10/19(日)も『オーディオ・ホームシアター展2014』へ行ってきた。昨日と同じ電車に乗った筈が少しの遅延で繋がりが悪く会場に着いたのは10:45頃だった。まず昨日入れなかったヤマハのブースへ行き整理券を2種類もらってきた。
1.2F/206:ヤマハ 11:00〜11:45 RX-A3040視聴会
スピーカーレイアウトはRX-A3040にA-S2100の2chパワーアンプを使用した7.2.4ch仕様との話だったが、シネマDSP HD3用の9.2chしか設置されていなかったのでアトモスのデモはハイトスピーカーによる5.2.4chだ。
『ネイチャー』から「ヌーを襲うワニ」、トレーラーから「AMAZE」の2本を視聴した。『ネイチャー』は最初がサスペンス的な音響とカット作りだがワニが登場してからはアクション的な演出になりドキュメンタリーと言うより完全にエンターテイメント作品になっていた。(笑)
2.2F/206:ヤマハ 12:00〜12:45 A-S2100 CD-S2100試聴会
RX-A3040でも試聴した「BEST SONGS/夏川りみ」の「1. 涙そうそう」を使用していたのでAVとピュアアンプの比較試聴が出来た。やはりピュアの方が微細な音も再生している様に聴こえたが、その差は小さくRX-A3040の実力に感心した。
3.18F/182:音のサロン 13:00〜13:45 最新スピーカー比較試聴会
登場したのはFOSTEX G2000a、SONY SS-AR1、avantgarde uno finoの3本だった。G2000aとuno finoは2013年発売だから1年立ってもまだ”最新”らしい。(苦笑)
4.3F/西5:パイオニア 14:00〜15:05 SC-LX88 & BDP-LX88フラグシップ視聴会 山本浩司氏
こちらも『ネイチャー』から「ヌーを襲うワニ」が視聴出来たのでハイトスピーカーとオーバーヘッドスピーカーによるアトモス効果の違いを比較視聴出来た。やはりオーバーヘッドSPの方がアトモス効果は高く、さて自宅にどう設置したものか悩む必要がありそうだ。(汗)
15時過ぎには音展を後にして昨日同様終了1時間前の『ハイエンドショウトウキョウ2014』を見学して帰った。
2014年10月19日
【速報版】AHTE2014:『オーディオ・ホームシアター展2014』で3つのイベントを梯子してきた
10/18(土)『オーディオ・ホームシアター展2014』へ行ってきた。テレコムセンター駅を出ると同じ場所に『音展』と『ハイエンドショウトウキョウ』の道案内人が立っていた。(汗)
昨年は大雨の中初めての道を歩いたので遠く感じたがTIME24の徒歩2分はあながち嘘ではなかったようだ。10:30に着き1Fで受付を済ませたらもらったイベントタイムテーブルを確認してカレンダーに入力してスケジュールを管理する。
2F 207のヤマハが12時から「RX-A3040視聴会」となっていたので整理券をもらおうとしたら18日(土)の予定が「A-S2100 CD-S2100試聴会」と逆に印刷されていることが判明した。アトモスデモはすぐに整理券が無くなってしまうそうで、結局今日は時間が合わず視聴出来なかった。
1.3F/西5:パイオニア 11:00〜12:00 ポタアンXPA-700トークショウ
ポータブルヘッドフォンアンプXPA-700発表記念の林佑二主事、野村ケンジ氏、佐藤純之介プロデューサー3名のトークショウが行われた。「女性層を無視した突き抜け感が良い」「後継機の型番は700そのままでMK2とかXTとか付けて欲しい」「米国防省の耐衝撃性能をクリアしているのだから今度戦車に踏ませてみましょう」「カスタマイズ性の高さはガンプラやミニ四駆みたい」といったマニアックな会話が飛び出した。(笑)
2.13:00〜14:30 1F HALL1 野村 ケンジ氏 アニソンを中心に最上のハイレゾを聴く!
野村ケンジ氏とテクノボーイズ パルクラフト グリーンファンドのフジムラトヲル氏が出演し、後半にTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDが音楽を担当した「ウィッチ☆アクティビティ/KMM団」や『トリニティセブン』のEDが再生された。『トリニティセブン』の楽曲は96kHz/32bitで録音されており、そのスタジオマスターの音を聴ける貴重な機会とのことだ。
Sプロデューサーからは「ウィッチ☆アクティビティ/KMM団」のジャケットイラストが送られて来た時「チェックお願いします」と書かれていたが「人間解体/クラフトワーク」と首の角度が違うとか人数が違うとか指摘すれば良かったのだろうかとフジムラ氏がとぼけるものだから観客席で笑いが起きた。
iTunes用に「Witches Non Stop」を提供した時のジャケットは「Trans-Europe Express」を、「ウィッチクラフトワークス キャラクターソングアルバム」は「ヨーロッパ特急」を、「ウィッチクラフトワークス オリジナルサウンドトラック」は「アウトバーン」のジャケットをパロディにしているのでSプロデューサーはドイツ語のお詫びの文章を検索していたといった裏話も飛び出した。
「ウィッチ☆アクティビティ/KMM団」をアキュフェーズのフラグシップアンプとプレーヤーにProject K2 S9900の組み合わせで聴けるとは夢の様だ。(笑)
3.3F/西5:パイオニア 17:00〜18:00 SC-LX88 & BDP-LX88フラグシップ視聴会
整理券をもらい損ねたので立ち見での視聴となったがドルビーアトモストレーラーのLEAFのデモ効果の高さに脱帽。5.2.4chと5.2chで比較視聴したが天井スピーカーが無いと頭上から聞こえるべき森の環境音が地面を這っているから映像とのズレの違和感が半端ない。『トランスフォーマー/ロストエイジ』の効果音の低音の痛さは通常サラウンドでも満喫出来そうだ。
そういえば以前試聴会で聴いた女性ヴォーカルとギターによるEW&Fの「ファンタジー」カバーが誰なのか気になっていたが3F 西6のオンキヨー・ティアックブースで掛かっていたので確認したところ「Timeless/FAKiE」の「7. Fantasy」と判明した。こういった楽曲との出会いもまたイベントの醍醐味だ。
昨年は大雨の中初めての道を歩いたので遠く感じたがTIME24の徒歩2分はあながち嘘ではなかったようだ。10:30に着き1Fで受付を済ませたらもらったイベントタイムテーブルを確認してカレンダーに入力してスケジュールを管理する。
2F 207のヤマハが12時から「RX-A3040視聴会」となっていたので整理券をもらおうとしたら18日(土)の予定が「A-S2100 CD-S2100試聴会」と逆に印刷されていることが判明した。アトモスデモはすぐに整理券が無くなってしまうそうで、結局今日は時間が合わず視聴出来なかった。
1.3F/西5:パイオニア 11:00〜12:00 ポタアンXPA-700トークショウ
ポータブルヘッドフォンアンプXPA-700発表記念の林佑二主事、野村ケンジ氏、佐藤純之介プロデューサー3名のトークショウが行われた。「女性層を無視した突き抜け感が良い」「後継機の型番は700そのままでMK2とかXTとか付けて欲しい」「米国防省の耐衝撃性能をクリアしているのだから今度戦車に踏ませてみましょう」「カスタマイズ性の高さはガンプラやミニ四駆みたい」といったマニアックな会話が飛び出した。(笑)
2.13:00〜14:30 1F HALL1 野村 ケンジ氏 アニソンを中心に最上のハイレゾを聴く!
