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2012年07月12日

ヤマハAVレシーバー“AVENTAGE”シリーズ後継3モデル発表!

7/12(木)ヤマハからAVアンプ“AVENTAGE(アヴェンタージュ)”シリーズ後継3モデルが発表された。

3モデル共通仕様は、
 1)HDMI8入力/2出力端子
 2)3Dパススルー伝送、ARC対応
 3)ネットワーク対応音声フォーマットは96kHz/24bit (WAV/FLAC), 48kHz (MP3/WMA/MPEG-4 AAC)
 4)脚部に「A.R.T Wedge(Anti Resonance Technology Wedge)」を採用した5点支持構造
 5)専用アプリケーション「AV CONTROLLER」対応
 6)FM/AMチューナー内蔵
 7)購入日より満5年間のメーカー保証
 8)ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー(ステレオ音声を最大96kHz/24bit分解能まで拡張処理)
 9)VPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)とダイアログリフト&レベル調整機能を搭載
 10)4K映像パススルー/アップスケーリング
 11)ZoneB対応HDMI出力を新装備
 12)AirPlay対応
となる。今年のRX-Ax020シリーズで強化または追加された主な機能は8)以降の5点となる。

シャーシ構造、搭載DAC、ビデオプロセッサー、パワーアンプ数で各モデルに特徴を付けるというシリーズコンセプトは昨年と同様だ。3製品で松竹梅の価格付けというのは消費者の心理を考えた上手なラインナップで分かり易い。今年のトレンドとして「4K映像」にも対応している。

残念なのはネットワークオーディオ機能で192kHz/24bit やALAC (Apple Lossless Audio Codec)に対応していないことだ。既に同社のネットワークプレーヤーNP-S2000では再生可能なだけに、社内製品に気を使っていると競合他社製品との機能競争に負けてしまうと老婆心ながら危惧している。

3モデル固有の特徴は以下の通り。

RX-A3020 価格: 283,500円(税込) 2012年10月 発売
 1)9.2ch AVレシーバー(最大11.2chまでの拡張対応)
 2)ヤマハ独自の音場創成技術シネマDSP HD³(エイチディ キュービック)搭載
 3)新型「YPAO-R.S.C.(Reflected Sound Control)」を搭載
 4)IDT社の高性能HQVプロセッサーVHD1900を搭載
 5)DSDダイレクト入力に対応(バーブラウンDSD1796を主要7chに投入)
 6)金メッキスピーカー端子&ACインレット

RX-A2020 199,500円(税込) 2012年9月 発売
 1)9.2ch AVアンプ(ch数の拡張に対応せず)
 2)フルスペック・シネマDSP〈3Dモード〉
 3)新型「YPAO-R.S.C.(Reflected Sound Control)」を搭載
 4)IDT社の高性能HQVプロセッサーVHD1900を搭載

RX-A1020 126,000円(税込) 2012年9月 発売
 1)7.1ch AVレシーバー
 2)シネマDSP〈3Dモード〉
 3)視聴環境最適化システムYPAO

となる。新型YPAO-R.S.C.搭載が今年の特徴の1つだからRX-A1020の魅力低下は否めないところだ。RX-A2020は価格帯的にもSC-LX56の良きライバルになりそうだ。

このニュースを見た時に「何故このタイミング?」と驚いた。記事を調べたら現行モデルは11/08/25(木)発表とあるので昨年に比べ実に6週間も早いことになる。SC-LX56やTX-NR5010(B)、TX-NR1010(B)といった強力なライバル機の発表に伴い前倒ししたのだろうか。または夏ボーナス商戦で現行モデルを値下げして売り切る作戦なのか?色々と考えさせられる新モデルの発表だ。



【関連リンク】

『AVアンプ製品ラインナップ』
 http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/av-amplifiers/
posted by バンブーヤン at 23:41| 音楽ハード

2012年06月13日

パイオニアAVアンプ SC-LX56を7月中旬発売。パイオニア・ヨーロッパはSC-LX86を8月発売!?

