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2029年07月01日
ビルケン再生工房のトップページ
そもそどうして、ビルケン再生工房なのか?
まず、ビルケンが好きということ。
きっかけはこの一足でした。
ビルケンシュトックボストンです。
![]() | ![]() |
![icon](https://www.birkenstock.com/dw/image/v2/BBBF_PRD/on/demandware.static/-/Sites-master-catalog/default/dw8be28429/760893/760893.jpg?sw=300&sh=300)
ちなみに新品はこんな感じです。
よくコッペパンのようと表現されるように、愛くるしい外見です。
この一足は、多少汚れようがクリーナーなど使わずに、
ひたすらミンクオイルを入れ続けてきたので、
いい色、いい艶、いいエイジングに仕上がっていると思います。
デザインだけでなく履き心地が今までにない未体験ゾーンです。
賛否両論あるようですが、このフッドヘッドがものすごく硬いのです。
そして土踏まずにあたるサポート部分が高くなっています。
偏平足ぎみっだった私の足にとってはハードな物でした。
歩くたびに土踏まずが痛くなっていました。
しかし、このボストンやほかのビルケンシュットックの
靴やサンダルを履くうちに、
この痛みにも慣れ、今では偏平足だったの?
とわからないほどアーチのある足になっています。
履き心地、デザイン、そしてブランドストーリー
すべてにおいて共感できます。
そこらへんに関して、ここで私がとやかく述べるよりは、
BIRKENSTOCK/ビルケンシュトック日本公式サイト
ご覧いただくと、その魅力を余すことなく伝えてくれます。
そこでどうして自分で再生しようと思ったのか?
お気に入りの靴やサンダルを末永く履き続けたい。
BIRKENSTOCK/ビルケンシュトック
末永く履くことをサポートしてくれます。
ただし、値段が高い。
そこで、自分でやつてみようと思ったわけです。
もう一つは中古市場に目を向けたことです。
色んなビルケンを履いてみたい。
所有したい。
しかし、何にしろ、新品価格は高い。
傷んだ、汚れたのを格安で購入し、自分でリペアすれば、
これらを叶えることが出来のではないかと思いました。
こうしてビルケン再生工房は始まります。
2019年07月14日
ビルケンシュトック チュールッヒ 黒 皮 41 修理
ビルケンシュトックチューリッヒです。
![IMG_20190512_081607.jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190512_081607-bba24-thumbnail2.jpg)
![icon](https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=J9joxEuPxLE&bids=205959.1&type=10)
リサイクルショップで購入しました。
購入時の写真はないので、言葉で説明しますと、
●アッパーは完全にコルク層から完全に剥がれてしまっていました。
●スウェードライニングもつま先・かかと部分共に剥がれてしまっていました。
●そして、コルク層は、つま先は割れが目立ち、
かかとは、潰れてしまい上部の損傷が目立ちます。
●汚れの方は前オーナーが洗浄したのか、割ときれいでした。
修理を開始しますが、ここも写真がありません。
乾くと透明になるというボンド1本で、
全てを解決しようとしまいました。
〇アッパーをボンドで固定しました。
〇スエードラーニングをボンドで接着しました。
〇コルク層の損傷した部分にボンドを流しいれ埋めました。
〇汚れは目立ちませんでしたが、中古品購入ということもあり、
洗濯洗剤を使い丸洗いしました。
ここで失敗に気付きました。
◎アッパーの固定は上手くいきました。
修理終了後かなり履いていますが、剥がれてくることはありません。
×割れや潰れで減ってしまったコルク層にスエードラーニングに、
ボンドで貼り付けたため、しわしわになってしまいました。
それもそのはず、面積の少ないものに、それよりも大きいものを
貼り付けようとしても、端が飛び出してしまいます。
そこを無理やり端を合わせてしまうと、貼る側の余った部分の行き場がなくなり、
しわになってしまいます。
×ボンドで埋めたところで、割れや潰れで減ってしまったコルク層の
高さを回復できるわけではありません。
あくまでもボンドなので、乾いてからもべたつきが残り、
汚れがついてしまいます。
これらの失敗に気付き、ボンドを出来る限り、
カッターの刃先でこそげ落としたところが、下の写真です。
ベチュラのクロッグタイプと同時に作業したので、
こちらは少し写真が少なめです。
詳しくは、当ブログ内ベチュラ クロッグタイプ 黒 人工皮革 24㎝ 修理
をあわせてご覧ください。
![IMG_20190609_142802 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190609_1428022028329-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190609_142750 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190609_1427502028129-thumbnail2.jpg)
