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2023年02月16日

【環境認識・ライン分析】今すぐ使える!!簡単かつ強力なライン分析で利益を積み上げろ!!後編〜スピードライン、ファン理論、内部トレンドライン

皆さんお疲れ様です。
直近の米CPIはまた難しい相場でしたね。
前回、前々回と全く上方向に試さず、調整もなくほぼ急下落していたのに対して今回は下げて上げてとこれまでとは全く違う動きでした。結果だけ見ると待つのも相場の通りトレードしない方が賢明だと感じます。

仮に勝てたとしてもそのトレードは優位性も再現性も何もないギャンブルトレードですし、リスクの割には微益であるため繰り返そうという行動を生み出すきっかけになるためコントロールする力を身に着けたいです。

今回は前々回に書いたライントレードの後編を書かせていただくのですが、どの様に情報を扱うのか。
これについて本当にそうだなと思った言葉がありましたのでご紹介させていただきます。

偉大な投資家は、問題のとらえ方が他の投資家とは違う。より情報を手に入れるから成功しているのではなく、他人と異なる方法で情報を扱っているから成功しているのだ。

マイケル・J・モーブッシン


この方については私も、今日はじめて知りましたが米国ファイナンス業界の俊英と言われ、米スマート・マネー誌の調査で「ウォール街で最も影響力のある人物」の1人に選出された方。レッグ・メイソン・キャピタル・マネジメントのチーフ・インベスト・ストラテジストで他にも幅広い活動をされている見たいです。

問題の捉え方で結果が変わるというのもビジネスで問題解決に向き合う中で誰しも聞いたことのある言葉ですが、投資においても問題の捉え方は重要であると同時に、しっかりとした自分のやり方を持つことの重要性に気づかせてくれる言葉だと思います。


ではさっそく本編であるライントレードの後編やって行きたいと思います。
是非最後までご覧ください!!
ライン分析.png

スピードラインについて

まずはじめにスピードラインについてお話させていただきます。
上昇トレンドの場合のスピードラインを簡単に説明すると、安値から高値の垂直の高さを3分割し、それに対して2本の線を引くといったものです。ダウ理論やエリオット波動などの理論にも意識される3という数字は
を使用することから時間論を軸においた手法の1つと言えそうです。


下図がスピードラインのイメージ図です。(手書きなので代替のイメージとして参考にしてください)
上昇トレンドのスピードライン.png

考え方としては安値から高値のトレンドを3分割してトレンドの持続力を確認しながらトレードを行うために
引くラインと考えて良いと思います。

この二つの線はそれぞれがトレンドラインの役目を果たしながらブレイクされるとレジスタンス(抵抗線)からサポート(支持線)に転換する意味を持っているためサポレジ転換やロールリバーサルの知識が紐づいてきます。

綺麗ではないものの実際の豪ドル円でスピードラインを引いて見ました。
安値から高さの垂直距離の3分の1については概ねですのでご了承ください。
スピードライン上昇.png

ご覧の通り、この時点では正直、チャート画で黄色の薄い〇をつけたところあたり以外は特に効果はありません。つまり今後の値動きがラインを意識したものになるかということになるため予測に利用できる1つの手法ということになります。

スピードラインは、安値から高値のサイクルを1つと見てそのサイクルを3分割することが本質であるため
そこに忠実になるのであれば少し使いづらい印象を持ちました。

例えばMT4やトレーディングビューであればもっと簡単に垂直距離を求めラインを引くことが出来ると思いますが、スマートフォンでは画面の調整や垂直距離を測るのに少し手間がかかってしまいます。
チャートに簡便さを求めるのであれば少しストレスがかかる訳です。

もしスマートフォンのチャートにスピードラインを描くのであれば・・・
垂直距離が分かり易い場合に引いて見る。もしくは大体の感覚で引いて見て値動きとハマりそうなら使用する感じで良いのではないかと思います。


スピードライン使用時に注意点


【スピードラインには高値・安値が更新されると引き直しが必要というルールがある】
つまり軸とする時間足が下位足になるほど頻繁に引き直しが必要になってしまいます。
よって上位足で引いた後に、値動きがラインを意識しているかどうか確認が必要です。

ただし私自身が15分足等に使用はしていないのスキャルピングのトレーダーにも一定の効果があるかもしれません。気になる方は1つの方法の効果検証という事で試して見ても良いと思います。
特に1時間足を含めて値動きが膠着状態の場合は15分からトレンドの始まりを確認するケースも少なくないため一定の有効性はあるのではないかと思います。

また世界中のトレーダーは1時間足を基準として見ていると言った話しも聞くので色々試して見る価値はありそうです。

【価格の中を推移する場合は引き直した方が良い】
お気づきの通りスピードラインはライントレードの中の手法であり、基礎となるトレンドラインから考案されたものだと類推出来ます。そうなると価格の中を推移するものは有効ではないと考えることが出来ます。
それはトレンドラインが高値・安値に引いて行くものであり、有効トレンドラインと認識して活用するためには最低でも3点の接点が望ましいからです。

つまり暫定トレンドラインの様に2点でも一定期間中に有効性を試すために引くといった使い方でも良いと思います。ここは私の現時点での持論ですので是非、ご自身で検証して見てください。

また、スピードラインは価格の動き(平常時は斜めに価格が動いていくこを前提とする=ノイズ)を、斜軸で捉えるため斜めのラインを引く性質を持っていることを理解し、横軸の水平線の様に価格の終わりや始まりを捉えようとする横線を引いた際にコンフルエンス(合流・重なる)する箇所について注目するのがより効果的な使い方と感じます。

理由は単純で相場は大衆心理が大切なので投資家の注目しているところが多い箇所は意識されやすい傾向があるからです。

スピードラインのまとめ

メリット
スピードラインは時間論を元に考えられており、安値・高値の1つのサイクルを3分割してトレンドの継続性を確認するのに使える。

ライントレードの中の1つであり、斜軸でラインを引くことから価格の動き(ノイズ)に対して環境認識する事やそれ以降の予測について使える。

デメリット
安値・高値が更新されるごとに引く必要がある。

価格を通過するものはトレンドラインからの派生として見た場合に有効性に欠けるかも知れない。

気づき
上昇トレンドが崩れる間際や下降トレンドが崩れる間際に活用して見ても面白い。


デモトレード期間が3カ月あるDMMFXだとライントレードの練習が十分に出来ます!!





ファン理論について

続いてファン理論です。
私がはじめてファン理論を聞いた時に思い出したのはギャンファンでこれもファン理論になります。
ギャンファンについて簡単に言うと、上昇トレンド時は安値から高値(下降トレンドは逆)にワンバイワンやワントゥワンと言われる1/1を引くことで得られる複数のエリアでとトレンドの継続性や転換を見て行けるものです。

またこのブログでも取り上げる予定ですが、ワンバイワンのラインは45度で、トレンドラインにおいても有効な角度は急すぎても緩すぎても有効性が薄いというところからも考えさせられるものです。

ギャンについては生立ちから手法までYouTube動画でも説明していますので興味のある方は是非
こちらも見て下さい。



ギャンファン.png

もう1つ有名なところだとフィボナッチファンがあります。
DMMFXの中にもフィボナッチファンがありましたのでイメージをご紹介したいと思います。
豪ドル円 ファン理論 フィボナッチファン.png

こちらは豪ドル円の日足チャートになりますが、割と効いている様に感じます。
ちなみにわざとリトレースメントも表示させています。これには訳がありまして良くTwitterなどでもフィボナッチリトレースメントで良くないっていう意見が多くあったため考えるきっかけになればと思い表示させました。

最初は私も同様に感じていたのですが、YouTubeでご活躍の小次郎講師の動画で相場は方向性とノイズということを聞いてからはあくまでフィボナッチファンはノイズに対して有効であるものと理解することで落ち着きました。

フィボナッチリトレースメントは戻しの動きを予測するものなのでどちらかというと終わりに当てはまる水平線が引かれる。こう考えれば幾分か納得できるものと感じます。

先ほどのチャートで更に先を見て場合・・・
フィボナッチファン.png

どうでしょうか。
正直、人間は自分の見たい様に、都合の良い様に見る傾向があるのでどれであれば自分が納得して採用できるかという点に尽きると思いますが、パッと見た感じ38・2%と61.8%エリアにハマっている感じがします。

また真ん中の線。つまり50%の線を無視すればスピードラインに似た感じもします。
そう見るとするならばフィボナッチファンを引く方が簡単ではありますが、これは慣れで解決できる問題なので簡便さをとるか、正確性をとるか個人で分かれるところだと思います。

最後にベーシックなファン理論としては、通常のトレンドラインについて簡単にご説明すると、
下図の様なイメージです。

ファン理論 上昇.png

手書きのため価格の戻り方が少し不自然な点はご容赦ください。
ポイントとしては3つ目のラインを突破されるとトレンドは転換したと見るということで、それぞれが
サポレジ転換して行きます。こちらは実際の値動きに対して綺麗にハマってくる場面があると思うので
まだ試したことの無い方は是非実際にラインを引いて見て下さい。






インターナルライン


最後はインターナルトレンドラインです。
インターナル自体の言葉の意味は内部のや内在すると言った意味を持っています。
トレンドラインを軸に並行した線がチャネルライン(別名リターンライン)と言い、このトレンドラインと
チャネルラインの中をチャネルと言います。

また長期的なトレンドラインはメインラインとも呼ばれ、相場の本質的傾向を示すのがインターナルトレンドライン(内部トレンドラインとも言われる)と言います。イメージは下図をご覧ください。
インターナルライン.png

真ん中のラインがインターナルトレンドラインです。
このラインは買い手・売り手の勢力を図るために大体のセンターに引いたものですが、結果的にこの記事を書いている時点ではまさに相場の本質的傾向を示すと言う説明通り上昇しています。

ただし、インターナルトレンドライン(内部トレンドライン)の注意点としてはトレーダーの主観によるところが多いという注意点があります。大きな方向性を見極めるためのトレンドライン以外に引かれているものは
内部トレンドラインの場合があるので、他のトレーダーが引いているラインを見て、何故そこに引いているのかと考えるのも非常に楽しいですし、そこから気づかさせられることは沢山あります。

今日のまとめ

いかがでしたでしょうか。一言にライントレードと言っても様々な種類があり何故その様に引くのか、色々な意味がありました。ライントレードを検証した方はご存じの通り、シンプルかつ効果覿面というのが、ライントレードです。特に有効トレンドラインのラインブレイクなどは水平線と交わる部分も重なっていると、それだけで大きな利幅を得ることも難しくないと思います。

大切なのは自分で引いて見て効果を確認しながら他のトレーダーの引いたラインと比較して検証したりすることだと思います。そうすることで更に効果のあるラインが引ける様になりますし、何故そこに引くのかという意味で大衆心理も自然と身に着くと思います。

またローソク足をあわせることで強い効果をはっきするため色々な視点や手法を持つという意味で是非
ライントレードを活用して行きましょう!!


