2008年07月20日
ブックレビュー『36倍売れた!仕組み思考術』
梅雨明け、ガクアジサイも写真のような感じ。
そういえばライブドア出版から出た『36倍売れた!仕組み思考術』田中正博著のレビューを書いていなかった。
てっきりネットでの販売の本だと思ったら電話とダイレクトメールを使って脅威的な成約率をあげた生命保険販売に基づく実践的なマーケティングの本だ。
興味を持ったのは「仕組み思考」(ここについては本書の中に収められた『結局仕組みを作った人が勝っている』の著者荒濱一・高橋学氏との対談に詳しい)という部分だったのだが、その種を明かせば「パーミションマーケティング」ということである。はじめに資料を送っていいですかと電話をかける。その上でよく設計されたダイレクトメールを送るというものなのだが、それで脅威的に契約率が高まったというのだ。
「仕組み」を考えつくキッカケから成功に至るまで詳しく書いた後には電話のスクリプトからセールスレターまでを惜しげもなく公開していて、なんと親切な本だろうと思った。
とはいえ自分自身もまずはやってみないと宝の持ち腐れのわけでこの本に具体的にかかれた方法を自分の分野に応用して実行しなければならない。応用のために最後にオズボーンのリストまでついている。
下の本がセス・ゴーディンの「パーミションマーケティング」でいきなりダイレクトメールを送りつけるようなマーケティングを「土足マーケティング」、それに対して相手の許可を取ってからセールスに入るやり方のことが「パーミションマーケティング」。ネットでのメールマガジン購読から入り、徐々に顧客化していくやり方もパミションマーケティングですね。
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posted by blackcoffee11 at 09:21| ブックレビュー