コルク層全面にボンドを塗り、コルク粘土を盛って行きます。
一晩乾燥させ、サンドペーパーで整えたところです。
スエードラーニングのしわしわを伸ばすように、高さを出すくらいに、
コルク粘土を盛りました。
![IMG_20190616_202636 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2026362028329-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190616_202723 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2027232028129-thumbnail2.jpg)
そして水性ウレタンニスで着色して完成です。
![IMG_20190512_081607.jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190512_081607-bba24-thumbnail2.jpg)
リサイクルショップで購入しました。
購入時の写真はないので、言葉で説明しますと、
●アッパーは完全にコルク層から完全に剥がれてしまっていました。
●スウェードライニングもつま先・かかと部分共に剥がれてしまっていました。
●そして、コルク層は、つま先は割れが目立ち、
かかとは、潰れてしまい上部の損傷が目立ちます。
●汚れの方は前オーナーが洗浄したのか、割ときれいでした。
修理を開始しますが、ここも写真がありません。
乾くと透明になるというボンド1本で、
全てを解決しようとしまいました。
〇アッパーをボンドで固定しました。
〇スエードラーニングをボンドで接着しました。
〇コルク層の損傷した部分にボンドを流しいれ埋めました。
〇汚れは目立ちませんでしたが、中古品購入ということもあり、
洗濯洗剤を使い丸洗いしました。
ここで失敗に気付きました。
◎アッパーの固定は上手くいきました。
修理終了後かなり履いていますが、剥がれてくることはありません。
×割れや潰れで減ってしまったコルク層にスエードラーニングに、
ボンドで貼り付けたため、しわしわになってしまいました。
それもそのはず、面積の少ないものに、それよりも大きいものを
貼り付けようとしても、端が飛び出してしまいます。
そこを無理やり端を合わせてしまうと、貼る側の余った部分の行き場がなくなり、
しわになってしまいます。
×ボンドで埋めたところで、割れや潰れで減ってしまったコルク層の
高さを回復できるわけではありません。
あくまでもボンドなので、乾いてからもべたつきが残り、
汚れがついてしまいます。
これらの失敗に気付き、ボンドを出来る限り、
カッターの刃先でこそげ落としたところが、下の写真です。
![]() |
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ベチュラのクロッグタイプと同時に作業したので、
こちらは少し写真が少なめです。
詳しくは、当ブログ内ベチュラ クロッグタイプ 黒 人工皮革 24㎝ 修理
をあわせてご覧ください。
![IMG_20190609_142802 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190609_1428022028329-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190609_142750 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190609_1427502028129-thumbnail2.jpg)
コルク層全面にボンドを塗り、コルク粘土を盛って行きます。
一晩乾燥させ、サンドペーパーで整えたところです。
スエードラーニングのしわしわを伸ばすように、高さを出すくらいに、
コルク粘土を盛りました。
![IMG_20190616_202636 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2026362028329-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190616_202723 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2027232028129-thumbnail2.jpg)
そして水性ウレタンニスで着色して完成です。
2019年07月06日
コルク粘土(自在コルク)
ビルケシュトックのコルク層は、
天然コルクとラッテクス(液状ゴム)で出来ているということですので、
補修にはコルク粘土を使ってみます。
私はこれを購入しました。
近くのホームセンターを探しまわりましたが、見つからず、
通販を利用しました。
実物はこんな感じです。
![IMG_20190529_222121 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190529_2221212028129-thumbnail2.jpg)
開封して中を取り出してみるとこんな感じです。