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2023年02月13日

【マインド・メンタル】FXと向き合って行くために・・・自分を認知し変化させていくための考え方について

皆さんお疲れ様です。
毎回冒頭の統一感がなく申し訳ありません。

ブログを書いて行く中で色々と試行錯誤を繰り返しております。

今回から冒頭は、自分が感じたこと、考えたことを等をお話させていただきその後に本題に入って行きたいと思いますので今後ともどうぞよろしくお願いします。

あー豪ドル円・・・死にそうだ(笑い)
豪ドル円 ぶろぐねた.png



さて今日は少しマインド・スピリチュアルのお話になりますがFXと向き合って行く中で、これらの内容が少しでも皆さんの心を回復させたり、強くしてくれれば良いなと思ってブログを書きたいと思います。
(次回は必ずライントレード後編を書きます!!すいません!!)

お礼と自分の考え

皆さんが応援して下さっているおかげで、 経済・株式・金融 :24位 / 33677ブログ中になっていました!!

ありがとうございます!!皆さん一人、一人のおかげで24位!!


素直に嬉しい気持ちです。
今回この様なテーマを書く、気持ちになったのも自分の課題である選択と集中の継続と習慣化に取り組む中で、非常に勇気と力を頂き励みになったからです。本当にありがとうございます!!

FXの学びでもそうですが何かをやりたいと思った時にいつも思い出すのは作家、俳優、実業家と幅広く活躍されておられる中谷彰宏さんの言葉で、皆さんもご存じかと思います。
したい人、10,000人
始める人、100人
続ける人、1人


最初はやってみたい!!よし!やろう!!と思っていても最終的には10,000人中、たったの1人しか続けていない・・・

もちろん実際の比率はそうではないと思います。しかし、いかがでしょうか。自分の心と向き合って見て下さい。

成りたい自分、手に入れたい物、身に着けたいスキル、価値観などは誰しもが持っていたはずです。

それは憧れから始まるものかも知れませんし、自分の才能の延長で感じたことかもしれません。

なのにいつの間にか、社会的地位や他人の目を気にして、行動が減って行動しなくなってしまいます。

例外なく私も同じで特に完璧にしない癖に変な完璧思考や白・黒思考を持っています。

また他人にどう思われるかを考えてしまい良い所の比較ではなく自分の悪いところと他人の良いところの比較をしてしまい自己肯定感を下げて行ってしまうのです。

これは自分の人生を生きるということは勿論、FXにも影響を及ぼすものだと認知しています。

特にゼロサムゲームと言われるFXにおいては勝つか負けるか・・・それだけです。
一生懸命勉強しても勝てない時間が続くと、当然落ち込みますよね。

ただ私が思うに結果だけにフォーカスするのではなく、その過程を大切にすることが出来ればそれは成長しているということだと思います。

例えば、今の自分に合った本に出合えた、とても良いコンテンツに巡り合ったとします。

私もそうなのですが、まるで自分がその知見を得た様な感覚になり、成長したぞ!!と感じます。

よく本は代理経験をするものなので沢山読んだ方が良いと言われたりしますが、これまで経験していない事を知る。

つまり一時的とはいえ、不知から既知に変わる訳なので当然の感覚と言えます。しかし実際のところは分かったつもりになっているという事を認知しておく必要があります。
何故なら、インプットだけでは再現性がないからです。アウトプットすることで自分自身に理解度を問うことが出来るからです。コーチング用語でいうところのオートクライン。つまり自分自身の言葉や行動を自分が
感じることが大切です。

これには脳の働きが関連してくる訳ですが、認知させていくことが大切ということです。

負けた結果だけを認知するのではなく、再現性のあるトレードを目指して根拠を持ってエントリーした課程もしっかり認知するべきだと思います。

ナポレオンヒルの著書、”思考は現実化するです”。良くも悪くも人間の脳は凄いです。

成りたいと言うのではなく、成る!!と言うと脳はその様に突き動かしてくれるそうです。
やりたいと思ったスタート地点からしっかり課程を大切にしてゆっくり、元気な時は、少しだけ急いで継続して習慣化しましょう!!

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」

「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」

「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」

「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」

「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

マザーテレサの言葉


FXで失敗した時に思い出すこと。
エジソンは、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」とも語っています。何度も何度も失敗を繰り返しながら、決してあきらめずに挑戦し続け、ついには、たくさんの発明を世に出しました。

 「結果はあとからついて来る」。私たちも自らの可能性を信じ、常に前向きに挑戦する心を持ち続けたいものです。

出典:ベースボール専門メディア「full-Count」


失敗とは、より賢く再挑戦するためのよい機会である。まじめな失敗は、なんら恥ではない。失敗を恐れる心の中にこそ、恥辱は住む。

ヘンリーフォード


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金融・投資ランキング



2023年02月09日

【環境認識・ライン分析】今すぐ使える!!簡単かつ強力なライン分析で利益を積み上げろ!!前編〜トレンドライン、チャネルライン、回帰トレンド

日米の金利の行方が不透明な中、ボラティリティある相場が続くも資金管理・ルールを徹底したいところ

1月の米雇用統計の結果は非農業部門雇用者数は517,000人増加し、市場予想を大幅に上回る結果になり、失業率は3.4%となんと53年半超ぶりの低水準とFRBの施策が労働市場において効果的に働いていないことを浮き彫りとする結果となりました。

一方、日本においては日銀黒田総裁退任後の次期総裁候補として黒田体制の副総裁であって日銀のエリートと言われる雨宮氏の名が取り上げられると市場はハト派として今後も金融緩和が継続されると見て円安が進んだりと昨年末から日・米の金利の行方によってボラティリティがある一方でどちらかにトレンドが加速する訳でもなく難しい相場が続いていると感じています。

金利変動によってボラティリティがある相場は下位足のテクニカル分析が無効化される場合が極めて多いため余裕を持った資金管理と優位性・再現性が高い位置でのトレードを心掛けたいところで個人的には休むも相場が当てはまる相場な様な気もしています。

ギャンの価値ある28のルールの中にありますが、こういう時こそ利益を勘定しないこと、また負けた後にロットを大きくしないことなど基本的な資金管理をしていくことが本当においしい相場で大きく利益を取るための処世術だと思います。

さて、前話が長くなりましたが、今回は以前の記事【FX・ライントレード】「相場の見える化・環境認識が出来る様になるライントレードの有効性について考える」に新たに得た気づきや実際のトレードで感じたことを加えた記事になります。

現在、トレードをする中で以下の疑問を感じている方がいれば何かヒントになるかもしれませんので是非最後までご一読お願いしたいと思います。

・トレンド系のインディケータで勝てない。
・水平線の効果に疑問を感じている。
・フォーメーション分析だけで勝てるのか不安。
・レンジ相場の有効な戦い方を確認したい。
・ダウ理論のトレンド転換後を待つと時間がかかる。


ポジポジ病の悩みがある方は問題解決策としてデモトレードでポジションメイクする方法も有効です!!







ライントレードとは?
ライントレードと聞いた際に皆さんは頭の中でどんな状態を思い浮かべますか?
ある人は水平線を思い浮かべ、またある人は上昇・下降トレンドに対して安値切り上げ・高値切り下げに引く斜めの線を思い浮かべると思います。

言わずもがなどちらも正解で、種々雑多です。
試しに「ライントレードとは FX」と検索エンジンに入力したところ関連キーワードだけで・・・
FX トレンドラインだけで勝てる
FX 実体だけでトレード
ラインチャート FX 手法
FX 水平線トレードの手法
FX チャートラインの引き方
FX トレンドラインの引き方
FX トレンドラインの正しい引き方

やはり水平線やトレンドラインが関連キーワードとして挙がり、ラインの引き方や、そもそものライントレードで勝てるのかといったトレーダーの問いもしっかり出てきます。

これだけ沢山の関連キーワードがあるということはそれだけ相場参加者が重要視している要素の1つであることは間違いないと言えるはずです。

つまり有効なラインを引けるということは他のトレンド系のインディケータなどと同様にトレードにおける優位性・精度を向上させる手法として、また正しい相場の環境認識に効果があると言えるでしょう。

ライントレードをする上で絶対に押さえておきたい方向性とノイズ


ライントレードを行う上で絶対に押さえておきたいのが”方向性”と”ノイズ”です。
かく言う私も実は最近までこの二つの言葉の重要性を理解していませんでした。

もう少し踏み込んで言うと、二つの言葉の組み合わせについて考えたことありませんでした。

ではどこで知ったかというとFXのチャート説明動画や本をとても分かり易く説明してくれている小次郎講師のYouTube動画の回帰トレンドの使い方の説明動画で知ることができました。

お察しの通りチャネルラインにその真ん中を貫通するラインが加わったものが回帰トレンで、真ん中にラインを設けることで買い手・売り手の趨勢を見える化し、エントリーのタイミングなどをより戦略的に行える様になるものです。

では、この”方向性”と”ノイズ”がライントレードを行う上で何故重要なのか…

それぞれの言葉の意味を確認して見ましょう!!

まず、方向性とは・・・
上昇トレンドなら右肩上がり、下降トレンドなら右肩下がり、もみ合い相場なら横ばい。

ノイズとは・・・
価格は波打ちながら上がり、浪打ながら下がる。その波打っていく様子。

出所:小次郎講師 回帰トレンドの使い方


恐らく、何人かは「トレンドの定義は広義では間違いないし、価格の推移について説明しているものとして間違いではない」と感じられたと思います。

では何故この一見当たり前とも言えそうなことが重要なのかと言うと、相場は急騰・暴落を除き、ローソク足の値動きは小さなトレンド(上昇・下降・もみあい)を何度も繰り返し大きなトレンドを形成しています。

例えば、マルチタイムフレームで週足・日足・4時間足・1時間と見て行き1時間足や15分足でポジションを作って行く過程で髭が大きく伸びているところや前日の安値・高値などの水平線を引いて、移動平均線でトレンドを把握してオシレーターの売買サインでエントリーしている方も少なくないと思います。

これで損小利大を実現できている方もいると思いますが、一方で同じやり方でもエントリーの場所が悪い、利益確定の場所や損切り位置がわからない方もいると思います。

私が同じだったので良くわかります。
ここで考えられるのは、大きなトレンドの中の小さなトレンドが見えていないということです。

例えば上位足では安値を切り上げながら同様に高値も更新していたがしっかりとしたトレンド形成に失敗して売り方が優勢に見える様な状態があったとします。

1時間足は概ねレクタングルのもみ合でこちらもやや売り方が優勢に見える。

ここで売りエントリーをした場合、15分足はちょうど上昇の押し目であり、エントリー直後は微益ながらも合っていると思っているところを押し目からの上放れで含み損を抱え損切りになってしまうということが起きます。

もし下位足を見ていた場合でも方向性が予測できていない場合は同じ結果になりますがここで言いたいことは…

価格は波打ちながら上がり、浪打ながら下がるという特性を理解し下位足含めその動きが出ていないか確認することが重要ということです。

そして時間と共に少しずつトレンド形成していく値動きを予測するのに非常にライントレードが有効になってくる訳です。

デモトレード期間が3カ月あるDMMFX。ライントレードの練習が十分に出来ます。





暫定トレンドラインと有効トレンドライン

ここからライントレードの軸となるトレンドラインについて話を進めて行きます。
貼付しているのは実際の豪ドル円のチャートで左側が週足、右側が日足のチャートとなります。

豪ドル円 ライントレード 週足.png豪ドル円 日足 ライントレード.png


まず週足ですが、上昇トレンド後の最高値を付けた後に下落を進めていたものの高値を作った起点を割ることが出来ずに安値を更新しながら反発している様な状態です。

週足で引ける水平線がかなりサポートラインとして効いているのと一目均衡表の重要な半値、つまり先行スパン2も非常に強いサポートして働いています。買い手とすれば二つの強い壁に支えられたことになります。