野村ケンジ氏とテクノボーイズ パルクラフト グリーンファンドのフジムラトヲル氏が出演し、後半にTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDが音楽を担当した「ウィッチ☆アクティビティ/KMM団」や『トリニティセブン』のEDが再生された。『トリニティセブン』の楽曲は96kHz/32bitで録音されており、そのスタジオマスターの音を聴ける貴重な機会とのことだ。
Sプロデューサーからは「ウィッチ☆アクティビティ/KMM団」のジャケットイラストが送られて来た時「チェックお願いします」と書かれていたが「人間解体/クラフトワーク」と首の角度が違うとか人数が違うとか指摘すれば良かったのだろうかとフジムラ氏がとぼけるものだから観客席で笑いが起きた。
iTunes用に「Witches Non Stop」を提供した時のジャケットは「Trans-Europe Express」を、「ウィッチクラフトワークス キャラクターソングアルバム」は「ヨーロッパ特急」を、「ウィッチクラフトワークス オリジナルサウンドトラック」は「アウトバーン」のジャケットをパロディにしているのでSプロデューサーはドイツ語のお詫びの文章を検索していたといった裏話も飛び出した。
「ウィッチ☆アクティビティ/KMM団」をアキュフェーズのフラグシップアンプとプレーヤーにProject K2 S9900の組み合わせで聴けるとは夢の様だ。(笑)
3.3F/西5:パイオニア 17:00〜18:00 SC-LX88 & BDP-LX88フラグシップ視聴会
整理券をもらい損ねたので立ち見での視聴となったがドルビーアトモストレーラーのLEAFのデモ効果の高さに脱帽。5.2.4chと5.2chで比較視聴したが天井スピーカーが無いと頭上から聞こえるべき森の環境音が地面を這っているから映像とのズレの違和感が半端ない。『トランスフォーマー/ロストエイジ』の効果音の低音の痛さは通常サラウンドでも満喫出来そうだ。
そういえば以前試聴会で聴いた女性ヴォーカルとギターによるEW&Fの「ファンタジー」カバーが誰なのか気になっていたが3F 西6のオンキヨー・ティアックブースで掛かっていたので確認したところ「Timeless/FAKiE」の「7. Fantasy」と判明した。こういった楽曲との出会いもまたイベントの醍醐味だ。
2014年10月18日
10/17(金)〜19(日)は『音展2014』と『ハイエンドショウトウキョウ2014』でお台場が音楽の街になる!?
10/17(金)『オーディオ・ホームシアター展』と『ハイエンドショウトウキョウ2014』が開幕した。土日はこの2つのイベント見学を予定しているので講演等を見逃さないよう予習しておこう。
『オーディオ・ホームシアター展』
「テレコムセンター駅」下車 徒歩約2分「TIME(タイム)24」TOKYO INFORMART EXPRESS 24 入場無料
10/18(土) 10:00〜18:00
1)13:00〜14:30 1F HALL1 野村 ケンジ氏 アニソンを中心に最上のハイレゾを聴く!
10/19(日) 10:00〜16:00
1)14:00〜15:30 18F 182 麻倉怜士氏 価格帯別コンポの魅力を探る
タイム24の1Fから3Fそして18Fへとフロアが飛ぶ上に部屋がこまごまとしていて覚えにくかった記憶がある。ドルビーアトモス対応AVアンプを中心に視聴したいのだが同一メーカーで複数のブースを持っているとどこが目当ての所か出展社名だけでは分かり難い。現地での確認が必要そうだ。(汗)
『ハイエンドショウトウキョウ2014』
「テレコムセンター駅」隣接・徒歩0分「青海フロンティアビル」 入場無料
10/18(土) 10:00〜19:00
1)15:30〜17:00 E Room 小原由夫先生イベント
10/19(日) 10:00〜16:00
1)13:20〜14:20 E Room ?先生イベント
2)14:30〜16:00 E Room 潮晴男・和田博巳先生イベント
タイムテーブルを画像で貼り付けられると拡大しても文字が読めないのでPDFファイルにして欲しい。本当に出展社有志にて開催する手作り感が溢れるホームページとなっている。
駅から徒歩2分の「TIME(タイム)24」と徒歩0分の「青海フロンティアビル」は近い様に思えるがグーグルマップで見ると道路1つ隔てており簡単に行き来出来るようには思えない。両イベントのハシゴは難しそうだ。さてどう時間配分したものか。(苦笑)
『オーディオ・ホームシアター展』
「テレコムセンター駅」下車 徒歩約2分「TIME(タイム)24」TOKYO INFORMART EXPRESS 24 入場無料
10/18(土) 10:00〜18:00
1)13:00〜14:30 1F HALL1 野村 ケンジ氏 アニソンを中心に最上のハイレゾを聴く!
10/19(日) 10:00〜16:00
1)14:00〜15:30 18F 182 麻倉怜士氏 価格帯別コンポの魅力を探る
タイム24の1Fから3Fそして18Fへとフロアが飛ぶ上に部屋がこまごまとしていて覚えにくかった記憶がある。ドルビーアトモス対応AVアンプを中心に視聴したいのだが同一メーカーで複数のブースを持っているとどこが目当ての所か出展社名だけでは分かり難い。現地での確認が必要そうだ。(汗)
『ハイエンドショウトウキョウ2014』
「テレコムセンター駅」隣接・徒歩0分「青海フロンティアビル」 入場無料
10/18(土) 10:00〜19:00
1)15:30〜17:00 E Room 小原由夫先生イベント
10/19(日) 10:00〜16:00
1)13:20〜14:20 E Room ?先生イベント
2)14:30〜16:00 E Room 潮晴男・和田博巳先生イベント
タイムテーブルを画像で貼り付けられると拡大しても文字が読めないのでPDFファイルにして欲しい。本当に出展社有志にて開催する手作り感が溢れるホームページとなっている。
駅から徒歩2分の「TIME(タイム)24」と徒歩0分の「青海フロンティアビル」は近い様に思えるがグーグルマップで見ると道路1つ隔てており簡単に行き来出来るようには思えない。両イベントのハシゴは難しそうだ。さてどう時間配分したものか。(苦笑)
2013年11月15日
バッファローオーディオ向けスイッチングハブBSL-WS-G2108M/A発売!音展2013で聞いた話では…。
バッファローがネットワークオーディオ向けスイッチングハブBSL-WS-G2108M/Aを発売する。受注生産直販価格27,800円で、注文から出荷まで約1.5ケ月掛かるという。
実は10/20(日)『オーディオ・ホームシアター展2013』でバッファローの担当者と話す機会があり面白い話が聞けたのでレポートしようと思っていた。ところが毎週の様にイベントがあったので後回しにしていたら先に製品発表となってしまった。(汗)
ソニーVPL-VW500ES視聴会の後、ヤマハCX-A5000&MX-A5000視聴会の整理券をもらい少し時間が余ったので1階のホール1と2を覗いてみた。5回予定の「Audio Home Theater Exhibition 2013 」詳細レポートの第3回目は「6. 1F/HALL2 H2-9/10:バッファロー ネットオーディオ」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
機材はオーディオ向けNAS LS421D0402P、外部電源ユニット(参考出品)、LAN用ハブ BSL-WS-G2108Mが置かれておりパイオニアSC-LX57とソニーTA-DA5800ESでNASに保存されたDSDファイルを再生してヘッドフォンで聴くことが出来た。使用しているLANケーブルの外見はaudioquest Ethernet CABLEに似ているがバッファローのオーディオ向けLANケーブル(参考出品)とのことだ。
