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2011年01月18日
ライブドアのサーバ
2010年11月13日
おでん
玉島おでん売り出せ 特産練り製品「カステラ」入り 倉敷
商議所が力 ふれあい物産展 あす5団体出店
練り製品の「カステラ」が特徴の玉島おでん(倉敷市玉島の「おたやん食堂」で) 倉敷市・玉島地区で、玉島商工会議所が中心となって魚介類の練り製品「カステラ」を具材に使った「玉島おでん」を売り出している。14日に同市玉島支所で開かれる同商議所主催の「玉島ふるさとふれあい物産展」には、5団体が出店。来場者にアンケートを行うほか、今後、共通のぼりや食べ歩き地図を作成する方針で同商議所の担当者は「港町・玉島の食文化を広くアピールしたい」と意気込んでいる。
同地区は港町として栄え、明治期から魚介類を使った竹輪などの練り製品の加工業が盛んだった。おでんの具材として好まれる鶏卵や大根の産地で、女性経営者でつくる「玉島おかみさん会」らが2年前から、地元産にこだわったおでんを考案、販売をしていた。
全国的なB級グルメブームに目を付けた同商議所などが今夏、「一目で玉島おでんと分かる特徴を出そう」と、さらに検討。製造が続く〈玉島の味〉とも言えるカステラを入れるルールを定めた。
カステラは、「かまぼこ」の食感に近く、食べると卵の香りが口の中に広がるのが特徴。地元の鮮魚加工会社「元大」によると、魚のすり身に卵、でんぷんなどで加工。巻きずしやお吸い物、お節料理などに使われ、同社では月平均6000本、12月はその倍が売れるという。安田信次常務は「おでんは新しい食べ方。さらに需要が伸びるかも」と期待する。
現在、地元で「玉島おでん」を提供する飲食店は、8店舗。創業半世紀の「おたやん食堂」は10月から「玉島おでん」をメニューに加え、カステラの色や味を損ねないように、ダシのしょうゆを少し薄目にした。店長の別所洋明さん(47)は「最初はどうかと思ったが、意外にお年寄りや女性からの受けが良い」と手応えを感じている。
物産展では、5団体がそれぞれのレシピで販売。同商議所は「単なるブームではなく、じわじわと浸透させたい」としている。
(2010年11月13日 読売新聞)
2010年10月26日
東京ラーメンショー
東京ラーメンショーに「冨士屋」が出店 岡山ラーメンPRへ
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「岡山ラーメンをPRしたい」と意気込む末本さん
国内最大級のラーメンイベント「東京ラーメンショー2010」(11月3〜7日、東京・駒沢オリンピック公園)に、岡山市北区奉還町の中華そば「冨士屋」が、中四国のラーメン店で唯一参加する。同店は「あっさり系の“岡山ラーメン”をPRしたい」と意気込んでいる。
実行委事務局のある日本ラーメン協会などが、今年創業60周年を迎えた同店に「老舗の実力を見せてほしい」などと出店を依頼した。会場では、豚骨ベースであっさりしょうゆ味が特徴という同店の中華そばを1杯750円で提供する。
同店は、奉還町商店街近くにあり、会社員や学生らでにぎわう人気店。県内で開かれるラーメンイベントの常連店だが、県外イベントの参加は初めてという。二代目店主の末本典子さん(62)は「関東の人の嗜好(しこう)に合わせて少ししょうゆを加えようと思うが、ベースは伝統の味。岡山に食べに来てもらえるよう頑張りたい」と張り切っている。
実行委によると同イベントは昨年に続いて2回目。前回は3日間で9万2千人が訪れた。今回は、東京を中心に北海道や青森、大阪、福岡など計約100の人気店が共同店舗などを出店。27種類のラーメンを提供する予定。5日間で約20万人の来場を見込んでいる。
2010年08月24日
2010年08月11日
幻想庭園
ろうそくや灯籠の明かり岡山城彩る 「烏城灯源郷」始まる 15日まで
ろうそくの明かりで描かれた星座のデザイン
ろうそくや灯籠(とうろう)の明かりで岡山城(岡山市北区丸の内)周辺を彩る「烏(う)城灯源郷」(同市、山陽新聞社などでつくるおかやま城下町物語実行委主催)が10日始まり、天守閣前広場には、炎で描いた夏の星座が浮かび上がった。
同広場では、演出を担当した中国デザイン専門学校(同船頭町)の学生がグラスに浮かべたろうそく一本一本に点火。日没とともに、さそり座、てんびん座などをイメージした絵柄がくっきり表れた。