ちなみに私は日銀の長期金利変動(0.5%に拡大)を発端に円高になるだろうと言わば金利コンセンサスのファンダメンタルと週足ダウ理論のトレンド転換を狙っていたのですがきっちり二番底で安値更新されて痛い目にあいました。

こういった場合も水平線だけで戦うのではなく、ライントレードを組合すことで損失を軽減することも出来ると思います。

では週足のチャート図に戻っていただき各ラインについて簡単にどの様なラインかをご説明しますと安値3点を通過する上斜め線が引かれていると思います。

これは皆さんがご存じのトレンドラインです。そして高値を通過しているのがチャネルラインと言われるものです。

更にトレンドラインとチャネルラインの間を通過しているラインが回帰トレンドで、チャネルラインの上にあるラインは予測チャネルとでもいいものか今後上昇を続けるならこの程度は動くという目安のゾーンです。

週足・日足と見て頂ければ概ねこのラインが機能していることが分かります。

では効くトレンドラインはどの様なものなのでしょうか・・・
有効なトレンドラインとは・・・

上昇トレンドの場合なら切り上げて行く安値を最低3点通過できることおよび角度が45度程度のもの。


下降トレンドの場合なら切り下げて行く高値を最低3点通過できることおよび角度が45度程度のもの。


また暫定トレンドラインの定義としては・・・
暫定トレンドラインとは・・・

安値・高値3点を満たさず2点のものとしているトレンドライン。


定義を確認後、先ほどのチャート図を見ていただくと発見や疑問を含めた気づきが得られると思います。

また確認しておきたい事としては実際に値動きに当てはまっているかを確認しながら修正していくこともその後の趨勢を予測していくために重要な事だと思います。

またトレンドラインを引く際に、髭と実体どちらに引くのが適切かと言った疑問が出てきます。

まず髭が出る場面を考えて見ると相場に急騰や急落が起きた際や各トレーダーの決済によって出来たものと考えられます。

そう考えるとそれも投資家の値動きに対するアクションであるため髭も採用するのが適していると思います。

ちなみに書きながら先ほどのチャート図を見ると週足・日足ともに髭でトレンドライン通過させてますね。

ふと書きながら疑問に感じたことはというと所謂ブレイクアウトの際にも髭抜けと実体抜けというのがありますがこれも考え方だと思います。

ただしブレイクアウトの際はダマシを意識するという心理があるため実体の方を採用していると考えるのが自然だと思います。

実体で抜けてからリテストで試されるため一面的のみで考えるよりは値動きに合わせると言ったある意味、誠実なトレードの方が精度は高いと言えるのではないかと思います。



チャネルライン=リターンライン


トレンドラインのラインに並行して引けるラインをチャネルラインと呼びます。

またこのチャネルラインには別名があり、リターンラインとも呼びます。

個人的には両方の名がつけられた意味を理解しておくのが良いと思います。

端的に言うと、チャネル=ゾーンであり、リターンラインはその名の通りそのラインが抵抗線として機能して値動きがリターンする傾向があるということです。

豪ドル日足のチャネルラインです。

週足の下降の力もあってかチャネルラインへの到達は少ないですが、直近高値と合わせて意識されています。つまりこのチャネルを意識してトレードしている人が居るという証拠ですね。
豪ドル円 日足 ライントレード.png


またチャネルが有効に機能していることが確認できれば回帰トレンドラインを引くことが出来ます。

回帰トレンドラインは少し前にご説明した通りトレンドラインとチャネルラインのちょうど真ん中に引くラインです。

個人的には一目均衡表の半値線の考えに近いものとして受け入れ、買い手と売り手の勢力の強さを図るために引いています。

回帰トレンドラインを引くことで様々な判断が可能となるからです。

例えば上昇のチャネルにおいて回帰トレンドラインに何度も跳ね返されて力が弱くなってきた場合はいずれ売り手が勝つか可能性が高いと判断することができますし、回帰トレンドをサポートとして上昇していくのが見て取れるならこれは買い手が勝つかもしれないと予測することが出来ます。

ここについてはレクタングルやトライアングルなどのブレイクアウト手法のウォルフ波動なども関係してくることがあるかもしれませんがシンプルにかつ有効なものを取り入れたいですね。

少し話はそれますがVUCAの時代でDXが謳われSNSが躍進する中でバランス思考を持つことが重要だと書いてあるデロイトトーマツコンサルティングの高砂哲夫さんの”バランス思考”という本を読みました。

その中でそうだなと感じたのが、複雑がシンプルになりやがて極端化するという流れ。

FXでも行動経済学・心理学が重要とされているため今後はこういったことも書いて行きたいなと思いますが簡単に言うと、複雑なものではそれを利用できない人がいるため簡素化する。

簡素化が進むと難しいことを考えなくなり自分にとって都合の良い簡単なことをする・しないの極端化となって行くというものです。

これは個人的にFXを学ぶ上でも頭の片隅においていて損はないなと感じました。

極端化には慎重さが欠如してしまうデメリットがあるためまずはやってみてから考えてみる。
そんなバランス思考が成長速度をドライブさせるものだと思います。





機能したチャネルはそのまま活用して今後の値動きを予測する


これまでのお話の中で有効なトレンドラインの定義そしてそのトレンドラインを活用したチャネルライン。

また更に買い手と売り手の趨勢を予測する回帰トレンドラインについてお話させていただきました。

そして最後に機能したチャネルはそのまま活用して今後の値動きを予測する方法をご紹介したいと思います。

左は先ほどトレンドラインの説明のために貼付していた実際のチャート図でマルチタイムフレームで週足→日足と見ていく中での4時間足のチャート図で右側は1時間足のチャート図でです。

豪ドル円 1時間足 ライントレード.png豪ドル15分足 ライントレード.png


左の4時間足チャートではWボトムを形成する可能性があり売りに押された陰線の髭に水平線があります。

またここでは暫定トレンドラインではあるものの上目線での値動きであったためチャネルラインを引いています。実はこのチャネルラインにはある特性があります。

それは、チャネルラインは予測値・目標値の算出にも活用できる特性があるということです。
既存チャネルから価格がブレイクすれば通常そのチャネルの幅と同じだけ価格は動く。加えて回帰トレンドも買い手と売り手の趨勢を見るのに良い。

出所:マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド パンローリング社 




実際にこの特性を活かしてトレードしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん相場に確実はないため機能をしない場面もあると思います。

しかしトレーダーとして大切なことは道具の様にその時々に最適な物を取り出して環境認識を行い精度の高いトレードを行えることだと思います。

そして百聞は一見に如かず!!
まずはベビーステップでいいので実際のトレードで試して見ることが何より大切だと思います。

エジソンではないですが失敗を失敗として捉えるのではなくより成功に近づくための方法・考え方を知ることが出来たという考え方が出来れば、メタ認知、内省と色々と自分を向上することが出来ると思います。

ライントレードについてはまだまだ色々と種類があります。
次回は相場を3分割してみるスピードラインやファン理論の中のフィボナッチファンやギャンラインを含むギャンファン、そして値動きの中の高値・安値にラインを引く内部ラインなどをご紹介したいと思っています。

私自身まだまだ未熟であるものの自分が失敗したことや早く知っておきたかったことを疑問を解消するのに時間を要したことなどをお伝えし少しでもFXがマネタイズの手段として有効になる様に情報発信して行きたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

またここはこの考えが正しい、これはこう考えるとより良い、間違っているなど色々コメントなど頂ければ学び直しになりますので是非よろしくお願いいたし


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2023年02月02日

【思考・成長】勝ちトレーダーに求められる思考が身に着く!!FXで相場から退場せずに成長し続けるための問題解決方法について3選!!

問題をコントロールすることを真に理解出来ている人は意外と少ない


しかし怠惰な人、感情をコントロールできない人、それに手っ取り早く儲けようなどと思っている人は、絶対に利益を上げることはできない
ジェシー・リバモア

ウォール街のグレートベアの異名を取ったリバモアの格言です。
私がリバモアを知ったのはマーケットの魔術師の中で伝説の投資家集団タートルズの生みの親であるリチャードデニスがトレーダーへ勧める本があるかという質問に対してリバモアの半ば小説化された伝記として、欲望と幻想の市場(東洋経済新報社刊)をトレードの感覚を体験できるものとして紹介していたからです。

冒頭から強烈な格言を掲げたのは投機であるFXで勝ちトレーダーとなり富を得るためには、まさに己をコントロールする力が必要であると感じたからです。

例えば損切りが出来ない、負けが続くとロットを倍にしてしまうなど心理や感情によって引き起こされる問題であり経験が長いトレーダーでもコントロールするのは難しい問題だと思います。

また自分の相場に対する考えや手法が絶対、唯一無二だと気持ちが高揚している時はその後のトレードで大きな損失を生み出してしまうリスクを忘れています。

これは自分を過信してしまうということが問題です。

では問題をコントロールするということはどの様なことなのか
元大手銀行幹部でありながら株式投資で破産寸前になったところから復活。復活にあたって再現性のあることはなんだったかというストーリー性の高い内容の本の中でこの様に説明していました。


コントロールとするという考えは一見、抽象的。
有り体に言うと具体的に見えるようにすると言うこと。逆にコントロールが効かない場合の一番の問題点は具体的に見えていないこと。具体的に見えていないからどうすればいいのか次の打ち手がわからないということ。また具体的に見えないの最大の理由は単にあなたがその場から遠すぎる位置にいるからに過ぎないことがわかります。
出所:いますぐ妻を社長にしなさい 坂下 仁


自分自身ハッと気づかされたと思いました。
サラリーマンでありフリーランスであれ個人事業主であれ法人であれ、問題を見える化することは至極当たり前のことであり、日々見える化した問題を共有したりして解決していると思います。

特に考えさせられたのは、具体的に見えないの最大の理由が・・・
単にあなたがその場所から遠すぎるからに過ぎない。

ちょうど自分自身にこの言葉が刺さった訳ですが、遠すぎるためにぼやけて物事の輪郭や表面しか見えておらずその物事の本質が見えていない状態にすら認知できていないためその後の行動、つまり打ち手を講ずることが出来ないということだと思います。

そのためメタ認知能力を高めることも必要なんだなと感じました。
見える化の段階では、計画達成のPDCAに加えて問題解決のPDCAを活用するのが適切だと思います。
問題解決のPDCA
問題を発見する(問題や異常を感知する)→感知した問題や異常を見える化する。
→問題を取り除く→問題解決を確認する。(実施した対策が効果を上げ問題や異常が解消されたことを確認する。
出典:見える化(強い企業をつくる「見える化」の仕組み 遠藤 功


WPDCA.png見える化.png

目標達成を信じて自分自身をセルフコーチング!!成果を出すための思考法を取り入れる

コーチングについてはサラリーマンをされていて部下を持っていらっしゃる方はご存じの方が多いと思います。

コーチングは対象者である相手(企業の場合だと部下が対象者となる)に対して教えるのではなく気づきを与えて思考や行動を変化させ目標達成までコーチが一緒になって取り組んでいくのが一般的です。

