今クールのドラマが自分的に半沢直樹以外イマイチなので
録画していた
家族ゲームを見返してみたり。
改めて面白いドラマだと思う。
櫻井翔くん演じる吉本荒野のセリフが大好きで、名言botフォローしたりしてました(笑)
せっかくなので心に残る吉本先生の名セリフをまとめてみました
「こんな世界にも希望はある。
でもな、現実はお前が思ってるよりよっぽど残酷なんだ。
だから強くなれ」(第1話)
「なぜ彼はいじめを受けなければいけなかったのか、
なぜ自殺にまで追い込まれたのか。
教育委員会は学校側に説明を求めています。
今更明らかになったところでその子はもう、この世にいないのに!」(第1話)
第1話はまだ吉本荒野のキャラクターが掴みきれなくて、普段と全然違う翔さんにただただビックリしました。
「何J-POPの歌詞みたいなこと言ってんだよ!
休んで前向きになる奴なんか本当にいると思うか?
やり直せる人間はそもそも立ち止まったりしないんだよ。」(第2話)
茂之に「1度立ち止まってまた自分のペースでやり直せばいい」とアドバイスする慎一へ向けた言葉。
普段J-POPを歌ってる嵐にコレを言わせる皮肉さがたまらないですな。
「明日になっても涙が出るなら、その時は俺も一緒に泣いてやる」(第3話)
ここだけ聞くとめっちゃ良い先生なのにな。でもやってるコトはめちゃくちゃなんだよな。
「友達は共感、恋人は直感だ。
友達に必要な共感は得るのに時間がかかる。
しかし恋人に必要な直感は、運命を感じさせれば一発だ。」(第4話)
「そんな教育を受けて平和ボケに浸かっている人間が無意識のうちに悪意と感じない悪意で!
汚れなき弱者を追い詰めているんだ」(第4話)
怖い怖い怖い、恋愛まで操っちゃう吉本先生超怖い!
「考える事を放棄して、周りの意見に流されてるだけじゃないのか?
だったら歴史の授業を例にとってみよう。
人類の誕生からはじめて俺たちに身近で重要なはずの近代史は、なぜか3学期に駆け足で終わらせる。
100年も経っていない首相の暗殺事件でさえ、教科書ではたった数行でしか語られない。
どんな背景があって、どんな思いがあって殺されたのか?
本来はそういう事を学ぶべきじゃないのか?
でも誰もおかしいとは思わない。
なぜならそんな詰め込み式の教育でも、社会がそれなりに機能していたからだ。
だがその歪みにアイデンティティの喪失としてあらわれた。
自分のルーツを曖昧にしか理解できていない俺達は
@自分に自信がもてなくなり
A戦う事を恐れて
B他人と同調するようになる
メディアに踊らされて、一方的な意見で物事をくくりたがるのがその際たる例だ。
俺達はいつの間にか個性を奪われて
誰かに依存しなければ生きていけない骨抜きにされているんだよ。」(第4話)
むしろこの長セリフを覚えて言い切った翔さんが怖い。
「震えるほどの屈辱を味わったことがあるか。
痛みを知らないお前に俺が痛みを教えてやる。
恐怖を知らないお前に恐怖を味あわせてやる。
苦しみを知らないお前に、悲しみを知らないお前に
俺が絶望を味あわせてやる。
俺がお前を壊してやる。」(第5話)
第5話は台本を読んだ翔さんも怖いと思ったらしいですね。
確かにいろいろ怖かった…。
「お前が守りたいのは家族じゃない。
お前に都合の良いこの生ぬる〜い環境だ。」(第6話)
本質を容赦なく指摘する吉本先生、怖いですな。
「だったら家族ゴッコはもうやめろよ!
そうやって見栄を張って、上辺だけの家族を演じてきた結果がこの状況を招いたんだろ。
慎一や茂之の事だってそうだよ。全部あんた達が悪いんだよ!
決して社会や時代のせいじゃない。
親が子供に向き合ってやらないから、しつけてやらないから!
子供が大人になれないんだよいい加減気づけよ!!
悔しかったらちゃんと家族になってみろよ!!」(第7話)
この時の翔さんの鬼気迫る演技、怖いケドめっちゃスキ。
「挫折だよ。人を信じることの素晴らしさと裏切られた悲しみ。
そして恋愛のときめきと失恋の苦しみ。そういうものを教えてあげようと思ってねぇ。
良い経験になったでしょ?」(第8話)
第8話はネタばらしの回で、吉本先生が色々ぶっちゃけた後の沼田家もスゴかったですね。
「なんでも一人で背負い込むな。俺で良かったらいつでも力になるから」(第9話)
田子先生だった頃の教師らしいお言葉。
「相手に伝える努力もしないで、家族だから言わなくてもわかるなんてお前らエスパーかよ!
そんなもんは単なる幻想なんだよ」(第10話)
人間が抱きがちな幻想を、ズバリ指摘するこのセリフが痛くてスキ。