新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2019年08月15日
医療的ケア児の保活、この2点が必須でした!気管切開児の次男のケース
でも、結局は医療的ケア児の保活には何が有効だったのか?
前回の記事を読んだだけでは、ちょっと分かりづらかったのではないかと思います。
そこで今回は、次男のケースにおいて、これが医療的ケア児の保活を大きく後押ししてくれた!というものを2つご紹介したいと思います。
これから保育園の入園を希望されている医療的ケア児とその保護者の方で、「何をしたらいいのか分からない」と迷っておられる方は、勇気を出して一歩行動に移してみられるのもいいかなと思います。
ただ、あくまでも次男の場合に有効だったという但し書きがつきますので、すべてのケースに当てはまるというわけではないことをご了承下さいね。
医療的ケア児を保育園通園させたい場合、受け入れ先の保育園では新たに看護師等の人員が配置になることがほとんどです。そして、その人員の配置の費用は自治体が負担します(一部は国が負担します)。
ということは、人員の配置の必要性を認めてもらい、雇用のための予算を確保してもらう必要があるのですね。
そして、その予算を決定したり、医療的ケア児の支援をどの程度行うかを決定したりするのは、議会です。
まずはこの議会で取り上げてもらえない限り、自治体の認可保育園に通うことは困難です。
でも、自治体の担当部署に電話等で相談しても、議会には取り上げられてもらえません。
そこで、頼りになるのが市議会等の議員さんです。
次男の場合、最初に議員さんに相談したのは地域の市政相談会でした。
おそらく、議員さんたちは定期的に市政相談会や報告会などを開いていると思うので、そこに飛び込んでまず現状を訴えてみるのもいいかと思います。
もし、そのような場が見つからないという場合、ホームページなどに掲載されている議員名簿から連絡を取ってみてもいいかもしれません。
ちなみに、議会にはそれぞれ専門の委員会(地域によって呼び方は違うかもしれませんが)がありますので、子育てや保育、福祉関係の内容を取り扱う委員会所属の議員さんだと話が早いかも。
会派によっては新しい支援に消極的な場合もあるので、「手ごたえがないな…」と感じたら、他の会派に相談するのもありかもしれません。私の場合、幸いにも相談した議員さんたちはみな積極的に動いてくれましたが、中にはそうでもないところもあるようなので…。(苦笑)
そして、医療的ケア児の保育問題を公的な場で審議してもらうために、できることなら請願書を出してみましょう。「市議会での請願審議の結果について」の記事に請願審査までの大まかな流れを載せています。
請願審議の場では、関係部署の役職者がこぞって出てきます。これは、個人で相談を持ち掛けた場合ではありえないことです。請願をきっかけに支援が大きく進むこともあります。
あと、私たちの場合は請願をすることで他にもいくつかメリットがありました。
署名を集めるのは大変な作業ですが、署名を通して医療的ケア児が置かれている理不尽な状況を広く知ってもらうことができました。
また、皆さまのご協力で得られた多くの署名は、制度を作る側からしても「これだけの人数がこの問題の行方を注視しているぞ」というプレッシャーになった…かもしれません(笑)。事実、請願の次年度に行われた選挙では、医療的ケア児の支援という文言が政策に入ったくらいなので、多少の影響力はあったかも。
今後の支援の方向性を決定する有識者会議にて、当事者としての意見を述べる機会をいただきました。医療的ケア児と一口に言っても、医療依存度や、重複障害の有無、望んでいる支援の方向性は様々です。有識者だけで話を進めるのではなく、当事者のヒアリングを取り入れた(1回のみですが)という点はかなり大きかったと思います。
この時は「請願者の方に」と依頼をいただく形で参加させていただきました。
でも、1回限りじゃ話せることに限りがあるので、本当は毎回意見書などを提出したいくらいです!!!
