時々何となくテレビを点けて面白い番組が放送されていないか番組表(EPG)を確認する。CMで番組が中断されるのを好まないのでどうしてもNHKを主に見ることになるが、地デジ、BS、BS4K放送ともに興味の無い番組だと最終手段として放送大学のBS231chまたは232chを見ることにしている。
ドキュメンタリー好きであれば宇宙論や生物学等の最新情報や、倫理や公民的な社会学も知ることが出来る。”学ぶ”というより好奇心や知識欲を満たすために見られる気軽さが良い。
参考:放送大学 番組表
https://www.ouj.ac.jp/hp/bangumi/
先月のゴールデンウィーク中はStay Homeでずっと家にいたのでテレビを見る機会が多かったが、新型コロナウイルスのニュースには過食気味だったのでかなり放送大学のお世話になった。
その中で一番面白かった講義が『情報技術が拓く人間理解』「第6回 視聴覚情報メディアの発展と人間の応答」だ。AV Phileであれば何度か聞いたことのあるハイレゾ音源や4K・8K映像の脳への実効性に関する内容だ。
人間の耳には聴こえない超高音域が収録された音楽を体全体で聴くとハイパーソニック・エフェクトで脳を活性化させるとか、4K・8Kの高解像度映像を観ると脳は2K映像の時みたいな補完処理を行う必要が無くなり、負担が無いことで快感を得られるとか、「この講義はNHKの番宣かあー!」とツッコミを入れたくなるほど最近のAVトレンドの有効性を解説してくれていた。講師はデメリットとしてハイレゾ対応のスピーカーが高価なことを挙げていた。(^_^;;
確かに外出出来なくてもBS4Kの紀行番組で観光気分を味わえるし、音楽は心を癒やしてくれる。自分自身の体験からより講義内容が理解出来たのだった。(^_^)