昨日SC-LX56の記事を書いたところ本日6/13(水)パイオニアが正式にSC-LX56とSC-2022の日本発売を発表した。両モデルともClass D「ダイレクト エナジー HDアンプ」搭載でSC-LX56が9.2chで175,000円、SC-2022が7.2chで118,000円となっている。「Direct Power FET」はこの価格帯モデルにまで採用出来るほどコスト競争力があるとは驚きだ。スピーカーインピーダンス4Ω〜16Ω対応と言うのも嬉しい点だ。

そう言えば去年もパイオニア・ヨーロッパが先に発表していたと思い出し検索してみれば1ヶ月以上前の5月3日にSC-LX86, SC-LX76,SC-LX56, SC-2022を発表していた。(汗) 欧州ではSC-LX56とSC-2022が7月、SC-LX86とSC-LX76が8月発売とのことだ。

早速ハイエンドモデルSC-LX86の特徴を英文から拾ってみた。現行のSC-LX85からの強化点は以下の通り(のよう)だ。

 1) Auto Phase Control Plus(オートフェイズコントロールプラス)
 2) Virtual Speaker Modes  newly adding “virtual wide”(「バーチャルワイド」追加。バーチャルサラウンドバック、バーチャルハイト、バーチャルワイド同時動作で最大仮想11.2ch音場)
 3) 4K pass through(4K映像信号パススルー)
 4) The iControlAV2012 app.(iOS端末用iControlAV2012対応)
 5) The Pioneer AS-WL300 Wireless LAN converter ships(欧州は無線LANコンバーター同梱)
 6) Made for iPad, iPhone and iPod(付属専用USBケーブルで音声信号デジタル伝送可能)
 7) MHL-compatible devices connectivity(モバイル・ハイディフィニション・リンク端子装備と専用ケーブル付属でAndroid OS端末の接続に対応)
 8) Built-in USB-DAC for easy PC connection - The flagship SC-LX86 integrates an asynchronous USB-DAC, allowing direct USB connection with a PC 4 and supporting 192 kHz/32 bit music file content.(アシンクロナス転送USB-DAC機能内蔵)

LX56との機能面での差はUSB-DAC以外では次の5項目しか無さそうだ。
 1)フルバンドフェイズコントロール/フロントアライン
 2)ジッターリダクションプラス
 3)電波式(RF)リモコン付属
 4)7.1chマルチチャンネル入力端子
 5)パワーアンプ出力

パワーアンプの部品を共用しているとのことだが、写真から「クラス最適化ブロック」の電源部のコスト差が見て取れるので音質的な差は結構ありそうだ。この価格性能比の高さを考慮すると2012年もパイオニアのAVアンプの人気と評価は高まりそうだ。

日本発売は10月頃になるのだろうか?ハード開発よりソフト開発とその接続対応テストが大変そうで想像しただけでちょっとめまいがした。(冷汗)

10万円台のモデルにまで採用出来るほどコスト競争力を向上させたと言うことは、もしかしてSC-LX90のアップグレードが現実的な価格で可能になるのではないか、と一度は諦めた夢なのにまた一縷の望みを掛けたくなってしまう。(苦笑)

【関連リンク】

『Class D「ダイレクト エナジー HDアンプ」搭載AVアンプ2機種を発売』
 http://pioneer.jp/press/2012/0613-1.html
 http://pioneer.jp/components/avamp/spec.pdf

『New Pioneer high-end AV receivers with CLASS D amplification』
 http://www.pioneer.eu/eur/newsroom/news/Top-of-the-line-AV-receivers/index.html
posted by バンブーヤン at 23:50| 音楽ハード

2011年10月12日

LINN JAPAN HDMI端子対応DSMシリーズ2機種発表!

10月12日(水)リンジャパンがネットワークプレーヤー機能(DS)とプリアンプ回路を搭載した新シリーズ2機種を発表した。

1. KLIMAX DSM 11月販売予定 定価2,400,000円(税別)
2. AKURATE DSM 年内発売予定 定価850,000円(税別)
3. MAJIK DSM 発売中[MAJIK DS-Iを名称変更] 定価450,000円(税別)

DSMシリーズの共通の特徴はDS機能とプリアンプ回路搭載となる。
 KLIMAX DSMの特徴は” KLIMAX DS、KLIMAX KONTROL に準ずるサーキット”搭載
 AKURATE DSMの特徴は”充実した入出力端子、ヘッドフォンミニジャック出力”搭載
 MAJIK DSMの特徴は”チャクラテクノロジー回路内蔵パワーアンプ100W(4Ω)x2”(入出力端子その他、モデル名以外の変更は一切なし)
となる。

LINNがHDMI端子搭載モデルを発売するということでAVプリアンプ発売か!?と興味深くプレスリリースと記事を読んだが単に入出力端子としてHDMIを付けただけで2chステレオ専用と言うことは変わらずちょっとガッカリした。(苦笑)  HDMI出力(パススルー)1系統とあるので映像信号はそのまま通すようだ。