![IMG_20190608_170400 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1704002028129-thumbnail2.jpg)
潰してみるとこんな感じです。
![IMG_20190608_170416 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1704162028129-thumbnail2.jpg)
水分がかなりあり、柔らかい感じです。
色合いはビルケンのコルク層にかなり近く、
少し薄いかなと思います。
コルク粒はもう少し大きいと良かったのですが、
何も考えずに、本体価格プラス送料で一番安い
この細目のを買ってしまいました。
中目や粗目もあったみたいですので粗目ぐらいがよかったと思いました。
製造は石井産商というコルク関連商品を専門に作っておられる会社です。
石井産商株式会社のホームページ
本来の使用例はジオラマの背景や下地、デコスイーツ(クッキー・タルト)
人形、ブローチ、ネックレス、ペンダント等アクセサリー、純銀粘土の中空に
ということです。
サンダル修理に使う人はまれなんでしょうね。
私はこうして使います。
![IMG_20190608_170930 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1709302028329-thumbnail2.jpg)
サンダルの壊れてしまったコルク層の修理に使います。
コルク層の上にボンドを塗り、
その上からコルク粘土を張り付けていきます。
![IMG_20190609_133705 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190609_1337052028129-thumbnail2.jpg)
乾かした後、紙やすりで表面を整えたところです。
色目はかなり白っぽくなります。
最初はかなり水分を感じましたが、乾いてしまうとしっかり固まります。
固まっても、コルク特有の弾力は保っています。
それもそのはず、このコルク粘土の成分は、
コルク・繊維・合成のり・防腐剤・防カビ剤・水
ということですので、乾いてしまえばコルクそのものなのです。
コルク粘土と聞くと、粘土にコルクを混ぜた物のように思えますが、
実際はコルク粒を粘土のように柔らかく集めた物なのです。
コルク粘土と呼ぶよりは、自在コルクという方がピッタリきます。
![IMG_20190707_082613 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190707_0826132028129-thumbnail2.jpg)
使用後は開封したところをセロハンテープで留めて、
しっかり密閉します。
空気と触れることで硬化が始まってしまうので、しっかり留めます。
最初に開封してから1か月以上経ちますが、粘度を保っています。
ちなみに固まってしまった時は、濡らしたタオルに包んで、
水分を補給してあげれば、元通りになるそうです。
天然コルクとラッテクス(液状ゴム)で出来ているということですので、
補修にはコルク粘土を使ってみます。
![]() | 価格:864円 |
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=1ZQUOQ+76E5BM+2HOM+BWGDT)
近くのホームセンターを探しまわりましたが、見つからず、
通販を利用しました。
実物はこんな感じです。
![IMG_20190529_222121 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190529_2221212028129-thumbnail2.jpg)
開封して中を取り出してみるとこんな感じです。
![IMG_20190608_170400 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1704002028129-thumbnail2.jpg)
潰してみるとこんな感じです。
![IMG_20190608_170416 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1704162028129-thumbnail2.jpg)
水分がかなりあり、柔らかい感じです。
色合いはビルケンのコルク層にかなり近く、
少し薄いかなと思います。
コルク粒はもう少し大きいと良かったのですが、
何も考えずに、本体価格プラス送料で一番安い
この細目のを買ってしまいました。
![]() | 価格:759円 |
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=1ZQUOQ+76E5BM+2HOM+BWGDT)
製造は石井産商というコルク関連商品を専門に作っておられる会社です。
石井産商株式会社のホームページ
本来の使用例はジオラマの背景や下地、デコスイーツ(クッキー・タルト)
人形、ブローチ、ネックレス、ペンダント等アクセサリー、純銀粘土の中空に
ということです。
サンダル修理に使う人はまれなんでしょうね。
私はこうして使います。
![IMG_20190608_170930 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1709302028329-thumbnail2.jpg)
