今年のゴールデンウィークはStay Homeということで録画したままHDDの肥やしとなっていた番組を視聴する時間がたっぷりあった。BD-REにダビングする際に『水木しげるの妖怪えほん 第2集』をVPL-VW255とDMR-SCZ2060で視聴した。
水木しげる先生の描いた妖怪の絵をそのままデジタル技術で切り張りして動きを付け、語りと音楽で絵本として読み聞かせる形式の番組だ。
参考:てれび絵本「水木しげるの妖怪えほん 第2集」
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=502&date=2020-03-30&ch=44&eid=33456&f=5420
4Kの解像度で水木先生の原画を鑑賞出来て4Kのメリットを実感する。GIFアニメ的な動きだが原画のクオリティのままだから不満は少ないし絵本という番組内容に合った動きと言える。
BT.2020の広色域で原画の繊細な色使いや暗部の描き込みまで見て取れる。
HDRではなくSD制作なのは残念だが、原画を見るのには余り問題では無い。
2.0chステレオ音声はAACだが、妖怪の笑い声や小豆の洗う音など効果音はなかなか迫力があり怖さを高めてくれる。
この第2集の最後に紹介される妖怪はここ数か月何かと話題となっている”アマビエ”だ。原画には水木先生のサインと印が押されているので思わずスマホで撮影してしまった。アマビエの鱗1枚1枚異なる色で塗り分けられている綺麗なイラストだからご利益がありそうだ。これから機会があるごとに人に見せることにしよう。
この番組を録画したのは19/04/06(土)だから1年前に紹介されていたことになる。まさかその1年後にこれほど人気者になるとは予知能力のあるアマビエ本人も想像しなかったのではないか。そんな感想を持った番組だ。