あと、できれば当事者が毎回傍聴できる時間帯に実施してほしい!(有識者会議は夕方開始)
潜在的には地域の中に医療的ケア児はたくさんいるのだと考えられますが、そもそも支援から漏れてしまっているため、医療的ケア児同士の出会いの機会自体、あまり多くないかもしれません。
それでも、積極的に声をかけて、横のつながりを作ることができたなら、お互いに心強い存在になれるのではないかと思います。
地域の医療的ケア児の保護者の方の全てが保育園の利用を望んでいるわけではないので、それが即保活につながることはないかもしれません。
でも、医療的ケア児の親ならではの悩みを共有できたり、思わぬ支援につながることもあります。
私の場合、幸いにも保育園の利用を希望する保護者の方たちと出会い、協力し合いながら支援を求めていくことができましたが、それ以外にもいろいろな場面で助けられました。
たとえば、
・動ける医療的ケア児が利用可能な事業所の紹介
・公的な機関からは支援員の利用は不可能だと言われていたが、医療的ケア児の支援に実績のある支援員の紹介
・請願審査の際に署名の協力をこころよく受けてくれた
・一人ではカバーできない医療的ケア児に関する情報の提供
・福祉用具や支援制度についてのアドバイス
などなど、本当にいろいろな面で助けられています。
あ、でも、一番助けられてるのはメンタル面かな。
一緒に悩んでくれたり、愚痴を聞いてくれたり。当事者ならではの悩みをお互いに抱えているので、そのフォローがほんとにありがたい。時に神かと思うくらいのありがたさです。
そして、横のつながりは自然と広がっていくもの。
私の最初のきっかけは、往診の先生でした。
「ほかに、気管切開しているお子さんって、いないんですか?」と尋ねて、紹介してもらった方が最初です。
そしてその方が、気切の子の会や保育園を希望されている医療的ケア児のお母さんを紹介してくれて…という感じで知り合っていきました。
最初は勇気がいるかもしれませんが、横のつながりはやっぱりないよりは、あったほうがいいと思います。
私にとっては、この2点があったからこその今の保育園があるのかなと思っています。
全国的にも医療的ケア児の保育支援の必要性の認識は高まっているものの、実働となるとまだまだです。
保育園を希望するすべての医療的ケア児が、保育園への通園を選択することができますように。
そして、通園先で一人一人の状態にあったケアが受けられますように。
少しずつですが、私もまだまだ動いていきます。
★最近、私もこれ飲んでいます。おいしくてお手軽です。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
2019年08月04日
医療的ケア児の保活・気管切開児の次男のケース
改めてブログを読み直してみると、本格的に次男の通園について動き始めたのは2017年で次男が3歳の時でしたね。
実際に自治体が具体的な政策として医療的ケア児の受け入れを始めるまでには2年間という時間がかかっています。これを早いとみるか、遅いとみるか。
もし、医療的ケアが必要なお子さんを保育園に通園させたいという思いをお持ちの方がいらっしゃるなら、できるだけ早くその思いを行動に移された方が良いかもしれません。
当初、自治体に相談に行ったときに「制度を作るのには時間がかかる」と何度も言われましたが、事実、数年単位の時間を要することもあります。
3歳で相談に行ったとして、制度が出来上がるのが3年後、4年後だと、お子さんの通園には間に合わないかもしれませんし、制度は間に合ったとしても、制度の利用対象外となって丸一年棒に振ってしまうということも考えられます。
医療的ケアが必要なお子さんのケアを行いながら、こうした行動を起こすことは本当に大変だと思います。
それでも、何かアクションを起こしてみようかと思っている方のために、次男が保育園に通えるようになるまでの経緯を簡単にまとめてみたいと思います。
回り道をしたことや、うまくいったこと、いろいろありますが、こんなケースもあるんだと何かの参考にしていただけると幸いです。
これまでの次男の保活の歩みの詳細は、ブログカテゴリーの「医療的ケア児の療育・進路(保育園)」をご参照下さい。
さて、前置きが長くなりましたが、次男が保育園へ通えるようになるまでに行った取り組みをざっと説明いたしますね。
見出し通りですが、まずは次男の存在を知ってもらうことから始めました。
療育センターや、通園を希望する保育園、区役所、市役所へ、動ける医療的ケア児である次男が通園することは可能か相談してみたのです。でも、答えはノーでした。相談した保育園だけは前向きな姿勢を見せてくれましたが、利用の可否を決めるのは「区」であり、区で判断できないときは「市」が判断するのだということを理解しました。
区や市の手ごたえが全く感じられなかったので、「じゃあ、国はどう言っているんだ」と国の方針を確認。
市との交渉材料が欲しかったわけですね。
でも、これが後から効いてきました。国の方針が自治体に通達されていることが分かったからです(やるかどうかは努力義務ですが)。ですから、国の方針は確認しておいて損はないです。医療的ケア児に関する施策はこまめにチェックしておくと、交渉の時にどこをポイントに話せば相手が聞いてくれるかのヒントになります。
市などの担当部署に個人で相談の電話をかけても、「分かりました、動きましょう!」と言ってもらえることはまずありません(意見としては聞いてもらえるかと思います)。
そのため、もっと確実に自分たちの声が届くように、市議会で医療的ケア児のことを取り上げてもらえるように、要望の出し方について調べまくりました。市議会のホームページには「陳情」「請願」の2種類の要望の出し方が紹介されていますが、より議会への影響度の高い「請願」を出すことを目標に動き始めました。