サンダルの壊れてしまったコルク層の修理に使います。
コルク層の上にボンドを塗り、
その上からコルク粘土を張り付けていきます。
![IMG_20190609_133705 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190609_1337052028129-thumbnail2.jpg)
乾かした後、紙やすりで表面を整えたところです。
色目はかなり白っぽくなります。
最初はかなり水分を感じましたが、乾いてしまうとしっかり固まります。
固まっても、コルク特有の弾力は保っています。
それもそのはず、このコルク粘土の成分は、
コルク・繊維・合成のり・防腐剤・防カビ剤・水
ということですので、乾いてしまえばコルクそのものなのです。
コルク粘土と聞くと、粘土にコルクを混ぜた物のように思えますが、
実際はコルク粒を粘土のように柔らかく集めた物なのです。
コルク粘土と呼ぶよりは、自在コルクという方がピッタリきます。
![IMG_20190707_082613 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190707_0826132028129-thumbnail2.jpg)
使用後は開封したところをセロハンテープで留めて、
しっかり密閉します。
空気と触れることで硬化が始まってしまうので、しっかり留めます。
最初に開封してから1か月以上経ちますが、粘度を保っています。
ちなみに固まってしまった時は、濡らしたタオルに包んで、
水分を補給してあげれば、元通りになるそうです。
2019年07月01日
ベチュラ クロッグタイプ 黒 人工皮革 24㎝ 修理
洗浄に続いては、コルク層の修復です。
![IMG_20190525_085342 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853422028129-thumbnail2.jpg)
左足は割れ、右足は欠けが見られます。
左足の割れには、これ以上割れないように、
押し開いてボンドを注入します。
そして、コルク粘土を使って、コルク層を成形していきます。
![IMG_20190608_165911 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1659112028129-thumbnail2.jpg)
コルク粘土を盛る前に全面にボンドを塗布します。
元のコルク層とコルク粘土の親和性というか、
粘着性がどうなのか、わからないので念のためです。
![IMG_20190608_170930 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1709302028329-thumbnail2.jpg)
擦りつけるようにしてコルク粘土を盛っていきます。
盛り終わりました。
一晩乾燥させて紙やすりで整えます。
きれいに整いました。
使い古しの歯ブラシで削りかすを払い落とし、とりあえず完成です。
これで完成でもよいかと思いましたが、
コルク粘土の強度や耐久性が分かりませんので、
保護剤を塗っていきます。
![IMG_20190616_202514 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2025142028129-thumbnail2.jpg)
たまたま家にあった水性ウレタンニスです。ニスは木材の保護剤として知られていますが、
コルクも木材も植物由来ということで大丈夫でしょう。
ウレタン(合成樹脂)配合なので、傷予防も期待できます。
子どもが学校の図工で使っていた絵具筆で塗っていきます。
二度塗り以上が推奨されていますので、もう一度塗ります。
一度目と同様に、紙やすりで削り、
使い古しの歯ブラシでカスを払い落とし、二度目を塗ります。
色はけやきということで、
オリジナルより少し濃いのですが、綺麗にできました。
最後の仕上げにこれです。
![IMG_20190616_210922 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2109222028129-thumbnail2.jpg)
これまた家にあったクレポリメイトです。
プラスチックやビニール製品の保護艶だし剤として知られています。
このベチュラのアッパーは合成皮革(ビニール)なので最適です。
ぴかぴかに仕上がりました。
これで完成です。
![IMG_20190525_085342 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853422028129-thumbnail2.jpg)
左足は割れ、右足は欠けが見られます。
左足の割れには、これ以上割れないように、
押し開いてボンドを注入します。
そして、コルク粘土を使って、コルク層を成形していきます。
![IMG_20190608_165911 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1659112028129-thumbnail2.jpg)
コルク粘土を盛る前に全面にボンドを塗布します。
元のコルク層とコルク粘土の親和性というか、
粘着性がどうなのか、わからないので念のためです。