またコーチングは論理的思考、心理・行動経済学、包括的はコミニケーションスキル(聴く力・伝える力)が必要であり一朝一夕で習得できるものではありません。

それもそのはず他人を変えるのは難しいに決まっています。そもそも人には恒常性があり変化を嫌うという本能が備わっているからです。

また対象者それぞれの成長速度があり例えるならダイヤモンドが眠っている鉱山を掘り当てるイメージです。

余談ですがコーチングについては企業で研修を受講させてもらって学びを得たのですが、若い頃に、当時ご縁があった金融の一流の営業マンの方から「コーチを目指されていた方がいらっしゃり(今は独立されています)その方が経験を積むために対象者を探している見たいなんだけど受けてみる?」と声をかけてもらい知ったのがきっかけでした。

結論を言うとセルフコーチングに対しての考えや方法を学ぶことが出来ました。

コーチングについては色々お話出来る部分があるのですが今回強調してお伝えしたいのはPBPの視点を持つということです。言葉より図の方が分かり易いと思うので下図を見て下さい。
PBPの視点.png

この様に、目標達成に向けて身に着けるもの(スキル)→スキルを身に着けるための行動→それを支える考えや価値観・信念などを自分自信に問いかけ答えて行くことで考え・行動を変化させ成長に繋げて行く流れです。

また良く自分の夢は声に出して語れといいますがこれもコーチングのテクニックでオートクラインと言います。つまり自分で自分の言葉を聞くことで夢の刷り込みを行う訳ですね。

オートクラインとは少し異なりますが夢を叶えるためにビジョンボードがあります。
これはFXでも有名な漁師トレーダーとして活躍されておられる水島翔さんがご自身のホームページやYouTubeで紹介されています。(僕はYouTubeで拝見しました)
水島翔 ビジョンボード.png

これも前談の見える化の1つですよね。ナポレオンヒルの著書で思考は現実化するがありますがビジョンボードは自分の夢を視覚として見える化し常にそれを意識することで継続した行動(習慣化)を促すとても良いものだと思います。

水島さんはダウ理論を軸にマルチタイムフレームと水平線で環境認識をしてトレードされており愚直に夢を追い続ける姿にモチベーションを上げてもらっています。

水島翔.png

水島翔さんのホームページも是非ご覧になって見てくださいね。リンクノート2(開)
初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール【DMM FX】


さてここまでPBPの視点とビジョンボードについてご紹介しましたが最後にもう一つだけ視点という意味で
問題解決のフレームワークであるTAPSを用いて行動を促すことをご紹介したいと思います。

TAPS.png

この方法は本来あるべき姿に着目して現状と比較することで問題を見える化しその解決策を立てるという構成です。本来あるべき姿のところは目標に置きかえても問題ありません。
重要なことは頭でぐるぐる考えるのではなく見える化して具体的な行動を促進させることです。

欲しい物の総取りは出来ない!!選択と集中でスキルや思考をドライブさせる!!


FXを学ぶ中で誰しもが挫折を味わったことあると思います。
代表的なものだとファンダメンタルやテクニカル分析が挙げられますし債権と金利、オプション、ドルストレートと合成通貨、仲値、ロンドンフィキシング、VIXなど枚挙にいとまがありません。

これら全てを完璧に理解することは不可能です。
そのため早いうちに選択と集中を意識して学ぶ事を明確にして行動する方が良いです。

例えは買い手と売り手の戦いの結果を記録するローソク足やトレンドフォローの重要性を理解するためのダウ理論などは知っておいて損はありません。

理由は多くのトレーダーが意識しているからですよね。FXは車の運転と同じで個人の性格がトレードに出る傾向があると私は考えています。そのため自分がどういう人間なのかを理解することは実は緊急かつ重要なことだと思います。

詳しくはマネースクリプトについて書いた記事をご覧ください。

まとめ


最後までご一読いただいた方、ありがとうございました。
今回は中々自分で向き合うことが出来ない、けいでも非常に重要な成長・思考にフォーカスして見ました。

内容としては3つについて展開しました。

  1. 問題をコントロールすることを真に理解出来ている人は意外と少ない
  2. 目標達成を信じて自分自身をセルフコーチング!!成果を出すための思考法を取り入れる
  3. 欲しい物の総取りは出来ない!!選択と集中でスキルや思考をドライブさせる!!


FXで悩んだり考えたりする際は問題の見える化を行い改善行動をしていくことで少しずつでも成功に近づいていると考えましょう。また成長することで問題の本質に近づくことが出来ると認知し怠惰にならないよう習慣化を意識しましょう!!

もちろん負けが重なったり一回の損失が大きく意気消沈してしまうこともあります。
しかし結果には必ず原因があります。そこを問題として認知するのか怠惰になるのかの違いです。
他人がどう思うかなんて全く気にする必要はありません。他人の人生を生きているのではなく自分の人生を生きている訳ですから仏教の因果の道理、まかぬ種は生えぬ、まいた種は必ず生えるを信じてやるのみです!!

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2023年01月30日

【FX・ライントレード】相場の見える化・環境認識が出来る様になるライントレードの有効性について考える。

FX初心者がライントレードを軽視してしまうのは何故か


FX初心者にとってテクニカル分析は文字通りテクニカルな印象を持ってしまうものだと思います。

それもそのはずでまずはテクニカル=トレンド系の移動平均線やボリンジャーバンドといった代表的なものをチャート上に表示させつつオシレーター系のMACDやRSIを表示することだと思い込んでしまうからではないでしょうか。それは言うならば自分なりの見える化(環境認識)を行いたいという心理の表れだと思います。

しかしそれぞれの鉄板と言われる様なやり方を実践しても勝率は上がらずトレンドの転換時や相場の急騰・急落に大きな損失を出してしまうからではないでしょうか。

また移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表これらのトレンド系のテクニカルがどの様な考えで構成されているかを理解して相場で活用できる様になるにはそれ相応の熱量、検証が必要になるため俗にいう聖杯探しが起きてしまうのだと思います。

聖杯はないと目が覚めて改めてテクニカル分析に向き合う中で、ライントレードを検討する方もいると思います。

そこで色々な疑問に直面し納得感が得られないためライントレードを軽視するのではないでしょうか。

FX初心者の頃、ラインを引く度にこんな疑問・悩みがあったよなー


  • 実体の安値と髭の安値があった場合はどちらを採用するのか。
  • 一度引いたラインがブレイクされた後でも元のラインは残しておくのか。
  • トレンドラインは引けたけどチャネルラインは引く意味あるんだろうか


各個人投資家にとって重要なことは、トレンド系のインディケータでもライントレードでも守破離に倣いまずは型を徹底的に守る。それだ出来たら型をくずしてみる。

そして最後に自分の考えを元にそれを要所要所で使いこなすことだと思います。

前置きが長くなってしまいましたがライントレードを理解することでどんなメリットが得られるのか考えて行きましょう!!

ライントレードを理解することで優位性・再現性あるポジションメイクが可能になる


相場の見える化(環境認識)は新規ポジションを持つ際に欠かせないトレーダーのルーチンワークです。

今どんなトレンド(上昇・下降・横ばい)で買い手と売り手どちらが優勢か、どこで勝負が決まる戦いが起こるのか。

これを知らず値ごろ感だけでトレードすることは証拠金取引であるFXにおいては非常に危険です。

相場は良く海に例えられることが多いですが、航海の際にGPS・海図・航路標識・水上の交通ルールなどを知らないと座礁したり他船とぶつかったり、はたまた映画パーフェクトストームの様な嵐にあって漂流してしまうリスクがあるのはご存じの通りです。

投機と言われるFXにおいては長時間相場でポジションをホールドすることは自分の資産を未曾有のリスクに遭遇する可能性を高めることになります。

※バイ・アンド・ホールドする戦略について考察した記事があるので気になる方は前回のブログも確認してください。

【手法・ルール】投機と言われるFXで投資原則であるバイ・アンド・ホールド手法が通じる
か考察する。


さて代表的なライントレードとしてはトレンド継続中にトレンドの転換を見極めるためのトレンドラインやトレンドラインに並行した線であるチャネルライン)を引いて値動きを予測したりする方法があり、ポジションメイクの際に活用することが出来ます。


ライントレードの重要度が確認できる参考記事として東洋経済さんの以下記事が勉強になりました。

FXで1億稼ぐトレーダーは何が違うのか
3000万円が180万円に激減しても負けない力から以下文。

トレードはまず、トレンドラインを引くことから始まる。トレンドに沿って引く「レジスタンスライン」と「サポートライン」は、日足チャートに加えて時間足、分足にも引く。直近の高値や安値のラインも重要だ。

勝つためには「負けないこと」が一番の近道
エントリーは、レジスタンスラインをブレイクした時の勢いを見てから。スピード感をもって抜ければ順張りし、勢いがなければ逆張りする。大事なのは、利がのったらすかさず、エントリーした値位置のプラス2Pipsのところにロスカットを入れること。勝率が8割と高めな一方で、「利幅が小さい」ことが課題だというが、資金さえあれば何度でもやり直せるがトレードだ。勝つためには、負けないことが一番の近道なのだ。

出所:FXで1億稼ぐトレーダーは何が違うのか
3000万円が180万円に激減しても負けない力
東洋経済オンライン


この取材に応じたのは四国在住の億トレーダーである近藤氏とまっちゃん氏。
3000万円が180万円に激減しても諦めなかった情熱に脱帽しますし、そんな方々がトレードはトレンドラインを引くことからはじまると言っていることからもライントレードの有効性に信頼が持てます。

百聞は一見に如かず!!まずはやって見るが大切!!



(DMMFXなら初期設定で3カ月間もデモトレード出来るからライントレードの練習にはもってこいです)

実際のラインを引いたチャート画面を見てみる。

僕がDMMFXで実際にライントレードしている画面はこの様な感じです。

右のチャートは豪ドル円の日足チャートです。
外側の下方向ラインは週足ベースでのチャネルライン。内側の上向きラインは日足ベースでのチャネルラインです。

その他、一目均衡表、単純移動平均線、ボリンジャーバンドを表示し、オシレーターはRSIとMACDを表示しています。

週足の目線としては下降トレンドで一目均衡表の重要な高値と重要な安値の半値を示す(先行スパン2=重要な半値)でサポートされて転換線を抜けて基準線まで反発しているため週足ベースでは少しだけ買い方が有利に見えます。

一方で日足ベースだと、安値・高値を切り上げて上昇するも移動平均200日が強いレジスタンスとなり一旦売り方が優先で先行スパン2=重要な半値)で反発している状態です。

ラインについては追って説明しますが、週足・日足ともにこのラインの中で推移しているのが分かると思います。もしこのまま下落が続き一旦日足のトレンドラインまで来た場合は、ここで買い手・売り手の戦いが起こる可能性があるため重要な半値を割った後にショートポジションを持つ戦略を立てることもできます。
豪ドル日足 チャネル.png

トレンド系のチャート表示について

移動平均線(SMA)は日足ベースで短期21、中期120日(ここは90に変更するか検討中)長期200日で表示して相場を見ています。特に120日、200日は世界のトレーダーが見ているため参考にしています。

また一目山人こと細田悟一氏が考案された一目均衡表については日本人が考案したものであり、海外でもicimokuとしてプロ・アマ問わず多くのトレーダーが意識しているものであり買い手・売り手の均衡が一目で分かるという意味や時間論も取り入れられているなどシンプルにして奥が深いものとして非常に魅力を感じています。

