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2024年09月06日

【アトピー性皮膚炎の原因】一歳未満の赤ちゃんに与えてはいけない物とは?

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現在、約三人に一人がアトピー性皮膚炎になっています。



ニ、三十年前には、ほとんど知られていない病氣でした。

現代に突如として現れたのが、アトピー性皮膚炎です



アトピーは、食品アレルギーです。

じつは、離乳食と密接な関係にありました。

アレルギーの原因は、食品に含まれる「たんぱく質」です。




本来、たんぱく質は、人間の体には必要不可欠な栄養素です。

赤ちゃん、子どもにはアトピー性皮膚炎が多いのに、大人に少ないのは不思議ですよね。

じつは、大人でも消化されていない「たんぱく質」が体内に入ってくると、アトピー性皮膚炎を発症します。




人間の体には、免疫システムがあります。

免疫システムは、ばい菌やウイルスから体を守っています。

しかし、抗原性のある「たんぱく質」がいきなり腸から吸収されると、自動的に抗原抗体反応が起こります。




大人と赤ちゃんでは、たんぱく質を消化できる能力には差がありました。



乳幼児の体には、免疫システムの異常が起きています。

なんと、原因の一つは、早すぎる離乳食でした。

自然本来の赤ちゃんは、母乳だけで十分栄養が足りています。




子どもがアトピー性皮膚炎になる原因は、抗原性のある「たんぱく質」を分解する能力がほぼ無いからでした。

大人と赤ちゃんの腸は、構造が全く違います。

大人の腸が洗面器だとすると、赤ちゃんの腸はザルです。

赤ちゃんの腸は、免疫機能をスルーして何でも吸収してしまうのです。




大人は、抗原性のある「たんぱく質」を分解する能力がある理由は、強力な免疫があるからです。

本来は、免疫機能が未熟な赤ちゃんには、母乳以外を与えてはいけません。




大人にとっては、たんぱく質は超重要な栄養素です。

かわって、赤ちゃんは母乳からしか必要な「たんぱく質」を吸収できません。

赤ちゃんに母乳以外の「たんぱく質」が入ってきた場合には、免疫抗体が作られます。

これが、アトピー体質の原因です。



大人の腸壁は、洗面器です。

タンパク質が入ってきても腸壁を通過することはありません。

かわって、赤ちゃんの腸壁はザルです。

タンパク質がオールスルー状態で通過できます。

だから、1歳未満〜2歳までは、母乳以外を与えてはいけないと言われているのです。

赤ちゃんの腸壁は、ザル状態なのでタンパク質が通過してくると免疫システムが働きます。

タンパク質に対して抗体を作って体内から排除しようとします。

抗体を作る仕事をしているのは、血液の白血球です。

白血球は、腸壁から侵入してきたタンパク質を飲みこんで消化します。

なぜ、タンパク質を毒とみなすかは、バイ菌、ウイルス、蛇やハチの毒素にはタンパク質が含まれているからです。

しかし、人間はタンパク質を摂取しなければ生きていけません。

じつは、赤ちゃんは、母乳から特別なタンパク質を摂取していました。

なんと、母乳のタンパク質には、免疫システムが働かないのです。



アトピー性皮膚炎は、タンパク質が侵入したことで起こる免疫反応です。

自動的に作られた抗体は、アナフィラキシーという強烈な反応を起こします。

アナフィラキシーは、死にいたることもあります。

症状は、皮膚に現れます。

皮膚に赤い斑点ができます。

猛烈に痒(かゆ)くなります。

抗体が抗原を消化するとき、すなわち免疫系がタンパク質を消化します。

消化が不完全だと、ヒスタミンという痒(かゆ)み成分が皮下組織に残ります。

皮下組織に残ったヒスタミンが皮膚に炎症を起こします。

これが、アトピー性皮膚炎の原因です。




アメリカの小児科医院では、一歳未満の子どもに「たんぱく質」を与えてはいけない事が指導されています。

ママが赤ちゃんのために、良かれと思って与えていた離乳食です。

しかし、一歳未満の赤ちゃんにとっての離乳食は、アトピー性皮膚炎の原因でした。




自然界の動物は、母乳育児なのでアトピーがありません。

なんと、アトピーがあるのは、人間とペットだけです。




本来、犬にはアトピーはありません。

人間が、犬を育てると、アトピーになってしまう仕組みがあります。

獣医師さんならば、だれもが知っている常識です。




なぜ、自然で暮らしている犬がアトピーにならないかには、育児法が関係していました。

人間に比べると、犬の授乳期は非常に短く、数週間しかありません。

母犬が授乳期に入ると、自分が食べたドロドロの食べ物を吐き出して子犬に与えます。




犬も人間も、赤ちゃんのころは、消化吸収能力が低い状態です。

消化できないのに、食べ物を、そのまま与えるのは害です。

母犬は、自分の胃で完全に消化した状態の食べ物を子犬に与えていました。




飼い主:
「何、そんな汚いことをしているのよ」
「もっと、栄養価の高い食べ物の方が良く育つわよ」

と言って、自然界の原理を分かっていない飼い主が、人工の離乳食を与えます。

すると、子犬はアトピーになるのです。




人工の離乳食は、ただ裏ごしして柔らかくしているだけです。

外見上は、母犬が吐き出した食べ物と一緒ですが、全く別物です。




なんと、この事実、獣医師は皆知っているのに、人間を見てくれる医師の方は、ほとんど知らないそうです。

「現代の医学では、暗黙の了解が前提になっているのでは・・・」と、東京大学医学部附属病院口腔外科学教室の西原克成先生がおっしゃっております。
※ 西原博士の かしこい赤ちゃんの育て方(日本学校図書株式会社)より

口腔科医師の西原克成先生によりますと、乳幼児用のミルク以外には、抗原性のある「たんぱく質」を含んでいるものがあるので注意が必要だと指導しています。




早すぎる離乳食に、アトピーの原因の一つがありました。

西原克成先生:
「日本では、今でも間違った離乳食常識が放置された状態なのは残念でなりません」

離乳食は、一歳を過ぎてからです。



なんと、40年前から離乳食常識が変化していません。

現在は、離乳は生後五ヶ月が目安です。

母子手帳にも同じように記入されているようです。

多くのママは、離乳を五、六ヶ月から開始します。

すると、アトピー性皮膚炎という訳です。




米には米タンパク質が含まれます。

納豆、みそ、しょうゆは、植物性タンパク質です。

重湯(お粥:おかゆ)も、離乳食初期には避けるべきです。



<最新研究>

アトピー性皮膚炎の最新情報では、慶應義塾大学医学部の研究チームが大発見をしております。
アトピー性皮膚炎は、黄色ブドウ球菌によって引き起こされているのをつきとめています。
研究によりますと、アトピー性皮膚炎の患者の皮膚には黄色ブドウ球菌が異常に増殖していて、炎症を引き起こす一因となっていました。

慶應義塾大学医学部では、アトピー性皮膚炎の治療において、黄色ブドウ球菌のコントロールを可能にするブリーチバス療法という抗菌治療が導入されています。







posted by taki13 at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 母乳育児
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