当事者である次男を連れて、市政相談会へ。そして、市議会議員の方に現状を説明しました。議員さんは医療的ケア児の置かれている現状を知るや、その日のうちにあちこちの関係機関に連絡してくれたので、あっという間に市当局との交渉の場が設定され、請願提出の道もつきました。
市の担当局との交渉の場を市議会議員さんが設けてくれたので、現状と要望を直接伝えました。
しかし、今後協議の場を作っていくとの回答はあったものの、その時期は未定。
この交渉から数か月後、改めて進捗を確認するも、まだ検討中であるとのことで具体的な回答は得られず。
そうこうしているうちに、次年度の保育園の利用申請の時期になったので、再度利用申請について問い合わせをしましたが、医療的ケア児については検討の余地もないとの回答。
議会の場で医療的ケア児に対する保育支援の必要性の高さを認めさせるため、「請願」を行うことにしました。また、請願準備と並行して、様々な会派の議員にも協力を呼び掛け、市当局と交渉を行う方針に。
医療的ケア児を育てている親の中には、自分と同じように保育園の利用を希望されている方もいるはず。
一緒に動ければどんなに心強いか!と、いろいろなツテをたどってみたら、やはり同じように保育園入園を希望している方はいらっしゃいました!!しかも、保育園入園に向けて、市とも何度もやり取りをされているとのこと。同じような状況にびっくり!その方のつながりで医療的ケア児の親の会に参加させてもらうことができ、請願も「親の会」として提出。請願審議に向けて、署名も集め始めました。
そしてこの後、やっぱり保育園落ちました。
なんと、いきなり医療的ケア児保育モデル事業開始のお知らせが市のホームページに掲載されていました。
まずは市内で一園のみの実施です。でも、自宅からかなり遠方で、募集の時期も「今?」という時期。次男は利用できませんでした。
保育園がどうしてもだめなら、別の道を…と思って通えそうなところに問い合わせ。
でも、ことごとく撃沈。
ただ、知り合いの話によると、市内の幼稚園の中には医療的ケア児を受け入れてくれる園(母子通園が多いようですが)もあったようなので、距離を気にしなければ可能かも。
うちの区では、そもそも「医療的ケア児は難しい」との判断。
請願に向けて署名を集めたい、という話をすると、医療的ケア児に心を寄せて下さる方たちが、医療的ケア児について話をさせてもらえる場所をなにかと作って下さいました。療育センターの「療考会」や、公民館での婦人の会、お世話になっている医療機関、新聞社の方など、こんな子もいるんだと知ってもらえて、問題意識を持ってもらえたことがとてもありがたかったです。
請願書を議会に提出してから半年後、請願審議。審議の結果は「継続」でした。「採択」とはなりませんでしたが、「まずは実態を把握し、スピード感を持って今後の進め方を再検討する」を信じて見守ることに。
特に動きのないまま、また保育園の利用申請の時期が来たので、通常の手続きで申請を行いましたが、申請書は受理されず。またも保育園への道は開けませんでした。
その後、年度が替わると、市で行っていたモデル事業が拡大されて、市内4園で医療的ケア児の受け入れが可能となりました。早速、このモデル事業に申し込み、次男は保育園への通園が可能になりました。
ものすごく長くなってしまいましたが、大まかな流れは以上の通りです。
じゃあ医療的ケア児の保活には一体何が有効だったのか?
については、上記だけではちょっとわかりづらいと思うので、次回説明したいと思います。
2019年07月17日
保育園に通えるようになりました!
2年前、なんとか次男を保育園に通わせたい!と動き始め、大勢の方の力を借りて、やっと願いが叶いました。
辛いこともたくさんあったけど、お友達の中で元気いっぱいに遊んでいる息子の姿に感無量です。
正直、まだ夢みたいな感じ。
これまで色々な形で応援した下さった皆様に感謝でいっぱいです。
本当はもっと早くご報告したかったのですが、入園が決まってから次男が入院したり、私が交通事故(完全なもらい事故です^^;)で通院が長引いていたりで、バタバタしていて報告が遅くなってしまいました。
これまでとは生活の状況や、次男を取り巻く環境が大きく変わったので、まだ私も次男も探り探り、というところもありますが、就学前に保育園のような集団に入ることができた意味は大きいと思っています。
まだ、通い始めてひと月も経たないのですが、このわずかな期間にも次男はいろいろな面で成長しています。
そして、その成長は自宅で母親の私と二人きりで過ごしているだけでは決して得られなかったもの。
次男の姿を見ていて、改めてお友達や先生とのかかわりの大切さを実感しました。
医療的ケア児の中には、これまでの次男のように、どこにも受け皿がなくて集団を経験できないまま年齢を重ねていくお子さんもいます。
運よく(という言い方は嫌ですが)通園先が見つかったとしても、自宅から遠方のため通園の負担が大きいというケースもあります。
医療的なケアが必要な子どもとその母親が、もっと就学前の通園先についてたくさんの選択肢を持てるようになればいいなぁと思います。
次の記事では、これまでの次男の保育園入園へ向けた取り組みを簡単にまとめておきますね。
参考にならない部分もあるかもしれませんが、もしこれから自治体や保育園等に相談に行こうとされている方がいらっしゃるなら、こういうケースもあるんだと思っていただけると嬉しいです。
2019年05月18日
ショック!6500円分のポイントが失効していた!