音は聴いていないが、オーディオ向けスイッチングハブが発売されたら人気が出るだろうと思い、「BSL-WS-G2108Mはオーディオ用製品なのですか。」と尋ねてみた。
担当者からは「オーディオ用ではありませんが、自社製品の中で聴く比べたところ、これが一番良い音だったので使用しています。」と返答があった。「その理由が分からないのでは気持ち悪いので色々調べたところ、どうやら512KB大容量バッファーを積んでいて安定してパケットを転送出来ることが効いているようです。」と技術的な説明もあった。
NASの横の外部電源ユニットが目についた。NASの大きさの半分以上もある。「LS421D0402Pは電源内臓ではないのですか。」と質問すると「ACアダプター付属です。電源を強化すると音質が向上するので試作してみました。皆さんの声を聞いて製品化するか検討します。」とのことだった。
この時にはBSL-WS-G2108M(直販価格23,800円)の人気が出そうだと思ったが、まさかオーディオ向けに二重シールド構造金メッキシールドプラグのLANケーブルを付属したり説明書を書き起こしたりして製品化するとは思わなかった。余程評判が良かったのだろう。
自動電力調節機能「おまかせ節電NEXT」で未使用のポートへの電力供給が制限されるのはオーディオ的にノイズ対策として有効だ。ネットワークオーディオ用途のハブとしてこれは注目だ。
【関連リンク】
『BSL-WS-G2108M/A』
http://buffalo.jp/product/wired-lan/lan-hub/bsl-ws-g21m_a/
実は10/20(日)『オーディオ・ホームシアター展2013』でバッファローの担当者と話す機会があり面白い話が聞けたのでレポートしようと思っていた。ところが毎週の様にイベントがあったので後回しにしていたら先に製品発表となってしまった。(汗)
ソニーVPL-VW500ES視聴会の後、ヤマハCX-A5000&MX-A5000視聴会の整理券をもらい少し時間が余ったので1階のホール1と2を覗いてみた。5回予定の「Audio Home Theater Exhibition 2013 」詳細レポートの第3回目は「6. 1F/HALL2 H2-9/10:バッファロー ネットオーディオ」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
機材はオーディオ向けNAS LS421D0402P、外部電源ユニット(参考出品)、LAN用ハブ BSL-WS-G2108Mが置かれておりパイオニアSC-LX57とソニーTA-DA5800ESでNASに保存されたDSDファイルを再生してヘッドフォンで聴くことが出来た。使用しているLANケーブルの外見はaudioquest Ethernet CABLEに似ているがバッファローのオーディオ向けLANケーブル(参考出品)とのことだ。
音は聴いていないが、オーディオ向けスイッチングハブが発売されたら人気が出るだろうと思い、「BSL-WS-G2108Mはオーディオ用製品なのですか。」と尋ねてみた。
担当者からは「オーディオ用ではありませんが、自社製品の中で聴く比べたところ、これが一番良い音だったので使用しています。」と返答があった。「その理由が分からないのでは気持ち悪いので色々調べたところ、どうやら512KB大容量バッファーを積んでいて安定してパケットを転送出来ることが効いているようです。」と技術的な説明もあった。
NASの横の外部電源ユニットが目についた。NASの大きさの半分以上もある。「LS421D0402Pは電源内臓ではないのですか。」と質問すると「ACアダプター付属です。電源を強化すると音質が向上するので試作してみました。皆さんの声を聞いて製品化するか検討します。」とのことだった。
この時にはBSL-WS-G2108M(直販価格23,800円)の人気が出そうだと思ったが、まさかオーディオ向けに二重シールド構造金メッキシールドプラグのLANケーブルを付属したり説明書を書き起こしたりして製品化するとは思わなかった。余程評判が良かったのだろう。
自動電力調節機能「おまかせ節電NEXT」で未使用のポートへの電力供給が制限されるのはオーディオ的にノイズ対策として有効だ。ネットワークオーディオ用途のハブとしてこれは注目だ。
【関連リンク】
『BSL-WS-G2108M/A』
http://buffalo.jp/product/wired-lan/lan-hub/bsl-ws-g21m_a/
2013年10月31日
【詳細版】AHTE2013: VPL-VW500ESが映すリアル4K映像美!価格もサイズもお手頃に?
12:25に「HAP-Z1ES試聴会」が終わり部屋を出ると既に待ち行列が出来ていたのですぐに並んで待つことにした。待ち時間はのんびりと試聴会の話を思い出しつつメモを取ることが出来たので有効に使えた。(笑)
5回予定の「Audio Home Theater Exhibition 2013 」詳細レポートの第2回目は「2.18F/研修室183:ソニー 13:00〜13:45 VPL-VW500ES視聴会」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はVPL-VW500ES(税抜80万円)、AVアンプTA-DA5800ES(税抜26万円)、スピーカーSS-NA2ESシリーズによる9.2ch構成、スクリーンはマリブ120インチ(税抜74万円)だ。
視聴したソフトは次の通り。
1)BD『オブリビオン』から偵察機発進のシーン
2)BD『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』から店での待ち合わせシーン
3) Mastered in 4K『アメイジング・スパイダーマン』から下水道に張る蜘蛛の巣のシーン
4) Mastered in 4K『天使と悪魔』からラストの室内シーン
5)DSDマルチチャンネル『リヒャルト・ワーグナー/イゾルデの「愛の死」』
6)BD『007/スカイフォール』からバイクチェイスシーン
7) native 4K『THE世界遺産 京都』
8) native 4K『THE世界遺産 エジプト』
BDソフト2枚を再生しつつ「ピクチャープリセットのシネマ フィルム1は元気な絵作りになっているとのこと、フィルム2はVW1000ESのシネマ フィルム1と同じ画質設定」との説明があった。「オートキャリブレーション機能は長時間使用のランプの色ずれを本体のみで簡単に補正できる」利点を強調していた。
粗を探そうと映し出された映像をスクリーンに穴が空く程に観ていたが、さすが4K。その情報量から感じるリアリティについ、作品世界へ没入してしまう。
「“Mastered in 4K” Blu-ray Discsでは暗部の諧調の良さと色情報量の多さが分かり易い」とのことで暗いシーンを選んで上映した。通常BDとの比較していないのでその差は分からないが、確かに暗いシーンの見通しが良くなっているようだ。
4K撮影の『THE世界遺産』から京都やエジプトを視聴したが、これはBDとは別の美しさとなる。残念だったのは転送速度が追い付かないのか一瞬画面にノイズが入ることが何度もあったことだ。
この精細な画を見せられたら「HDMI 2.0はYUV4:2:0のみ対応の10.2Gbps」とか実用上問題ないと思えてしまう。説明員も「コンパクトで軽量になりましたから、大きくて置けないなんて言い訳はもう通用しません。是非ご自宅に。」と煽る煽る。(笑)
なおVW1000ESのアップデートサービスの詳細は11月中旬にホームページに掲載するそうだ。
DA5800ESは9/25(水)のファームウェアのアップデートでDSD音源の再生が可能になったとのことでマルチチャンネル再生が行われた。機能追加のアップデートが何度も行われていることは既存ユーザーにとってありがたいだろう。ただ今年はこのままAVアンプの高級機の新製品が発表されないとしたら寂しいことだ。