HDMIで繋ぐ機器はブルーレイレコーダー、Apple TV、プレステ3を想定しているようだがアナログマルチチャンネル出力端子が無いのでサラウンドには対応出来ない。(難しい)これなら日本製のAVアンプを買った方がスピーカーを増やすだけでサラウンドにも対応出来るので満足度が高そうだ。MAJIK DSMの様にパワーアンプを内蔵してくれればDSオール・イン・ワン・システムとして完結しているのでコンセプトが分かり易い。BDレコーダーやPS3を持っている人がずーっと2chのままで満足していられるのだろうか?私的にどう使うべきモデルなのかイメージしにくい。

一方リンのソフトウェアは使い勝手が良いと聞くが新機能として次の2点が強化予定とのことだ。
 1) iTunesとの親和性を獲得
 2) PC で楽しんでいるストリーミング・サービスをDSM で楽しむ
これらの機能が実装されてからがDSMの本当の評価が定まりそうだ。

最後にラインナップを見て気になった点は2点。
 1)MAJIK DSMは来年早々にHDMI端子搭載モデルが出そうな予感がする。
 2)AKURATE DSMはDS+プリ機能に端子数を考えると85万は安いと思えるが旧AKURATE DSと同じく筐体はMAJIKクラスに見える。

HDMIは映像信号と一緒に音声信号を送るためジッター成分が多く音が悪いものだった。音質改善の為日本のメーカーは色々と回路や接続方法の工夫を積み重ねてきたがリンはどの様な手法を取ったのだろうか。その点が気になるがプレスリリースからでは分からない。11/03(木・祝)から開催される「2011東京インターナショナルオーディオショウ」で試聴できるだろう。楽しみだ。
posted by バンブーヤン at 23:32| 音楽ハード

2011年09月30日

TAD-E1-WNはPioneer S-1EXの後継機か!?

TAD(テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)はスリムフロア型スピーカー”Evolution one TAD-E1-WN”を11月中旬に1本105万円(税込み)で発売する。
「Evolutionシリーズは、より多くの方にTADサウンドで音楽の感動を届けたいというコンセプトで開発しており、マンションのリビングルームに置けるサイズ、価格も安くはないが、サラリーマンがどうにかがんばれば購入できる価格を目指した」という。

TAD-E1の仕様を見ていて気づいたことがある。「S-1EXに似ているぞ
ではどう似ているのか1つ1つ比較してみよう。

両機種ともCSTドライバー搭載というのはEXシリーズがTADテクノロジーを採用しているから当然なのだがサイズとユニット構成が同一だ。ただしウーファ振動版は進化しているようだ。
 ・ツイータ・サイズ   TAD-E1:3.5cm      S-1EX:3.5cmドーム型
 ・ツイータ振動版    TAD-E1:ベリリウム   S-1EX:ベリリウム
 ・ミッドレンジ・サイズ TAD-E1:14cm      S-1EX:14cmコーン型
 ・ミッドレンジ振動版  TAD-E1:マグネシウム S-1EX:マグネシウム
 ・ウーファ・サイズ   TAD-E1:18cm×2     S-1EX:18cmコーン型×2
 ・ウーファ振動版    TAD-E1:アラミドシェル S-1EX:アラミドカーボン
 ・ウーファ・マグネット TAD-E1:ネオジウム   S-1EX:ネオジウム

では特性はどうか。インピーダンスと音圧が若干下がりパワーアンプ喰いになっている。ウーファのクロスオーバー周波数が下がったことでどう音質が変わったか気になる所だ。
 ・インピーダンス TAD-E1:4Ω             S-1EX:6Ω
 ・再生周波数帯域 TAD-E1:28Hz〜100kHz   S-1EX:28 Hz〜100 kHz
 ・出力音圧レベル TAD-E1:88dB          S-1EX:89.5 dB(2.83 V)
 ・クロスオーバー周波数 TAD-E1:250Hzと2kHz S-1EX:400Hz、2kHz

最後にサイズを見てみよう。TADらしくないほどスリムで軽くなっている。このことは製造から運搬までコスト削減に貢献するだろう。
 ・外形寸法 TAD-E1:334×1162×512mm(幅×奥行き×高さ)
          S-1EX:422×1283×609mm
 ・重量    TAD-E1:54kg S-1EX:66kg

注目のTAD-E1はいつどこで試聴できるのだろうか。
まずはハイエンドショウトウキョウ 2011の音元出版ブース10月7日(金)13:30〜15:00「TAD 秋の新製品を聴く 藤岡誠 氏」が最初の機会になりそうだ。平日だから私は参加出来ないのが残念だ。
次は2011年10月21日(金)から開催される「オーディオ&ホームシアター展TOKYO」(音展)のパイオニア&TADブースだろう。毎年両社合同出展して交互にデモを行うので期待出来る。是が非でも参加しなくてならないショウになりそうだ。