元々、このブログを始めたときには、メインカテゴリーの一つに「ネット副業」を挙げていました。
(医療的ケア児の次男の保活が難航しすぎてそっちが今はメインですが)
私の場合、ネット副業の中でも、ポイントサイトを用いたいわゆる「ポイ活(ポイント活動)」と、クラウドソーシング(企業と個人のマッチングサイトで仕事を受ける)」の2本を並行していたのですが、最近ではクラウドソーシングサイトの一つ、「ランサーズ」でのライターの仕事に絞って活動していました。
おかげさまで、ランサーズの方で複数のクライアント様から継続して仕事をいただいているので、忙しくさせてもらっているのですが…、ポイ活の方がついついおろそかに…。
今日、久しぶりに複数のポイントサイトでポイント確認&ポイ活を行おうとしたのですが…、
ポイント残高が一番高かった「モッピー」のサイトにログインできない!!
たたたたしか、6500円分くらいのポイントがたまっていたはず…。
ぼちぼち電子マネーに交換して、お買い物をしようと思っていたのに…!!!
焦ってネットで検索しまくっていたら、ありました。
利用規約にこんな一文が。
会員様のポイント獲得が6ヶ月以上確認できない場合には、会員資格の停止・取消、またはポイントを没収
なんと…。
没収ですか…。
というか、6か月以上もログインしていなかったことにびっくりです。
他のポイントサイトのポイントたちは無事だろうか・・・?!
不安になって、登録しているポイントサイトをパトロール。
一番堅実にポイントがたまる、マクロミル。
コツコツやれば、月に1000円〜1500円程度の報酬となります。
こちらのポイントは無事でした。残高もそこそこあったのでホッ。
お買い物をするときに経由することでポイントがたまるECナビ。
こちらはネットで買い物をするときに訪問していたので、大丈夫とは分かっていたけど念のため。
こちらは最近始めたのですが、お買い物をすると、現金が返ってくるサイト。monoka(モノカ)です。
こちらも始めたばかりなので、もちろん大丈夫。
ポイントサイトは自分が損することなく、おこずかい稼ぎができるので、登録しておくといつの間にかポイントがたまってそれなりの額になっていることがあります。
ネットで副業をはじめたいな、と考える時間のない医療的ケア児のお母さんたちも、隙間時間にできるのでおすすめです!!!
ですが…、私のようにポイントの期限を忘れてしまうと、痛い目にあう(別に手持ちのお金が減るなどの損はしていないですが^^;)ので、要注意!!
ポイントサイトに登録したけど、最近ログインしていないという方はぜひこれを機会にチェックしてみて下さいね!!
私のポイントは消えちゃいましたが(涙)、モッピーはポイント溜まりやすいのでお勧めですよ。
2019年04月07日
カニューレホルダー、抜管防止のためマジックテープを長ーく。
「カニューレホルダーの作り方」では、マジックテープの長さを固定(15pのものを半分程度に切った長さ)して作り方をご紹介しているのですが、土台の部分が長くなればなるほど、それに対するマジックテープの長さは相対的に短くなっていきます。
短いから外れやすい、というわけではないのですが、動きの大きいお子さんや、集団の中で抜管のリスクを少しでも減らしたい方は、マジックテープの長さを長めにとっていただいた方が、より安心かと思います。
うちの医療的ケア児(気管切開児)の次男は、今は19.5pのカニューレホルダーを使っているのですが、マジックテープの部分は全長の2/3くらいになります。
それを、ぐるりと首の真後ろまでまくように、長めに切ったマジックテープを縫い付けていくのです。
マジックテープは長いものを一本取り付けてもいいですが、100均などで売られている短いもの(15pくらい)のものを使う場合、カニューレホルダーの半分の長さ×2を準備するといいと思います。
100均のマジックテープを使う場合、太さはこちらでご紹介している通り「カニューレホルダーの作り方」ですが、長さだけが変わります。
ちょっとマジックテープの部分が見づらいので、線を引いてみました。
真ん中はくっつけても、少し離しても。
カニューレを通す方のマジックテープ(ふわふわじゃなくて固い方)も、ぴったり収まるようにカットします。
白×白は見づらい…。
七五三の和装用に白で作ってみたのですが、作り方の紹介用には向いていなかったですね…(汗)。
こっちの方が少しはわかり易いでしょうか。
マジックテープの先が本人の首の真後ろにくるので、外れにくい(&外しにくい)のですが、つけるときはカニューレホルダーの折り返しの部分で先を覆うようにしてくださいね。
マジックテープが長くなると、ゴワゴワするかな?と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、次男曰く「これまでと全然変わらない」だそうです。
よかったらお試しください。