ホームページを見るとDA5800ESの4Kパススルー対応のHDMI In端子は1,2,9で、信号は3840×2160 p29.97/30Hzが最高のようだ。すると4K/60pの信号が入ってきたらどうなるのだろうか。これは気になる。
【関連リンク】
『4Kパススルー、4Kアップスケール対応』
http://www.sony.jp/audio/products/TA-DA5800ES/feature_2.html#L1_320
5回予定の「Audio Home Theater Exhibition 2013 」詳細レポートの第2回目は「2.18F/研修室183:ソニー 13:00〜13:45 VPL-VW500ES視聴会」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はVPL-VW500ES(税抜80万円)、AVアンプTA-DA5800ES(税抜26万円)、スピーカーSS-NA2ESシリーズによる9.2ch構成、スクリーンはマリブ120インチ(税抜74万円)だ。
視聴したソフトは次の通り。
1)BD『オブリビオン』から偵察機発進のシーン
2)BD『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』から店での待ち合わせシーン
3) Mastered in 4K『アメイジング・スパイダーマン』から下水道に張る蜘蛛の巣のシーン
4) Mastered in 4K『天使と悪魔』からラストの室内シーン
5)DSDマルチチャンネル『リヒャルト・ワーグナー/イゾルデの「愛の死」』
6)BD『007/スカイフォール』からバイクチェイスシーン
7) native 4K『THE世界遺産 京都』
8) native 4K『THE世界遺産 エジプト』
BDソフト2枚を再生しつつ「ピクチャープリセットのシネマ フィルム1は元気な絵作りになっているとのこと、フィルム2はVW1000ESのシネマ フィルム1と同じ画質設定」との説明があった。「オートキャリブレーション機能は長時間使用のランプの色ずれを本体のみで簡単に補正できる」利点を強調していた。
粗を探そうと映し出された映像をスクリーンに穴が空く程に観ていたが、さすが4K。その情報量から感じるリアリティについ、作品世界へ没入してしまう。
「“Mastered in 4K” Blu-ray Discsでは暗部の諧調の良さと色情報量の多さが分かり易い」とのことで暗いシーンを選んで上映した。通常BDとの比較していないのでその差は分からないが、確かに暗いシーンの見通しが良くなっているようだ。
4K撮影の『THE世界遺産』から京都やエジプトを視聴したが、これはBDとは別の美しさとなる。残念だったのは転送速度が追い付かないのか一瞬画面にノイズが入ることが何度もあったことだ。
この精細な画を見せられたら「HDMI 2.0はYUV4:2:0のみ対応の10.2Gbps」とか実用上問題ないと思えてしまう。説明員も「コンパクトで軽量になりましたから、大きくて置けないなんて言い訳はもう通用しません。是非ご自宅に。」と煽る煽る。(笑)
なおVW1000ESのアップデートサービスの詳細は11月中旬にホームページに掲載するそうだ。
DA5800ESは9/25(水)のファームウェアのアップデートでDSD音源の再生が可能になったとのことでマルチチャンネル再生が行われた。機能追加のアップデートが何度も行われていることは既存ユーザーにとってありがたいだろう。ただ今年はこのままAVアンプの高級機の新製品が発表されないとしたら寂しいことだ。
ホームページを見るとDA5800ESの4Kパススルー対応のHDMI In端子は1,2,9で、信号は3840×2160 p29.97/30Hzが最高のようだ。すると4K/60pの信号が入ってきたらどうなるのだろうか。これは気になる。
【関連リンク】
『4Kパススルー、4Kアップスケール対応』
http://www.sony.jp/audio/products/TA-DA5800ES/feature_2.html#L1_320
2013年10月22日
【詳細版】AHTE2013:HAP-Z1ESは使い易さを優先したHDDオーディオプレーヤー!
11:10にTIME24に着き1Fで受付を済ませたらすぐに18Fへ行きソニーブースの位置を確認した。少し他のブースを覗いていたら待ち行列が出来始めたので並んで待つことにした。
5回予定の「Audio Home Theater Exhibition 2013 」詳細レポートの第1回目は「1.18F/研修室183:ソニー 11:30〜12:25 HAP-Z1ES試聴会」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
「ハイレゾ音源の説明をするとお客様から『ソニーはいつ再生装置を発売するんだ』と言われてきました。遅ればせながら今回多くの関連装置を発売します。」と榎本氏から前置きの挨拶があり、一連の「Hi-Res AUDIO」製品の説明が始まった。
使用機材はHDDオーディオプレーヤーHAP-Z1ES(税抜21万円)、ステレオインテグレートアンプ A-A1ES(税抜21万円)、スピーカーSS-AR1(税抜85万円)×2本等だ。1曲目のスピーカーはSS-AC3(税抜8.8万円)×2本が使用された。
試聴曲は以下の6曲。
1)DSD2.8MHz「Forever Young/綾戸智恵」より「(曲名失念)」
2)DSD2.8MHz「A Rare Conundrum/バート・ヤンシュ」より「Looking For A Home」
3)96kHz/24bit「Two Against Nature/スティーリー・ダン」より「Gaslighting Abbie (Album Version)」
4)44.1kHz/16bit「Are We There Yet?/Sara K.」より「Turned My Upside Down」
5)DSD2.8MHz「ラフマニノフ:交響曲第2番」
6)DSD5.6MHz「BLUE IN GREEN/ JOSEI ACOUSTIC PIANO TRIO」より「Intro 〜 BLUE IN GREEN」
「今回ソニーがHDDオーディオプレーヤーという形態でHAP-Z1ESを発売するのはDSDとFLAC/WAV音源を一元的に管理出来る便利さを優先した為で、DLNAネットワークプレーヤーと方式の優劣を議論する気はありません。」
自動音楽転送アプリ「HAP Music Transfer」の使い方の説明後、「別ドライブに同じ名前のフォルダーがあった場合、別物としてコピーしてしまいます。」「Z1ESのHDD内の音源はコピーですのでPCの元データは削除しないでください。」と注意点が語られた。
「専用アプリHDD Audio Remote(リモート)はアルバムジャケット写真等のデータも持ち自己完結しています。Z1ESのHDDデータを読みに行かないのでこんなにサクサク動きます。」とそのミュージックリストのスクロールの滑らかさを実演して見せた。「アルバムジャケットに合わせてアプリの背景色が自動的に変わると言う遊び心もあります。」
「HAP-Z1ESは1TBのHDDを内蔵しています。HDDとSSDのどちらが音に良いか議論はしません。Z1ESは外付けハードディスクに対応していますのでSSDと思う方は、増設してお使い下さい。」
HAP-Z1ESの「DSDリマスタリングエンジン」はスタジオアナログマスターをDSDへアーカイブしている技術者が参加して開発したとのこと。現在常にON状態だが12月中旬のファームウェアアップデートでON/OFF切り替えが可能になる予定との話だ。
榎本氏が「貝山知弘先生を泣かせた男」とA-A1ESの設計を担当した佐藤氏を紹介した。「シンプルストレートを徹底して機能を削ぎ落し、そのコストを音質に掛けました。トーンコントロールやバランスコントロールといった機能が必要な方は他社の製品をお求めください。」と佐藤氏が説明した。
