注目のFOMCだが、米国債利回りのフラット化や株価の下落から鑑みるに、市場は再びタカ派的なサプライズが出ることを相応に警戒していると指摘される。現状では、四半期ごとに0.25bpの利上げが想定されるが、3月に0.50bpの利上げが決定される可能性もあり、今回の会合での一つの大きな焦点となろう。
12月のFOMC会合で金融引き締め方針に傾いたが、市場はこうした結果を織り込んでいたことからBTC相場には買い戻しが入った。今回も想定以上の引き締めペースの加速がなければ、相場が更に安値を切り下げる展開を避けられると見ている。
今回の会合では、この先の利上げペースや量的引き締め(QT)開始時期のヒントが出る公算も高く、相場の先行きを想定する上で今年最も重要なイベントの一つとなろう。
チャート的には、月足一目均衡表の基準線(36,429ドル≒414.5万円)を終値ベースで守れるか否かに注目している。
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