2015年11月07日
Yガーゼ
そのカニューレと切開部の皮膚の間には、Yガーゼというものを挟んでいます。
Yガーゼは皮膚を保護したり、吹き上げてきた痰を受け止めたりする役割があり、通常1枚ずつ滅菌されたものを使用します。
次男の場合、入院時から不織布ガーゼを使用しているのですが、最近ではこのガーゼをちぎって遊ぶようになってしまいました。
特に注入中はやることがなくて暇なのか、細かくちぎって口に入れたり、指で丸めて遊んだり…
口に入れてしまうと誤飲のリスクがあるので、すぐに取り除くようにしていますが、幸い飲み込むことはなく、まるでおしゃぶり?かのように口の中に入れたままにして遊んでいるのです。
この間ふと次男の方を見るとYガーゼが半分丸ごとなくなっていたこともありました。
これでは、本来の役割を全く果たせません。
案の定、カニューレが直接当たって皮膚が少し赤くなっていました。
訪問看護の方や往診の先生と相談して、取り合えず以下の点を試してみることに。
1.ガーゼを差し込む方向を変える
使っていたYガーゼは不織布なので、ちぎりやすい方向というものがあるみたいです。
これまでは切込みを上にして差し込んでいたのですが、ガーゼの上下を逆にして使用してみました。
⇒結果、多少ちぎりにくさはあるものの、結局横方向に引っ張ってちぎってしまうことには変わりありませんでした。
しかも、切込みの無い方が上だと、長さが余ったガーゼがカニューレの口に覆いかぶさって少々息がしづらそう(人工鼻を外した状態)。なので、却下です。
2.Yガーゼの大きさを最小限にする
Yガーゼをはさみで切って最小限の大きさにすることで、指で引っ張れる部分を減らすというもの。
⇒わざわざ滅菌してあるものを、滅菌していないはさみで切るということに少々抵抗が…。
また、Yガーゼの大きさも試行錯誤してみる必要がありそうです。初めは一回り小さい程度にしましたが、それでもやはり引っ張ってちぎってしまうし、カニューレと皮膚の間を最小限保護できるおおきさだと、動きにともなってずれてしまう…。というわけで却下に近い保留です。
3.布ガーゼを切って使用する
以前病院から四角いガーゼにY字の切れ込みが入ったものをもらったことがあるのですが…、
ガーゼの糸くずがボロボロとれて、気切口付近にくっついてしまったのを見て以来、使用を避けていました。
が、今回、訪問看護の方から切り口を中に折り込んだYガーゼをもらったので、こちらを試してみることにしました。
⇒糸くずを心配していましたが、いまのところは大丈夫そう。ですが、これも接触面積が小さいせいか少々ずれがあります。また、不織布よりもごわごわした感じがあるような気がします。
痰の多い次男は、多いときは一日何枚もYガーゼを取り換えることがあるので、手作り&滅菌が追い付くかちょっと心配です。
でも、当然ながら、これはちぎれません(笑)
3種類の方法を試してみましたが、今のところは布ガーゼに軍配が挙がりそうです。
まだ1日試しただけなので、3-4日継続して様子を見ようと思います!
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