福袋 二重ガーゼ ダブルガーゼ 水玉 約2mm玉 6色セットシリーズ 幅108cm長さ150cm 3種類あります 価格:3,690円 |
【1200円ポッキリ】【メール便送料無料】オトナ系ガーゼ約1.5mハギレ福袋【大人女子 オトナ ダブルガーゼ Wガーゼ ハギレ シンプル メール便送料無料】 価格:1,200円 |
2019年04月03日
幼児向けの通信教育、どうするか
自宅で通信系の幼児教育「こどもちゃれんじ」をしている長男の影響で、「ぼくもやりたい!」とせがまれています^^;
文字や数字も一通り分かるようになってきて、興味の幅が広がってきたというのもあるんでしょうね。
これまでは、書店で見繕ってきたワークブックを本人がやりたいときにさせていたのですが、それよりも一歩進んで、もうちょっと系統立てていろんなことに取り組める教材をさせてもいいかな〜と、思うようになりました。
お兄ちゃんがお勉強しているとき、次男もやりたそうなそぶりをしているものの、課題がないので結局手持ち無沙汰になって遊んでしまうんですよね。
で、次男の遊ぶ姿を見て長男の注意がだんだん逸れていくという…悪循環。
それなら、兄弟一緒に勉強出来たらいいんじゃないかと(あくまで理想)。
長男がこどもちゃれんじをしているので、次男もそれでいいかなと思ったのですが、エデュトイ(付属の教材・おもちゃ)が被るんですよね…。
既にお兄ちゃんが持っているものが届くのは、なんだかもったいない。
ワークブックなどの教材はすごくいいのですが、DVDなんかも内容が被ってるようで…二の足を踏んでしまいます。
ほかに何かないかな…と探していたら、これは!というものを見つけました!
学習専用のタブレットで学べる、スマイルゼミの幼児コース。
タブレット一台に学習内容が毎月配信される、というのは、「紙」や「広告」がたくさん届くわずらわしさがなくていいですよね。
そして、ノート大の大きいタブレットで、目にも優しく、文字も書きやすい。
小学校入学までに準備しておきたい学習項目もすべて含まれているそうなので、こどものやる気が続けばこれ一つで十分かな、という気がします。
まずは無料の資料請求!
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ通信教育 【幼児コース】
小学生向けコース、中学生向けコースもあるようなので、こどもに合っていれば長く続けられそう。
資料を見て検討してみようと思います。
2019年02月14日
平成31年度 福岡市医療的ケア児保育モデル事業の詳細発表
これまでは市内で1か所のみでの実施でしたが、あらたに公立保育所3園での実施されることとなりました。
募集の内容はひとまず置いておいて、受け入れ先が拡大したという点は大変喜ばしいことです。
様々な形で応援して下さった方々に心からお礼を言わせていただきたいです。
本当にありがとうございました。
わが家の長男も、居住している区内の保育所で実施が決定したので、早速週末に書類の受け取りに行くことになりました。
ただ、当然のことながらモデル事業の実施決定=利用の確定ではありません。
市ホームページに掲載されている利用の条件等は以下の通りでした。
保護者の就労等により保育が必要なお子さんで,保育中に医療的ケアを必要とし,集団保育が可能な,ことば・身振り・表情等で意思疎通ができる1〜5歳児のお子さんが対象。
C保育所:4名(30年度から継続して入所しているお子さんを含む)
N保育所:2名
K保育所:2名
M保育所:2名
となっていますが、注意すべきはココ。
*保育所毎に受け入れ可能な年齢が異なりますので,各保育所にご確認ください。
との但し書きがあるのです。
実際、あるお母さんは、通園を希望する実施園から希望の年齢枠に空きがないことを理由に無理だろうといわれてしまったようです。
そもそも、モデル事業の大枠決定が2月で、すでに一般の利用申し込みの一次の結果は出ているわけですよね。人気の高い園は、一次で定員が埋まってしまうのは目に見えています。
昨年も同じようなことを書きましたが、この断り方は理不尽な感じがしますよね。
他の実施園を選べればまだいいのかもしれませんが、蓋を開けてみなければわからないし、住んでいる場所が遠すぎて他に選択肢がない場合だってあります。
そのあたりを考慮してもらえればありがたいのですが…。
利用の可否は、行政機関や専門機関関係者、保育関係者等で構成する「医療的ケア検討会議」での協議を参考に決定します。
ポイントは、「集団保育」が可能かどうかというところになりそうですね…。
入園を希望する保育所で、事前に「観察保育」というものを受けて、そこでの様子で判断されるようです。
まだ現段階ではどのように転ぶか不透明なところはありますが、良い方向に向かえばいいなぁと思っています。
2019年02月08日
感染症対策に手作りマスクはいかがでしょうか?