ボリンジャーバンドについてはホラティリティの強弱や意識される1つの位置として表示させています。

この様に僕はトレンド系テクニカルを複数表示していますが、勝ちトレーダーは非常に少ない幾つかの手法を相場観に合わせて変えているだけと言われる様に今後は少しずつシンプルにして行きたいと思っています。

トレンド把握や上昇・下降の速度を予測するラインなど沢山のラインがあることを知っておく


一口にライントレードと言っても幾つかの種類や考え方があります。

具体的にはトレンドを確認するためのトレンドライン、それが引けたら検討出来るチャネルラインがあり、ファン理論から引くライン、リトレースメントを軸としたスピードラインなどまさに種々雑多です。

また各ラインの引き方や考え方も初心者の頃は何から始めればいいのかわからないものですがテクニカル分析について書かれている本を何冊も読む中で納得できるものがありましたのでご紹介したいと思います。

それがパンローリング社出版、テクニカル分析に30年以上従事された元メリルリンチテクニカル分析部門責任者でおられたジョン・J・マーフィー氏著者のマーケットの良書。

テクニカル分析。トレード手法と売買手法の完全総合ガイドです。

テクニカル分析 ジョン・J・マーフィー.pngこの本はテクニカル分析とは何か。テクニカル分析をどの様に理解して相場に活かすかについて惜しむことなく様々な事柄から書かれています。トレーダーであれば一度は手に取って見て損はないと思います。

ライントレードの説明の中にはファン理論というものがありそこではフィボナッチファンやウィリアム・D・ギャンのギャンファンも紹介されており非常に深い内容で面白い内容になっています。



また今後のラインで自分のトレードも踏まえてライントレードの有効性や注意点などもご紹介して行きたいと思いますので楽しみにしておいてください。


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2023年01月28日

【手法・ルール】投機と言われるFXで投資原則であるバイ・アンド・ホールド手法が通じるのか考察する。

皆さん、お疲れ様です。
最強寒波到来という中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

僕はAmazonプライムで、東野圭吾さんの容疑者Xの献身と真夏の方程式を見たりYouTuberのヒカルさんのポケカ開封シリーズを見ながらトレードしている日々です。

間もなく2月に入り春に向けて間もなくと言った感じですが、今年は桜を皆で囲める年になればいいなと思います。そしてトレードしている個人投資家にとって良いスタートとなる年になって欲しいです。


来週以降の豪ドル円の動向について

来週はFOMCの発表を控え、再来週には、豪の金融政策金利発表もあるため発表前は動意が乏しいか・・・
豪ドルについては先日発表のCPIが市場予想を上回り、近頃の日銀絡みのショート分は全てカバーされた様な状況。

現在は週足ベースでの一目均衡表の基準線に阻まれている状態ですが、原則日足ベースで見る一目均衡表としての目線では買い方の完成形となっています。

CPIの結果を受けてターミナルレートの決定や金融引き締めの上昇が気になるところです。
それにしても約30年振りの高水準ということで、非常に力強いインフレとなっています。

豪年間CPI.png豪月次CPI指標.png


出所:Australian Bureau Statistics

またこのところ、日銀の金融緩和継続姿勢が改めて明確化したこともあり通貨強弱としては豪ドルが最強、円が最弱ということで当然需給として豪ドルは上がりやすい傾向になっています。

1月31日(火)には日銀5年物共通担保資金供給オペを実施予定であり、ゴトー日の需給買いが重なれば円安の流れに向きそうなので注意したいところですね。

債券市場では、新発10年国債利回りが日本銀行の許容上限0.5%に対して、0.475%で取引された。日銀政策据え置き後の買い戻しが一巡する中、来週の10年国債入札に対する警戒感から再び上限に接近した。東京都区部の消費者物価の上振れなどを受けて中期ゾーンの金利が上昇し、日銀は31日に5年物の共通担保資金供給オペを実施することを通知した。

5年物の共通担保資金供給オペの実施は23日に続き2回目。前回は1兆円(金利入札方式)実施したことで金利低下を後押しした。

出所:ブルームバーグ




さて、今日のテーマは投資の原則とも言われるバイ・アンド・ホールドが投機と言われるFXにおいて活用できるのか考察したいと思います。コツコツドカンについて悩んでいる方はまた違う視点で役に立つ考えでもあると思うので是非最後までご一読ください!!

バイ・アンド・ホールドについて

バイ・アンド・ホールド(英語: Buy and hold)とは、投資家が証券を購入後、長期に渡り保有し続ける投資戦略の事である。 [1]

保有し続けている間、ある程度の価格変動(ボラティリティ)を受けつつも、長期的に見れば、金融市場は良い利率のリターンを与えるという考えに基づいている。

これは証券価格が下落した後にそれを売り払ってしまう場合、投資家は金融市場の長期的なリターンを得ることが無いと述べている。

市場のタイミングを見計らって売買する事、すなわち安値で買い、高値で売ろうとする事が出来ない、つまり、少なくとも小口または経験の浅い投資家にとっては、これを試みると良くない結果となるので、単にバイ・アンド・ホールドするのが良いという見方である。

出所: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


バイ・アンド・ホールドについては株式投資のみならずその他の投資商品でも活用されている考え方であり投資の神様と言われるかの有名なウォーレンバフェットさんもこのバイ・アンド・ホールドに賛同されている見たいです。これは安く買って高く売れという相場の教えとも合致します。

今回何故、このバイ・アンド・ホールドについてFXでの有効性を考えたのかというと、お気づきの通り損切り設定をしないことがコツコツドカンの原因の1つであり、損失回避の本能がある中で真に損切りの重要性について考えるトレーダーの方も少なからずいるのではないかと考えたからです。

もちろん証拠金取引であるFXにおいては強制ロスカットをされなくても多くの場合は証拠金維持率が100%を下回った場合、追加の証拠金を入金しないとその時点で抱えている含み損は全て強制的にロスカットされてしまいます。

株式投資で言う塩漬けが出来ない訳なので、バイ・アンド・ホールドに向いていないと考えることも出来ると思います。

一方で何事も賛否両論がつきものでありバイ・アンド・ホールドについてもそれは例外ではないと思いますが、まずは自分の尊敬する人の言う事には耳を傾けて、考える必要はあるのかなと感じています。

そういう意味で、外為ドットコムさんの過去記事で与沢 翼さんがバイ・アンド・ホールドについてその時点での考えを語っておられたので少しご紹介したいと思います。

株式は「バイ・アンド・ホールド」が原理・原則で、一度資金をブチ込んだら、「含み損」になるくらいがありがたい。なぜなら、さらなる安値で追加投資して、平均取得単価を下げられるからです。中・長期投資というのは、「仕入れフェーズ」「待機フェーズ」「回収フェーズ」に分けて考えること。仕入れるときは、とにかく安くなったら、仕入れを積む。仕入れを経て、醸成させて、いずれかの未来において、一斉に収穫するのです。本気で長期保有目的の銘柄であれば含み損に一旦なるのは、嬉しいこと以外の何ものでもありません。結局、現物は"ノンレバ"なので、半値になろうと、その含み損はまったく怖くないわけですし。「だから何?」「枚数、増やせるじゃん」みたいな。それが"ひょうひょう"とできないなら、それは資本主義を信じていないということに近いから、中・長期投資なんて「止めたほうがいい」と、そんな感覚を持っています。
出所:外為ドットコム 為替相場に「絶対」はない。これが与沢翼流「働き方改革だ!


現在はドバイに在住でSNSなどでもその達観した考えで投資家・インフルエンサーとして活躍されている与沢さんですが、この様に中・長期投資をするために株式投資を選択しているのであれば含み損や含み益に対して一喜一憂することが如何に取り越し苦労なのか分かりますね。

これは401系などの企業型確定拠出年金に対しても同じことが言えます。

そしてレバレッジをかけない現物の投資商品であればこそバイ・アンド・ホールドが有効と仰っています。

個人的にこの記事は何回も読み直ししたいと思っていますが、やはりFXに対してはバイ・アンド・ホールドは有効ではないという考えですね。

レバレッジが仇となることは本末転倒と言うことで納得できます。あえて自分の考えを言うとコツコツドカンってコツコツの間は間違いなく勝ててるんですね。

lotによって自分が納得できる利益をあげられているかはストレスなども含めて検討するべきですが…

実は僕もコツコツドカンの常習犯でして(笑)これまで資金を数倍にした後にドカンをやってしまった中で損切りの必要性について考えたからなんです。
現時点で認識して行動しないと行けないと考えていることは3つ。

  1. 利益を積み重ねた場合、一度利益分を出金する
  2. 勝ち続けている期間が長くなれば損切りを入れる
  3. 行動経済学を意識して相場を休むを実践する


1と2については僕が大好きなトレーダー。
努力・情熱に感銘を受けているテクニカル分析の始祖と言われるギャン(W・D・Gann)のルールを意識したものになっています。

まず、利益を積み重なるほど損失した後の気分の落ち込みが大きい(プロスペクト理論)ため
それを見越して勝ち分で慎重にトレードすることが望ましいというのがコツコツドカンに関する反省です。

短期間で資金を増やす場合に必ずしもバイ・アンド・ホールドが悪とは限らないと思うからです。

ただし、ある程度相場が高止まりして、尚且つ過熱感が落ち着いていると感じられる時が良いと思います。

具体的には200日移動平均の上で週・月足でトレンドが出ている時にはそれに追従しつつバイ・アンド・ホールドするといった感じです。

3つ目は自分に心理的な負担がかかる可能性が大きいだろうと思う相場は勇気を持って見送ること。

ここは負けが続いた際にそれを取り返そうとして大きくロットを張らないこと、また資金が減っている状態ではバイ・アンド・ホールドはしないことにすると言った感じです。

ただしこれまでブログに紹介した本、オリバーベレスさんのデイトレード、ゾーン最終章でも損切りは必要であることが書かれていますし、ギャンの価値ある28のルールでも損切りが必要と書かれています。

フラッシュクラッシュの様な突発的かつボラティリティが大きいものは多くのトレーダーを焼き尽くしている事からも、損切りで一回の負けを少なくすること、また急落に耐えうる資金管理が必要であることは押さえておく必要があります。

ここで損切りについて考えるきっかけを与えてくれて尚且つバイ・アンド・ホールドに近いなと感じられた考えが書いてある本をご紹介したいと思います。その本は午堂 登紀雄(ごどう ときお)さんのオキテ破りのFXです。



牛堂さんは他にも年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人などを書いておられますが非常に合理的かつ面白い考え方をされており今回改めて読み返してところ凄いなと感銘を受けました。

僕がバイ・アンド・ホールドを完全否定しないのは本能的に損失回避をしたいという経済行動学に準じたものだと感じたからです。とは言え絶対に損切りをしないというものではなく、イフダン注文などで機械的に
トレードすることで本業や投資以外のことに時間をしっかりと割きつつ利益を上げること


これを実現するための資金管理やナンピンを戦略的に行っていくという内容になります。

イメージしやすい方だと投資YouTuberのJIN(ジン)さんも莫大な資金で含み損を抱えても回復を待つトレードをしているイメージがあります。

損切り設定をしないというオキテ破りのトレードをするからには、資金管理が戦略の肝であることに加えてルール(ナンピンをどの程度の幅で幾つ置いていくか)の順守が必要です。

つまり完全な自動売買とは異なり裁量トレードである限り自分の感情をコントロールすることが求められることについては他のトレード手法と何ら変わりません。

もしコツコツドカンに悩んでいる、損切りの必要性について考えている方は手に取って見てはいかがでしょうか。



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その他、DMMFXではスマホでも3つまでトレンド系インディケーターの表示が可能!!移動平均線も表示して200日で大きな局面も確認しながらとしっかりチャート分析することが出来ます!!使いやすく期間設定も簡単ですよ!!

