23/11/04(土)も予定通り『2023東京インターナショナルオーディオショウ』へ行った。9:55に東京国際フォーラムBF1に着いたらすでに受付を開始しており受付を終えた人達が次々とエレベーターに乗っていた。色々なイベントへ行って気付いたが意外や週休二日制でない会社も多いようで土曜の方が空いているのはTIASも同様だ。
私も10:00には入場して早速整理券を入手しようとG604のトライオードへ行けば既に整理券配布の列が出来ていて井筒香奈江さんゲストの会は何とか立ち見で入場できることになった。
【11/04(土)10:00〜19:00】
時間調整でG407アキュフェーズを試聴した。AccuphaseとB&W 802の組み合わせはモニター的な性格が強く出るという印象がある。
23/11/04(土)11:00〜12:00 G501 リジェール 潮晴男
アナログプレーヤーとトーンアームを出展しているブースで他のコンポーネントは借り物と言う話だったがその総額が2000万円を超えているとのことだ。潮先生の解説のあと出展者が試聴アナログディスクを再生していくのだが「老眼には楽曲の頭出しが難しい」「試聴曲は反対の面だった」「LPは面倒臭い」等出展者にあるまじき愚痴を言うものだからすっかりオーディオ漫談コンビになっていて笑いが絶えない講演だった。
23/11/04(土)12:00〜12:50 G609 アイレックス 山本浩司
Alareのイタリア製Remiga1を試聴した。ツイーターは25mmベリリウム振動板を採用しているがDiamond仕様のモデルもあるそうだ。税込ペア836万円だがダイヤモンド仕様は1133万円とのこと。美しいキャビネットは100kgもあるそうだ。
23/11/04(土)13:00〜14:00 G610 太陽インターナショナル 三浦孝仁
Avalon AcousticsのIsis Signatureを試聴した。ドイツやベトナムのオーディオショーでは人気のあるビート系の楽曲ばかり再生しておりオーディオ機器の耐久力テストの様になっている。クラシックやアコースティック楽曲を再生するのは日本だけになっていると話していた。
23/11/04(土)14:00〜15:00 G604 トライオード 土方久明/井筒香奈江
椅子席は25人立ち見エリア10人の35人で試聴した。井筒さんは2019年発売のダイレクトカッティング収録時の苦労話を語ってくれた。「富嶽百景・抄録/鬼太鼓座」再生ではその低音で部屋が共振するほどだった。
23/11/04(土)15:00〜15:50 G408 ラックスマン 山之内正
SAECとの共同開発ナイフエッジ軸受採用ユニバーサル型トーンアームLTA-710とベルトドライブ式アナログプレーヤーPD-191ALを試聴した。山之内先生から2025年のLUXMAN100周年記念モデルの発表を期待しているとの発言があった。
23/11/04(土)16:00〜17:00 G502 エレクトリ 傅信幸
マジコS3 MK3を試聴した。傅先生からMagico M7がパリで発表されたとの情報が提供された。
23/11/04(土)17:00〜18:00 G604 エソテリック 傅信幸
傅先生がタンノイの同軸ユニットのメリットは点音源で試聴位置により音が伸び縮みしないことと解説してくれた。
23/11/04(土)18:00〜18:50 G508 ソウルノート 和田博巳
和田先生がハイエンドオーディオ機器はタイムマシンでその楽曲が収録された時に連れて行ってくれると語っていた。
参考:MP3で圧縮すると音源から「幸せ」や「ロマンチック」といったポジティブな感情が失われていく
https://gigazine.net/news/20190121-effects-mp3-compression/
潮先生がMP3の圧縮音源を聴いてばかりいると音楽を聴くメリットが失われていくと語っていた。そう言えば私も手軽だからとradikoやNet Radioばかり聴いているから試聴会では全て良い音に聞こえるのかと当たり前のことに気付いた。
それにしても今日は1日中立って試聴していたのでさすがに足が疲れた。まだ歩いている方が楽だ。(^_^;;