⁂ステラ【XLM】が前週比100%急騰⁂
仮想通貨のステラ【XLM】の価格は前週比100%超急騰している
ステラは送金,決済分野で着実な発展を遂げているプロジェクトで
価格急騰の大きな要因は,米大統領選におけるドナルド.トランプ氏の勝利である。
仮想通貨規制の緩和や決済手段としての普及拡大への期待のほか
グレースケールの保有量増加,循環物色に伴うXRP急騰の連れ高も
XLMの押し上げた要因になったとみられる。
かねてより,XRPとXLMは類似性や相関性の高い銘柄として認知されてきた。
XLMの価格が急騰する中,ステラ開発財団の共同創設者であるジェド.マケーレブ氏が24日にXで
多くの新しい人々がステラに注目しているとしてステラの価値を説明した。
ステラの概要
ステラルーメンはリップル【XRP】開発者の一人
ジェド.マケーレブ氏が中心となって開発された暗号資産です
XLMは、グローバルな金融システムをより効率的で包括的なものにすることを
目指して開発された仮想通貨。
特に世界の約17億人の金融サービス未利用者【アンバンクト】や新興国市場の中小企業に向けた
革新的な金融インフラとして注目されている。
リップル社の共同創設者でもあるマケーレブ氏は2013年に同社を離れステラの構想に着手。
当初はXRPレジャーのプロトコルをベースにステラは開発され
その後に独自のコンセンサスプロトコルが開発された。
ステラのプロジェクトは、送金大手のマネーグラムと提携したり
規制機関や金融機関と連携したりすることで金融システムの革新を目指している
⁂今後の課題⁂
これまでマネーグラムと送金分野で提携したり
ウクライナでの中央銀行デジタル通貨【CBDC】の実証実験を行ったりして
ネットワークの普及を進めるステラだが、まだ課題は残されている。
最も注目すべき課題は、ネットワークの分散化。
2024年2月時点でのバリデーターノード数は約75に留まっており
ステラ開発財団は2025年までに150ノードへの拡大を目指している。
この課題に対しては,地域的な分散化と
ノード運営者へのインセンティブ制度の確立が進められている。