・デモトレード期間が初期設定で3カ月!!たっぷり修行できる!!
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2023年01月24日

【行動経済学・心理学】FXをする上で知っておきたい行動経済学・心理学

日銀のイールドカーブコントロールは概ね正常に機能。短期金利引き上げのサプライズはなし。


昨日1月23日(月)は日銀が5年物共通担保オペを実施。
事前告知していたもののオファー額1兆円に対して応札3、1兆円と需要が多い結果となったため円安が大きく進行しましたね。

正直、ドル円もそうですがクロス円を取引しているトレーダーは難しい局面ですよね。
通貨によってはまだまだ週足で見て一目均衡表の基準線に到達しつつある状態。

日銀の買いオペ(金融緩和の後押し)姿勢と投機筋との攻防がボラティリティを生んでる様に感じます。
市場は、昨年12月22日の長期金利拡大(0.25〜0.25)を実質利上げと見なしたため次回の会合にもサプライズを期待して円買いが濃厚でしたが蓋を開けてみると短期金利=政策金利は現状維持。

全員一致で融緩和を継続して行う姿勢を示した訳で、円買い、円絡みのショート勢は苦しい思いをすることになったと思います。

現在、1月24日の日経平均は393、15プラスと心理的節目の2万7千円を上回りして終えています。
今後は、1月31日〜2月1日のFOMCに注目か。

FXのトレーダースキル向上について考える

さて話は変わりますがFXのトレードスキルを向上させるために皆さんはどの様な取り組みをされていますか?
ある人はテクニカル分析を学び、ある人はファンダメンタルズを学びと十人十色ですし、どちらが正解ということでもないと思います。

トレードスキルを向上させていくためには自分自身のトレードと向き合い、ABA分析(どんなときに何をして結果どうなったか)やリフレクション(出来事の振り返り、他者および環境を振り返る、自己について振り返る)を取り入れてPDCAサイクルで改善していくことが出来ます。

ローソク足は大衆心理を反映しているものであり、買い手・売り手の勢力争いの結果が記録されています。
このローソク足一本、一本に投資家の喜びや悲しみが刻まれ、それはやがて共通認識とも言えるパターンを形成して行きます。

パターン分析(フォーメーション分析とも言う)には、相場の継続を表すコンティニュエーション型(フラッグ・ペナント)相場の反転を表すリバーサル型(V字型・Wトップ、Wボトム、ソーサーボトム等)があり
多くの個人投資家はそれらが表示されていくチャートを見て優位性・再現性が期待できるところでを探して
リスクリワードを確認しポジションメイクしていく訳ですが、当然これは原則であり、例外なポジションメイクが存在します。

例外なポジションメイクを別の言い方ですると・・・
感情や本能に無意識に支配され動かされたポジションメイクと言えると思います。

例外なポジションメイク=感情や本能に無意識に支配され動いてしまったもの

今回は人間が本能的に起こしてしまう行動や抱いてしまう感情について、行動経済学・心理学から何故そのような行動・感情になるのかを知り本能や感情を認知し正しい行動が出来る様に学んで行きたいと思います。
無計画なナンピンや、ロット上げをした経験がある方は発見があると思いますのでご一読下さい!!

心理学.png


負けトレードが続いた時に意識したいブレークイーブン効果

トレードをしているとどうしても負けが続いてしまう時がありますよね。
またそんな時は損失を挽回しようとリスクリワードを考えずにリスク追求的になってしまう。
つまり損がなかった状態に戻したいとリスクを取りにいくことをブレークイーブン効果と言ったりします。

また例えばレンジ相場で上方向にレンジブレイクしたため買いポジションを作ったものの、それはダマシで
すぐに下降トレンドが発生したとします。損切りを入れていなかったためなんとか建値に近づくのを待ちました。何とか建値で売ることが出来ました。これも一種のブレークイーブン効果だと思います。

損を帳消しするために無意識のうちに自分の都合の良いトレード結果をイメージしてリスクの度合いを考えずにポジションを作る様な経験がある方は、「ん?待てよ。自分はブレークイーブン効果に惑わされていないだろうか。本当に優位性・再現性があるところでトレード出来る状態だろうか」と認知して行動した方が仮に負けたとしても検証可能なトレードであるため今後のトレードスキル向上に役立つはずです。

比較的簡単に利益を積み上げた後のトレードで意識したいハウスマネー効果

自分の思惑通りに相場で勝ち続けている状態に陥りやすい状態です。
分かりやすく言うと、パチンコや競馬などのギャンブルでたまたま勝った10万円があったとします。
所謂あぶく銭と言うやつです。ご経験がある方なら分かると思いますがこういったあぶく銭は、負けてもどうせなかったお金だったと思おうという考えからリスク追求的な行動をとってしまうというものです。

相場分析が功を奏したのか、たまたまの要人発言で勝てたのか。それは個々のトレーダーのみ知ることですが
いずれにしても勝ちが続くと資金は増えて行きます。

こうなると、自分がまるで相場を理解した様に感じることもありますが、勝って兜の緒を締めよと同じで
調子に乗ってlot数を上げてしまったり、ナンピンを何度も重ねたりしない様に注意しましょう。

特に勝ちやすかったと感じた相場は特に注意が必要だと思います。
相場は刻々と変化していること、ヘッジファンドや大口が狙って仕掛けてくる可能性が上がっているかもしれないと注意しましょう。
以前からお伝えしているV波動なんかはそれに該当します。

外出時や時間が限られている時に意識したいプロスペクト理論

これまで紹介したブレークイーブン効果、ハウスマネー効果は初めて聞いた方も居られたかもしれませんが、
プロスペクト理論についてはFXの教本などでも良く紹介されているのでご存じの方も多いと思います。

プロスペクト理論は価値関数と確立加重関数という2つの柱で構成されています。
細かいことはさておきシンプルに意識しておきたいのは、同じ規模の利益と損失があった場合
損失の方を約2倍〜2、25倍重く受け止めるというものです。


これには損失を回避したいという損失回避性も影響しています。
また相場に大きいトレンドやボラティリティが発生した場合、予期せぬ大きな損を抱えたり被る場合があります。こういった場合は心的ダメージが体感3倍以上に感じると思います。損失が大きいとそれ以上かもしれません。フラッシュクラッシュやコロナショックなど想定外のボラティリティが発生する場合もあるため
外出する際や時間がない時はこういったことも考えトレードを控えるなどして常に冷静な状態で環境認識を行ってトレードをするようにしましょう。

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金融・投資ランキング

2023年01月15日

【脱・FX初心者】FX初心者が勝ちトレーダーになっていくための勉強方法について考える

皆さんお疲れ様です。
2023年が始まり早くも半月が過ぎようとしていますね!!
今週は日銀の今後の金融緩和についての種々雑多な思惑があり、円が大きく買われたり売られたりしていて
ドル円およびクロス円をトレードしている方は中々大変だったと拝察します。

さて今回のテーマは・・・
FX初心者が勝ちトレーダーになっていくための勉強方法について考える
先進国に比べマネーリテラシーが乏しいと言われるのが日本であり、確かにそれを裏付けるかの様に周りに投資をしている人は極めて少ない様に感じます。また金融商品の中でもリスクが高い、投機だと嫌煙されているFXをとなると更に少ないと思います。

何故、今回のテーマでブログを書こうと思ったか。
そのきっかけはFXの本を何十冊読んでも会社で言うところのマニュアルもなければOJTもないと言う当たり前のことに対してとても疑問を感じたからです。

初心者用の本を読んだ方は分かると思いますがFXとは、別名は外国為替証拠金取引といい・・・
指標発表(雇用統計など)は投資家が注目しているので値動きが荒い・・・良くある型としてヘッドアンドショルダーやWボトムと言った・・・ゴトー日やロンドンフィキシングとは・・・と書かれており、
それを頼りに読んだ、初心者はドラクエで言う近辺の地図と断片的な情報と今ある装備(資金)で
突然、ボスが出現するかもしれない相場というフィールドに向かう訳です。

僕が初心者(確か2016年頃)の実話としてはMTF(マルチタイムフレーム)なんて露知らずテクニカル分析なんて露知らず、移動平均の200日も露知らずの状態。

ただ値動きが出るからスクエア(ポジションなし)なので下がりそうだしショートにしよ!
どうせ失敗してもまぁ戻すよ!!(当然フィボナッチリトレースメントなども知らない)でドル円ショートでエントリー。その後は・・・いうまでもなく真っ赤でした。

投資全般に言えることですが自分の失敗のみを経験として成長していくものだと思いますが、
それを100%として持つことは勉強代としても非常に高額なお金を対価として捧げることになります。
当然そうなるとサンクコスト効果ではないですが、行動心理として負けた分は必ず取り返したい!!という
気持ちになり、本質的なことを学ぶことを疎かにとにかく再度相場へ出撃!!強制ロスカット・・・
メンタル・フィジカル共に立ち直れないとなります。

これは他人事ではなく、逆張りを好む日本人投資家はコツコツドカンも招きやすく無知は死を意味します。
相場の世界には、休むも相場という格言がありますが、退場=休むということではないです。
優位性・再現性のないところに無理に入るなというのが本来の意味な訳です。

資産にレバレッジをかけて差益を得るFXにおいてどの様に相場に向きえばリスクヘッジになるのか・・・

FXを投機ではなく投資として優位性・再現性の高いところで売買しながら資産運用するにはどの様にすれば良いのだろうか・・・


→ここについて時期は未定ですがFXを学ぶ際に、時間やお金のコストを極力かけずに効率良く学ぶことにフォーカスしたドキュメントを作成しお渡ししたいなと考えています。詳細は追ってお伝えしたいと思いますので興味のある方は是非応援お願いします。

ダウ理論から学ぶトレンドフォローの重要性

FXの包括的スキル向上のために色々な本
を読んでいる中でほとんどの本に書かれているのがダウ理論であることはこのブログでも何度もお伝えしてきたことですが、それだけトレンドフォローが重要であるということを改めて強調したいと思います。

理由はダウ理論を元にトレンドの継続・転換を狙っているトレーダーが多い(相場の共通認識)であることに加えてプロトレーダー自身も多くの失敗をする中でダウ理論という相場の共通認識に逆らうことがどういうことか身を持って理解しているという事だと思います。

またこれも共通して言えることですが本を読んでいると日本人投資家が逆張り傾向にあるということは欧米のトレーダーはもとより、知っている人は当たり前に知っていることになっています。

少し考えて見てください。FXに出て誰に知られていたら一番怖いでしょうか。
そうです。市場で話題となる5頭のクジラです。

最近一級河川の淀川にクジラが迷い込んだというニュースが話題を得ましたが、相場におけるクジラとは
どんな存在か。僕は、尾河 眞樹さんの「本当にわかる為替相場」を読んで知りました。
クジラとは・・・公的な金融機関や期間投資家のことを指し、具体的には・・・
  1. ゆうちょ銀行
  2. かんぽ生命保険
  3. 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
  4. 3共済
  5. 日銀

