20/05/16(土)は昼頃から雨になり家でゴロゴロしていたら電話がかかってきた。平日は仕事で留守にしているので留守番電話設定にしており、週末も特殊詐欺(振り込め詐欺)対策も兼ねて解除せずそのままにしている。本当に私に用事のある相手であれば要件を録音してくれることだろう。
すると最初英語でメッセージを、続いて日本語で通訳が要件を吹き込んでくれたので、チャールズシュワブコーポレーションからと分かり慌てて受話器を取った。20/02/12(水)にcharlesSCHWABへW-8BENフォームを送り、20/03/20(金)には身分証明書としてパスポートのコピーを送ったがいったい何事だろう。
charlesSCHWAB担当者は男性で、英語ヒアリングテストを受けている気分で聞いていたが、早口なので殆ど聴き取れなかった。通訳の日本人女性がいてくれたので要件は伝わった。(^_^;;
「パスポートのコピーを送って欲しい」との話に「既に郵送済み」と答えたが、「管理上の都合でW-8BENフォームと一緒に送付して欲しい」と言われたので従うことにした。
「書類のPDFファイルを送るのでメールアドレスを教えて欲しい」と言われたので伝えたところ1時間後2つのPDFファイルが届いた。1つは2月に送った「W-8BENフォーム」で、もう一つは現行口座を国際口座に変更する書類だ。「W-8BENフォーム」は先に作成した物がそのまま使えるので問題なし。
口座変更書類は何が書いてあるのか、7ページあるPDFをWordに読み込んだのち、翻訳して内容を確認しながら記入していった。口座保持者欄には「パスポートと名前が一致すること」と書いてあるのでヘボン式と訓令式の違いを簡単に説明しておいたが納得してもらえるだろうか…。
そう言えばメールアドレスを口頭で伝える時に、通訳の女性が訓令式の綴りになっていることで一瞬戸惑っていた。私の年代ではローマ字を訓令式で習ったのだからこちらの方が馴染むのだが、グローバル的にはヘボン式が主流だから仕方ない。
書類には勤務先や年収(Annual Income)、現金財産(Liquid Net Worth)、全金融財産額(Total Net Worth)をチェックする欄もあり、今の円相場107円で算出する手間が掛かった。口座の資金源(Source of Funds)やら運用目的(Purpose of Account)まで答える必要があり、かなり国際的な資金洗浄対策に気を使っていると思えた。
セキュリティ上、一般の電子メールでの返信は禁止と言われた上に、米国宛て国際郵便物は新型コロナの影響で遅延しているようなのでFAXで送信することにした。
参考:米国宛て国際郵便物の一時引受停止について
https://www.post.japanpost.jp/int/information/2020/0423_03.html
家にはSHARP UX-F10CL(2002年5月発売)があるがFAXとして使った記憶がない。メーカーのホームページから取扱説明書をダウンロードし送付面の裏表の向きと海外へのFAX送信方法を確認して頭に「010-1」を付けてFAX番号を入力し9枚送付した。
相手FAX名が正しくSCHWABと表示されたので届いたことだろう。久しぶりに英語脳を使ったら送り終わるまで6時間強掛かってしまい疲れた土曜日の午後だった。(*_*)