岡山城と後楽園、石山公園への遊歩道には約2千個の灯籠、ろうそくなどが並び、観光客らが幻想的な雰囲気を楽しんだ。「柔らかい光に趣がある。じっと見ていると暑さも忘れますね」と研修で来岡した公務員立石美紀さん(29)=東京都。
15日までの午後6時半〜同9時に点灯。岡山城の開館も延長する。同広場のデザインは花火や金魚、カブトムシなど日替わり。雨天中止。岡山城事務局(086―225―2096)。
ろうそくの明かりで描かれた星座のデザイン
ろうそくや灯籠(とうろう)の明かりで岡山城(岡山市北区丸の内)周辺を彩る「烏(う)城灯源郷」(同市、山陽新聞社などでつくるおかやま城下町物語実行委主催)が10日始まり、天守閣前広場には、炎で描いた夏の星座が浮かび上がった。
同広場では、演出を担当した中国デザイン専門学校(同船頭町)の学生がグラスに浮かべたろうそく一本一本に点火。日没とともに、さそり座、てんびん座などをイメージした絵柄がくっきり表れた。
岡山城と後楽園、石山公園への遊歩道には約2千個の灯籠、ろうそくなどが並び、観光客らが幻想的な雰囲気を楽しんだ。「柔らかい光に趣がある。じっと見ていると暑さも忘れますね」と研修で来岡した公務員立石美紀さん(29)=東京都。
15日までの午後6時半〜同9時に点灯。岡山城の開館も延長する。同広場のデザインは花火や金魚、カブトムシなど日替わり。雨天中止。岡山城事務局(086―225―2096)。
2010年08月03日
週刊誌の記事のタイトル
お知らせタイム
サンデー毎日
仙谷が前原を担ぐ日本で一番変な夏−小沢か海江田で鉄の軍団にヒビ
先週の政界を7Pでレポート。「死刑反対から転向、千葉景子が刑場で見たもの」「厚労省職場アンケートでも怖くて書けなかった長妻の驕り」「自民もゴタゴタ、猪口邦子の額賀派接近に二階激怒」「選挙目当て離党−辻元清美を操る黒幕の正体」他 [詳細]
2010年07月30日
ゼドンク
お知らせタイム
ロバとシマウマの混血種ゼドンク、生まれる
ロバとシマウマの珍しい混血種ゼドンク。
[米ジョージア州ダロネガ 28日 AP] ダロネガのチェスタティー野生動物保護区で1週間ほど前、ロバとシマウマの珍しい混血種ゼドンクが生まれて、注目を集めている。父親がシマウマで、母親がロバのゼドンクは顔と脚に特徴的な黒の縞がある。
保護区の創立者で総支配人であるC・W・ワーゼン氏によると、このメスのゼドンクはシマウマの本能を引き継いでいる。まるで捕食者を警戒するように、立っている。2週間もすれば、ほかの動物たちと、保護区内を歩き回るようになるそうだ。
ロバとシマウマが交配することは通常ないのだが、時々、ゼドンクが生まれることがある。
[日本語訳:ラプター]
2010年07月27日
那智の火祭り
神々を迎える大松明の炎──和歌山「那智の火祭り」
熊野三山の一つ熊野那智大社で7月14日、「那智の火祭り」として名高い「扇祭」が行われた。梅雨末期の不安定な天候を吹き飛ばす勇壮な“火と水の祭典”に、境内は大いに沸き返った。
那智の大滝が信仰の原点である熊野那智大社。この御滝に大己貴命をお祀りしたのがはじまりとされ、現在地への遷座は仁徳天皇の頃という。もと別個の神社だった熊野本宮大社、熊野速玉大社と互いに祭神を勧請しあって熊野三山と総称し、いわゆる“参詣ブーム”が巻き起こったことは有名だ。
また山岳修行第一の霊場としても名を馳せ、多くの修験者が入山した。隣接して西国三十三所第一番札所の青岸渡寺が建つ。
那智の火祭りは、こうした歴史的背景を雄弁に語りかけてくる。
祭の中心は「扇神輿」十二体が御滝前へと向かう午後の渡御祭。扇神輿とは6×1メートル余の枠木に張った布に、扇と神鏡を飾りつけたもの。これは御滝の姿であり、十二体は熊野十二所権現の神々を現す。つまり扇祭とは、現在鎮座する本社から大滝への神々の里帰りというわけだ。
渡御の道中を清め、歓迎の迎え火となるのが大松明。扇神輿を先導するように、石段を行きつ戻りつ炎が乱舞するさまは力強く美しい。その背後にゆっくりと現れる扇神輿は時折立ち止まって、身を震わせる。まるで御滝に対面して感動するかのようだ。
修験者を思わせる男たちが担ぐ大松明は約50kg。炎の勢いは凄まじく、正視できないほど。折からの大雨で水量が増した大滝のしぶきが、まさに安らぎとなった。
午前中に行われる稚児の舞や国の重要無形民俗文化財の那智田楽も見もの。ぜひ、朝からじっくり拝観してほしい。
(写真「十二の扇神輿を迎える大松明」)
神社ライター 宮家美樹