最後に日銀がありましたが、直近では昨年にあった為替介入や現在の金融緩和見直しについて思い出すと
相場に与える影響は大きいことが分かります。

相場ではよく逆指値が多くたまっているところを抜けると一気にトレンドが加速してその後また反転を見せることがあります。以前の僕のブログ「FX初心者必見!!ということで損小利大の取引を実現するために知っておきたい事前知識」で取り上げたユーチューバー投資家のSAIさんが説明していたV字波動の形成はまさに5頭のクジラのいずれかが絡んできていることを覚えておきましょう。


プライスアクションを理解することでチャートの”何故が理解”できる


次に勉強しておいた方が良いと感じているのはプライスアクションです。
ローソク足の意味や値動きについて考える際にプライスアクションという言葉を知ることになるのが一般の個人投資家の歩みだと思います。

江戸時代の相場師、本間 宗久によって考案された酒田五法も有名ですね。
三山とか赤三平とか聞いたことあると思います。実は僕もこのプライスアクションに関しては現在勉強中ですが、理解して活用することでエントリーの精度が格段と変化するだろうと直観的に思えるからです。

もっと言うならば・・・
プロ・アマ・個人・大口などを問わず売買の記録は全てローソク足に反映されるからです。

ローソク足1つ1つのプライスアクションを見ることで売り方・買い方のどちらが勝利したのかが見えてくる訳でそこから次の一手、その次の一手を見ていくことで結果的にフォーメーションが形成されそこに波動理論を当てはめたりして行くけはずです。

重要なのは売り方と買い方のどちらが優勢なのかを見極めること。
これが精度の高いエントリーに繋がっていく。
つまり相場のことは相場に聞けということになる訳です。

プライスアクションの重要性や各パターンが書かれており酒田五法よりも欧米のトレーダー達が注目しているのがプライスアクションということで著者の陳さんの深い相場に対する考えも知れる良書。



またロンドン在住で多くのトレーダーから支持されている松崎 美子さんもご自身の著書であるロンドンFXの中で当時ロンドンでディーラー業務していたころ、自分も含めロンドンのプロトレーダー達はファンダメンタルを軸にプライスアクションを見てトレードしていたと綴っています。




この事からもプライスアクションの重要性・有効性について理解して学ぶ必要があると考えられますよね。
一例で言うと、上昇局面に長い上髭が出るスパイクハイであったり下降局面に長い下髭が出るスパイクローなどです。トレンドの転換示唆になる場合もあるピンバーなどはイメージがつくと思います。日本だと十字線にあたるものですね。

もっと知りたいと思った型はDMMFXさんのローソク足とは?で学びましょう!!




(本を読んですぐに行動する人は1割にも満たないとか・・・行動って難しい)

レジサポ転換を理解し優位性・再現性高いエントリーを!!

最後はレジサポ転換です。ご存じ方がほとんどだと思いますが、レジスタンスライン(上値抵抗線)とサポートライン(下値支持線)です。上昇トレンドだと安値を結んで行くと上向き斜線「/」が形成されます。

この「/」にローソク足が近づいてくると反発しまた上方向にトレンドを継続したりする訳ですがローソク足がこの/を割って順調に下方向に推移していくとこれまでサポートラインとして機能していたものが上昇を阻むレジスタンスラインに変化します。

上昇の際は下降を阻む壁であったのに下降するとそれは上昇を拒む壁になる。
つまり役割が変わるのがレジサポ転換ということです。
また一度サポートラインを割っても慎重なトレーダーはダマシでないか確認するためにローソク足本当に転換したのか値動きを確認します。これをリテストと呼び、フォーメーション分析の場合のダマシ確認はリムーブと言います。

こういったことを理解しておくと水平線も含めて戻ろうとする動きありきでエントリーを考えることが出来る様になります。また仮にこれで負けたとしてもそれは根拠を持ってエントリーしたものであり後ほど検証が可能です。勝てた場合は1つの成功体験となります。

勝つことだけにこだわるのではなく・・・
どの様にして勝ったか
勝てるトレーダーになるには、ここにこだわり検証していくことがとても重要です。


つまり自分に対してABA分析=応用行動分析を取り入れる訳です。
わかりやすく言うと・・・
どんなとき(きっかけ) 何をしたら(行動) どうなった(結果)

これもプロが色々な本でお勧めしているものでプラスαとしてお伝えしておくとトレード日誌です。
自分が何を考えてエントリーしたのか。

これを継続して検証することが出来るトレーダーだけが負けを減らす。損室を減らすことに繋がり勝率が上がり勝てるトレーダーになってFXを利回りの良い投資にすることが出来るはずです。

巷は大学受験の自己採点が話題の1つですが、僕らトレーダーも自分が描いたトレードが出来たかしっかり自己採点して行きましょう!!

トレード日誌.png


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金融・投資ランキング

2023年01月12日

【副業・投資】副業としてFXを選択し3万円〜5万円の小遣いを稼ぐための再現性ある行動とは?

ファーストリテイリング従業員の給与を4割UP!!

ユニクロでお馴染みのファーストリテイリングが従業員の報酬改定で新入社員の初任給が30万円という記事がSNS上で駆け巡っていますが、皆さんはこの記事を読んでどの様な感想・感情を抱かれだでしょうか。

僕は正直30万円という金額が一人歩きをしているなと感じた後に果たして30万円で今の世の中で裕福と言えるのか。幸福感や満足感を得ることが出来るのかと感じました。

というも、月給30万円の仕事があってボーナスが基本給×3倍としても残業が無ければ年収として450万に届かないと考えると日本の平均年収の中央値にやっと届くか、届かないかということになり、個人的にはインフレが上昇している今の状態に適正とは言えないと思います。

最近ではマクドナルドのハンバーガーが170円になったりするニュースを見て、100円で買えたからこそ
コストパフォーマンスに優れていたからハンバーガー2事とチーズバーガー2個を買って夜中に食べるという
デブまっしぐらの楽しみがあったのにと悲しくなっていました。

またチョコレートもバレンタイン商戦の前にチョコレートも値上がりするって恋愛のきっかけにも影響してくるんじゃないかと心配せざるを得ない状況です。

少し前段が長くなりましたが、自分でお金を稼ぐ力を身に着けることは人生100年時代と言われる現代社会において他人事ではなく自分事として行動に起こして行く必要があると強く感じます。

そしてお金を稼ぐためには、何かしらの業に携わる必要があります。
政府が副業や投資を勧めているのは何故なのか考えるのも良いですが、稼ぐための方お法は種々雑多なので
まずは自分で何をして稼ぐかを選択する必要があり、そこに時間や労力を集中させる必要があります。

ここでFXを選んだ訳ですから、まずは3万円、5万円を小遣いとして稼ぐためにどの様な行動をすれば
再現性があるのか。今日はこれをテーマにしたお話です。
トレードを始める前に自分のライフスタイルに最適化させた稼ぐためのルールを考える

シンプルなことですが、稼ごう!!と言う想いが強ければ強い程、FXでトレードする際には注意が必要です。
相場はご存じの通りランダムウォークであり要人発言や地政学リスクなどで急激かつ大幅に流れが変わることが良くあります。自分が建てたポジションと反対に行き、損をしてしまうことも多々あります。

ここで冷静になれずに焦れば焦るほど自分が思い描いた方向に向かなくなりがちですし、上手く行かないことが焦りを更に助長させてしまい負けた後にlotを大きくしたりトレンドフォローの重要性を忘れてしまい、自分の都合でトレードをしてしまう可能性が高くなります。

今日もFXに関する本を5冊読みましたが、印象的だったことの1つに自分の得意とする場面が来るまでトレードを控えるというのがありました。5冊の中でこれが印象的でした。

鉄壁FXでYouTube動画、ささっちのトレード大学チャンネルを運営されておられる、ささっちさんこと笹田 喬志さんの本です。

実はこの本を読むのは2度目で、ささっちさんのYouTube動画を拝見しFXで成功された方のおひとりとして尊敬できるなと感じたからです。

2回目であることには理由があって僕は図書館に行って5冊〜10冊などまとめて学びたい本を借りる様にしていて1度目はレンジ相場での戦い方、その中でのウォルフ波動のことなどを学びまたゆっくり時間を持って全体を読みしっかり自分のトレードに活かしたいと考えていました。

本のタイトルに”鉄壁”と言う言葉が含まれている通りご自身がトレードを日誌に書き続け検証を続ける中で高勝率であったものを紹介されておりスナイプトレード(狙い撃ちしてトレードする)ことが書かれています。



人が動くと書いて働くであり従事している仕事で残業したり、とにかく動くことが稼ぐということに無意識になっていますが、相場では休むことも稼ぐことになるのでそこは認識しておくべきことだと思います。

そのため月に3万円〜5万円稼ぐという目標を立てた後に1日に1500円〜3000円を取ると安易に決めると再現性・優位性の低いトレードをしてしまう可能性に注意が必要です。

それよりは例えば半月で15000円〜2万5000円を稼げれば良いだろうと考え、その中でこの日はストレスを抱えない日にしたいからトレードはしない日にするなど自分のライフスタイルに合わせた無理のないトレード戦略を練るべきです。

自分の中でルールを決めないということは、本能的ないわば単純緊急性効果の罠と言えます。

トレードをする前のルール作りは、緊急ではないけれど重要なことの1つであり再現性・優位性を保つためトレード戦略にも直結する事なので曖昧だなと感じるのであればしっかり月単位でのトレード戦略を考えるところからはじめて見ましょう!!



FXのリスクを本当の意味で理解するためにデモトレードで学ぶことを選択するのも懸命なことと認識する

投資を検討したことのある人の多くはFX=危険、FX=資金を溶かすという種々雑多な情報から株式投資や罪達NISAなどに向かう傾向が顕著なのかなと個人的に感じます。

勿論、自分にあった金融商品に対して投資する方が良いので全く否定はありません。

ただこのブログを見て下さっている方はFXを学んでいる方、もしくはFXに興味を持っている方だと拝察します。

それであれば少ない資金でレバレッジを利かすことの出来るFXで勝てる様になるまで諦めずに自分の中でトレードのPDCAを回し続けるしかありません。

僕も安定して勝ち続けること、またFXで得た知識で副業を始めとして稼ぐことを目標にしています。

そこで1つご提案したいのがデモトレードです。

僕は自分のYouTube動画のFXを始めたきっかけについての中でデモトレードはしなかったと言っており、正直検討もしませんでした。

理由はリアルマネーでないと実感が沸かない。真剣にしないだろうという思いがあったからです。
今振り返って見れば何故デモトレードをせずに勝てると思ったんだ馬鹿野郎!!と当時の僕に言ってやりたい気持ちです。