小さな子ども、とくに医療的ケアが必要な子どもを連れての外出は心配ですよね。
最近では、わが家も感染対策として外出時にはこどもたちにマスクを着用させています。
ドラッグストアや100均にも子ども用の使い捨てマスクは売られていますが、私のおススメはやっぱり子どものサイズに合ったガーゼのマスクです。
せっかくマスクをつけても正しく使用しなければ感染予防にはなりません。
ご存知と思いますが、マスクは口だけでなく鼻までしっかり覆ってくださいね〜!
紙のマスクも感染対策には優れた効果を発揮するのですが、こどもだとジャストサイズがなかったり、カサカサした感じを嫌がったりすることもあるんですよね…。(→うちの息子たち)
ガーゼのマスクも、布を切ってしまえば2か所まっすぐに縫うだけで簡単に作れるので、是非お試しくださいね。
カニューレホルダーを作って余ってしまったダブルガーゼも有効活用できますよ!
・ダブルガーゼ
必要な大きさは、作りたいマスクの大きさに対して縦が2倍、横が3倍の大きさです。
今回は縦8センチ、横11センチのマスクを作成しましたので、必要なダブルガーゼの大きさは縦16センチ、横が33pとなります。
・マスク用のゴム
ちょっと写りが悪くてすみません。
セリアのマスク用ゴムを愛用しています。
4m分入っていてコスパがいいのと、やわらかいゴムなので耳が痛くなりにくいのがお気に入りです。
セリアのマスクゴムには「ひも通し」が入っていますが、ご自宅のゴムなどを使用される場合はひも通しも準備されておいてくださいね。
(1)必要なサイズに裁断したダブルガーゼに軽くアイロンをかけます。
(2)ダブルガーゼを裏返し、横二つに折った真ん中の線に合わせて上下を折り、アイロンで形を整えます。
(3)折ったものを縦に三つ折りにします。
(4)三つ折りで一番上になった端の部分を1センチ程度中に折り込みます。
きちんとアイロンで形をつけておくと、次の縫う段階がやりやすくなりますよ!
これから縫う部分がわかり易いように、ピンクでラインを入れてみました。
縫う個所はこの2か所、しかも直線なのですぐに終わりますよ。
手縫いでももちろんOKなのですが、今回はミシンでの作り方をご紹介しますね!
(1)1センチ折り込んだ部分の端から5o程度にミシン掛けをする。
この写真だとちょっとわかりづらいのですが、ピンクのラインの左側の部分を縫うということになります。
縫い始めは、何度か返し縫いをして糸がほどけないようにしてくださいね。
もちろん縫い終わりも同様に返し縫いをしておいてください!
(2)反対側の「わ」になっているにもゴムを通す部分を作るためミシン掛けをする
ピンクのラインの右側の方を縫います。
布の端からの幅が、反対側の縫い目と同じくらいの幅になるようにすると見た目にもバランスが良いです。
こちらも縫い終わりと縫い初めに返し縫いをして下さいね!
こちらが両サイドを縫い終わったところ。
筒の部分にゴムを通していきます。
(1)ひも通しでゴムを通す
(2)顔の大きさに合わせてゴムの長さを決めて、結び目を作る
(3)結び目の部分をマスクの中に入れる
これで完成です!
ネットではあらかじめ生地を裁断してある簡単なキットも販売されているので、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか?
価格:1,080円 |
せっかくお子さんにあったマスクを作成するのなら、より感染予防の効果を高めるための注意点を知っておいて損はないかと思います。
ポイントは以下の3つです!
・マスクで鼻と口を覆う
・なるべくマスクを触らない
・一外出ごとにマスクを取り換える
マスクは主に飛沫感染を予防するもの。
ウイルスや細菌の侵入口となるお鼻とお口はしっかりと覆っておいてくださいね!
