アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2024年01月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2019年03月10日

配偶子形成

 我々ヒトを含めて有性生殖(self reproduction)を行う生物は,その過程で卵と精子による受精が起こる.そのため,卵や精子を形成する過程である配偶子形成(gametogenesis)が起こる.配偶子形成について卵が出来上がる過程を特に卵形成(oogenesis)と言い,精子が出来上がる過程を特に精子形成(spermatogenesis)と言う.
 卵や精子の元となる始原生殖細胞は卵黄嚢(york sac)壁から発生して,発生第4週目までに胚の将来生殖器となる部分に移動して分化して卵原細胞(卵祖細胞; oogonia)となる.卵原細胞は体細胞分裂により卵巣に集積する.
 発生5ヶ月目までに卵原細胞から減数分裂により一次卵母細胞(primary oocyte)が形成される.一次卵母細胞は第1減数分裂前期で休眠状態となる.一方で全ての卵原細胞は出産までの間に認められなくなる.思春期になると一度の卵巣周期でおよそ10個前後の一次卵母細胞の減数分裂が再開する.第1減数分裂が完了すると二次卵母細胞(secondary oocyte)が現れ,第一極体が放出される.現在のところ極体は卵の成熟を助けるために自らは変性して消失するものと考えられている.
 二次卵母細胞は第2減数分裂へと進み卵が現れ,第二極体が放出される,尚,第一極体も分裂して2つの第二極体を生じる.すなわち,1つの卵原細胞から減数分裂により1つの卵と3つの極体が得られる.
 このように得られた卵そのうちおよそ1つだけが成熟して排卵される.しかし,排卵された卵も厳密には第2減数分裂中期で休止した状態であり,精子と受精することで減数分裂が完遂され成熟卵となる.その際に減数分裂の片割れとして第二極体が放出される.















【このカテゴリーの最新記事】
posted by Alice at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 発生学
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8710925
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。