先ほど、トレードを始める前に月のルールを決めることをお勧めしましたが、それをしないままだととにかく稼がなければいけない!!と焦ります。何故か・・・

値動きを自体を機会損失と見てしまうからです。

日本人の投資家は欧米のトレーダーと比較して”逆張り思考が強い!と言われることは有名な話しで様々なFX関連の本にもよく出てきます。

安く買って高く売るという商売人気質というか利益を得るという考えが偏っているとも言えると思います。

ただこれは僕も何度も失敗して、理解せざるを得ない状態にようやくなれた事です。

ここまで上がれば下げるだろう、ここまで下がれば上がるだろうと予想してしまうことが原因です。

そこには重要なことを無視した自分都合のトレードによる哀れな結果しか残りません。

重要なことについてはここでは多く語りませんが、一例で言うと相場参加者が見ているであろう重要な高値・安値・半値、意識されやすいキリ番などが挙げられます。

特にテクニカル分析を疎かにして自称プライスアクションで勝てていると思い込んでしまっている状態の投資家は注意が必要です。

もう一つ付け加えたいのが、利益勘定をしないことです。

このブログで何度か登場する有名なFXの本でオリバーベレスさんのデイトレードの中にトレーディングにおける7つの大罪の中にも利益を勘定することが書かれています。

人間の本質的な一度手にした物を失う怖さに人間は勝つことが出来ない。

手放すことが怖くて出来ないというプロスペクト理論とも通じるところがありますが、冷静にトレードを続けることが如何に重要か肝に命じておきたいところです。

こういった人間の感情の落とし穴を理解し、再現性・優位性を得るためにデモトレードの中でダウ理論のトレンド転換、フォーメーション分析やライントレードを学ぶことはとても大切だと思います。

その中でフォーメーション分析やライントレードの中のリターンムーブやリテストを検証したり、ダウ理論を支えるために移動平均、一目均衡表などを表示させて検証したり出来ればリアルトレードに移行した際の勝率は上がると思いますし、月hに3万円〜5万円を稼ぐという目標に対してしっかりアプローチできると思います。

FX関連の本をかれこれ20冊以上読む比べる中で本当に重要なことは多くの本に共通することであると気づかされます。

稼ぐ方法=手法だと考えて学び、そして負け、トレードに自信を無くしてしまうこの様な悪循環の時間を少しでも減らすことが出来る様に学んだことを引き続き発信していきます!!

現時点で資金が目減りしてしまいトFXを辞めようと考えている人がもしいれば、待って欲しいです。

僕自身もそうですが簡単に諦めない!!しっかり自分と相場と向き合いながらPDCAを回して経験したことを内省することを続ければ必ずトレードの質は向上するはずです。

YouTuberのヒカルさんじゃないですけど心配すんな。全部上手にいく。と自分に言い聞かせて、自分を信じて頑張りましょう!!

冷静になるためにリアルトレードを離れてデモトレードを精神と時の部屋として利用するのも、賢い選択だと思います。DMMFXはデモトレードが初期設定で三カ月可能なので十分に精神と時の部屋として活用できます。

今は各国の中央銀行もインフレ動向に注視しておりファンダメンタル的にも相場から離れて俯瞰するというのもありです。

木を見て森を見ずにならない様に、落ち着いて自分のライフスタイルにあったトレードとは何か・・・これを模索し続けて行きましょう!!


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2023年01月11日

【FX・投資】FX初心者必見!!損小利大の取引を実現するために知っておきたい事前知識

皆さん、お疲れ様です!!
最近少しずつですがブログを見て下さっている方が増えてきておりモチベーションを持って更新できています。

本当にありがとうございます。これからもFX・投資をする上で知っておきたいこと、知ることで知識向上のモチベーションが生まれる様なブログを書いて行きたいと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。

学びの1つになればと日本テクニカルアナリスト協会さんからハンドブックをいただきました。
今後は資格を取ることも一つの目標に掲げようかなと考えています。
日本テクニカル協会.png


さて今回のテーマはFX初心者必見!!ということで損小利大の取引を実現するために知っておきたい事前知識を幾つかお伝えしたいと思います。

再現性・優位性が高いフォーメーションが出たら素直にエントリー・イグジットを実践してみる

一つ目は、至極当たり前のことかも知れませんが遠回りしてこの考えに至りました。
理由はいくつかありますが型つまりフォーメーション分析の様な”誰が見ても一目で分かる売買サインに従う”ことがシンプルに再現性・優位性を担保していると感じたからです。こう感じたのにはこのブログでも紹介させていただいたYouTubeFX投資家であるSAIさんの動画を見たのがきっかけでした。

その動画は10万円を幾らまで増やす事が出来るかという企画で、FXではなくIG証券さんのノックアウトオプションで取引していくというものでした。

余談ですがノックアウトオプションについては僕のYouTube動画で為替介入ののお話をさせていただいた際に円安の1つの要因として中小企業を中心に定着しているドル調達方法である(資金調達コストが割安)ということを少しだけお話しさせていただいているのですが、FXをやる中でオプションバリアなどしばしばオプションの話が出てくるので今後学びを深めてまたお話出来ればと思います。

SAIさんの動画に話を戻しますと、V字型が出た際にエントリーして損小利大を実現し元手の10万円を10倍以上に増やしていました。

後述しますが、国内の投資家のみならず海外の投資家にも注目されている”一目均衡表”の生みの親である
一目山人は波動理論、時間論、値幅観測論を統合して相場を予測する方法を研究されていた訳ですがその波動論としては、I波動、V波動、N波動の3つに分けられると言っています。

SAIさんのV字型に対する見解は簡単に言うと大口が買い戻すことをきっかけに売り手の損切り確定=買いと新規の買い勢力が加わることで大きな買いの波を作りその波に乗り利益を得ることが出来るというものでした。

皆さんもV字型で負けたことあると思います。もちろん買いでエントリーして勝てた経験が成功体験となり幸運にも自分の中の勝ちパターンに加えることが出来た方もいると思います。

もっと分かり易い具体例を出すと上昇トレンドのの終焉局面でヘッドアンドショルダーやダブルトップが出た場合や下降トレンドの終焉局面でWボトムやソーサーボトムが出たりしますがこういった型に天邪鬼にならず素直に乗っかるというのが相場の中では大衆心理に沿った行動であり、勝っても負けても正しいトレードをしたと言えると最近強く思います。

相場に100%はないのは言うまでもありませんが何度も出現する型は自然法則によって表れると解釈してしまえばフィボナッチ係数・黄金比の様に信頼できるものに変わるのかもしれません。

いずれにしてもSAIさんの様に何故そういう現象が起きたかまで考えることは今後同じパターンが来た時に自信を持ってエントリー・イグジット出来ることになるので再現性・優位性が高いエントリー・イグジットパターンを多く引き出しから取り出せる様になるために学びと実践の繰り返しと検証・内省は勝ちトレーダーになるために非常に重要なルーチンと言えると思います。
ダウ理論の原理・原則を理解しトレードに活かす

二つ目は、エリオット波動やギャン理論などよりもシンプルにトレードに活かすことが出来るダウ理論です。
エリオット波動の提唱者であるラルフ・ネルソン・エリオットはチャールズダウのダウ理論の様な相場で活用できる優れた理論を更に昇華して行きたいと考えていたと言われています。

現在から100年以上も前の理論が現代においても投資家の売買判断とされているには当然理由があります。
その理由は”トレンドを定義することでその転換時期を見極めることが出来る”ここに集約されると思います。

最近だと多くの通貨で週足レベルの転換点を抜けられるかが大きなトレンド転換の転機となっているのが分かります。

ダウ理論の上昇トレンド(安値・高値の切り上げ)と下降トレンド(高値・安値の切り下げ)を理解し起点となる安値または戻り高値を抜けたらトレンド転換になるということを理解しておくと水平線を引きことの研究にも繋がりますし、結局は売買の均衡が崩れた時は勝者側に大きく価格が動くことが分かるので、安全性や確実性を得ながら地の利を活かした戦いを選ぶことも可能です。

ダウ理論をトレードに用いることでトレードフォローの重要性についても再考することになると思います。
前回のブログではお金を得るために知っておきたいマネースクリプトとルールの重要性の中でマーケットの魔術師の中から4万円を200億まで増やしたスーパートレーダーのリチャードデニスの話をしました。

リチャードデニスもまさにトレンドフォロー(順張り)が重要であると言っています。もちろん砂糖の取引では逆張りで大きく利益を得たとも言っていますが、それでも逆張りの危険性を避けている訳です。
マーケットの魔術師・デイトレード・ギャンの相場理論などの本でも一貫してトレンドフォローの重要性が記されていることはトレーダーとして深く心に繋いでおく必要があると思います。


リトレースメントを再現性ある型として取り入れる

三つ目のリトレースメントを再現性ある型として取り入れるですが、これも皆さんがご存じの通り主にはフィボナッチリトレースメントを用いて押し目買いや戻り売りに活用するということです。

特に主観的に大きな値動きとなった場合は更なる上昇・下降が考えられことやボラティリティが激しいので取引を避けることも考えられますが、実は多くの場合はやはり価格調整や時間調整のいずれかを経て一定の値幅は反対方向に戻すことが多いと思います。

ここも下降局面であれば二番底のWトップが出たらリトレースメントの50%を目指す。そこに到達しない可能性もあるから38・2地点で半分を利益確定する。

50%を超えてもそれを支える材料(金利・経済発表・地政学リスク・通貨強弱など)があれば更に利益を伸ばすまたはピラミッティングすると言った戦略をあらかじめ練ることが出来ます。ここも最近大切だとおもうのが”テクニカル分析においては予想ではなく予測であるべき”という事です。

リトレースメントにおいてはフィボナッチのリトレースメント、ダウのリトレースメント、ギャン理論のリトレースメントとそれぞれ色々な考え方があるのでここも追及が必要ですが、フィボナッチリトレースメントについては欧米のトレーダーも良く見ていると言いますしチャートに簡単に示すことが出来るので簡便です。

二つ目のお話で一目均衡表に触れましたが一目均衡表も3つの半値(転換線・基準線・先行スパン2)があり
半値という意味では非常に奥深い面もありつつ先行スパン2は過去52日間の高値と過去52日間の安値の半値を26日未来に描写したものですが、ここを重要な高値と重要な安値の半値。つまり重要な半値として簡便に活用することも出来ます。

一目均衡表については僕がメカニカルトレードをする上でRCIと合わせてとにかく学んで行くと決めたものですがとても奥深くそして難しいです。ただ日本人が生み出して海外に通用している手法を日本人が知らないというのも恥ずかしい話ですし、僕の大好きなウィリアム・ディルバート・ギャンと通じるところもあるので
引き続き一目均衡表を活用して行きたいと思います。

気になる方は重要な高値と重要な安値を見つけてフィボナッチリトレースメントを描写して見てください。
見事先行スパン2が示す横線と一致しますよ。(ある程度横這いでないと先行スパン2も横線として表示しないのでそこだけ注意してください)

正しいトレードでも負ける時もあるし誤ったトレードでも勝つことはある!!
勝ちでも負けでも考えること、行動に移すこと、少しずつでも習慣化して行きましょう!!


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一目均衡表とRCIの組み合わせで一目均衡表の強気売買サインである三役好転・三役逆転を信頼してエントリー可能!!DMMFXでは上記の組み合わせは勿論、移動平均も表示して200日で大きな局面も確認しながらとしっかりチャート分析することが出来ます!!

・RCIも3本線を表示しつつ期間設定も可能!!
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副業の一環で色々なFX会社の口座開設をしてチャートを活用しましたがスマホで1台でこんなに簡単にテクニカル分析が出来るのかと驚いきました!!DMMFXならチャネルライン、水平線などのライントレードをする方にもお勧めです!!是非ご自身で一度、DMMFXを確認して見て下さい!!






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