それから、せっかくマスクをしても、ウイルスなどのついた手でベタベタマスクを触ってしまっては台無しです。小さいお子さんはむつかしいかもしれませんが、なるべくマスクを触らないように気を付けてあげましょう。気になる方は除菌スプレーなどで手を除菌してから直してあげてもよいと思います。
→おすすめ除菌剤の紹介記事は【こちら】
また、マスクは一日ごとではなく、一回の外出ごとに新しいものに取り換えて下さいね。
おうちに着いたら、使ったものは洗濯機へ。
医療従事者も実践している方法です^^
是非お試しください。
2019年01月30日
医療的ケア児に対する差別、差別と気づいていないところが問題
長男を保育園に迎えに行ったときに、在園時の継続利用決定者が掲示板に張り出されていました。
それを見て、私は正直複雑な思いでした。
次男も昨年、一次申し込みの書類を作成して第一希望の保育園に提出したのですが、書類はその日のうちに返却。
看護師がいないので、医療的ケア児を受け入れられないという理由です。
通常の申し込みにおいて利用決定を行うはずの「区」、もしくは医療的ケア児モデル事業を担当する「市」は、書類を受け取る必要はないと判断したわけですね。
だって、書類を提出した保育園に看護師がいないから。
他にどんな重要な理由があっても、看護師がいない=預かれない。
この時点ですでに医療的ケア児は門前払いされているのです。
でもこれは、よくよく考えるとおかしなこと。
保育園を利用したい方は、その必要性を申請書に書いて提出するわけでしょう。
それを、自治体の担当者が必要性に応じて利用の可否を決定する。
何らかの理由で利用決定がなされなかった場合でも、さらに2次募集、3次募集まで申請を行うことが可能です。
それでも利用が認められない場合は待機児童となります。
でも、医療的ケア児は?
そもそも担当部署にまで書類が届いていないのです。
一旦受け取って課内で検討する、という選択肢はなかったのでしょうか。
これは、「医療的ケア」を理由に親の働く権利、こどもの成長の場を奪っています。
ある意味、医療的ケアを理由にした差別といえないでしょうか。
「お子さんの安全のため」「制度を作るのに時間がかかる」「予算が確保できない」
これらの言葉はもっともらしく聞こえますが、医療的ケア児以外に対しても、同じ理由で支援を断れるでしょうか。
なにか医療的ケア児は、特別に支援が難しいと思われている節があるのか、耳障りの良い言葉で受け流そうとしている感じがするんです。
でもおそらくは、支援を行わないことが差別だなんて、相談を受ける側は微塵も感じてはいないのだと思います。
「私にそんなこと言われても」ですよね。分かります、分かります。
でも、誰かが一旦受け止めないと、問題をどこで、誰が検討できるんですか。
親としては、「お子さんの安全が確保できない」なんて言われたら、不安になって「じゃあ、あきらめるしかないのか」って思わざるを得ないです。だって大事な大事なわが子ですもんね。
でも、これまでそうやってあきらめてきたことで、家族が払ってきた代償もまたとてつもなく大きなものです。
相談を受ける行政側には、せめて「できるように努力していく」という立ち位置でいてほしい。
当事者の言葉を真摯に受け止め、実際に行動に移していくところに新たな支援の枠組みが見えてくるのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、どんな理由であれ、門前払いは本当に傷つきます。
自分の子どもが、行政から見放されているような気持ちにすらなります。
正当な理由があるなら、きちんと説明してほしいです。
2019年01月17日
医療的ケア児の感染対策に「チャーミスト」がおすすめ
全国でインフルエンザが流行しているようですね。
この時期に流行るインフルエンザや嘔吐下痢症をはじめとする各種感染症から医療的ケア児を守るため、保護者の方々は常々心を砕いていらっしゃるかと思います。
今回は、冬場に流行するウイルス対策に一押し!のアイテムをご紹介しますね。
実は先日、我が家でも夫がインフルエンザを発症しました。
どこからウイルスを拾ってきたのかはわかりませんが、とにかく家庭内で感染が広がらないようにしなければ!
ということで、帰宅してきた夫をすぐに別室に隔離。
子どもたちとは極力接触させないことにしました。
そのほかには、一般的な感染対策を行ったのですが、インフルエンザは飛沫感染と接触感染が主な感染ルートであることから、次のことにも気を付けました。
・夫は食事時以外は常時マスク着用。マスクを外さなくてはならない食事の時間は子どもたちとずらす。
・夫の入浴は一番最後に。タオル類も共有しない。
・部屋の換気を定期的に行い、換気後はウイルス除去率99%チャーミストをスプレーして室内を除菌
インフルエンザの症状自体は薬で早期に改善するのですが、ウイルスの排出は発症後5日間は続きます。
すぐに熱が下がったからといって、油断は大敵です。
インフルエンザの予防接種のおかげか、こうした感染対策が功を奏したのか…、
今回は家族の誰にもうつることなく、夫も最短の日数で回復し、事なきを得ました。
本当に良かった…。
完全にワンオペ+夫の看病というなかなかにきつい日々を頑張ったかいがありました^^
さて、今回は基本的な感染症対策に加え、「チャーミスト」という除菌剤を感染対策に導入したのですが、これが思った以上に大活躍してくれました!