S-1EX発売から6年、この間にレアメタルは高騰し中国の人件費も上がった。ハイエンド・オーディオ・ブランドとしてTADがそれなりに成功していることからもパイオニア高級モデルのブランドの切り分けは理に適った企業戦略だろう。
音を聴いていない時点で価格について語るのは避けたいところではあるが、定価で42万も値上りしているのは残念だ。それだけの音質アップと質感アップが成されているのだろうか。

 http://www.phileweb.com/news/audio/201109/28/11256.html
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110928_480135.html

posted by バンブーヤン at 22:41| 音楽ハード

2011年09月14日

パイオニア(株)9.2ch AVアンプSC-LX85、SC-LX75を10月中旬発売

パイオニア(株)は、9.2ch AVアンプ2機種を10月中旬より発売する。
 1)SC-LX85 330,000円(税込) THX ULTRA2 Plus準拠
 2)SC-LX75 245,000円(税込) THX Select2 Plus準拠

1.前モデルからの強化点
 1)新素子Direct Power FETを採用した新ダイレクト エナジーHDアンプ搭載
 2)DTS Neo:X対応
 3)DACフィルター設定3種類変更可能
 4)Advanced MCACCフルバンド・フェイズコントロール フロントアライン機能
 5)192kHz/32bit FLAC/WAV再生
 6)192kHz/32bitマルチチャンネル音声再生可能
 7)AirPlay対応

2.85と75の相違点
 1)専用チューニングを施した電源トランス搭載
 2)ミリ単位でスピーカー設置位置を調整できるプレシジョンディスタンス
 3)RFリモコン付属
 4)7.1chマルチチャンネル入力端子装備
 5)金メッキ端子

 http://www.phileweb.com/news/d-av/201109/14/29312.html
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110914_477015.html
 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1109/14/news081.html

6/18(土)の記事でPioneer EuropeのSC-LX85発表を取り上げた。
 http://www.phileweb.com/news/d-av/201106/10/28618.html
この発表で「ICE PowerからDirect Power EFTに変更」ということがネット上で色々な憶測を呼んでいたが、今回日本での正式な発表でかなり音質向上に貢献しそうな新技術と判明して視聴が楽しみになった。

9/10(土)はONKYOとSONY、8/25(木)はヤマハの新製品を記事にしたがLX85の注目度は高い。実際他社モデルと比較しても、
 1)Hi-bit32/Hi-Sampling Audio Processing機能
 2)フェイズコントロール プラス機能、
 3)PQLS ビットストリーム対応
 4)192kHz/32bit FLAC/WAV再生
と魅力的な機能が多い。特にLX75のコストパフォーマンスの良さが目立つ。フロントアライン機能を搭載したことでやっとソニーTA-DA5600ESに対する弱点も無くなりピュアオーディオファンも安心してAdvanced MCACCを使うことだろう。

さて残るはデノンとマランツの発表を待つだけとなった。久々にフラグシップAVアンプの発表となる筈なので注目だ。

「楽天市場」でSC-LX83を検索する


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posted by バンブーヤン at 22:40| 音楽ハード

2011年09月10日

AVアンプ新製品2社から発表!【まとめ】

今週はAVアンプ新製品が2社から発表された。各サイトのニュースを読んで自分なりにまとめてみた。参考になれば幸いだ。

1.米ソニー
AVレシーバー2モデルを発表。11月米国販売予定。
 1)STR-DA5700ES DTS Neo:X対応、DLNA1.5クライアント機能、自動音場補正機能搭載
 2)STR-DA3700ES

両機種共通仕様は、ファロージャ1080pアップスケーリングチップ搭載、音楽・動画ストリーミング配信コンテンツ受信、iOS/Android対応コントロールアプリ提供、セットアップウィザード利用可能という点だ。

 http://www.phileweb.com/news/d-av/201109/08/29271.html

2.オンキョー
世界初のDTS Neo:X対応AVアンプ2機種を発売する。
 1)TX-NA1009 241,500円(税込) 9月16日発売 THX Select2 Plus準拠 音場補正技術Audyssey MultEQ XT採用
 2)TX-NA5009 367,500円(税込) 9月25日発売 THX Ultra2 Plus準拠 音場補正技術Audyssey MultEQ XT32採用 内部DAC、電源部、筐体の強化モデル