![IMG_20190608_170930 (3).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190608_1709302028329-thumbnail2.jpg)
擦りつけるようにしてコルク粘土を盛っていきます。
![]() | ![]() |
一晩乾燥させて紙やすりで整えます。
![]() | ![]() |
使い古しの歯ブラシで削りかすを払い落とし、とりあえず完成です。
これで完成でもよいかと思いましたが、
コルク粘土の強度や耐久性が分かりませんので、
保護剤を塗っていきます。
![IMG_20190616_202514 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2025142028129-thumbnail2.jpg)
たまたま家にあった水性ウレタンニスです。ニスは木材の保護剤として知られていますが、
コルクも木材も植物由来ということで大丈夫でしょう。
ウレタン(合成樹脂)配合なので、傷予防も期待できます。
子どもが学校の図工で使っていた絵具筆で塗っていきます。
![]() | ![]() |
一度目と同様に、紙やすりで削り、
使い古しの歯ブラシでカスを払い落とし、二度目を塗ります。
![]() | ![]() |
オリジナルより少し濃いのですが、綺麗にできました。
最後の仕上げにこれです。
![IMG_20190616_210922 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190616_2109222028129-thumbnail2.jpg)
これまた家にあったクレポリメイトです。
プラスチックやビニール製品の保護艶だし剤として知られています。
このベチュラのアッパーは合成皮革(ビニール)なので最適です。
![]() | ![]() |
これで完成です。
ベチュラ クロッグタイプ 黒 人工皮革 24㎝ 洗浄
ベチュラ クロッグタイプ 黒 人工皮革 24㎝です。
妻が履いていましたが、もう履かないというので、
再生の練習用に譲り受けました。
![IMG_20190525_085303 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853032028129-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190525_085325 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853252028129-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190525_085342 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853422028129-thumbnail2.jpg)
かなり履き込んだので、汚れが目立ちます。
かかとのコルク層も割れや欠けがあります。
これらを修復していきます。
先ずは、洗浄からです。
![IMG_20190525_090644 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0906442028129-thumbnail2.jpg)
水で丸洗いします。
使用するのは、石鹸・スニーカー洗浄用ブラシ・使い古しの歯ブラシです。
以前、洗濯洗剤を使用したところ、やけに白っぽくなってしまいました。
洗濯洗剤には漂白成分が含まれているからでしょうか?
私のビルケンシュトックチューリッヒですが、
![icon](https://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=J9joxEuPxLE&bids=205959.1&type=10)
こんな感じで白っぽくなってしまいました。
というわけで、今回からはごく普通の石鹸を使用します。
使い古しの歯ブラシは、スニーカーブラシで届かない奥の方や、
ロゴマークの入った所を擦るのに使用します。
ロゴマークの入った所は、固いブラシでごしごしと擦ってしまうと、
消えてしまうので、使い古しの歯ブラシで優しくこすります。
![IMG_20190525_091215 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0912152028129-thumbnail2.jpg)
手で石鹸を泡立て、サンダルに塗りたくり、ブラシで擦ります。
泡が茶色いのが見て取れると思いますが、
汚れが浮いてきている証拠です。
そして、流水で流します。
そしてまた、手で石鹸を泡立て、サンダルに塗りたくり、ブラシで擦ります。
そして、流水で流します。
これをひたすら何度も繰り返します。
![IMG_20190525_093844 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0938442028129-thumbnail2.jpg)
繰り返すこと15回目くらいです。
泡が茶色くならなくなってきました。
上の写真も10回目くらいなのでそんなに違いが分かりませんが、
確実にブラシで擦った後の泡が汚れなくなったところで終了です。
![IMG_20190525_094338 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0943382028129-thumbnail2.jpg)
