpg
RAIKIRI.3.1.jpg
コントローラーが「ROG Raikiri Pro」と認識されたらペアリングが完了です。

「Bluetooth」、「2.4GHz RF」、「有線USB-C」の切り替えは、コントローラーの上部にある右側のボタンを長押しします。

IMG_0265.2.jpg
操作方法はコントローラーの正面から行います。

IMG_0432.2.jpg
右ボタンを押すと、下に移動します。
右ボタンを長押しすると、選択します。
左ボタンを押すと、戻ります。

コントローラーディスプレイ部に「system」→「PC」→「Bluetooth」「RF 2.4GHz」「USB」と表示されるので使用したいデバイスを選択してください。

Bluetooth接続用のダウンロードはこちら



これにより「デスクトップPC」、「ノートパソコン」、「ROG Ally」など多くのデバイスとシームレスに統合できます。

さらに最新のXboxコンソールにも有線USB-C接続で使用可能です。

AFH(適応型周波数ホッピング)技術により他の機器との干渉を最小限に抑え高速なBluetooth接続がゲームプレイに大きなメリットをもたらします。

「PAIRボタン」左側に「Xbox」および「PC(Windows)」と互換性のある3.5mmアナログオーディオポートがあります。

ヘッドセットの接続は有線接続のみ可能です。

「3.5mmイヤホンジャック」にヘッドセットを接続すると内蔵の「ESS DAC」による臨場感あふれる最高の音響体験が楽しめます。

「ESS DAC」は高品質な音声再生を提供しゲームや音楽の細部までクリアに聞き取ることができます。

さらにボイスチャット中には便利な「ミュートボタン」が搭載されており、これを使用することで瞬時に音声をオフにし、コミュニケーションの際にプライバシーを守ることができます。

この機能は「音響体験」と「コミュニケーション」の両方で高い利便性を提供します。

接続準備が終わったところで各ボタンを見てきます。

IMG_0394.jpg
「X」「Y」「A」「B」ボタンはやや硬めの感触です。

左右の「アナログスティック」もやや硬いです。

IMG_0401.jpg
円形の8方向キー「D-pad」は硬めで、少し押し込む必要があります。

「D-pad」は「純正XBOXコントローラー」や「PS4コントローラー」と比較してひと回り大きいため、素早い操作に反応するかについて懸念があります。

特に「鉄拳シリーズ」や「ストリートファイターシリーズ」など急旋回の操作が必要な場合、若干の遅延が生じる可能性があります。

トリガーの作動距離を選択できます。

コントローラーの背面には「ロック」のつまみが備わっています。

IMG_0292.1.jpg
左右のトリガーボタンは多彩な操作に適応し、ショートトリガーのロックモードも備えています。

「ショート・トリガーモード」

IMG_0303.1.jpg
「フル・トリガーモード」

IMG_0298.1.jpg
「ショート・トリガーモード」を使用すると押し込み距離が短くなり例えば「FPS」などの射撃アクションゲームでのプレイが非常に効果的です。

射撃の反応が向上し通常2回の連射が3回に増えるなど非常に優れた性能を発揮します。

「Armoury Crate」を使用すればデッドゾーンを個人の好みに合わせてカスタマイズできます。

最後にPCに電源を入れて「ROG Raikiri Pro」を試してみます。

「Armoury Crate」をインストールします。

❶デバイス情報

RAIKIRI.4.jpg
「Armoury Crateアプリ」を使用することでプレイスタイルや特定のゲームに合わせたカスタマイズが可能です。

このアプリは「ボタンのリマップ」「有機ELディスプレイの設定調整」「コントローラープロファイルの選択」、無線モード時の「バッテリー残量アラート」の設定など多くのカスタマイズオプションを提供しています。

さらに「振動強度」やトリガーの「デッドゾーンの調整」ジョイスティックの「反応曲線の変更」なども可能です。

これによりユーザーは自分の好みやゲームに最適な設定を調整できます。

❷設定

RAIKIRI.4.jpgRAIKIRI.12.jpg
RAIKIRI.10.jpgRAIKIRI.11.jpg
❸LEDライト ❹電源

RAIKIRI.6.jpgRAIKIRI.7.jpg
IMG_0454.2.jpg
鮮やかな「RGBライティング」が輝きます。

この「RGBライティング」はコントローラーの外観を美しく彩り魅力的な光の効果を提供します。

ユーザーは多彩な色やエフェクトから選択しコントローラーを個人の好みに合わせてカスタマイズできます。

また「RGBライティング」はゲームプレイやエンターテインメント体験に没入感を追加し独自の雰囲気を演出します。

この鮮やかな光のディスプレイは「ROG Raikiri Proコントローラー」の魅力的な外観の一部として際立ち、ユーザーに洗練されたゲームデバイスを提供します。

❺ファームウェアの更新 ❻OLED

RAIKIRI.8.jpgRAIKIRI.9.jpg
内蔵の「有機ELディスプレイ」は「Armoury Crateアプリ」を通じて「画像」「アニメーション」「テキスト」などを個人の好みに合わせて表示することができます。

