キャベツは、1年に2作栽培している。秋冬キャベツと春キャベツである。各々、25〜30株植えるが、バラバラに育ってくれた方が家庭菜園をするものにとってありがたい。タマネギ、ジャガイモ、カボチャ、ハクサイのような貯蔵できるものならば良いが、キャベツは貯蔵できず、腐れるのを待つだけだからである。また、収穫をしないでおくと、球が割れ、ナメクジなどが入り込み、悲惨なことになる。
球割れは、専門的には「裂球」というらしい。キャベツの生長点は、球の一番内部にあり、その成長が上の葉の成長より早くなると割れるのである。外側に大きく広がっている葉(外葉)がある。この外葉が光合成をおこない、生長点に栄養素を送り、内部の成長を促進している。裂球を防ぐには、生育を抑えることがポイントになる。
私は、大きくなりそうなものは、早いうちから、外葉を包丁でかなりの枚数切り落としている。これでも、完全には、裂球を抑えきれないが、少しは防げるようである。シーズンを通し、美味しいキャベツを食べている。
【このカテゴリーの最新記事】