さすがにこの重量を縦型パソコンラックの上に乗せるのは危険なのでまずは部屋の隅の壁際に仮設置してLANケーブルを接続した。同梱物に今時珍しいほど良質の紙を使った138ページのユーザーマニュアルが付いていて驚いた。
最初にP15「プリンターをセットアップする」の通り保護テープや緩衝材を取り外していく。定着器ユニットのストッパーリリースを取り外すのがイラストでは分かり難かった。トナーカートリッジが青色のロックを左にスライドするだけで使えるようになるのは素晴らしい。他社では未だにテープを抜き取らせるのでうっかりするとトナーで手を汚すことがあるだけに、これは助かる。
P24「ケーブルを接続する」を読んでイーサネットケーブル接続とする。右側側面にコネクターカバーとケーブルフックがあるので綺麗にセット出来た。
P26「IPアドレスを設定する」の手順にあった[IPV4アドレス]を”192.192.100.100”に設定し[サブネットマスク]、[ゲートウェイアドレス]は初期値のままにしたところプリンタードライバーのインストール中にプリンターが見つからなかったので”192.168.0.3”とした。
P28「ネットワークで接続するとき(Windows)」に書いてある様にDVD-ROMをドライブに挿入してセットアッププログラムの指示通りインストールを行う。[ネットワーク接続]をクリックするとネットワーク上のプリンターを検出してくれるのでC301dnを選択する。前述通り、マニュアルのIPアドレスを設定したところ見つけてくれなかったので変更して解決した。
最後にプリンタードライバーのプロパティからテスト印刷を行う。Win XP、Win 7、Win 8.1のPCにドライバーをセットアップして各々「Windowsプリンターテストページ」を印刷したが、XPは「Windows XP」とタイトルにバージョンが入るが、7と8.1は「Windows」だけと初めて気付いた。8.1はWindowsのRGBYの旗マークが無くなりシアンのプリンターアイコンのみとなっている。これではカラーの確認が出来ない。(笑)
ネットワークプリンターになったことで3台のパソコンから自由に印刷出来るようになり快適だ。インクジェットプリンターとは異なり電源を入れたらすぐに印刷出来ると期待していたら「テイチャクオンド チョウセイチュウ」「カラー チョウセイチュウ」と温まるまで1分強待たされる。まあそれでも随分早くなったし、何よりクリーニングが終わったと思ったらインクが無くなり印刷出来ない、ということが無いので安心して待っていられる。(笑)
プリンタードライバーの印刷オプションで[フォトモード]と[高精細(多諧調)]があったのでこの設定で写真を印刷してみた。やはり諧調が固く写真用途は無理だ。特に肌とぼけが汚く印刷されてしまうのでダメだ。期待していなかったがやはり残念だ。
セットアップ後短時間しかC301dnを使っていないがトレイとかの作りはしっかりしており安っぽさはない。これで1.5万円というのは完全に原価割れとしか思えない。本体は儲け無しで売りさばき消耗品で稼ぐと言うビジネスモデルを有効活用させてもらおうと思う。
価格:18,119円 |
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