これによりコントローラーの外観を自分らしくカスタマイズできます。

また、プレイ中にも有機ELディスプレイを活用しプロファイルの変更やコントローラーの設定を「リアルタイム」で管理することが可能です。

このディスプレイを通じてプレイ中に現在のプロファイルを簡単に変更したり充電ステータスを確認したり、マイクのステータスをチェックしたりすることもできます。

また、有機ELディスプレイの上部に配置された2つのボタンを使用することでディスプレイの表示内容を選択できます。

これによりゲームの最中でもコントローラーのプロファイルを変更して最適な設定を瞬時に切り替えることができます。
 

使ってみた感想


早速「D-pad」を試すために対戦格闘ゲーム「鉄拳7」をプレイしました。

RAIKIRI.14.jpg
ところが「D-pad」が大きすぎてクイックな反応が悪く特に「右斜め上の方向キー」の入力が難しいことが分かりました。

結果として意図しない「垂直ジャンプ」が発生してしまいます。

さらに「右方向キー」もやや遠くに配置されているため「小さな手」のユーザーには入力が難しいかもしれません。

「D-pad」は通常、「機体の移動」などの頻繁な操作よりも「武器の呼び出し」などの使用頻度の低い操作に向いているようです。

レースゲームでは「シフトチェンジ」をコントローラーの「背面」で行うことができました。

特に「アクセル」と「ブレーキ」を「人差し指」で操作していたため、スムーズなシフトチェンジが可能になりました。

また「爽快アクション」など、トリガーを深く押し込まなくても良いゲームでは「ショート・トリガーモード」を使用することで押し込み距離が短くなりアクションの反応が向上しました。

「ROG Raikiri Pro」の本体重量は「純正XBOXコントローラー」と同様に重い部類に入りますが慣れているため特に気になりませんでした。

また「コントローラー背面」に「4つのボタン」が追加されたため、これまでボタン数が足りずにキーボードやマウスで操作していたゲームも「ROG Raikiri Pro」でも快適に遊ぶことができるようになりました。

またPCデスクに縛られず「リビング」の「ソファー」で快適にゲームを楽しむことができるようになり自由度が向上して大変満足しています。

良かったところ


❶バッテリー持ちが優れています。

個人的には照明と振動をオフにしています。

照明をオフにし振動をオフにした場合、「最大48時間」の使用が可能です。

❷レースゲームでは「シフトチェンジ」をコントローラーの背面で行うことができます。

IMG_0466.jpg
ゲームタイトルはSTEAMにてデモ版が配信中「Japanese Drift Master=JDM」で軽く流してみました。

RAIKIRI.13.jpg
個人的には「アクセル」と「ブレーキ」を「人差し指」で操作していたため、スムーズなシフトチェンジが可能になりました。 

❸「爽快アクション」などトリガーを深く押し込まなくても良いゲームでは「ショート・トリガーモード」を使用すると押し込み距離が短くなりアクションの反応が向上します。

通常の2回の連射が3回に増加するなど非常に優れた性能を発揮します。

❹中央の「XBOXボタン」の下にあるボタンは「スクリーンショット」ボタンです。

IMG_0389.2.jpg
個人的に以前はプレイ中にキーボード操作で「スクリーンショット」を頻繁に撮っていましたが、このボタンがあると便利だと感じました。

残念な点、注意する点


❶ 「Bluetooth」の反応が不安定です。

個体差や個人の環境に影響されるかもしれませんが主な問題は接続がゲーム以外の場面で「オン・オフ」に切り替わることです。

これにより軽作業の際にも動作がカクついて不安定になることがあります。

他の「Bluetoothデバイス」の電波と干渉している可能性があります。

一時的な対処法としてドライバーの削除で問題が解決しましたが修正アップデートが提供されるまで「2.4GHz RF」や「有線USB-C」を使用することをオススメします。