日常的に感染症への対策が必要な医療的ケア児やその周囲の方たちにもぜひおすすめしたい商品です。
このチャーミスト、実は医療機関でも使用されているプロ御用達の除菌薬。
現場だけでなく、個人的にも使いたいとの声を受けて商品化されたものなので、効果はお墨付きです。
使い方もとっても簡単。
スプレーするだけで、チャーミストに触れたウイルスの99.99%以上を不活性化させます。
公開されている細菌試験報告書(社・京都微生物研究所)によると、チャーミストに触れた大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、MRSAが1分間で1/10000以下に減少したとの報告があります。
さらに、ノロウイルスの代替ウイルスも15秒間で1/10000以下に減少(財・日本食品分析センター)したとのこと。
これらの結果から、チャーミストはあらゆるタイプの有害な細菌・ウイルスに対して有効だということが分かります。
でも、これだけ除菌効果が高いということは、人体に対して刺激が強いのでは…?と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私もその点はちょっと心配だったのですが、実際に使用してみると気になる匂いもなく、肌への刺激もありません。
公式サイトによると、チャーミストは刺激や中毒性もなく、万が一赤ちゃんが口に入れても大丈夫なほど優しいのだそうです。
これなら安心して、医療的ケア児の次男の感染対策に使用できます!
外出先や帰宅時の手指消毒や、次男の医療グッズへの消毒には、これまでエタノール系の消毒を使用していました。
普段愛用しているのはこれ。
手軽に使えるので、わが家の子どもたちにも人気です♪
これも優れものなのですが、唯一の欠点はノロウイルスには効果がない、ということ。
ノロウイルスの除菌には、アルコール系ではなく「次亜塩素酸ナトリウム」でなくてはなりません。
でも、次亜塩素酸は作るのが面倒だったり、活性が長時間保てなかったり、独特の刺激臭がしたり。
使いたいときにすぐに使える…というシロモノではありません。
でも、チャーミストは次亜塩素酸ナトリウムの単一製剤なので、ノロウイルスへの効果は間違いがありません。
しかも2年間は効果が落ちない!
スプレータイプで気軽に使えるのもありがたいですね。
実は先日、ノロを発症したお友達のママにチャーミストを1本お分けしました。
ノロは感染力が強く、お子さんが発症するとママにはほぼ100%うつります。
そのママも嘔吐や下痢に悩まされながら、次亜塩素酸の消毒液を作って、毎回物品を拭き上げをするのがかなりきつかったそうです。
でも、チャーミストがあればスプレーして拭くだけなので、手間が省けてすごく助かった〜と言われていました!
今後は自宅に常備されるそうです^^
私も、外出用のバッグには、携帯タイプのチャーミストスプレーを常時入れておくことにしました♪
チャーミストは携帯用のスプレーのほか、詰め替え用や、大きめのスプレーボトルなんかもあって使いやすいですよ!
公式サイトでは4,000円以上で送料無料です。
写真に乗っている4点で4,000円ちょっとでした。
ちなみに、わが家でのチャーミストの使い方はこんな感じです。
まず、一番使用頻度が高いのは玄関先に置いている携帯用のスプレー。
外から帰ったら、家に入る前に玄関先で手指にシュッ。
病院受診などで、ウイルス等の付着が気になるときは上着にもシュッ。
家の中に菌を持ち込まないように、という目的です。
次は、医療的ケア児である次男の外出バッグに入れている携帯用のスプレー。
お出かけ先での食事の前に、おててにシュッ。
お外遊びの後にもシュッ。
もちろん、外出中の痰の吸引の前にも、私が手を消毒して行っています。
そして、普通のスプレー(携帯用ではない大きめのもの)は、空間の除菌や消臭、トイレの掃除にも使っています。
あと、とっても重宝しているのが、子どもの靴の消臭です!!!
長男の保育園は裸足で過ごすことがモットーなので、お外遊びも裸足に靴。
なので、汗をかく季節にはにおいがこもって大変なことになってしまいます。
中敷きを洗っても匂いは取れず、消臭スプレーをかけるとスプレーのにおいと中敷きのにおいが混じって強烈な悪臭…でした(もし食事中の方がいらっしゃったらすみません^^;)。
でも、チャーミストだとすっきり匂いがとれるんです!これにはほんとにびっくり。
よく考えたら、匂いのもとである靴の中の雑菌を除菌してしまうのだから、根本からきれいになるってことですよね。
しかもチャーミストは無臭なので、香料などと匂いが混ざってしまうこともない^^
…最後はちょっと感染対策から話がそれてしまいましたが、総合的に見てチャーミストはかなり満足度の高い商品です。
本格的な感染対策のグッズをお探しの方には特におススメ!です!!