「ヘッドホンアンプはインピーダンスを3段階切り替えられますし、立派なスピーカーターミナルを備えておりしっかりと結線出来ます。」「A社はパワーアンプの容量負荷に対する発振止めのデバイスに高音質の物を採用していると謳っていますが、A1ESは削除して純度を高めました。」と音質へのこだわりを語った。
最後に榎本氏から「10/17(木)からmora〜WALKMAN公式ミュージックストア〜でハイレゾ音源の配信が始まりました。大手のレーベルも参加していますので売れると分かれば楽曲数は増えるでしょう。アクセス数も見ている筈なので、まずはアクセスして下さい。」とお願いがあり終了した。
DSD音源ではしっかりと録音スタジオの空気感が伝わってきた。先行する他社に劣らないハイレゾ音源らしい情報量の多い音だ。HDD搭載のマイナス点は殆ど感じられない。「DSDリマスタリングエンジン」でCD音源がDSD相当になるとは思えなかったが、ON/OFFを切り替えて比較試聴しないとCDに対する優位性は分からないだろう。(汗)
A1ESはアナログアンプなので話題性が無いと思っていたら、実は多機能とは背を向けた尖がった企画の製品と知り、ソニーがこんなアンプを作れるようになったのかと思うと嬉しくなった。(笑)
5回予定の「Audio Home Theater Exhibition 2013 」詳細レポートの第1回目は「1.18F/研修室183:ソニー 11:30〜12:25 HAP-Z1ES試聴会」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
「ハイレゾ音源の説明をするとお客様から『ソニーはいつ再生装置を発売するんだ』と言われてきました。遅ればせながら今回多くの関連装置を発売します。」と榎本氏から前置きの挨拶があり、一連の「Hi-Res AUDIO」製品の説明が始まった。
使用機材はHDDオーディオプレーヤーHAP-Z1ES(税抜21万円)、ステレオインテグレートアンプ A-A1ES(税抜21万円)、スピーカーSS-AR1(税抜85万円)×2本等だ。1曲目のスピーカーはSS-AC3(税抜8.8万円)×2本が使用された。
試聴曲は以下の6曲。
1)DSD2.8MHz「Forever Young/綾戸智恵」より「(曲名失念)」
2)DSD2.8MHz「A Rare Conundrum/バート・ヤンシュ」より「Looking For A Home」
3)96kHz/24bit「Two Against Nature/スティーリー・ダン」より「Gaslighting Abbie (Album Version)」
4)44.1kHz/16bit「Are We There Yet?/Sara K.」より「Turned My Upside Down」
5)DSD2.8MHz「ラフマニノフ:交響曲第2番」
6)DSD5.6MHz「BLUE IN GREEN/ JOSEI ACOUSTIC PIANO TRIO」より「Intro 〜 BLUE IN GREEN」
「今回ソニーがHDDオーディオプレーヤーという形態でHAP-Z1ESを発売するのはDSDとFLAC/WAV音源を一元的に管理出来る便利さを優先した為で、DLNAネットワークプレーヤーと方式の優劣を議論する気はありません。」
自動音楽転送アプリ「HAP Music Transfer」の使い方の説明後、「別ドライブに同じ名前のフォルダーがあった場合、別物としてコピーしてしまいます。」「Z1ESのHDD内の音源はコピーですのでPCの元データは削除しないでください。」と注意点が語られた。
「専用アプリHDD Audio Remote(リモート)はアルバムジャケット写真等のデータも持ち自己完結しています。Z1ESのHDDデータを読みに行かないのでこんなにサクサク動きます。」とそのミュージックリストのスクロールの滑らかさを実演して見せた。「アルバムジャケットに合わせてアプリの背景色が自動的に変わると言う遊び心もあります。」
「HAP-Z1ESは1TBのHDDを内蔵しています。HDDとSSDのどちらが音に良いか議論はしません。Z1ESは外付けハードディスクに対応していますのでSSDと思う方は、増設してお使い下さい。」
HAP-Z1ESの「DSDリマスタリングエンジン」はスタジオアナログマスターをDSDへアーカイブしている技術者が参加して開発したとのこと。現在常にON状態だが12月中旬のファームウェアアップデートでON/OFF切り替えが可能になる予定との話だ。
榎本氏が「貝山知弘先生を泣かせた男」とA-A1ESの設計を担当した佐藤氏を紹介した。「シンプルストレートを徹底して機能を削ぎ落し、そのコストを音質に掛けました。トーンコントロールやバランスコントロールといった機能が必要な方は他社の製品をお求めください。」と佐藤氏が説明した。
「ヘッドホンアンプはインピーダンスを3段階切り替えられますし、立派なスピーカーターミナルを備えておりしっかりと結線出来ます。」「A社はパワーアンプの容量負荷に対する発振止めのデバイスに高音質の物を採用していると謳っていますが、A1ESは削除して純度を高めました。」と音質へのこだわりを語った。
最後に榎本氏から「10/17(木)からmora〜WALKMAN公式ミュージックストア〜でハイレゾ音源の配信が始まりました。大手のレーベルも参加していますので売れると分かれば楽曲数は増えるでしょう。アクセス数も見ている筈なので、まずはアクセスして下さい。」とお願いがあり終了した。
DSD音源ではしっかりと録音スタジオの空気感が伝わってきた。先行する他社に劣らないハイレゾ音源らしい情報量の多い音だ。HDD搭載のマイナス点は殆ど感じられない。「DSDリマスタリングエンジン」でCD音源がDSD相当になるとは思えなかったが、ON/OFFを切り替えて比較試聴しないとCDに対する優位性は分からないだろう。(汗)
A1ESはアナログアンプなので話題性が無いと思っていたら、実は多機能とは背を向けた尖がった企画の製品と知り、ソニーがこんなアンプを作れるようになったのかと思うと嬉しくなった。(笑)
2013年10月21日
【速報版】AHTE2013:『オーディオ・ホームシアター展2013』で5つのイベントを梯子してきた
10/20(日)『オーディオ・ホームシアター展2013』へ行ってきた。駅から近いものの傘は必要だし横断歩道を1つ渡るので雨の中ちゃんと道案内の担当者がいてくれたのは助かる。
11:10に着き1Fで受付を済ませたらすぐに18Fへ行きソニーブースを確認した。まだ人が並んでいなかったので各部屋を覗いていたが、研修室用のフロアなので通路は狭く込み入っており趣味のイベントなのに仕事で研修に来ている気分になってしまった。(苦笑)
イベントの撮影録画録音は禁止とは言われなかったが写真を数枚撮った程度なので、内容に関しては記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録していく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)。
1.18F/研修室183:ソニー 11:30〜12:25 HAP-Z1ES試聴会
11時半から待ち行列が長くなってきたので並んで試聴した。使用機材はHDDオーディオプレーヤーHAP-Z1ES(21万円)、ステレオインテグレートアンプ A-A1ES(21万円)、スピーカーSS-AR1(85万円)×2本等だ。
先行する他社に劣らないハイレゾ音源らしい情報量の多い音を聴かせてくれた。HAP-Z1ESの「DSDリマスタリングエンジン」はスタジオアナログマスターをDSDへアーカイブしている技術者が参加して開発したとのこと。現在常にON状態だが12月中旬のファームウェアアップデートでON/OFF切り替えが可能になる予定との話だ。
A-A1ESの設計を担当した佐藤氏が「シンプルストレートを徹底して機能を削ぎ落し、そのコストを音質に掛けました。トーンコントロールやバランスコントロールといった機能が必要な方は他社の製品をお求めください。」説明した。多機能とは背を向けた尖がった企画の製品と知り、ソニーがこんなアンプを作れるようになったのかと思うと嬉しくなった。(笑)
