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2017年03月19日

歴史好き注目のベストセラー『応仁の乱』

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誰もが聞いたことならある応仁の乱。応仁の乱を扱ったものは成功例が少ないといわれるなかで異例の大ヒット。その内容をご紹介します。
書籍紹介
『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一

>応仁の乱 [ 呉座勇一 ]


感想(5件)


発売日  : 2016年10月19日
著者/編集: 呉座勇一
出版社  : 中央公論新社
サイズ  : 新書
ページ数 : 302p

目次
  • はじめに
  • 第一章 畿内の火薬庫、大和
  • 第二章 応仁の乱への道
  • 第三章 大乱勃発
  • 第四章 応仁の乱と興福寺
  • 第五章 衆徒・国民の苦闘
  • 第六章 大乱終結
  • 第七章 乱後の室町幕府
  • 終章  応仁の乱が残したもの
  • 主要参考文献
  • あとがき
  • 関係略年表
  • 人名索引

基本としたい史料を設定し、それを軸に様々な先行研究や別史料も顧みながら、「知られているようで、然程知られていないかもしれない」を手際よく説く、「歴史関係の話題を扱う新書」としては「非常に“らしい”」感じなのだ。煩雑な事象について、一定の「観測する窓」のようなモノを設定した中で手際よく語られるので、少し夢中で読み進めてしまう感じだ…
(引用 みんなのレビュー)
著者プロフィール

呉座勇一
1980年(昭和55年)、東京都に生まれる。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻は日本中世史。現在、国際日本文化研究センター助教。『戦争の日本中世史』で角川財団学芸賞受賞。
おわりに

日本史上屈指の大乱でありながら、全体像がわかりにくい応仁の乱。本書を読むと、あまりに多くの登場人物が複雑に交錯していることからも、その理由が見えてくるのです。


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