❷対戦格闘ゲームでは「D-pad」が大きすぎて特に「右斜め上の方向キー」の入力が難しく意図しない「垂直ジャンプ」が起こることがあります。

また小さな手のユーザーにとって「右方向キー」は遠く感じられ「D-pad」は頻繁な操作には適していなようです。

❸「プロファイル切り替え」や「設定変更」にはPCの「有線接続」が必要で使い勝手に課題があります。

「ヘッドセット」や「AURA Sync」も「有線接続」が必要です。

総評


「ROG Raikiri Pro」は軽量で快適なゲームコントローラーで、バッテリー寿命が優れています。

ボタン配置は「純正XBOXコントローラー」に似ており、ジョイスティックのグリップ力も高く、ジョイスティックのドリフトの問題はほとんど発生しませんでした。

ただし「D-pad」の操作については少し不満があり価格が高額で他にも高品質な選択肢があるため「Raikiri Pro」の価値が価格に見合うかどうかについては疑念が生じます。

競合製品が優れた選択肢である可能性も考えられ、そのため「Raikiri Pro」が完璧なプレミアム体験を提供できない可能性があります。

購入前に慎重な検討が必要です。

ただし、これらのデメリットは「Raikiri Pro」の素晴らしい体験全体に大きな影響を及ぼすものではありません。

このコントローラーは卓越した性能と機能を提供し高級なPCゲームコントローラーの一つとして非常に価値があります。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

ASUS コントローラー ゲームパッド ROG Raikiri Pro (4つの背面ボタン /PC&Xbox向け/有機ELディスプレイ/有線USB・2.4GHz・Bluetooth接続/作動距離を選べるトリガー/内蔵ESS DAC/高度なカスタマイズ機能) 国内正規品

新品価格
¥20,727から
(2023/11/4 14:05時点)



主な仕様


本体サイズ-103(幅)×64(高さ)×155(奥行)mm
重量-330g(ケーブル含む)

関連商品


ASUS ゲーミングPC ROG Ally RC71L 7インチ Ryzen Z1 Extreme メモリ16GB SSD512GB リフレッシュレート120Hz Windows11 ポータブル 重量608g ホワイト RC71L-Z1E512

新品価格
¥108,000から
(2023/11/4 14:06時点)


ASUS ゲーミングノートPC ROG Flow Z13 GZ301ZE 13.4インチ GeForce RTX 3050 Ti Core i9-12900H メモリ16GB SSD1TB リフレッシュレート60Hz RGBキーボードバックライト Windows11 動画編集 デタッチャブルキーボード ブラック GZ301ZE-I9R3050TE4K

新品価格
¥199,999から
(2023/11/4 14:06時点)


2023年10月29日

【APOを活かせ!】インテル社 第14世代 Raptor Lake Refresh「Core i9-14900K」をレビュー

IMG_0131.2.jpg
今回ご紹介するのは2023年10月17日に発売されたインテル社 第14世代 Raptor Lake Refresh「Core i9-14900K=以下、14900K」 です。

価格は109,800円(税込)です。

「Core i9-14900K」の他に5種類のラインナップを用意しています。

❶Core i9-14900K

価格・・・109,800円(税込)

❷Core i9-14900KF

価格・・・105,800円(税込)

❸Core i7-14700K

価格・・・78,800円(税込)

❹Core i7-14700KF

価格・・・74,800円(税込)

❺Core i5-14600K

価格・・・59,800円(税込)

❻Core i5-14600KF

価格・・・55,800円(税込)

*Fは内蔵GPUなし 

スペックは以下の通りです。

CPU14900K14700K14600K
コア数24 (8P+16E)20 (8P+12E)14 (6P+8E)
スレッド数322832
ベースクロック3.2 GHz (P)3.4 GHz (P)3.5 GHz (P)
ブーストクロック6 GHz (TVB)5.6 GHz (TVB)5.3 GHz (TVB)
L2/L3 cache32/36 MB24/33 MB20/24 MB
対応メモリDDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-3200
TDP125W125W125W

13900K(S)ユーザーは買い替え不要?!