2.18F/研修室183:ソニー 13:00〜13:45 VPL-VW500ES視聴会
試聴会が終わると待ち行列が出来ていたのですぐに並んで視聴した。使用機材はVPL-VW500ES(税抜80万円)、AVアンプTA-DA5800ES(税抜26万円)、スピーカーSS-NA2ESシリーズによる9.2ch構成だ。
“Mastered in 4K” Blu-ray Discsや4K撮影の『THE世界遺産』から京都やエジプトを視聴したが、120インチのスクリーンかぶりつくように観てしまった。この精細な画を見せられたら「HDMI 2.0はYUV4:2:0のみ対応の10.2Gbps」とかどうでも良くなってしまう。説明員も「コンパクトで軽量になりましたから、大きくて置けないなんて言い訳はもう通用しません。是非ご自宅に。」と煽る煽る。(笑)
なおVW1000ESのアップデートサービスの詳細は11月中旬にホームページに掲載するそうだ。
3.2F/研修室207:ヤマハ 14:30〜15:30 CX-A5000&MX-A5000視聴会 潮晴男先生
使用機材はAVプリアンプCX-A5000、11chパワーアンプMX-A5000、スピーカーNS-F901シリーズによる11.2ch、プレーヤーOPPO BDP-93NFE、プロジェクターはJVCだった。
潮先生が数年前から要望を出していた22年ぶりのセパレートAVアンプで11ch分のバランス端子が備わっている。唯一サブウーファー用の端子がアンバランスのみというのが残念と語っていた。音はパワフルで爆発音や銃撃音が痛い。こんな力強い音がヤマハのアンプから聴けるとは驚いた。
4.2F/研修室207:オンキヨー&ティアック 15:30〜16:00 DSD録音講座(生演奏編)
DA-3000を使用しアコースティックギターの生演奏を44.1kHz/16bit、96kHz/24bit、DSD5.6MHzの3通りで録音して、すぐに再生してその違いを試聴していた。やはり96kHzとDSDの情報量は豊かでダイナミックレンジの広さも感じられる。
ティアックの20歳台と見受けられる担当者と少し話したが「FMエアチェックのタイマー録音に使いたい」と言っても分かってもらえなかったことに年代のギャップを実感させられた。(苦笑)
5.2F/研修室205:パイオニア 16:00〜17:00 TAD試聴会 藤岡誠先生
使用機材はSACDプレーヤー TAD-D1000、プリアンプTAD-C600、パワーアンプTAD-M600、スピーカーTAD-R1MK2という構成。TAD-R1MK2の地を這うような低音の迫力と解像力は流石と言うしかない。
相変わらずの藤岡先生節炸裂で「オーディオ機器はどうでもよいから良い音楽を聴きましょう。」「私はネットワークオーディオを今しばらくはやりません」と笑わせてくれた。
やはり6時間弱では5つのイベントに参加するのが精いっぱいだった。「ヤマハA-S3000&CD-S3000試聴会」や「スペックRSA-888、RSA-M5試聴会」に参加出来なかったのが心残りだ。
11:10に着き1Fで受付を済ませたらすぐに18Fへ行きソニーブースを確認した。まだ人が並んでいなかったので各部屋を覗いていたが、研修室用のフロアなので通路は狭く込み入っており趣味のイベントなのに仕事で研修に来ている気分になってしまった。(苦笑)
イベントの撮影録画録音は禁止とは言われなかったが写真を数枚撮った程度なので、内容に関しては記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録していく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)。
1.18F/研修室183:ソニー 11:30〜12:25 HAP-Z1ES試聴会
11時半から待ち行列が長くなってきたので並んで試聴した。使用機材はHDDオーディオプレーヤーHAP-Z1ES(21万円)、ステレオインテグレートアンプ A-A1ES(21万円)、スピーカーSS-AR1(85万円)×2本等だ。
先行する他社に劣らないハイレゾ音源らしい情報量の多い音を聴かせてくれた。HAP-Z1ESの「DSDリマスタリングエンジン」はスタジオアナログマスターをDSDへアーカイブしている技術者が参加して開発したとのこと。現在常にON状態だが12月中旬のファームウェアアップデートでON/OFF切り替えが可能になる予定との話だ。
A-A1ESの設計を担当した佐藤氏が「シンプルストレートを徹底して機能を削ぎ落し、そのコストを音質に掛けました。トーンコントロールやバランスコントロールといった機能が必要な方は他社の製品をお求めください。」説明した。多機能とは背を向けた尖がった企画の製品と知り、ソニーがこんなアンプを作れるようになったのかと思うと嬉しくなった。(笑)
2.18F/研修室183:ソニー 13:00〜13:45 VPL-VW500ES視聴会
試聴会が終わると待ち行列が出来ていたのですぐに並んで視聴した。使用機材はVPL-VW500ES(税抜80万円)、AVアンプTA-DA5800ES(税抜26万円)、スピーカーSS-NA2ESシリーズによる9.2ch構成だ。
“Mastered in 4K” Blu-ray Discsや4K撮影の『THE世界遺産』から京都やエジプトを視聴したが、120インチのスクリーンかぶりつくように観てしまった。この精細な画を見せられたら「HDMI 2.0はYUV4:2:0のみ対応の10.2Gbps」とかどうでも良くなってしまう。説明員も「コンパクトで軽量になりましたから、大きくて置けないなんて言い訳はもう通用しません。是非ご自宅に。」と煽る煽る。(笑)
なおVW1000ESのアップデートサービスの詳細は11月中旬にホームページに掲載するそうだ。
3.2F/研修室207:ヤマハ 14:30〜15:30 CX-A5000&MX-A5000視聴会 潮晴男先生
使用機材はAVプリアンプCX-A5000、11chパワーアンプMX-A5000、スピーカーNS-F901シリーズによる11.2ch、プレーヤーOPPO BDP-93NFE、プロジェクターはJVCだった。
潮先生が数年前から要望を出していた22年ぶりのセパレートAVアンプで11ch分のバランス端子が備わっている。唯一サブウーファー用の端子がアンバランスのみというのが残念と語っていた。音はパワフルで爆発音や銃撃音が痛い。こんな力強い音がヤマハのアンプから聴けるとは驚いた。
4.2F/研修室207:オンキヨー&ティアック 15:30〜16:00 DSD録音講座(生演奏編)
DA-3000を使用しアコースティックギターの生演奏を44.1kHz/16bit、96kHz/24bit、DSD5.6MHzの3通りで録音して、すぐに再生してその違いを試聴していた。やはり96kHzとDSDの情報量は豊かでダイナミックレンジの広さも感じられる。
ティアックの20歳台と見受けられる担当者と少し話したが「FMエアチェックのタイマー録音に使いたい」と言っても分かってもらえなかったことに年代のギャップを実感させられた。(苦笑)
5.2F/研修室205:パイオニア 16:00〜17:00 TAD試聴会 藤岡誠先生
使用機材はSACDプレーヤー TAD-D1000、プリアンプTAD-C600、パワーアンプTAD-M600、スピーカーTAD-R1MK2という構成。TAD-R1MK2の地を這うような低音の迫力と解像力は流石と言うしかない。
相変わらずの藤岡先生節炸裂で「オーディオ機器はどうでもよいから良い音楽を聴きましょう。」「私はネットワークオーディオを今しばらくはやりません」と笑わせてくれた。
やはり6時間弱では5つのイベントに参加するのが精いっぱいだった。「ヤマハA-S3000&CD-S3000試聴会」や「スペックRSA-888、RSA-M5試聴会」に参加出来なかったのが心残りだ。
