2017年6月上旬に「GTX 1080」が発売して約1年3か月ぶりに「グラフィックボード」が全て新しくなります。
最近まで各ニュースでは「GTX 1180」や「GTX 2080」など色々な呼び名を予想されました。
そして次世代GPUは「GTX」の頭文字が「RTX」へ生まれ変わります。
「RTX 20xx」シリーズの第一弾は「GeForce RTX 2080」に決定しました。
もしかするとサプライズで「2080Ti」も発表されるのでは・・・と噂されています。
次世代「GeForce RTX 2080」とは・・・
なぜ頭文字が「GTX」から「RTX」へ変わるのか?
NVIDIAが新しく推進する3Dグラフィック技術の一つである「Raytracing=以下(レイトレーシング)」が大いに関わります。
「レイトレーシング」とは・・・
3Dグラフィックにおいて物体のすべての面に対して、視点から見えない面を画面に表示しないようにするレンダリング方法を言います。
もっと簡単に言えば「光線の反射・屈折」などシミュレーションして、よりリアルに表現する手法です。
百聞は一見に如かず・・・動画をご覧いただけると分かりやすいと思います。「 NVIDIA社より引用」
パッと見は最近の3Dグラフィックは現在でも十分、綺麗なので、そんなに変わらないと思っている方も少なくないと思いますが「反射や屈折」の表現を注視していただきたいです。
例えば・・・
テーブルの上にある物体が自然に「反射・屈折」しています。
ちょっと拡大してみます。
ここで一言・・・。
レイトレーシングとは物体のすべての面に対して視点から「見えないはず」の反射や屈折をシミュレーションして表現します。
物体表面の反射や映り込みや半透明における透過が見事に表現しています。
脚部分が周辺を反射することで形状と質感がわかりやすい。
リアルに冷たさが伝わる質感を表現しています。
「レイトレーシング」ON・OFFの効果
左「OFF」、右「ON」
新技術「レイトレーシング」は凄まじい技術でした!
既存の「GTX10XX」シリーズのグラフィックボードがまともに動いてくれるのか心配になってきます。
以上「レイトレーシング」の効果でした。
次は旧世代「GTX 1080 / 80Ti」のスペックを簡単に比較してみます。