「14900K」の最大の変更点は、最大で200MHzのクロックアップであり、性能向上が期待されます。

次に競合するCPUのスペックを見てみます。

CPU14900K13900K12900KRyzen9 7950X3D5950X
コア数24 (8P+16E)24 (8P+16E)16 (8P+8E)1616
スレッド数3232243232
ベースクロック3.2 GHz (P)3.0 GHz (P)3.2 GHz (P)4.2 GHz3.4 GHz
ブーストクロック6 GHz (TVB)5.8 GHz (TVB)5.2 GHz (TVB)最大 5.7 GHz最大 4.9 GHz
L2/L3 cache32/36 MB32/36 MB14/30 MB16 MB/128 MB8/64 MB
対応メモリDDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-5600 / DDR4-3200DDR5-4800 / DDR4-32005200 MHzDDR4-3200
TDP125W125W125W120 W105 W
 
一方で、その他の部分においてはほとんど変更がありません。

「Pコア数」および「キャッシュ階層」は旧世代と同じです。

メモリのサポートは「DDR5-5600」または「DDR4-3200」の定格を持ち内蔵GPUは「UHD Graphics 770」と同じです。

「PCIeレーン数」は「最大20レーン」で旧世代と同じです。

また「PBP/MTP」の消費電力は「125W/253W」または「125W/181W」(旧世代と同様)となっています。

ソケット「LGA1700」は最終形態へ!


Coreプロセッサは「第14世代」に進化しており、これは「Raptor Lake Refresh」という名の世界最速のデスクトップ向けCPUの登場を意味しています。

「Raptor Lake Refresh」は旧世代の「マイナーチェンジ版」で、既存の「Z690」や「Z790」マザーボードで運用できる最後のCPUとなります。

一方、「Arrow Lake」はソケットが変更されるため、既存のマザーボードで使用する際には「BIOSの更新」が必要です。

しかし、2023年6月から8月にかけてリリースされるBIOSアップデートにより、第14世代のCPUに対応するマザーボードが多く登場するでしょう。

この進化により、デスクトップPCの性能向上と拡張性が期待されます。

第14世代の強み「APO」とは?!


「APO」(Intel Application Performance Optimizer)は「第14世代」のIntel Coreプロセッサ向けの特別な機能で特定のゲームの性能向上を提供します。

この機能の主な目的はゲームの「フレームレート向上」です。

「APO」を有効にするには「BIOSとドライバー」の設定が必要で現在は「Rainbow Six Siege」と「Metro Exodus」の2つのゲームでのみ利用できます。

「APO」はゲーム処理を「Pコア」に重点的に割り当てて性能を向上させる役割を果たします。

ただし既存の最適化を備えたゲームでは「APO」の効果が制限される可能性があります。

「Ryzen」も同様の技術を提供しCPU市場での競争が激化しています。 

開封の儀


IMG_0073.2.jpg

外観


IMG_0108.1.jpgIMG_0116.1.jpg

「Core i9-14900K」のスコア検証


14900k.spec.jpg
PC構成

【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」

【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」

【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」

【Ver】GeForce 545.92

3D MARK
speed way.jpg
CPU別スコア
3dmark-14900K-RTX4090.画像.jpg

Cinebench R23ー「CPU」
cine r23 画像.1.jpg
「CPU別」
14900K-RTX4090スコア比較表(CINE-R23)画像.jpg

blender(V3.4.0)ー「CPU」
blender.rogo.1.jpg
CPU別スコア
14900K-RTX4090スコア比較表(blender3.4.0)画像.jpg

「フォースポークン」−「プリセットー最高」
フォースポークン.3.jpg
「平均フレームレート」
14900K-RTX4090スコア比較表(フォースポークン)画像.jpg

「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
cod mw2 画像.8.3.jpg
「平均フレームレート」
14900k-RTX4090スコア比較表(COD)画像.jpg

Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
HZD.3.jpg
「平均フレームレート」
14900k-RTX4090スコア比較表(HZD)画像.jpg

「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
ZA4-TOP.png
「平均フレームレート」
14900k-RTX4090スコア比較表(ZA4)画像.jpg

「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
アサシン-ヴァルハラ画像.png
「平均フレームレート」
14900k-RT4090スコア比較表(アサシンクリード−ヴァルハラ)画像.jpg

「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ファークライ5.タイトル.png
「平均フレームレート」
14900K-RTX4090スコア比較表(ファークライ5)画像.jpg

ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ゴーストリコン・ブレイクポイント・タイトル.png
「平均フレームレート」
14900k-RTX4090スコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」
14900K-RTX4090スコア比較表(シャドウ)画像.jpg

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
deus sc.png
「平均フレームレート」
14900k-RTX4090スコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg

strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
StrangeBrigade.ロゴ.jpg
「平均フレームレート」
14900k-RTX4090スコア比較表(ST)画像.jpg

ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
ゴーストリコン ワイルドランズ.1.png
「平均フレームレート」
14900k-RT4090スコア比較表(ゴーストリコン)画像.jpg

トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
14900k-RTX4090スコア比較表(トータルスコアゲームスコア)画像.jpg
以上「Core i9-14900K」のスコアでした。

使ってみた感想


「14900K」は「13900K」と比べて体感的には、ほぼ変わりません。

一方で「ベンチマークスコア」ではわずかに劣っています。

正直な感想として個体差の可能性もあるため完全に満足できないと感じます。

今後の「BIOSとドライバー」の更新によって「パフォーマンス向上」の期待が高まるかどうか注目している点です。

また今後の「APOタイトル」の増加が「14900K」の普及に大いに影響するでしょう。

良かったところ


❶ シングルコア性能が最も優れています。

特定のタイトルでは最大の潜在能力を引き出す可能性があります。 

個人的によくプレイするゲームや今後のリリースに興味を持っているタイトルがAPOに対応した場合それを検証し後日報告いたします。

残念な点、注意する点


❶サーマルスロットリング作動しマルチスコアが伸びません。

「Cinebench R23」を10分起動したとき「13900K」と比べて若干CPU温度が低くなっています。

14900k.temp.1.jpg
測定を始めた直後、温度は「100℃」に達し、サーマルスロットリングも作動し、しばらくしてCPU温度が「80℃〜90℃」の範囲で安定します。

結果的に「blender(V3.4.0)」では「13900K」「7950X3D」「7950X」に惨敗という結果に終わりました。

❷「6.0GHz」の壁は一般的な使用では達成されません。

「Core i9-14900K」のCPUを取り付けると、CPUを交換するためのレバーを下げるのに非常に大きな力が必要で、これは「CPU反り」の一般的な問題です。

第12世代のCPUは正方形から長方形に変更されたため中央部分が強く圧迫され「ヒートスプレッダ」が曲がる可能性があります。

結果として「CPUクーラー」との接触面積が減少し冷却性能に悪影響を及ぼす危険性があります。

そのため対策として改造が必要ですが「反り防止固定プレート」の使用をオススメします。

「簡易水冷クーラー」を追加で使用することで冷却性能を向上させることができます。

「反り防止固定プレート」と「簡易水冷クーラー」の組み合わせではプロセッサの温度は適切に冷却されて「80°C」で安定しますが品質の低い冷却システム(空冷)では90°C〜97°Cに上昇します。

特に「360mm」または「280mm」の冷却装置が効果的です。

総評


「14900K」は高性能なプロセッサでゲームパフォーマンス向上に優れていますが費用対効果や冷却性能を考えると「Ryzen 7 7800X3D」や「5800X3D」などのプロセッサも魅力的です。

「14900K」は高性能で特にAPO対応次第ではゲームパフォーマンス向上が期待されます。

「14900K」は高性能で魅力的ですが新しいプラットフォームへの移行と高電力消費に注意が必要です。

「Z690プラットフォーム」のメモリを使用することでコストを削減できますが強力な「簡易水冷クーラー」が必要です。

性能と互換性が必要な場合「14900K」は魅力的ですが「13900K」を微調整すれば同等の性能が得られます。

またオーバークロックも可能でプロセッサとマザーボードのアップグレード時にはコストと冷却の要因を念頭におくと良いでしょう。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

【Amazon.co.jp限定】Intel CPU Corei9-14900K 第14世代 24(8P 16E)/32 6.0GHz 国内正規代理店品 BX8071514900K /AZ

新品価格
¥105,581から
(2023/10/29 04:10時点)



主な仕様


ソケット形状 -LGA1700
コア数-24コア スレッド数-32
クロック周波数-3.2GHz
最大動作クロック周波数-6.0GHz(TVB)

関連商品


【Amazon.co.jp限定】Intel CPU Corei7-14700K 第14世代 20(8P 12E) 5.6GHz 国内正規代理店品 BX8071514700K /AZ

新品価格
¥78,880から
(2023/10/29 04:18時点)


【Amazon.co.jp限定】Intel CPU Corei5-14600K 第14世代 14(6P 8E) 5.3GHz 国内正規代理店品 BX8071514600K /AZ

新品価格
¥59,681から
(2023/10/29 04:18時点)



トレンドアイテム


青春リビドー山 (電撃コミックスEX)

新品価格
¥815から
(2023/10/29 04:19時点)


葬送のフリーレン(11) (少年サンデーコミックス)

新品価格
¥594から
(2023/10/29 04:19時点)