2013年10月19日
10/19(土)と10/20(日)の天気予報を見ながら2つのイベント予定をチェックしてみた
10/18(金) 『オーディオ・ホームシアター展2013』が開幕した。昨年同様有給休暇を取って行こうと考えていたら1か月前からこの日に仕事の予定を入れられてしまい休むことが出来なかった。(泣)
まあ土日の休み2日間を利用すれば良いだけの話だが、今年もイベントが2つ重なっていて、体が2つ欲しい位だ。(笑)
[1]13/10/19(土)〜20(日)9:30〜18:00『アニ玉祭』
大宮ソニックシティ 入場無料(※10月20日大ホールコンサートを除く)
[2]13/10/18(金)〜10/20(日)10:00〜19:00『オーディオ・ホームシアター展2013』
「テレコムセンター」 駅下車 徒歩約2分「TIME(タイム)24」TOKYO INFORMART EXPRESS 24 入場無料
土曜日、先にどちらのイベントへ行ったら満足度が高くなるか考えてみた。まず『アニ玉祭』の「小ホールイベント」と「アニ玉ステージ」で土日両日に何が行われるのかチェックしてみた…。是非見たいと思えるものがなかったので土日どちらに行っても問題なさそうだ。(苦笑)
問題は天気の方で19(土)の埼玉県の降雨確率は20%、20(日)は70%となっている。『アニ玉祭』はビル棟のバザールや鐘塚公園といった屋外会場を使ったものが多く、雨に降られると不便だ。19日の方が8時間半と開催時間も長いから土曜に行くのが正解だ。
一方音展は屋内のみなので行き帰りは不便なものの天候を気にする必要ない。20日(日)は17時終了と短くなってしまうのは残念だがこの割り振りが適切だろう。
会場が初めてのタイム24ということでフロアマップと参加したい試聴/視聴会を確認しておこう。
「1F/H3-12〜17:パナソニック株式会社」DMR-BZT9600、TH-L65WT600
「2F/研修室205:パイオニアホームエレクトロニクス株式会社」
11:00〜12:00/14:30〜15:30 SC-LX87視聴会
13:00〜14:00/16:00〜17:00 TAD試聴会
「2F/研修室207:株式会社ヤマハミュージックジャパン」A-S3000&CD-S3000試聴会
「2F/会議室A:スペック株式会社」
「18F/研修室183:ソニーマーケティング株式会社」
11:30〜12:30/14:30〜15:30 HAP-Z1ES試聴会
13:00〜13:45/16:00〜16:45 VPL-VW500ES視聴会
7時間でいくつブースを回れるか読めないが、ソニーが整理券方式を止めてしまったとのことなので結構時間をロスしそうだ。さて明日に備えて寝ることにしよう。
まあ土日の休み2日間を利用すれば良いだけの話だが、今年もイベントが2つ重なっていて、体が2つ欲しい位だ。(笑)
[1]13/10/19(土)〜20(日)9:30〜18:00『アニ玉祭』
大宮ソニックシティ 入場無料(※10月20日大ホールコンサートを除く)
[2]13/10/18(金)〜10/20(日)10:00〜19:00『オーディオ・ホームシアター展2013』
「テレコムセンター」 駅下車 徒歩約2分「TIME(タイム)24」TOKYO INFORMART EXPRESS 24 入場無料
土曜日、先にどちらのイベントへ行ったら満足度が高くなるか考えてみた。まず『アニ玉祭』の「小ホールイベント」と「アニ玉ステージ」で土日両日に何が行われるのかチェックしてみた…。是非見たいと思えるものがなかったので土日どちらに行っても問題なさそうだ。(苦笑)
問題は天気の方で19(土)の埼玉県の降雨確率は20%、20(日)は70%となっている。『アニ玉祭』はビル棟のバザールや鐘塚公園といった屋外会場を使ったものが多く、雨に降られると不便だ。19日の方が8時間半と開催時間も長いから土曜に行くのが正解だ。
一方音展は屋内のみなので行き帰りは不便なものの天候を気にする必要ない。20日(日)は17時終了と短くなってしまうのは残念だがこの割り振りが適切だろう。
会場が初めてのタイム24ということでフロアマップと参加したい試聴/視聴会を確認しておこう。
「1F/H3-12〜17:パナソニック株式会社」DMR-BZT9600、TH-L65WT600
「2F/研修室205:パイオニアホームエレクトロニクス株式会社」
11:00〜12:00/14:30〜15:30 SC-LX87視聴会
13:00〜14:00/16:00〜17:00 TAD試聴会
「2F/研修室207:株式会社ヤマハミュージックジャパン」A-S3000&CD-S3000試聴会
「2F/会議室A:スペック株式会社」
「18F/研修室183:ソニーマーケティング株式会社」
11:30〜12:30/14:30〜15:30 HAP-Z1ES試聴会
13:00〜13:45/16:00〜16:45 VPL-VW500ES視聴会
7時間でいくつブースを回れるか読めないが、ソニーが整理券方式を止めてしまったとのことなので結構時間をロスしそうだ。さて明日に備えて寝ることにしよう。
2012年11月13日
【詳細版】音展2012『米国価格$24,999.99のVPL-VW1000ESは日本ではお買い得!』
「オーディオ・ホームシアター展2012」【詳細版】レポート第5回は「F6-5:ソニー試聴室 VPL-VW1000ES 」だ。ソニーだけは撮影録画録音禁止というアナウンスがある上に部屋を暗くされてしまうのでリアルタイムにメモを取り難い。3作品までなら覚えていられる程度の記憶力を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
10/19(金)16:30〜16:55 F6-5:ソニー試聴室 VPL-VW1000ES
担当者から米国のList Priceは$24,999.99に対し日本での168万円という価格は破格の値付けとの発言があった。2007年11月発売のハイエンドモデルVPL-VW200(価格136.5万)に4K対応というプレミアを考慮してこの値付けをしたと言う。確かに為替レート80円で計算すれば198万円が妥当だろう。そう予想していたので昨年価格が発表された時には驚いたものだがこんな営業戦略があったのかと納得した。
試作機では既存のレンズを使っていたがどうしても4Kの解像度を生かし切れていないので途中から新規に「ARC-F(All Range Crisp Focus Lens)」レンズの開発を始めた。本来であればもう少し早く発売出来たのだがレンズ完成を待った為発売が2011年12月27日と遅くなったと語っていた。
視聴映像は以下の通り。
1)「ドラゴン・タトゥーの女」からオープニング
2)「ツーリスト」から「パーティの群集」シーンを使い「リアリティクリエーション」機能のオン/オフで効果を確認
3)3D「世界遺産」から「古都京都」
「ドラゴン・タトゥーの女」OPの液体が妖しく流れる様子の艶めかしさに目が釘付けになり、「リアリティクリエーション」機能オンの「ツーリスト」ではまるで自分の視力が良くなった様で詳細な部分まで見えてくる。「新開発4K映像表示用デバイス向けデータベース型超解像LSI」の処理の巧みさに感心する。
「古都京都」では明るく精細な3D映像が観られた。桜の花の立体感も自然だ。BD-ROMとの表示が確認出来たのでBS-TBS「THE世界遺産3D GRAND TOUR」のサイドバイサイド方式ではなくフレームシーケンシャル方式のプロモーションビデオと考えられる。
メーカーデモということで効果が分かり易い作品を選んで上映したと言う点を差し引いても4K映像は魅力的だ。これを観てしまうと次にプロジェクターを買い替える時には4K対応モデルにしたいと思う。KD-84X9000も同じく168万だが本体の大きさと重さを考えるとVPL-VW1000ESの方が導入は楽そうだ。4Kへの対応が強化された次世代HDMI規格発表後の次期モデルが楽しみだ。
続きを読む...