両機種共通仕様は、9.1chパワーアンプ搭載、HDMI入力8/出力2、DTS Neo:X対応、映像処理回路HQV Vida VHD1900搭載、24bit/96kHz音楽ファイルサポートという点だ。

 http://www.phileweb.com/news/d-av/201109/07/29265.html
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110907_475616.html
 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1109/07/news107.html

 3)AVプリアンプ   PR-SC5509 262,500円(税込) 9月25日発売 THX Ultra2 Plus準拠
 4)9chパワーアンプ PA-MC5501 210,000円(税込) 9月25日発売 THX Ultra2準拠

フラッグシップAV一体型アンプTX-NA5009の高画質/高音質化技術を個別の筐体に搭載したセパレートプリ&パワーアンプ。高品位金メッキXLR端子、高品位金メッキ真鍮削り出しRCA端子を装備する。

 http://www.phileweb.com/news/d-av/201109/09/29293.html
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110909_476389.html

さすがオンキョー、世界初にこだわって素早い製品化だ。まさかセパレートモデルまで新型にするとは思わなかった。AVアンプの設計段階で腑分けが上手く出来ているのだろう。時期的にNHKが9月1日より開始した「らじる★らじる」配信には対応していないのは残念だ。
一方ソニーは概要だけで詳細は不明だ。米国で行っている配信サービス対応のレシーバーというモデルだからこの仕様のまま日本で発売されるのかは不明だ。

さて残るはデノンとパイオニアの発表だ。デノンは10月までにAVC-A1HDとAVP-A1HDの後継機種発表は確定だし、パイオニアは欧州で既に2,499ユーロ発売中のSC-LX85が発表されるだろう。
http://www.phileweb.com/news/d-av/201109/04/29226.html

それにしてもAVアンプの多機能化は留まる所を知らず”まとめ”にならないと痛感した。開発者の皆さんの機能開発とテスト仕事量を想像すると目が回りそうだ。


posted by バンブーヤン at 23:11| 音楽ハード

2011年08月25日

ヤマハAVアンプ新シリーズ“AVENTAGE”中級機3モデル発売

8/25(木)ヤマハからAVアンプ“AVENTAGE(アヴェンタージュ)”シリーズ3モデルが発表された。
3モデル共通仕様は、
 1)HDMI8入力/2出力端子
 2) 3Dパススルー伝送、ARC対応
 3)ネットワーク対応音声フォーマットはWMA/MP3/MPEG-4 AAC/WAV/FLAC 96KHz/24bit
 4)脚部に「A.R.T Wedge(Anti Resonance Technology Wedge)」を採用した5点支持構造
 5)購入日より満5年間のメーカー保証
となる。

シャーシ構造、搭載DACクオリティ、音質傾向はそれぞれ異なった特徴を備えているというシリーズコンセプトは昨年のRX-V3067/V2067/V1067と同様だ。3製品で松竹梅の価格付けというのは消費者の心理を考えた上手なラインナップだと思う。しかもデジタル的な機能は共通化して競争力を強化、一方アナログ的なこだわりの部分で製品を差別化するのはパナソニック・ディーガでも見られる戦略で巧みだ。

3モデル固有の特徴は以下の通り。

RX-A3010 予想価格約26万円 9月下旬発売
 1)9.2chディスクリートアンプ(最大11.2chまでの拡張対応)
 2)DSDダイレクト入力に対応
 3)ヤマハ独自の音場創成技術「シネマDSP HD3」搭載
 4)最高精度音場補正技術「YPAO」搭載

RX-A2010 予想価格約19万円 9月中旬発売
 1)9.2ch AVアンプ(ch数の拡張に対応せず)
 2)シネマDSP3採用

RX-A1010 予想価格約12万円 9月上旬発売
 1)7.2ch AVアンプ
 2)シネマDSP<3Dモード>採用

デジタル製品の陳腐化は速いという弱点を新たなブランド名と保障延長で補うという作戦は対コスト効果が高そうだ。次は音質チューニングにヤマハ楽器のマイスターの協力を得て高音質イメージの強化を計るのも良い手だと思う。

デジタル一眼レフカメラ開発で出遅れたニコンが「デジタル製品は下克上だ!」と後から出す下位モデルでも性能は上位機種を脅かす攻撃的な製品構成でシェアを拡大して行った例もあることから今後のヤマハの戦略から目が離せない。

とにかくイベントでRX-A3010を試聴するのが楽しみだ。

「楽天市場」でヤマハRX-Aシリーズを検索する


posted by バンブーヤン at 22:38| 音楽ハード
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