キャンプツーリングことはじめ

今年の冬季集中メンテはまず、前輪のアクスルベアリングです。
写真はシールを抜いたところです。

防水カメラTG-620が壊れてしまい、古いスマホを使ったため枚数少なめピンボケ多いです、すみません。





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前輪を外す手順は以下のようになります。
１．右フォーク下部のボルトを少し緩める



２．アクスルシャフトを少し緩める


３．メーターワイヤを外す
　　車載工具などのプライヤーを使うといいでしょう
４．ブレーキキャリパーを外す
　　こちらを参考に。
５．車体を浮かせる
　　倒れないようにしましょう
６．アクスルシャフトを完全に緩め、引き抜く

前輪は左右２個のベアリングが入っていますのでそれぞれのオイルシールを外します。
はめ込んであるだけなので細いドライバーなどで傷つけぬように抜き取ります。
１枚目の写真はブレーキ側です。2014年4月に洗浄グリスアップして以来です。
走行は14000km程です。雨の中の走行が多い割に、まだグリスは透明を保ってました。

洗浄時に飛び散ったグリスがローターに着くと厄介なので養生してパーツクリーナーを吹きます。
本来はベアリングープーラーでベアリングを抜いて行うのがベストですが現状確認と延命なので横着しました。
次回はもうベアリングを交換したほうがいいかもしれません。
ちなみにこの作業はホール保持と汚れ受けを兼ねてバケツ上で行いました。


ホイールを何度かひっくり返しながらほぼパーツクリーナー一本使いました。
メーターギヤ側


ブレーキ側

キレイになりました！

リチウムグリスを少し塗り込んで回すを繰り返します。
空間の8割ほど塗り込んで良しとしました。

耐水性が高いとされるウレアグリスにしようかとも思いましたが、思ったより状態が良い（水の侵入が少ない）のでリチウムグリスを使いました。
手持ちのウレアグリスの残りが心もとなく、このあとのステムベアリングで多分使うだろうとの予想もあります。

この後、汚れを拭き取ったオイルシールをはめ込みます

外した部品
カラー、アクスルシャフト、メーターギヤ、メーターワイヤガイド
メーターギヤは流石に水が入ってグリスが乳化していたので、パーツクリーナーを大量に吹いて洗い流し、新たなグリスを塗り込んで手回しし、全体に行き渡らせました。
シールが取れれば楽なのですがうちのはガッチリハマってて取れる気配がありません、無理すると千切れそうだったのでなんとか隙間から作業しました。


あとは元通りに組み付ければ完了です。

元通りに組み付けるときの注意点は
・メーターギヤがホイール側とちゃんと噛み合っているか
・メーターワイヤーの先端は切り欠きがあります。これがメーターギヤとちゃんと噛み合っているか
です。噛み合ってないのに力づくで組み付けると壊れますでご注意を。

実際は、まだ続きのメンテがあるのでしばらく部屋に保管となります。

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