10/19(金)16:30〜16:55 F6-5:ソニー試聴室 VPL-VW1000ES
担当者から米国のList Priceは$24,999.99に対し日本での168万円という価格は破格の値付けとの発言があった。2007年11月発売のハイエンドモデルVPL-VW200(価格136.5万)に4K対応というプレミアを考慮してこの値付けをしたと言う。確かに為替レート80円で計算すれば198万円が妥当だろう。そう予想していたので昨年価格が発表された時には驚いたものだがこんな営業戦略があったのかと納得した。
試作機では既存のレンズを使っていたがどうしても4Kの解像度を生かし切れていないので途中から新規に「ARC-F(All Range Crisp Focus Lens)」レンズの開発を始めた。本来であればもう少し早く発売出来たのだがレンズ完成を待った為発売が2011年12月27日と遅くなったと語っていた。
視聴映像は以下の通り。
1)「ドラゴン・タトゥーの女」からオープニング
2)「ツーリスト」から「パーティの群集」シーンを使い「リアリティクリエーション」機能のオン/オフで効果を確認
3)3D「世界遺産」から「古都京都」
「ドラゴン・タトゥーの女」OPの液体が妖しく流れる様子の艶めかしさに目が釘付けになり、「リアリティクリエーション」機能オンの「ツーリスト」ではまるで自分の視力が良くなった様で詳細な部分まで見えてくる。「新開発4K映像表示用デバイス向けデータベース型超解像LSI」の処理の巧みさに感心する。
「古都京都」では明るく精細な3D映像が観られた。桜の花の立体感も自然だ。BD-ROMとの表示が確認出来たのでBS-TBS「THE世界遺産3D GRAND TOUR」のサイドバイサイド方式ではなくフレームシーケンシャル方式のプロモーションビデオと考えられる。
メーカーデモということで効果が分かり易い作品を選んで上映したと言う点を差し引いても4K映像は魅力的だ。これを観てしまうと次にプロジェクターを買い替える時には4K対応モデルにしたいと思う。KD-84X9000も同じく168万だが本体の大きさと重さを考えるとVPL-VW1000ESの方が導入は楽そうだ。4Kへの対応が強化された次世代HDMI規格発表後の次期モデルが楽しみだ。
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2012年11月12日
【詳細版】音展2012『mhi Evidence MM07Aが11月末発売!試作機から2年掛かったその理由は?』
講演は17時開始だったのだが、空腹に耐えられず近くのマクドへ遅い昼食に行ってしまい後半からの途中入室となった。カジラボ梶原氏がゲストとして参加していた。
「オーディオ・ホームシアター展2012」【詳細版】レポート第4回は「F5-5:サエクコマース試聴室」だ。特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、録音していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
10/19(金)17:30〜18:10 F5-5:サエクコマース試聴室 「アナログレコードの魅力を語る」潮晴男先生
機器構成はスピーカー:mhi Evidence MM07A(25.2万円ペア)で他の機材は写真を撮り忘れて不明だ。(汗) 潮先生は「針圧ノイズがしない」とプレーヤーを褒めていた。
途中musical heart instrumentsのEd Kojima氏が登場しEvidence MM07Aの説明が行われた。潮先生は「2010年の試作機の音にダメ出ししたらショックで病に倒れてしまい発売が今年になってしまいました。」と笑いながら話していた。
発売まで2年かかった理由が分かったものの新興スピーカーメーカーの社長が倒れたら会社存亡の危機だっただろうと笑えない話だ。(冷汗)
試聴曲は以下の通り。全てアナログ盤だ。
1)「ジャーニー/ボストン」1978年発売 LPシングル45回転
2)「青い影/プロコル・ハルム」2009年発売LPシングル A面33回転モノラル、B面45回転モノラル、EPステレオの2枚組盤
3)「(曲目不明)/アートペッパー」
4)「(アルバム名不明)/リタ・クーリッジ」より「フィーヴァー」
最初「ジャーニー」を33回転で再生したので「これは何という曲だろう?」と真剣に悩んでしまった。これがあるからアナログは楽しい。(笑)
「青い影」ではモノラルの音圧とステレオの実在感を比較試聴した。梶原氏はこのアナログ盤は購入時8千円だったが今では2万すると語った。レコードの色は水色でユニバーサルミュージックが発売予定の「100% Pure LP」とは異なり健康に悪いと言う理由でカーボンが使われていないそうだ。潮先生は「体に悪い物は精神には良い。酒や煙草もしかり。」と解説した。
潮先生は「アナログは金食い虫なのでほどほどに楽しむように。」「電線病はハード価格の20%までを目安に付き合いましょう。」「オーディオは良い音で楽しもう。」「買い替える前に機材を使いこなさないともったいない。」といったアドバイスを幾つも語った。
サエクコマース試聴室は小さいが毎年3日間に渡り何人もの評論家の先生のトークショーが行われるので見逃せない。実に楽しい講演だったので「最初から参加すれば良かった」と空腹に負けたことを後悔した。(苦笑)
「オーディオ・ホームシアター展2012」【詳細版】レポート第4回は「F5-5:サエクコマース試聴室」だ。特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、録音していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
10/19(金)17:30〜18:10 F5-5:サエクコマース試聴室 「アナログレコードの魅力を語る」潮晴男先生
機器構成はスピーカー:mhi Evidence MM07A(25.2万円ペア)で他の機材は写真を撮り忘れて不明だ。(汗) 潮先生は「針圧ノイズがしない」とプレーヤーを褒めていた。
途中musical heart instrumentsのEd Kojima氏が登場しEvidence MM07Aの説明が行われた。潮先生は「2010年の試作機の音にダメ出ししたらショックで病に倒れてしまい発売が今年になってしまいました。」と笑いながら話していた。
発売まで2年かかった理由が分かったものの新興スピーカーメーカーの社長が倒れたら会社存亡の危機だっただろうと笑えない話だ。(冷汗)
試聴曲は以下の通り。全てアナログ盤だ。
1)「ジャーニー/ボストン」1978年発売 LPシングル45回転
2)「青い影/プロコル・ハルム」2009年発売LPシングル A面33回転モノラル、B面45回転モノラル、EPステレオの2枚組盤
3)「(曲目不明)/アートペッパー」
4)「(アルバム名不明)/リタ・クーリッジ」より「フィーヴァー」
最初「ジャーニー」を33回転で再生したので「これは何という曲だろう?」と真剣に悩んでしまった。これがあるからアナログは楽しい。(笑)
「青い影」ではモノラルの音圧とステレオの実在感を比較試聴した。梶原氏はこのアナログ盤は購入時8千円だったが今では2万すると語った。レコードの色は水色でユニバーサルミュージックが発売予定の「100% Pure LP」とは異なり健康に悪いと言う理由でカーボンが使われていないそうだ。潮先生は「体に悪い物は精神には良い。酒や煙草もしかり。」と解説した。
潮先生は「アナログは金食い虫なのでほどほどに楽しむように。」「電線病はハード価格の20%までを目安に付き合いましょう。」「オーディオは良い音で楽しもう。」「買い替える前に機材を使いこなさないともったいない。」といったアドバイスを幾つも語った。
サエクコマース試聴室は小さいが毎年3日間に渡り何人もの評論家の先生のトークショーが行われるので見逃せない。実に楽しい講演だったので「最初から参加すれば良かった」と空腹に負けたことを後悔した。(苦笑)