リアル会場でCEATEC 2023が23/10/17(火)から10/20(金)まで10:00〜17:00の日時で開催された。来場事前登録が必要だが入場無料で1回入場証を印刷すれば連日使用できる。
10/18(水)11時過ぎに幕張メッセの会場に着いたが昨年同様私服の一般者らしい人と学生がいてビジネス系の展示会は意外と参加構成が広い。
まずざっと会場を一周してみたらホール4から8までしか使用していないから1時間強で大まかな展示内容と場所は把握出来た。これは昨年と同規模だから1日参加で十分だ。12時から昼休憩を取り13時からじっくりと気になるブースを見学した。
【K001:TDK】
超薄型ラジカセを参考出品していた。単なる板に印刷されたように見えるラジカセから音楽が再生されるプリント基板技術に驚かされる。
【K032:ムラタ】
昨年同様ムラタセイサク君、ムラタセイコちゃん、チアリーディング部の6人のロボット達はショウケース展示のみだった。
【A004:京セラ】
昨年に続き「空中ディスプレイ」を参考出品していた。またセンサーを利用した美しい歩き方を指南するサービスも参考出品していたがスマートウォッチで十分似たことが出来る様に感じた。
【A014:NECグループ】
ChatGPTよりも小さな規模で日本語に関して高性能なAIサービスの展示を行っていた。ビジネスになると分かればオリジナルを改善してより良い製品にするという日本企業らしいビジネスモデルだ。
【A016:西日本旅客鉄道】
EJRがSuicaのデータを利用したサービス関連を展示しているのに対しWJRは鉄道運行に関する技術を中心に展示しており鉄道ファンには受けが良さそうだった。
【A068:東日本旅客鉄道】
鉄道ビジネスにおける[カコ][イマ][ミライ]を何点も展示していた。「リアルタイム提案型旅行コンシュエルジュ」は9月中旬に京都を旅行し10月末に徳島旅行を計画している私には魅力的なサービスと感じた。
【A102:シャープ】
ネイチャープロダクトの開発の歴史と自然の風を具現化したヒーリングファン「はねやすめ」を参考出品していた。面白い製品だが安全性とかエネルギー効率とか製品化までにクリアすべき点は幾つかありそうだ。
【A046:JVC】
今年もVictorが会場限定台数のウッドコーン搭載一体型コンパクトステレオ匠を販売していた。
【A063:ソニー】
ソニーブースは入場規制を行っていて長蛇の列が出来ていたので空くまで待っていた。16時になって少し列が短くなっていたので行ったら「待ち時間60分です」と言われ入場を諦めた。
【P017:Bluetooth SIG】
「Auracast」を体験してみたかったが、名刺を出して受付する必要があるようでブース内は空いていた。一般人は入れない様だったので諦めた。
参考:未来のBluetooth「Auracast」体験、TDKカプセル状のプライベート空間
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1539586.html
最新テクノロジーを楽しんだが『光通信に賭けた男 〜独創の科学者・西澤潤一〜(1985年)』を観た後だったので、西澤氏だったら製品化の遅さや独創性の無さを怒鳴っただろうと思った展示内容だ。直通電車に間に合う様17時前に帰路に就いた。
まったく気にしていなかったのに入場証のQRコード提示やアンケート協力だけでボールペン4本、コースター、テープ、文房具、ノート、サッシュをもらえた。意外と大企業の景況感は良いようだ。