3モデル共通仕様は、
1)HDMI8入力/2出力端子
2) 3Dパススルー伝送、ARC対応
3)ネットワーク対応音声フォーマットはWMA/MP3/MPEG-4 AAC/WAV/FLAC 96KHz/24bit
4)脚部に「A.R.T Wedge(Anti Resonance Technology Wedge)」を採用した5点支持構造
5)購入日より満5年間のメーカー保証
となる。
シャーシ構造、搭載DACクオリティ、音質傾向はそれぞれ異なった特徴を備えているというシリーズコンセプトは昨年のRX-V3067/V2067/V1067と同様だ。3製品で松竹梅の価格付けというのは消費者の心理を考えた上手なラインナップだと思う。しかもデジタル的な機能は共通化して競争力を強化、一方アナログ的なこだわりの部分で製品を差別化するのはパナソニック・ディーガでも見られる戦略で巧みだ。
3モデル固有の特徴は以下の通り。
RX-A3010 予想価格約26万円 9月下旬発売
1)9.2chディスクリートアンプ(最大11.2chまでの拡張対応)
2)DSDダイレクト入力に対応
3)ヤマハ独自の音場創成技術「シネマDSP HD3」搭載
4)最高精度音場補正技術「YPAO」搭載
RX-A2010 予想価格約19万円 9月中旬発売
1)9.2ch AVアンプ(ch数の拡張に対応せず)
2)シネマDSP3採用
RX-A1010 予想価格約12万円 9月上旬発売
1)7.2ch AVアンプ
2)シネマDSP<3Dモード>採用
デジタル製品の陳腐化は速いという弱点を新たなブランド名と保障延長で補うという作戦は対コスト効果が高そうだ。次は音質チューニングにヤマハ楽器のマイスターの協力を得て高音質イメージの強化を計るのも良い手だと思う。
デジタル一眼レフカメラ開発で出遅れたニコンが「デジタル製品は下克上だ!」と後から出す下位モデルでも性能は上位機種を脅かす攻撃的な製品構成でシェアを拡大して行った例もあることから今後のヤマハの戦略から目が離せない。
とにかくイベントでRX-A3010を試聴するのが楽しみだ。
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