よく流水で泡を流し、タオルで水分をふき取り、風通しの良い日陰で乾かします。
直射日光で乾かすと、皮やコルク層にダメ―ジを与えてしまうので注意が必要です。
今回のは皮は使用されておりませんが、靴やサンダル洗いの基本です。
![IMG_20190525_205148 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_2051482028129-thumbnail2.jpg)
一日経って乾いたところです。
もう少し綺麗にならないものかという印象を持ちます。
この写真を見ながら、汚れの落ちていない部分を、もう一度の水洗いで、
集中して擦ろうかとも思いましたが、今回はとりあえずこれで良しとしました。
気になった部分は、スエードブラシで擦ることできれいに落ちました。
洗浄前の写真を右に並べてみました。
潰れてしまっていたスエードの毛も立ち、ふかふか。
裸足で履いても気持ちよさそうですが、私には履けません。
妻が履いていましたが、もう履かないというので、
再生の練習用に譲り受けました。
![IMG_20190525_085303 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853032028129-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190525_085325 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853252028129-thumbnail2.jpg)
![IMG_20190525_085342 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0853422028129-thumbnail2.jpg)
かなり履き込んだので、汚れが目立ちます。
かかとのコルク層も割れや欠けがあります。
これらを修復していきます。
先ずは、洗浄からです。
![IMG_20190525_090644 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0906442028129-thumbnail2.jpg)
水で丸洗いします。
使用するのは、石鹸・スニーカー洗浄用ブラシ・使い古しの歯ブラシです。
以前、洗濯洗剤を使用したところ、やけに白っぽくなってしまいました。
洗濯洗剤には漂白成分が含まれているからでしょうか?
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こんな感じで白っぽくなってしまいました。
というわけで、今回からはごく普通の石鹸を使用します。
使い古しの歯ブラシは、スニーカーブラシで届かない奥の方や、
ロゴマークの入った所を擦るのに使用します。
ロゴマークの入った所は、固いブラシでごしごしと擦ってしまうと、
消えてしまうので、使い古しの歯ブラシで優しくこすります。
![IMG_20190525_091215 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0912152028129-thumbnail2.jpg)
手で石鹸を泡立て、サンダルに塗りたくり、ブラシで擦ります。
泡が茶色いのが見て取れると思いますが、
汚れが浮いてきている証拠です。
そして、流水で流します。
そしてまた、手で石鹸を泡立て、サンダルに塗りたくり、ブラシで擦ります。
そして、流水で流します。
これをひたすら何度も繰り返します。
![IMG_20190525_093844 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0938442028129-thumbnail2.jpg)
繰り返すこと15回目くらいです。
泡が茶色くならなくなってきました。
上の写真も10回目くらいなのでそんなに違いが分かりませんが、
確実にブラシで擦った後の泡が汚れなくなったところで終了です。
![IMG_20190525_094338 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_0943382028129-thumbnail2.jpg)
よく流水で泡を流し、タオルで水分をふき取り、風通しの良い日陰で乾かします。
直射日光で乾かすと、皮やコルク層にダメ―ジを与えてしまうので注意が必要です。
今回のは皮は使用されておりませんが、靴やサンダル洗いの基本です。
![IMG_20190525_205148 (1).jpg](/birukensaiseikoou/file/IMG_20190525_2051482028129-thumbnail2.jpg)
一日経って乾いたところです。
もう少し綺麗にならないものかという印象を持ちます。
この写真を見ながら、汚れの落ちていない部分を、もう一度の水洗いで、
集中して擦ろうかとも思いましたが、今回はとりあえずこれで良しとしました。
気になった部分は、スエードブラシで擦ることできれいに落ちました。
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潰れてしまっていたスエードの毛も立ち、ふかふか。
裸足で履いても気持ちよさそうですが、私には履けません。